もしどら! ~もしもドライグが見目麗しい幼女だったら?~ 作:ボストーク
皆様、こんばんわ。
今回は……前半はあんまりサブタイと関係ないイッセーとドライグのハートウォーミング(?)なおしゃべりです。
後半は、ちょっと意外なこと
さてさて、オカ研からのてくてく歩く帰り道……俺は
ちなみにドライグ、実年齢は軽く4桁はいってる……というか5桁いってても別に不思議ではないが、何度も出てくるが見掛けは幼女だ。
あっ、そうそう皆は一昔前(?)に流行った【ギャラクティカ・エンジェル】ってゲームは覚えてるだろうか?
そうそう。あのカリフラワーが販売して、アンジェリカ・フレームとかって宇宙戦闘機が出てくる奴だ。
あの第二作の【
覚えてるなら話が早い。
初登場時のあの娘を色白&赤毛にして、ネグリジェ(?)の代わりに幼稚園児用と思われるスモックを着せたのがドライグだ。
イメージが湧いただろうか?
「ところでドライグ、肩車のリクエストに応じるのは別にいいんだが……
追記:はいてないし、つけてない。
基本。「プレイの一環で縛られるならともかく、常時締め付けられるのは好みじゃない」そうだ。
今はスモックの裾を少したくし上げてます。
「”あいぼー”、つれないことをいっちゃいけない。”われ”とはそもそもそういう存在だ」
「さよでっか」
まあ、分ってはいるけどね。
”
歴代全員の宿主と
いや、同性とか異性でも幼女趣味がない宿主とはどうしてたんだろうか?
サキュバスやらインキュバスのように相手の理想の姿に変化できるならともかく……
『ん? ”われ”の人間モードはこの一つだけだぞ? 籠手に封じられた状態では龍モードもとれんし』
らしいしな。
『だが”われ”も随分と
貞淑という単語に、俺が知らない間に新たな意味でも加わったのか?
影響を受けてこれだというんだから、”
なんとなくだけど、ドライグの歴代宿主の死因の半分は、服上死のような気がする。
***
「ところで”あいぼー”、質問があるのだが」
ん? なんだ?
「どうして据え膳状態の”しろね”を食べなかった?」
「ああ、そのことか」
俺は苦笑して、
「だってあの娘、サーゼクスさんの”
ハニートラップのわりにはあからさま過ぎるし、何より俺とドライグがオカ研の部室に行くことは予想できないはずだ。
「ふむ。”あいぼー”もそう考えたか?」
「ああ。サーゼクスさんの存在が、発言のあちこちにあれだけ見え隠れしてりゃあな。本人も元
なら、俺とドライグの情報はサーゼクスさんにもう流れている事だろう。
だからなんだって訳ではないけど。
「他にも朱乃ねーちんがアザゼルさんと繋がってるみたいだしなー。閣下とか呼んでたし」
「うむ。”われ”としては、転生悪魔になっておいて未だ堕天使共と繋がりを持っているほうが、驚きだぞ」
「多分、愛人とか?」
「アザゼルに妻がいたという話は聞いたことはないから……しかし、あのオッパイ巫女に恋人という爽やかかつ甘酸っぱい表現はとことん似合わんな」
こらこら。
それ聞いたら、ねーちん怒るぞ?
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さて、とうとつに場所は変わり、ここは駒王町から程近い街のとあるライブハウス……
「よお! 今夜も集まってくれてありがとうなぁーっ!!」
ヴォーカル&リズムギターを担当するショートカットの女の子が、MCで客席に降ると大歓声でオーディエンスたちは応える。
彼女達は【GirLs Undead Music】、通称”
ヴォーカル&リズムギター:Masami
リードギター:Hisako
ベース:Shiori
ドラム:Miyuki
キーボード:Yui
からなる現在、インディーズ・チャート赤丸急上昇中のガールズバンドだった。
ところが、本日のライブは少々編成が変わってるようで……
「あー、そうそう。いっつも着てるFanはもう気付いてるかと思うけどさ、今日はドラムがMiyukiじゃないんだよなー」
”””えええ~~~っ!!?”””
「いやー、Miyukiの奴がエッと……腱鞘炎だっけ? 胃腸炎だっけ?」
「腱鞘炎と胃腸炎は全然別の病気だ」
リードギターからの冷静なツッコミに、会場が笑いに包まれた。
ちなみにMasami、ボケではなく
「とまあそんなわけで、今日は大事をとらせて欠席させた。んで、助っ人に来てもらったのがさ」
パッとスポットがドラムに当たると同時に、”Pearl”ドラムセットのハイスピード・ビートがステージに響き渡る!
揺れる金色の髪に舞い散る汗が光の中にキラキラ光り、
”カッコイイ~~~~~~っ!!”
女性オーディエンスを中心に黄色い歓声が上がった!
まあ、一部ヤロー共のテンションはダダ下がりだが。
細くとも引き締まったボディをジーンズとタンクトップに包み、右手首にリストバンド、非ダルでの二の腕にバンダナを巻き、剣をモチーフにしたペンダントを下げた整った顔立ちの少年……彼こそは、
「ちょっとしたコネで引っ張ってきた……”
***
「おつかれー」
楽屋に戻るとGLUMのメンバーから声をかけられ、
「こちらこそ、ありがとうございました!」
爽やかな笑顔で応えるU-T、いやいや”
そう、駒王学園の木場キュン、もしくはオカ研の祐斗である。
彼がなぜこんな場所で、ガールズバンドの助っ人&青一点をやっているのかと言えば……別に深くて広い理由があるわけじゃない。
むしろ狭くて浅い理由だ。
前に祐斗が使っていたドラムセットを買った、そして今回その古いドラムセットを下取りに出して新しいドラムセットを買った楽器店が、たまたまMiyukiがバイトしてる店だったのだ。
Miyukiとは親交が続いていたようで、実は祐斗自身も何度かGLUMのライブに足を運んでいた。
そこで彼女は今回の欠場確定で出来た穴を埋めるべく、その腕前を試し弾きなどでよく知っていた祐斗に泣き付いたのだ。
祐斗はドラムセット新品の”店員価格”+配送無料で手を打ったらしい。
存外、ちゃっかりしている。
小猫が言っていた「権高ドラム高の修行」とは、要するにGLUMと合流しての音合わせやらレパートリーの確認やらで泊り込みの半合宿状態だったことを指してるようだ。
ちなみにドラムセットはまだ届いてないようで、部室に無かったのはその為らしい。
「U-Tも打ち上げくるんだろ?」
「ええ。もちろん」
そう笑顔で返した途端、
”BiBiBi BiBiBi”
「あっ、すいません。ちょっと電話です」
「はいよ」
「すぐ戻ります」
そう言い残して楽屋を出て電話を取り、
「”魔剣01”です。どうしました?」
木場祐斗
リアス・グレモリーの眷属。転生悪魔。ドラマー。
かつての”聖剣計画”の「被検体の
皆様、ご愛読ありがとうございました。
空気かと思われがちな木場登場のエピソードはいかがだったでしょうか?
もう、はっきりと”この世界”のオカ研は、リアスがどれほど否定しようと軽音部状態です(^^
というか、ぶちょー自らがエレキベースやらアンプやらエフェクターやら持ち込んでるんですから、最初からフォローできないんですけどね。
旧校舎だから爆音出しても迷惑かかりませんし(笑
あっ、そうそう。”GLUM”こと”GirLs Undead Music”の元ネタはもちろん、今となっては懐かしくなってきた【Angel Beats!】の”ガルデモ”こと”Girls Dead Monster”で、ギャラクティカ・エンジェルはさらに懐かしい【ギャラクシー・エンジェル】です(^^;
さてさて、ラストに木場に電話をかけてきたのは誰なんでしょうねー(棒
それでは皆様、また次回お会いしましょう。