やはり俺がチート部隊の隊長をするのは間違っている   作:サラリーマン

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1週間ぶりのサラリーマンです
年内にもう二話くらい出せるといいな


千葉村5

ユイが俺特製のカレーを食べて笑顔になる。なぜ俺特製カレーなのかというと…はーい海藻入りまーす。…なんでや!何でカレーに海藻入れるんや!かいそうの字がちゃうやろ!(もやっとボール風)。じゃあほんとに回想入りまーす

 

―――

 

八幡 「ユイさっきはごめんな」

ユイ 「…ねえ!」

 

ユイがこっちを向いてくれない。そして何も言わずに謡のところに行ってしまった。俺は膝から崩れ落ちた。

 

戸塚 「八幡!?」

戸部 「比企谷君!?」

八幡 「戸塚ぁ戸部ぇユイに嫌われた…死にたい」

戸塚 「ちょ八幡!」

戸部 「ヒキタニ君!しっかりするべ!」

八幡 「戸塚…俺が死んだらユイを…ユイを頼んだ。」

 

天使とパトラッシュの姿が見える。パトラッシュなんだかもう眠たいよ

 

戸塚 「戸部君!娘 けんか 仲直りでググって!はやく!」

戸部 「お、おう!えーとなになに『娘とけんかし仲直りしたいあなたに!その方法を教えましょう!その方法とは…ずばり!娘が許してくれるまで待つ!です!無理に仲直りしようとしてうざがられたりしていませんか?待っていれば娘さんもきっとあなたの考えを分かってくれます!それまで待ちましょう!』だって」

戸塚 「八幡?はちまーん!」

戸部 「ヒキタニ君!君の勇姿は忘れないよ!」

ユイ 「パパ!パパ!」

八幡 「ユイこん…なパパ…で…ごめん…な」

ユイ 「パパ!ごめんなさい!ごめんなさい!」

八幡 「いい…か…らもっ…と顔を…見せておくれ」

ユイ 「パパ!パパー!」

 

こうしてユイ用のカレーを作ることでユイと仲直りを果たしました。

 

熊谷 「なにこの茶番」

 

***

 

ユイが俺のカレーを食べて笑顔になる。それを見て俺も笑顔になる。

 

熊谷 「比企谷キモイ」

那須 「くまちゃん!そんな本人に言わなくても」

楓子 「玲さん止め刺してますよ」

ユイ 「?パパ?」

 

ユイが俺を心配して声をかけてくれた。

 

八幡 「カレーがおいしすぎて目から汗が出ただけだ」

 

この日のカレーはすごいしょっぱかったです

 

謡 「ほらユイお口閉じて」

ユイ 「んー」

 

謡がユイの口の周りについているカレーを拭う。

 

小町 「ういちゃんもすっかりお姉ちゃんだね」

八幡 「謡も妹ができてうれしいんだろ」

 

俺たちがそんな会話をしていると

 

由比ヶ浜 「…どうすればいいんだろ」

 

由比ヶ浜のそんなつぶやきが聞こえた。

 

平塚 「どうしたのかね」

由比ヶ浜 「ちょっと孤立してる子がいるんです」

 

おい、孤立してることを悪いみたいに言うな。問題は何によって孤立しているかだ。

 

平塚 「ふむ君たちはどうしたい?」

 

現状俺たちにできるなんて何もないだろ。下手に手を出せばハブリから明確ないじめに変わる可能性だってあるんだ。それが分かっているからか全員何も言わない。ただ一人マイペースなやつを除いては。

 

三輪 「そいつがどうなろうと俺には関係ないので先に失礼します。」

八幡 「ん、了解。風呂もう入って大丈夫なはずだから先に入っていていいぞ」

米屋 「あ、時間あったら布団敷いといて」

出水 「よろ~」

三輪 「自分で敷け。じゃあな」

 

ボーダー組は三輪がこういうやつだとわかっているので平然としている。しかし総武高の奴らは唖然とし、いち早く再起動できた葉山が突っかかった。

 

葉山 「ちょお、まってんか!んんっ!ちょっと待ってくれないか。」

 

ん?今なんか変なの混じんなかったか

 

葉山 「君は本当にそう思っているのか」

八幡 「おいちょっと待て。さっき変なの混じんなかったか?もやっとボールみたいなやつが混じんなかったか?」

葉山 「…(作者が)魔が差したんだ。忘れてくれ」

八幡 「お、おう…そうか…」

葉山 「で、三輪君。君はほんとにそう思っているのか」

三輪 「ああ」

 

三輪は軽く答えると歩いて行ってしまった。葉山は三輪の背中をしばらくにらむと口を開いた。

 

葉山 「やっぱりこのままにはしておけない。俺は可能な限り何とかしたいです」

 

なんとかしたいと言いつつも可能な限りとつけることで何もできなかった時の逃げ道を作る。いい考え方じゃあないか

 

雪ノ下 「貴方には無理よ。そうだったでしょ」

 

雪ノ下はそう言い冷たい目で葉山を見る。葉山は苦しげな表情な浮かべる

 

葉山 「そうだったかもな。けど今は違う。」

雪ノ下 「どうかしらね」

 

二人の過去に何があったかは知らないし、知ろうとも思わない。ただ、それを引っ張ってきてまで気まずい雰囲気は作るなよ

 

平塚 「やれやれ…雪ノ下君はどうしたい?」

雪ノ下 「一つ確認したいのですが、これは奉仕部の合宿も兼ねていると仰っていましたが彼女を助けることは合宿の内容と考えてよろしいでしょうか」

平塚 「もちろんだ」

雪ノ下 「なら私は全力をもって彼女を助けたいと思います」

平塚 「そうか。では私はもう寝る。あとは任せたぞ」

 

は?この教師は何を言ってるんだ?この人は責任者だろうが。責任者が真っ先にいなくなってどうする

 

八幡 「平塚先生どこに行こうとしてるんですか。この会議で可決された案を実行し不具合が生じた場合の責任を取るのはあなたなんですよ。その場にいなかったから責任はないなんてことはないですからね。」

 

もしこれでも寝るというのであればあの時の動画のネットにばらまくことも考えておこう。しかしこの考えは杞憂だったようで

 

平塚 「悪かった。ここには留まる。しかしよっぽどのことでなければ私は口は出さんぞ」

八幡 「それで大丈夫です」

 

そして会議が始まった。

 

***

 

会議が始まり一番最初に手をあげ発言したのは海老名さんだ。

 

海老名 「趣味に生きればいいんだよ。同じ趣味の友達見つければ、居場所なんてすぐに見つかると思うし。学校だけがすべてじゃないしね」

 

三浦から聞いた情報に腐女子とあっただけにどんな意見なのか警戒していたが想定外にいい案だった。特に学校がすべてじゃないと言ったところに共感が持てるな一年の時の俺なんて特にそうだし

 

海老名 「私はBLで友達ができました!ホモが嫌いな女子はいません!だから雪ノ下さんも倉崎先輩も那須さんも熊谷さんも

三浦 「姫菜!飲み物取ってくるよ!」

海老名 「ああ!まだ布教の途中なのに!」

 

三浦が海老名さんを引きずって行った。ナイス三浦

 

それから意見は出るものの解決できるかと言われれば微妙なものばかり…

 

葉山 「やっぱりみんなが仲良くできる方法を考えないと根本的な解決にはならないか…」

 

葉山のつぶやきが聞こえ、思わず鼻で笑ってしまった。葉山が俺をにらんでくる。

 

雪ノ下 「そんなことは無理よ。絶対に不可能だわ。」

三浦 「あんさー雪ノ下さんさっきから何なの?」

雪ノ下 「なにがかしら?」

三浦 「隼人の考えはさっき雪ノ下さんが言った通り無理だとは思うけど、さっきから他人の意見否定してばっかで雪ノ下さんも考えはどうなの?否定するときは代わりに自分の意見を言えって知らないの?」

八幡 「おー!正論正論ちょー正論」

 

俺は感心しながら手を叩く。確かに雪ノ下は否定してばっかでこの会議では自分の意見を口にしていない

 

雪ノ下 「私だったら鶴見さんも含めてあの集団を説教するわ」

楓子 「その心は?」

雪ノ下 「簡単です。私が説教すればこんな愚かなことはもうやめるからです」

 

なんだその根拠もない超理論は

 

八幡 「論外だろそんなの。葉山の案以上に論外だ」

雪ノ下 「論外とはどういう意味かしら」

八幡 「そのまんまの意味だ。平塚先生もし葉山や雪ノ下の案を実行するとどうなりますか?」

平塚 「そ、それは…」

楓子 「答えづらいなら私が言います。葉山さんの案を実行すれば鶴見さんは高校生の陰に隠れた卑怯者というレッテルを張られていじめに発展するかもしれません。雪ノ下さんの案は論ずるかちさえも感じられません」

葉山 「なっ!?」

雪ノ下 「そんなことはあり得ません。私が一度説教すればこんな愚かなことはやめます。ソースは私。あの時は私が説教したら全員がやめました。」

熊谷 「あなたの時はそうだったかもしれないけど今回もそうなるとは限らないでしょ!そんなこともわかんない!?」

雪ノ下 「そんなの言い訳だわ。――

 

それから雪ノ下と熊谷・那須の口論が始まった。しかし、それもすぐに収まった。今まで何も言ってなかった謡が声を荒らげたからだ

 

謡 「いい加減にしてください!雪ノ下さんそんなので本当に解決できると思うのなら帰ってください!不愉快なのです!」

 

謡はそう言って半分眠りかけのユイの連れて席を立った。きっと謡が年齢が一番近いこともあって鶴見の気持ちがわかるのだろうな。

それから楓子さんが手を叩き注目を集める

 

楓子 「平塚先生今日はここまでにしましょう。いいですよね?」

平塚 「ああ。今日はこれが解散とする。明日は朝食後キャンプファイヤーの準備をしてもらうので遅れないように。では解散!」

 

それから男子と女子に分かれそれぞれのロッチに戻った

 




葉山のアレはタイプミスからデス!

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