斬る?違う、粉砕だ   作:優しい傭兵

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なんでこんな話になったのか不思議でならない作者である。\(゜ロ\)(/ロ゜)/


番外編その2

ナイトレイドアジト付近。突如現れた新型危険種排除の為に俺が選ばれ出撃していた。

 

 

「ギュァァアアアアアアアァァァァァァァ!」

 

今回出現した危険種は恐竜みたいな危険種。全身真っ赤で口から紫色の煙を吐いていた。ボス曰くその煙をほんの少しでも吸えばとてつもないことが起こるらしい。

 

「という事でてめぇは死刑だぁぁぁぁぁああああ!」

 

「キシャァァァアアア!」

 

恐竜の巨大な尻尾が振り下ろされる。

 

「パワー比べか?スタープラチナ!」

 

『オラァ!』

 

ドゴォン!

 

尻尾に目掛けて拳をぶつけ、攻撃を防ぐ。

 

「ギュァアアアア!?」

 

「パワーじゃ負けないぜ!スタープラチナ・ザ・ワールド!!」

 

キュィィィン!

 

俺以外の全ての時間が止まった。

 

「行くぜェェェェェエ!」

 

 

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!』

 

恐竜の胴体、手足などに連打を当てる。そして4秒経過。

 

「そして時は動き出す」

 

キュィィィン!

 

時を止めている間に与えた連打のダメージが一気に恐竜に襲い掛かる。

 

「ギャアァァアアァァアアア!?」

 

体中のあちこちから血が噴出し、フラフラの状態になる。

 

「止めだ!擬似・村雨!!」

 

右手にアカメの帝具・村雨を顕現する。といっても本物の村雨ではない。村雨を能力で出来る限り似せた物である。斬れば即死ではあるが俺の方は死ぬのに少し時間が掛かるものである。

 

では、アカメの真似!

 

 

「葬る!」

 

 

ズバァァァア!

 

恐竜の頸に一太刀いれ、大きな斬り傷を付ける。その傷口から遅効性ではあるが猛毒が体内に入っていく。その瞬間・・・。

 

 

「ブハァァァァア!」

 

「うおぉあ!?」

 

死に際に放った紫色の煙。俺は頸を斬る為に接近する必要があったので勿論顔の近くに自然に行ってしまう。ので、モロに恐竜の吐いた煙を吸ってしまった。ってかこいつの煙クサッ!

 

(あ・・・・・・やべ・・・・・・意識が・・・・・・)

 

思いっきり吸ってしまったからか、意識が薄れていき俺はそのまま地面に倒れて気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

―それから暫くして―

 

 

 

「ん・・・・・・・・・んう?」

 

意識が朦朧としてる中、俺は目を覚ました。目の前には先ほど倒した恐竜が白目をむいて倒れている。キモイな・・・。

 

俺どれくらい寝てたっけ・・・。あのクサい煙を吸ってから倒れて・・・・・・気を失ったんだっけ・・・。ダメだ思い出せない。

 

「とにかく排除は出来たから帰るとするか」

 

だが一つ引っかかる。なんだか変な違和感があるんだよなぁ。

 

あれ?

 

立ったのはいいんだが、何だか目線の高さが低いような・・・。あと、なんでだ?服がブカブカ・・・。

目線を下に下げていくと着ている服が大きくなったのかブカブカ。そしてそこには大きな膨らみが二つ。・・・・・・・・・・・・・・・ん?二つ?

 

「ま、まさか・・・・・・・・・」

 

俺の服はブカブカになるほどの大きい物は身につけない。そして俺の胸にはこんな二つの膨らみがあるわけが無い。と言う事で触ってみる。

 

「んぁっ・・・ぁん・・・え?」

 

なんだ今の?触った瞬間に体がビクッって反応したんだが・・・。しかもこの柔らかさ・・・。レオーネの時にも体験した事がある・・・。

 

「ま・・・・・・まさか・・・・・・・・・」

 

能力で鏡を出し、自分の姿を見てみる。そこに移っていたのは。

 

 

 

「なんじゃこりゃ・・・・・・」

 

 

そこに写っていたのは、髪の毛が背中まで伸びたロングヘア。いつもより少し大きくなった目。長くなっている睫。プルンと潤っている唇。大きな胸。キュッと括れた腰。少し大きいお尻。そして服がはだけて露出している肩。そう、俺は。

 

 

 

 

 

『女になっていた』

 

 

 

もう一度言おう。

 

 

「なんじゃこりゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

 

 

 

―*―

 

 

「リュウの奴、遅いなぁ」

 

「アイツの事だし、どうせどっかで道草してるんでしょ?」

 

「今回の危険種の能力が不明で脅威だが、アイツなら大丈夫だろう」スパー

 

「大丈夫だ。リュウなら帰ってくる」

 

アジトで待っている皆様はリュウの帰りをお茶を飲みながら待っているご様子。

 

そんな時、

 

ガチャ

 

「ただいま~・・・」

 

「あ、リュウ!おかえ・・・・・・え?」

 

「リュウ。アンタ時間掛かりすぎ・・・・・・・・・は?」

 

「どうやら危険種は無事排除でき・・・・・・・・・ん???」

 

「おいリュウ~。危険種相手に時間かかり・・・・・・・・・はい??」

 

 

女性陣に沈黙の中、そこに現れのは俗に言う『女体化』になっている俺ことリュウである。そりゃあいきなり自分で言うのもあれだけど美人が現れたんだからなぁ。あれだぜ?ボンッ!キュッ!ボンッ!になってるんだからな。言ってやろう。チェルシーとマインよりスタイルは良い!!

 

「「「「誰?」」」」

 

 

「俺だよ。リュウだよ」

 

「「「「はぁっ!?」」」」

 

オチツケオチツケ。

 

「実は・・・・・・カクカクシカジカ」

 

これ便利だな。

 

 

 

 

「まさか、あの危険種にそんな能力があったとはな」

 

「これっていつくらいに解けるんだろ・・・・・・」

 

「どうせ数日だろ。気にするなって」

 

「気にするだろ!女の姿になっちまったんだぞ!」

 

「大丈夫だリュウ。女でも生きてはいける」

 

「人生論とかのレベルの話をしてるんじゃねーよ!!」

 

これもうら○ま1/2じゃねえか!あいつの気持ちがよく分かったよ!女になったらこんな気持ちになるんだな!あ・・・でも少しくらいは堪能してみたい・・・・・・。男の姿より柔らかいし、視線も違うし、なにより可愛い!男でイケメンで女で可愛いとか俺完璧だろ!もう素晴らしい!

 

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

あれ?チェルシーさんとマインさんがすんごい暗くなってる?なして???

 

 

「おーい、マイン?チェルシー?どうしたー?」

 

沈黙が凄く怖い。この二人の周りからどす黒いオーラがゆらゆらと・・・・・・。

 

 

「マイン・・・・・・。行くわよ」

 

「えぇ・・・・・・」

 

え?何処に?

 

すると二人が俺に向かって手を伸ばし、俺の美乳&巨乳である胸を鷲掴みし、『思いっきり引っ張ってきた』

 

 

「いだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!」

 

え!?なんで!?なんでこんな事するの!?痛すぎるるるるるるる!ヤバイヤバイ!おっぱい引っ張ったらこんなに痛いの!?それならこんなおっぱいいらないよ!?

 

「なんなのアンタ!嫌味か!?嫌味なのか!?あぁん!?」

 

「いやいやいや待て待て待て!俺に敵意向けるんじゃなくてあっちにむけろ!敵あっちぃ!」

 

レオーネとナジェンダに指差す。

 

「敵はリュウのぉ!乳じゃああぁぁぁあ!」

 

「いででででででででででででででででで!!!」

 

取れる取れる!おっぱい取れるーーーー!!

 

 

 

―それから数分後―

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」チーン

 

胸がデカイだけでこんな痛みに襲われるなんて・・・・・・。

 

「確かに男ではイケメンなのはいいけど、女になった瞬間スタイル抜群なのは許せない」

 

解せぬ。

 

「ってかどうやったら美少女になっちゃうのよ。私はそれが許せない」

 

解せぬ!

 

「アカメちゃん。リュウのおっぱい斬っちゃって」

 

「うん。分かった」

 

「承諾すんな!!」

 

「とは言ってもこのままじゃな~。いや女の子のリュウは面白いと思うけど」

 

「面白くもなんともねえよ!」

 

(こんなとこタツミとラバやスーさんに見つかったら・・・・・・)

 

悲劇は自ら歩いてくる。

 

「「「ただいま~(今戻ったぞ)」」」

 

(帰ってくんなああああああああああ!!!(ToT))

 

「え!?誰その美少女!もしかして新しいナイトレイドのメンバー!?」

 

「新しい帝具使いとかか!?これで戦力も増えて帝国に勝てるぞ!」

 

(ん?どこかで見たような・・・・・・・・・・・・誰だ?)

 

 

全然違うんですけどねぇ~。んでよ、その端っこで笑ってるアカメ、レオーネ、ボス。お前ら後で拳骨な?

 

 

「それ、リュウよ。詳しい話は後でね」

 

 

「「「え?」」」

 

「マジだ。美少女になった俺d「ふんっ!」・・・いってぇ!!」

 

チェルシー!足を踏むな!そしてマイン!俺の足をグリグリすんな!

 

 

そして俺の体中をまじまじと見てくる三人。スーさんはすぐに察してくれたけど、この野郎共は・・・・・・・・・。

 

 

「「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!www」」

 

案の定、笑われた。

 

「ま、まさか女になってるなんて!男として恥ずかしい!ヒヒヒヒヒヒヒ!wwww」

 

「おいリュウ!これから『リュウちゃん☆』って呼んでやるよ!ハハハハハハハ!wwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」プッツン

 

 

 

「「「「「「あ」」」」」」

 

 

~~~~~~~~~暫くお前ください~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」シュ~

 

「ふんっ!」

 

アジトの床に煙をだしながら頭から埋まった二人のアートの完成だァ三下が。

 

 

「馬鹿だな~二人とも、今のモロにリュウの癇に障ったぞ?」

 

「今のは二人が悪い」ツンツン

 

「まぁ二人にはいい薬になったんじゃない?」

 

だといいけど・・・(汗)

 

「この場にいても元に戻れなさそうだから俺は自分の部屋に戻るぞ。飯まで呼ばないように!!」

 

ガチャ!バタン!

 

 

 

 

―自分の部屋―

 

「とは言ったものの。どうやって戻ろうかな~」

 

もしかしてずっとこのままだったり?いやいやそれは勘弁。あ、でもいいかも。こんな美少女だぜ?他の男共はほっては置けないだろ。そしてその野郎共の金を巻き上げる!体を売るのなんて断固断る!」

 

「口に出てるよ?」

 

「わっしょぉぉぉぃい!?」

 

ベットで座って考えてると扉でチェルシーが凭れ掛かってた。

 

「いつから?」

 

「野郎共ってとこから」

 

(セーフ!全部聞かれてなかったーーー!)

 

「さっきはごめんね?その・・・・・・おっぱい引っ張ったりして」

 

「あ、いや別に怒ってないけど・・・・・・」

 

むっちゃ痛かったけど!!

 

「で、どうする?もしそのままの姿で戻れなくなったら・・・・・・」

 

「んーーー・・・・・・・・・・・・」

 

心底・・・『悩む』。男でも女でも能力は使えるし、特に不便と言うものは無い。あるとしても男の時と女の時の日常での過ごし方が少し変わるくらい。トイレとか服とか。まぁその辺りはチェルシーに任せる。どうせ俺は着せ替え人形になるだろうし。

 

 

「別にいいよ」

 

「え?」

 

「女のままで生きる事が俺の運命なら・・・・・・・・・『それが運命ならそれに従うぜ』」

 

「リュウ・・・・・・」

 

決まった☆チェルシーも惚れ直しただろう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それなら、女の事をもっと知っておかないとね」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」

 

瞬間、チェルシーがベットの上に押し倒されていた。ハッと気付いたら手をチェルシーに押さえられ、身動きが取れない状態に。

 

 

「チェル・・・・・・・・・シー・・・・・・・・・?」

 

「女の事を知りたいなら・・・・・・直接教えてあげる・・・・・・・・・」

 

手を押さえていたチェルシーの片手が俺の服の中に手を入れてきた。

 

「んぅ・・・・・・な・・・・・・にを・・・・・・・・・・・・」

 

「先ずは女の子の体の仕組みを・・・教えてあげる・・・・・・」

 

服の中に入れてきた手が除々に上に上がっていき、胸の膨らみに当たった瞬間、体に電流が走った。

 

「あっ・・・・・・チェルシー・・・・・・そこ・・・ぁ・・・だめ・・ぇ・・・・」

 

「敏感なんだねリュウは・・・。でもだめ♥まだ教えなくちゃいけない事あるんだから・・・・・・・・・」

 

膨らみに触れていた手が円を描くように撫でまわしていき、そして優しく温かい手で胸を包み込む。

 

「あっ・・・・・・やっ!チェルシーっ!それ以上は・・・・・・・・・やんっ!」

 

「ダメじゃないよ・・・。リュウにはこれからもっと・・・もっと知ってもらう事があるんだから・・・・・・」

 

体が除々に火照り始める。片手は胸に、もう片方の手はズボンの上から股の部分を優しく撫で上げ、そしてその手がズボンの中に手を入れていき直に股を触り始めていた。

 

「あぁっ!・・・おい待てって・・・・・・んん!!もうそれ以上やったら・・・やんっ!・・・・・・こ・・・・・・壊れる・・・ぅ・・・・・・」

 

「壊れてもいいよ?リュウは私のモノだから・・・・・・壊れてもずっと手元に置いてあげるから・・・・・・・・・」

 

そしてその手の動きが激しくなっていく。…まだ体の火照りは治まらない、まだ心の疼きは治まらない。リュウは自身の疼きと火照りに、さつきの行動にどうなってしまうのかという不安を抱いた・・・が、そんな事を考える事が手遅れであった。

 

 

「ちぇ・・・・・・ちぇるし・・・ぃ・・・。もうそれ以上・・・・・・は・・・ああっ!ダメ!だめだめだめぇ!・・・ひゃぁぁああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああああああああああああああああああ!!!」ガバァッ!

 

勢い良く起き上がると滝のようば汗が体を濡らしていた。息が荒くなる。頭がクラクラしだす。外を見れば窓から眩しい朝日が差し込んであり、鳥の鳴き声が朝だと言う事を知らせているかのように鳴いている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は全てを理解した。あの世界での話を、女になった話を、みんなから色々と言われた事を、そして・・・チェルシーに押し倒され●●●をされた事を・・・・・・。

 

 

 

「夢オチじゃあねえかああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 

 

not continue←




「・・・・・・という夢を見たわけだ俺は」

「一言言ってあげるよリュウ」

「おう」

「寝言は寝て言いなさいうじ虫」

「うじ虫!!???」






(まぁ、そういうのも良いかもね///)

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