ガールズ&パンツァーIF ~迷い込んだ少年の話~    作:人間界のボコ

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歓迎会が始まりません(泣)
※キャラ超崩壊注意


アンツィオ高校にて 2

 短期転校2校目となるアンツィオ高校に無事到着し、アンツィオ戦車道チーム隊長のアンチョビの計らいにより歓迎会を開いてもらえることとなった、御子柴 陸。

 その歓迎会の主賓である彼は――—

 

「ひなちゃ~ん!できたぁ~?」

「もうちょっとだけ待っててね、陸くん♪ うふふ♪」

「あぁ^~(^q^)」

 ――—完全に堕ちていた。

 

 

 彼女の優しい声色・甘い匂いから醸し出される柔らかな雰囲気に頭をやられてしまったようだ。とても人様にはお見せできない感じに顔面が蕩けきっている。

「アンツィオは母性、はっきりわかんだね」

 

 

 ギュイィィィィィン!!ガガガガガガガガガッ!!!!

 

 カフェテリア付近でいきなり鳴り響いた轟音に驚く二人、というかここら辺にいる人全員。

 何やら見たことのある青い乗り物が、グンマーのある峠に出没するという某とうふ店のパンダトレノよろしく、きれいなドリフトを目の前で決めて停止する。

 青い乗り物こと巡航戦車クルセイダーMk.Ⅲのキューポラハッチが開き、顔を出した赤髪の少女。少し釣り目気味で端正な顔立ちをした彼女が陸の方を向き、目と目が逢う~(72並感)

 瞬間、彼女は花が咲いたような笑顔を浮かべた。

 

「メインヒロイン登場ですわ!」

 赤髪の少女、聖グロリアーナ女学院戦車道チームのエースにしてクルセイダーの車長を務める、ローズヒップである。

 他校の生徒である彼女がなぜここに、と思ったところでぞろぞろと車内から出てくる人影が。

 

「ふう、ローズヒップ。あなたの操縦はとても淑女らしいとはいえませんわね。いいでしょう、明日から私直々に英国式淑女流戦車操縦術を伝授いたします」

「ダージリン、そんなものはないでしょう?」

「こんにちは、陸さん。急に押し掛けてしまって申し訳ございません」

 聖グロ幹部陣揃い踏みだ。

 

「聞きたい事はたくさんあるけど、とりあえず謝る相手は俺じゃないよね?アンツィオの皆さんにお騒がせしてすみませんて言わなきゃ、ね?」

 オレンジペコに優しく諭すように伝える。

 

「? いえアンツィオの皆さんには特に謝ることはないかと」

「え?」

 まさかの発言に目を白黒させる陸。

 聖グロで、いや自分があった中でもトップ3に入るくらいの常識人と認識していたオレンジペコだ。聞き間違えただけかもしれないと思うことにした。

 

「私たちから陸さんを無理やり奪ったんです。恨み辛みはあっても謝罪の言葉なんてどうしてあろうか、いやない(反語)」

「聞き間違いじゃなかった!?ていうかキャラ変わってませんかペコさん!?」

 表面上は笑顔だけど心中では笑っていない。

 そんな作られた笑顔を貼り付けている印象を与える彼女。正直恐いです。

 あの優しい彼女はどこへ行ってしまったのだろうか・・・

 

「お~い!陸、大丈夫か!?」

 ドゥーチェ来た!これで勝つる!

 

「陸、私が来たからにはもう大丈夫だぞ。おいダージリン、うちに何の用だ?」

 陸を優しく抱きしめながら聖グロの隊長へ問うアンチョビ。

 先ほどのド派手な登場と先日の陸監禁があったためか、陸を離した後に後ろ手に隠し警戒心を強めている。さながら雛を護る親鳥のようだ。

 

「うわぁ・・・お姉ちゃんの腕の中・・・すごくあったかいナリ・・・」

 べんぞうさんネタやめーや!

 

 「ちょっと安斎さんくっつきすぎ、ずるいですわ・・・。コホン、なんでも今日パーティーをお開きになると聞きましたの」

 

「アンチョビだ!なんで歓迎会すること知ってるんだよ・・・。まあいい、陸に危害加えないならお前たちも参加してっていいぞ」

 流石我らがドゥーチェだ、心が広い!

 やっぱりお姉ちゃんにするなら安斎さん一択なんだよなぁ

 

 

「さて、料理が完成したみたいだし、みんな好きな席に座ってくれ」

 

 

 刹那、光の速さで動き出す影あり。

「よっしゃぁぁぁぁぁあああああっ!!!陸様の隣の席ゲットぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!」

 ガッシャーンと派手な音を立てて席を確保、高らかに勝利宣言するローズヒップ。

 満面の笑顔で陸の方を向く。

 褒めてと言わんばかりの表情と期待に満ちた眼差しを送っている。もし尻尾があったらちぎれんばかりの勢いで振っていることであろう。

 

「・・・・・・よしよし」

 

「わんわんっ!ですわ!(わっほい!マジ最高ですわぁ!)」

 キラ付け完了。東急回すんだよ、あくしろよ(提督脳)

 夏イベ終わったばかりだもん、早く資材回復しないと秋刀魚漁と秋イベに耐えられないぞ☆

 

 

 席順は下記のとおりとなった。※名前の一文字目で記載

ダ ロ 陸 ま

  テーブル

オ ア カ 安 ペ

 

 

「・・・」

「・・・」

 

「・・・アイエエエ!マホサン!?マホサンナンデ!?」

「ドーモ、リク=サン。ニシズミ・マホです」

 手を合わせアイサツする。

 互いを認識したらアイサツをしないとシツレイにあたるのだ。古事記にもそう書かれているらしい。

 

「ってそうじゃない!なんでいるのさ!?聖グロのみなさんはわかるよ!・・・いや、やっぱりわかんないけど、とにかくなんでぇ!!??」

「陸の帰りが遅いから心配になってな。会いたいと思ったら家の庭に旅の扉ができていたんだ。それでここまできた」

 某有名RPGかな?

 アンツィオに直通直結の旅の扉とか・・・・・・閃いた!

 

「冗談でしょ!?どうなってんだ西住家!」

「冗談だ。陸がこの艦に乗る際に一緒に乗り込んだ」

 アンツィオ高校の本籍地は栃木県である。

しかし栃木県は海無し県であるため、アンツィオ学園艦は静岡県の清水港を母港代わりに使用させてもらっている。

 つまり彼女が言うには、物資補給(+陸を乗せるため)で清水港に艦が寄港していたところを見計らって潜入したということらしい。ニンジャか!

 

「冗談かい!正式な手続きしてないんでしょ?これありなの!?」

「ありだ!アンツィオは来る者拒まず、去る者は割と追いかけるの精神だぞ!」

 もうつっこまないよ!疲れたから!!

 

「私たちもまほさんと一緒で、寄港したときに乗り込んだんですの」

「と、止められなかったんですか?」

 クルセイダーで乗り込んできているのだ。

事前に話が通っていなければ普通は入れないだろう。

 

「お金つかませたら何も言われませんでしたよ?」

「ゑ」

 オレンジペコさん。

 今回だけで相当な腹黒キャラに仕上がっちゃってますよ!

これじゃあ聖グロリアーナ女学院じゃなくて腹グロリアーナ女学院だよ!

誰うま。

 

「(別にうまく)ないです」

 

 

ということで、色々と波乱というか事件じみたことが沢山あった気がするが、陸くんの歓迎会が無事開始されたのであった―。

 

 

 

もうちょっとだけつづくんじゃ^~




アンツィオのお話のはずが聖グロメインみたいになってしまった!
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大洗最高でした!
劇中で使用されていたとこがそのまんまで感動しちゃいましたよ。
食べ物美味しいしお店の人たちはあったかいし、良い町だなあって思いました。
近いうちにまた行ってみようと思います!
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