それに対抗するため、紫はまた何か考えがあるようです
八雲家
紫「メアリー、貴女また何処かで顔見られてないかしら?」
メアリー「全く覚えが無いわよ」
紫「そう、でもこの顔のバレ方ちょっと不自然なのよね」
メアリー「そうなの?」
紫「仮にどこかで現場を見ていたとしても、ここまで正確な似顔絵は出来上がらないはずだわ」
そう言って、紫は似顔絵をメアリーに投げ渡してきた
メアリー「...確かに、ここまで正確なのは、ほぼ零距離...殺られてる本人位まで近づかなきゃ描けないでしょうね」
その似顔絵には、メアリーの大まかな特徴が描かれているのではなく、まるで目の前に陣取って描かれたかのような絵で、十分過ぎるほどの精度で、ほくろなどの細かな点も捉えられていた
メアリー「考えられるとしたら、私に殺された人達の怨霊が描いたってことくらいかしらね」
紫「怨霊は地底の輩が監理してるから、それは無いわ。とにかく、貴女も戦えるようになってもらわないといけないわね」
メアリー「私は現段階で戦えるわよ?」
紫「普通の戦闘じゃなくて、スペカルールに沿った戦闘よ」
メアリー「あーそっちね。でも、私は弾幕は張れないわよ?能力もないし」
紫「あら、貴女も能力だけなら持ってるわよ」
メアリー「え?そうなの?」
紫「ええ、貴女の能力は、『恐怖を与える程度の能力』、この幻想郷に来た時から貴女は持ってるわよ」
メアリー「恐怖...か、私にぴったりな能力ね」
メアリーが不敵な笑みをこぼす
紫「とりあえず、庭に張った結界に私の罪袋達がいるから、そいつらで技を作って頂戴な」
メアリー「分かったわ」
少女技修得中......
数日間メアリーは結界から出てこなかったが、ついに結界からメアリーが姿を現した
紫「なにか成果はあったかしら?」
メアリー「ええ、ナイフに技の効果をのせて相手に当てれば、視覚や聴覚を奪えるようになったわ」
紫「そう、それは良かったわ。...ところで、何日も出てこなかったけど、食事はどうしてたの?」
メアリー「え?修行相手の残骸を食べてたけど?」
紫「......は!?それってつまり、罪袋を食べてたってこと!? 」
メアリー「え?うん」
紫「貴女は人間よね?」
メアリー「ええ、そうよ」
紫「罪袋の種族は何か分かってるの?」
メアリー「人間でしょ?」
紫は戦慄した。現世ではカニバリズムなるものが存在していることは知っていたが、ここまで何気なく言ってのける者もそうそう会えるものではない。
紫「やはり、貴女は頭がおかしいわね」
メアリー「いや、流石に人間を食べることに抵抗がないわけではないのよ?ただ年端も行かない時から傭兵として生きてきて、しょうがなく食べてたから、体が慣れてしまっただけで」
紫「人間は追い詰められると何しでかすか分かったもんじゃないわね…」
メアリー「それが強みでもあるけどね」
紫「まあいいわ、他に何かできるようになったことはあるかしら?」
メアリー「んー、ナイフ投げの精度が上がったくらいかしら?今なら20間位離れた人に命中させれる自信あるし」
紫「(あれ、そのセリフ何処かで聞いたことあるような…)へぇ、凄いじゃない」
メアリー「そういえばこの数日間、一回も罪人狩りに行ってないから、仕事が滞っちゃったわね」
紫「いえ、一旦ほとぼりが冷めるまで待った方がいいわ。別に急ぎの仕事じゃないんだし」
メアリー「そう、じゃあもう少しの間ゆっくり牙を研いでましょうかね」
紫「ええ、ちゃんとお腹が空いたら帰ってくるのよ?罪袋だって無限にいるわけじゃないんだから」
メアリー「はいはい、分かりましたよー」
そう言ってメアリーは、また結界の中に入っていった
メアリー:不可視『インビシブルフィアー』、不可聴『インオーディブルフィアー』修得
To Be Continued
次回はフリッカと妹紅が霊夢の所にあの似顔絵を持って行くようです
そこに魔理沙も来て、何かを知っているようだった…
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ