ガールズ&パンツァーIF ~迷い込んだ少年の話~    作:人間界のボコ

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はじめまして、人間界のボコと申します。
ガルパンの二次小説を読み漁ってたら自分も書きたくなって、現在に至ります。
ちなみに処女作です。
正直わからないことだらけなので、色々と教えていただけたら嬉しいです。

それでは第一話始まります。
パンツァーフォー!


初等部編
転生―戦車と少女たちと少年―


輪廻転生という言葉をご存じだろうか。

 

生まれ変わること、環境や生活を一変させることを意味する仏教用語である。

 

俺は敬虔な仏教徒ではないが、転生というものを信じている。

 

いや、信じてしまった(・・・・・・・)

 

 

自分に降りかかった事柄が否応なくそうさせたのだ。

 

 

 

なぜなら――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここどこ・・・・・・」

 

周りには見たこともない光景が広がっていた。

 

緑豊かな田舎道。

 

澄み渡る青空の下、田んぼや川、奥まったところには山が見える。

 

そして路肩には戦車が止まっていた。

 

 

 

 

ん? 戦車!?

 

 

 

 

 

「おねえちゃん!みててね!!」

 

「み、みほ、気を付けるんだぞ」

 

見たところ小学生くらいの女の子たちがそんなことを話していた。

 

みほと呼ばれた女の子は戦車の車体の上に立っており、今にも飛び降りようとしている。

 

飛び降りようとしている先には川がある。

 

 

 

「あれ危なくね?」

 

そう思ったときには体が動いていた。

 

「ちょっとまったああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

 

「ふぇ?」

 

大声に驚いたのか、体を震わせ足を踏み外してしまう。

 

 

「みほ!!」

 

もう一人の女の子は落ちてくるみほに反応できていない。

 

 

 

「っ!!」

 

すぐに訪れるであろう衝撃に恐れて目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

だが、一向にその衝撃はやってこなかった。

 

恐る恐る目を開けるみほ。

 

 

眼前には見知らぬ少年がおり、自分を抱きかかえていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わたし、西住みほって言うんだ!」

 

先ほど助けた少女の名前である。

 

というよりあの危機的状況を作り出したのは結局のところこの少年なのだが。

 

そのことについてみほの姉から散々責められた。

 

 

「私は西住まほだ。みほを助けてくれたことに関しては感謝している」

 

 

元気一杯、天真爛漫なみほに対し、冷静沈着でちょっと妹に過保護なまほ。

 

とても仲が良い姉妹、そんな印象を受けた。

 

 

 

「(ていうか・・・・・・ガルパンやん。俺夢見てんのか?)」

 

 

ガールズ&パンツァー

―――通称、ガルパン。主人公である西住みほが、とある理由により大洗女子学園に転校してきたことから始まる。戦車道という競技を通じて成長していく少女たちを描く、ときに大きな問題に直面するも仲間たちと共にそれを乗り越えていくという物語。話の大筋としては王道であるが、魅力的で可愛いキャラクターが厳つい戦車に搭乗するというアンバランスさとその物語性が受けたのか、大ヒットしたアニメである―――

 

 

 

 

「君の名前はなんていうの?」

 

みほに問われ、そういえば、と自己紹介していないことに気付く。

 

 

「俺は御子柴 陸(みこしば りく)。17歳。群馬にある県立高校に通っている。」

 

 

「っプ!あははははは!りく君おもしろーい!」

 

「ふふっ、私たちと背丈がほとんど変わらないのに高校生ときたか。」

 

西住姉妹に笑われる陸。

 

 

「背丈って・・・・・・ッ!?」

陸は驚いた。

意図せずガルパンの世界に入り込んでしまったからではない。

 

 

 

体が縮んでしまっていたからである。




劇場版の一幕からでした。いかがでしたでしょうか。
感想・指摘等お待ちしております。
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