ガールズ&パンツァーIF ~迷い込んだ少年の話~    作:人間界のボコ

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あけましておめでとうございます!
そして、久々の更新で申し訳ございません。
これからちょくちょく執筆していけたらと思っております。


アンツィオ高校にて 3

≪♪例のBGM≫ in

みなさん、ご無沙汰しております。

悶絶操縦手専属調教師のリクと申します(丁寧)

今回の悶絶操縦手大全集第一巻はいかがだったでしょうか。

~中略~

↑ホモはせっかち

 

今回調教する少女はひなっ

端正な顔立ちとすらっとした長身のモデル体型(嫉妬)

まだ16歳のこの少女は私の調教に耐えることができるでしょうか。

 

それではご覧ください。

≪♪例のBGM≫ out

 

 

「はい陸くん、あーんして?」

「あ~ん、もぐもぐ」

「どう、おいしいかな?」

「うん、おいちいよぉ(^q^)」

「わぁよかった!」

 

 陸はテーブルを挟んだ目の前にいるアンツィオ高校が誇る最強癒し系副隊長、カルパッチョによって調教もとい餌付けされていた。

 陸の歓迎会が開始となり、即落ち2コマ劇場並みのチョロさを開幕で披露した。

 カルパッチョに甘やかされまくって溺死したいだけの人生だった。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐぬぬぬぬぬぬぬ・・・。まだ・・・まだ終わりませんわっ!」

 次に動き出したのは薔薇の名を冠した紅茶をニックネームとする少女、ローズヒップであった。

 

「り・く・さ・ま♡」

 隣に座っており最初から近くにいたものの、その距離をさらに詰めていく。

0距離まで近づきしな垂れかかる。

 

「陸さま、喉がお渇きになったでしょう?おっ紅茶をどうぞ、飲ませてさしあげますわ!」

 少し早口気味に自らの紅茶を差し出す。中身はもちろんローズヒップティーである。

 息が荒くなっているように見えるのは気のせいだろうか。

 

「いや、自分のあるし大丈夫。ありがとね」

 食事に紅茶はちょっと・・・と思いながら断る陸。

 言った通り自分の分の飲み物は用意されている。ちなみにウーロン茶。

 

「はいどうぞ、りくさま!そ~れ、いっきいっき、ですわ~!!」

「ちょっおまッガボゴボゴボボ!」

 ティーカップ一杯にあった液体を陸の口から体内へと流し込む。

 無理に飲まされたためか苦しそうにもがいている。

 しかし吐き出さずにゴクゴクと嚥下する様子を見て満足そうな表情を浮かべるローズヒップさん。

 このとき陸は、自称・カワイイの腹パンアイドルの気持ちがよくわかったという。

 

「ああっ!わたくしがっ!ローズヒップが陸さんの中に入っていきますわぁっ!」

「ゴホッゴホッ! えぇ・・・(困惑)」

(アカン)

 両手を頬にあてて恍惚のヤンデレポーズをとっている。

 その瞳は黒曜石のごとく黒々とした鈍い色を放っていた。

 いつの間に病んでしまわれたのです!?

 

 

「陸」

 名前を呼ぶはアニメ版ラスボス、西住まほ。

 後のタンクスレイヤー=サンである(大嘘)

 

「な、なんでしょう?」

 静かに、だが強い意志を感じさせるまほの声にビクビクしながら返事をする。

 長いこと彼女と(意図せずして)過ごしてきた陸にはわかる。

 彼女は 怒っている。

 

「陸、お前の姉は私だろう?どうして安斎のことをお姉ちゃん呼びしているんだ!お姉ちゃんは許さないぞ!」

「それ!?今更だし、しかもそのときあなたおらんかったよね!?」

「お姉ちゃんに隠し事ができると思うなよ(暗黒微笑)」

「」

 こわい。

 斜め前から『安斎って言うなアンチョビだ』とか聞こえてくるものの、心苦しいがここはシカトする。できたら助けてください。

 

 

「まあそれは後で問い詰めるとして、いつ帰ってくるんだ?みんなお前の帰りを待っている。エリカなんてもうすごいことになっているぞ」

「(あとで・・・)エリカちゃんですか?」

「最近のあいつは鬼気迫る勢いで戦車道に打ち込んでいてな。今はティーガーⅡの戦車長兼砲手兼装填手兼操縦手兼通信手をしているんだ。あいつがいる内は黒森峰は安泰だ」

「ちょっと何言ってるかよくわからないです」

 少しばかり自分が黒森峰を離れているうちに親戚が修羅と化したことに動揺するも、なんとか落ち着こうとグラスを傾ける。

 カラカラになった喉をよく冷えたウーロン茶が潤していく。

 残りを一気に飲み干したところで一息ついた。

 

「グラスが空になってるッスよ。お注ぎしますね~」

 やけにニコニコしているペパロニが待ってましたとばかりに濃い赤紫色をした液体を空いたグラスに注いでいく。

 

「アンツィオ裏名物、ワイ・・・ぶどうs・・・ぶどうジュースっス!」

「いまワインって言おうとしなかったかな!?」

 あからさまに言い直したところを見て訝しむ陸。

 グラスを手に取り軽く回して液体の粘度や清涼度を目視で確認する。小さく頷いた後、グラスの口を鼻に近づけると発酵した豊かな葡萄の香りが鼻腔をくすぐった。

 何かを悟ったような表情で一口、葡萄酒色の液体を口に含ませ、舌全体でその液体の甘味・苦味・酸味などを一つ一つ確認していく。

 

「やっぱりワインだこれぇ!(驚愕)」

「あっ、安心してほしいッス。ウチのワインは全てノンアルコールっス!」

「よっしゃ、どんどんもってこーい。よーそろー」

 だからぶどうジュースと言ったのか。

 

「陸さま!こっちのシュワシュワのもおいしいですわ、お注ぎします!」

「スパークリングやー うまうま」

 もちろんこっちもアルコールは一切入っていないとのこと

 クリスマスに子供たちが飲むあのジュースかな?

 

 

 

~30 minutes later~

 

「Foooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!」

 なぜか出来上がっている者が約一名。

 少年は酔っぱらっているのか顔を赤くし奇声を上げていた。

 

 ニヤリ

 某新世界の神(笑)が計画通りと悪い笑みを浮かべたときのような顔をしてらっしゃるペパロニさん。

 そう、すべてはこいつの仕業であった。

 実はあのときに注いだ液体はモノホンだったのだ!(迫真)

 

 

 

「ウェーイwwwwwwwwwwwwおっ、ペパロニちゃ~んwwwちーーっすwwwwww今日もかわうぃ~ね~wwwwwwwwwwwwww」

 

「なっ!?」

 

「おじさん、ちゅーしちゃうゾ。ちゅ~」

「はぅあッ!」

 恍惚の表情でその場に倒れる乙女ペパロニ、南無三。

 自分で蒔いた種なのでただの自業自得である。

 

 少年は酒癖が悪かった。

 こちらの世界にやってきてからは酒を飲んでいなかったため(未成年なので当たり前だが)、その事実に気付くことはなかった。仕方ないといえば仕方ないのか、哀れペパロニ、しかし横たわる彼女の表情は幸せそうだった。

 

 

「ダージリン、愛してる。結婚しよう(イケボ)」

「ブフォッ!!!」

 いちげき ひっさつ!

 酒のチカラにより瞬身の術を会得した陸は、ダージリンとの距離を文字通り一瞬で詰め、愛を囁いた。

 ノーガードからの言葉の暴力(誤字に非ず)はダージリンの身体を震わせた。

 仰角60°の固定砲台から発射された紅茶の弾丸は、ミスト状になり向かいの席に座るオレンジペコの顔面へ全弾弾着した。

 

「きゃっ!?ダージリン様・・・きたないですよぉ・・・」

「ペコ、大丈夫か?」

「ひゃっ!り、りくさまそんな、だいじょぶです」

 またもや一瞬で移動し自らのハンカチでオレンジペコの顔を拭く。

 照れた様子で陸にやめてくれというものの当の陸はやめようとしない。ペコかわいい

 

 

「「「「「陸(さん)(さま)!私(お姉ちゃん)にも愛の言葉を!!」」」」」

「お? おおおおおおおおおおッ!!!?ぐ、ぐるじぃ・・・」

 総勢5名の戦車女子達にもみくちゃにされる。

 抵抗空しくオチてしまう陸であった。

 

 翌日、アンツィオ高校 学生寮の一室にて目が覚めた陸は昨日の出来事について何も覚えていなかったという。

 また、ペパロニは陸に会うたびに顔を赤くし会話もせず逃げてしまうことが期間中続いたとのこと。

 




誤字脱字、感想お待ちしております。

ところで明日はガルパンのオーケストラコンサートの日ですね。もちろん私も行きます。参加されるガルパンおじさんの方々はよろしくお願いいたします。
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