やはりダンジョンで出会いを求めるのはまちがっている 作:キラーB
ブツブツ
「今日で何本飲んでいるのかしら」
呆れる
「先輩行動するたびにマッカン消費するんじゃないですか?」
笑
「彼はマッカンのように黒くてドロドロしているものね。ありかたがコーヒーの原型を留めていないもの」
ニッコリ
「先輩すごい言いようですね」
驚く
「いろはちゃん、ゆきのんはヒッキーの事褒めてるよ」
ニパァ明るい笑顔
「・・・えっ?そうなんですか?」
???
「だってマッカンは甘くて、コーヒーみたいに真っ黒じゃ無いんだよ」キラキラ
「おい早く帰れお前たち」
車で近く
「少しお話をしていただけです。すぐに帰りますよ先生」
オズオス
「夜は危ないからできるだけ人数を集めてかえれよ。比企谷のように」スバリ
「ヒッキーが誰かといっしょ」
戦慄
「ああ、折本と二人でだ」
「「「二人で!!」」」
驚愕
■比企谷八幡
皆はよくこう思っているだろう。
人間をやめたいと。
いや、俺の頭がおかしくなったわけじゃないんだ。だって、現実を直視したくないし、時には失敗、時には裏切り、とても理不尽極まりない事は、俺のような弱い人に擦りつけられる。そう、俺のように人にボッチな人間にだ。だか俺も一人の人間だ、防衛本能もといボッチ本能を使い、人の目につかないようにする。「ヒキグチくん黒板消しといてよ」と言っている時には既に行動は終わっている。ステルスヒッキーはクールに去っているのさ。キンクリならぬヒキガヤクリムゾンが使えるのだ。ヒキグチって誰だよ。それとヒキクリは、あんまりかっこよくないな。
俺を起こそうと揺すってくる。
静かに引っ張るようにしながら揺らしてくる。
夢の中で生命エネルギーを使ってバトルしている夢を見ていたのに。
朝に弱い俺はこの瞬間を大事にしたい。そう時間は大切なんだ、だから二度寝は大切なことなんです。偉い人にはそれが分からないのです。
自分でもわけのわからないことを考えながら。
微睡みに抱かれ返事をする。
「・・・お兄ちゃんは、あと5分寝ますよ・・・」
「あの、起きてくださいよ。それと僕は弟じゃないですよ。・・・でも家族には、なったね・・・」
照れくさそうに話しかけてくる少年もとい一方通行の声が聞こえる。
ああ分かっていたよ。夢の中でも現実逃避していたのに現実に戻されたよ。まるて妄想のような現実に。
時計を見ると朝の5時だ。
全くふざけるなよ、早すぎだろ、あと6時間位ねたいとおもいながら顔だけを向ける。
「・・・俺のことはいい、早く行くんだ・・・」
「なに死ぬ前みたいなこと言ってるんですか?バベルに行って冒険者登録しに行きますよ」
なんだよ本当に一人で行けよ。
そう思いながらもう一度布団に顔を沈める。
「ハチマン起きてよ。」
一方通行が服を引っ張りながらさらに揺すってくる。
うざい、うざい、うざい、マジでウザいんですけど
「・・・家族ていうのは、血縁上又は養子で引き取った子供。結婚した人とかの事を基本的にそう呼ぶんだよ。お前はそれに当てはまらない」
俺も詳しく知らんけど。
一方通行は柔らかそうな白い髪をシュンとさせて落ち込んでいる。
なんだかすごく申し訳ない気持ちになってくる。
可愛らしい。
戸塚のような可愛さでもなく。
小町のような可愛さでもなく。
飼っているペットのうな、懐いてくる子供のような。懐かれたことないが。
妹とは違う、弟を持ったらこんな感じなんだろな。と思わせる。
「ごめんね、初めて出来た【ファミリア】の仲間だからうれしくて・・・」
「・・・馴れ馴れしいのは嫌いなんだよ、1人がなれているんだ。むしろ、1人の方が楽しいまである。だから、話返さないし、無視するな俺なら」
「ごめんなさい。あまり無遠慮に喋りかけてしまって。でも少しずつでいいんで仲良くなりたいです・・・」
さらにションボりする兎にさらに一言。
「・・・だからそう言う奴には適当に返事して直ぐに話を終わらせるのが、むこうで身につけた俺の力さ。」キリッ(目は死んでいる)
「・・・そうなんだ」
苦笑いする一方通行。
「でも何回も返事してくれて・・・」
ハッとする一方通行。
「ハチマンさんは神様の言う通り捻くれていますね。」
ニパァと笑う
「・・・バカ、名前の発音がちげーんだよ・・・」
頭を掻きながらだるそうに言う。
「神様が起きないうちに早く行きましょう」
「・・・ちょっとまってくれ。まずは着替えさせてくれ」
「ごめんね、取り敢えず着替えを持ってきますね」
「・・・わりいな、顔洗ってくるよ」
一方通行は服を取りに行くのを見ながら顔を洗うため、台所へ行く。
貧乏【ファミリア】設備がショボい。
だから洗面台などが、この狭い住まいに入るわけがない。
なんだよこれと悪態をつきながら顔を洗いサッパリする。(目はサッパリしない)
「・・・ついでにジャガ丸くんでも準備するか・・・」
昨日の残りを出してこようとしたところで
「ハチマンさん。着替え用意しましたよ」
台所まで着替えを持ってきて、早く行こう、早く行こうと言ってくる。
「・・・分かった、わかった、飯食ってからな」
ジャガ丸くん皿に移してから一方通行に渡す。
2人とも行儀は悪いが台所で立ったままモリモリと食べ、八幡は着替えをすませ。ささーっとドアを越え、2人は部屋をあとにした。
「・・・ベルくん、ハチメンくん、がんばれ。むゅぅ」
何か聞こえたような気がした。
少し肌寒く感じる朝の空気。
暖かな日が差し込む中、溜息を漏らす。
八幡と一方通行、2人で並んで歩くメインストリート、人がちらほらと歩き始めている。
準備が終わっている露店や、冒険者であるパルゥムやエルフたちが徒党を組んで何か話し合っている。
これからダンジョンに向かうのだろう。
なんともファンダジーな光景を見ながら歩く。
「・・・朝からジャガイモだけはきつい。胃がもたれる・・・」
「何も食べられなかった時よりは、これでもご馳走なんです。」
「・・・うちの【ファミリア】本当に貧乏なんだな・・・」
「【ヘスティアファミリア】ができてから、半月も経ってないですから。でもこれから大きくなっていきますよ!」
「・・・どれだけかかるんだよ・・・」
「大丈夫です。ハチマンさんもいますから」
「・・・おう・・」
一方通行は楽しそうに。
八幡に面と向かって「頼りにしている」と言っている、少し驚いていた。
「・・・でも俺は普通の一般人、いやそれ以下の底辺人間だ。まして武器を持って戦うなんてできない。なんなら泣き叫ぶ自信はあるぞ・・・」
「じゃあ僕と同じだね。モンスターには泣いて逃げたし、僕と半月前まで田舎で農作業していただけの一般人ですから。そんな卑屈にならなくても少しずつ強くなっていけば良いですから。それに【ステイタス】は八幡さんの方が高いくらいですし」
「・・・耐久だけだろ・・・」
「それは【恩恵】を受けたばかりでまだ育っていないからですよ。むしろ耐久が僕よりあるのがすごいですよ!全体的に【ステイタス】も高いですよね。ハチマンさんはむこうの世界ではどの様な経験をされたんですか?」
「・・・耐久か、すごい精神ダメージだったな。だいたい自分が好意を持った人にはキモがられ、好きになった人は「ウケる」とか言ってたな。全然向こうにはその気が無かったんだよ。あれは心を抉られたな・・」
「僕も好きな・・・憧れている人にそんな事を言われると立ち直る自信がないです・・・」
デモ 大丈夫 ハチマン モウ 勘違イ シナイ
泣けてくるわ、まじで。
「精神ダメージは【ステイタス】に反映されない筈なんだけどな・・・他にはないんですか?」
「・・・特に部活で一緒にいたあいつが一番俺の事を酷く行ってきたよ。時には真実を湾曲してとらえ、しかも理論武装で言いくるめてくる。まるであいつの言っていることが真実じゃねえの?と危うく勘違いするレベル。ひどい人格をしていたな。刺々しくて理不尽なのに正しくて、言い返せない時があったよ・・・」
あれ?俺なんかおかしなこと言ってるな。
「その人はハチマンさんの彼女ですか・・・?」
おや?こいつおかしなこと言ってるな。
一方通行が赤くなりながらすごすごと聞いてくる。
「そんなんじゃねえよただの部員だ。関係は知り合いが良いとこだろ。てかなんでそんなこと聞くんだよ。」
半睨みで一方通行の方を見る
「ごめんなさい!ただとても優しい顔をしていたから親しい関係だと思ったので・・・」
「・・・もうこの話は良いだろ。早くギルドにいくぞ・・」
足を速める。
一方通行急いで付いてくる。
ボッチ特殊能力の一つ競歩。
もう既に案内されなくてもわかる。
白い巨塔はここからでもみえるのだから。
「で、貴方はなぜ冒険者でもないのにダンジョンにいたのかな?」ゴゴゴオォォ
ちょっと終わりっぽいセリフを吐いたのに説教からは逃げられなかったよおぉ〜〜。
「・・・いや違うんですよ。気づいたらあんな場所に居たんです。きっと俺に恨みがあってダンジョンに連れられたんです。俺は悪くない。俺は悪くない。・・・」
大事なことなので二回言いました。
「そうですよエイナさん!ハチマンさんにも理由があるんですよ!」
一方通行がホローしてくれる。
「ふざけないの!」
「・・・あい、すいません・・・」
「ごめんなさいィ」
俺は渋々と、一方通行はビクビクした兎のようになっている。
俺は全力で言い訳をして怒られるの繰り返しをしている。コミ症の俺は、一方通行のアドバイザーさんにキョドる。だってしょうがないじゃないか、雪ノ下姉妹レベルの美女にあまり会ったことはない。そもそもエンカウントしない。なんなら普通の女子にもあまり会ったことがない。「会ったことはない」という所が重要。コミニュケーション高いポケモントレーナーですら見つけただけで図鑑があまりたまらない。151友達にするとか無理。目すら合わせないから。コミニュケーション取れんから。女子との会話なんて、向こうの用事や仕事ぐらいだ。くそ、なんで俺が自分に関係のない仕事をしなければならないんだ。こうなったらむしろ積極的に仕事の話をして。「ヒキガエル君となかいいの?」とか言われろ!俺というポケモンを捕まえたことでステイタスもといカーストを落としてくれよう。
なにそのカエルポケモン色違いポケモンまじキモス笑(悲しみ
うははっはっはっはっあぁーー!!
心の闇を開いたせいで鬱になってくる。
材木座みたいな笑い方だ、気持ちわる。
材木座の気持ち悪さで、冷静になったので自分の精神の中からエイナ・チュールのはなしに意識を向ける。
両耳が長く尖っているエルフの象徵。怒るたびにピコピコうごくエルフ耳を見ながら、「異世界に来たんだな〜」と少しワクワクした思いを頭で感じながら、アンテナみたいだなー。エルフだから草タイプなのかなー。美人なのであまり話したくないなー。
でも言い訳はするよ、だって気に入らないんだもん。
言い訳をして怒られて謝るを何度目か繰り返している。
エイナ・チュールの説教は続く。
ギルドはダンジョンに持ち込まれたもの。
持ち帰られたものを監視し管理している。
ダンジョンに落としてしまったものは別だが、窃盗や盗難。物騒なものでは殺しなど、犯罪の抑止力としてギルドは動いている。
魔石を換金するにを持ち帰るにも、記録が残される。
武器、アイテムは冒険者登録でわかる。
人混みに紛れるか、ミッションやクエストで隠さないといけないことがある時くらいだろう。
だが前者の場合はダンジョンを出る時に公に記録が残ってしまうので連れて行かれたという言い訳はできない。
興味本位でダンジョンに入ったと一般人と思われているのでメチャクチャ怒られている。
ただ怒られに来たわけではない。
冒険者登録をしにこの巨塔、バベルへきていたのだ。
みだがエイナ・チュールは、昨日の冒険者と思っていた少年が危険な行動をとったことにより職務として、注意をしているのだ。
「冒険者でもない人が冒険してちゃダメ!ベル君以上の命知らずなんて【ヘスティアファミリア】の行方が今から心配になるわよ」
まるで俺が悪いみたいな言い方。
確かにダンジョンにいた事実があるが自分の意思でそこにいたわけではない。
その点を訂正してもらうためにエイナ・チュールに話しかける。
「・・・アドバイザーさん違うんです。確かにあそこにはいましたが、自分の意思てダンジョンにいた訳じゃないんですよ!」
「言い訳をしない!貴方は見た目によらず強情、いえ頑固ね。」
「・・・頑固ですか、、すばらしいことじゃないですか。固く自分の意志を曲げずに、自分の意思を通すんですよ。美徳がうまれるとおもいます。そう道にかなった行いをしているんですよ!」
「ハチマンさん美徳を持ってるんですね!かっこいいですよ」
「え?あー?うん、そうだね美徳はいいことだね??」
「・・・そうですよ!だから俺に合った道にかなった行いをしていきたいと思います。だからこんな些細なことで、俺の道を止めないでください!」
一方通行はすごいと言ってくれる。
「そうだね?君の言う通りだね?私がわるいんだね?ゴメンなさいって言うべきだね」
だね、だね言ってる。やっぱり草タイプだな。しかもメガシンカしてる中々の大きさ。厚い脂肪の特性がどこのことなのか考えてしまう今日この頃です。
「エイナ・チュール。話をそらされていますよ。」
「はっ!!」
誰だ!折角話がそれたのになんてことをしやがる。グヌヌヌ
エイナ・チュールと一方通行を騙せていたというのに。
言葉の主を睨み付けるために振り向く。
世界が凍る感覚。
だか二度目でありそして慣れ親しんだ感覚でもある。
そこにはあまりにも異質に感じられたのは、1人の少女がいたからだ。
世界が終わったあとも、少女は斜陽のなか本を読み続ける。
そう錯覚させるほど、絵画じみていた。
不覚にも見惚れてしまったあの時。
きっとこんな出会いは無いだろう。
何故なら世界は終わるどころか、一から違う世界になっている。
だかあの感覚には間違いはなかったのだろう。
目の前にはあの時と同じ氷の女王が見つめてくる。
いや少し違う。
俺はなにも声を出せない。
何故なら犬耳雪ノ下がそこにいたからだ。
マジありえねー
あつい脂肪の特性を僕も見てみたいです!
なんかベル君が喋り方が分からなくなってきた。