しかし、その道のりには様々な敵がいて…
博麗神社
霊夢「...ようやく来たわね」
妹紅「ようやくって言われても、昨日お前は朝としか言わなかったじゃないか」
霊夢「朝って言ったら日が昇る時間に決まってるでしょ?」
妹紅「語源上はそうかもしれんが、まだ寅の刻(午前4~5時)なのに呼び出されるとは思ってもみなかった...」
フリッカ「しかも、陰陽玉を使って起こされるとはね…予想もしてなかったわ」
霊夢「ブツブツ言ってないで、早く行くわよ」
フリッカ「目的地にはどの道を行けばいいの?」
霊夢「速さだけでいうなら妖怪の山を抜けていくのが早いのかもしれないけど、三人が固まって行くと集中攻撃をされるかもしれないから、迷いの竹林、妖怪の山、魔法の森に別れて行くべきね」
フリッカ「え?でも私、行き方知らないんだけど...」
霊夢「これを渡しておくから大丈夫よ」
そう言って霊夢は私に小さな陰陽玉のような物を渡してきた
霊夢「これが八雲家まで案内してくれるわ」
どうやらこれはナビのようなものらしい
フリッカ「分かった、ありがとう」
霊夢「ところで、二人はどのルートで行く気なの?」
妹紅「当たり前だが、私は迷いの竹林から行くよ」
フリッカ「じゃあ私は魔法の森から行くわ」
霊夢「なら、私は妖怪の山からね。それじゃ、各自八雲家で会いましょう」
妹紅「ああ、また後でな」
フリッカ「頑張って辿り着くわ」
そして三人は別々の方向に散っていった
迷いの竹林
妹紅「(そろそろ仕掛けてくるか?)」
ガサガサ
妹紅「そこか!」
ヤマメ「こっちよ」
妹紅「うわっ!?」
妹紅が音のした方向を向いた途端、妹紅の後ろから声がした
ヤマメ「人を見てうわっとは失礼ね」
妹紅「...土蜘蛛か、なんでお前が地上にいるんだ?」
ヤマメ「土蜘蛛って分かってるなら、察しは付くでしょ?」
妹紅「...源氏への復讐か?」
ヤマメ「ええ、満仲と結託した藤原暗殺もやり遂げてないしね」
妹紅「藤原暗殺?ははは!」
ヤマメ「何がおかしいの?私には出来ないとでも言うの?」
妹紅「いや違うさ。あんたはついてるって言っているんだ」
ヤマメ「運がいい?」
妹紅「私もその藤原の人間だよ」
ヤマメ「!?...なら、貴女も殺さなきゃね」
ヤマメ「蜘蛛『石窟の蜘蛛の巣』」
ヤマメがスペカを使った直後、妹紅の体や周辺に蜘蛛の糸が張り巡らされ、身動きが取れなくなってしまった
妹紅「へぇ、なかなか強固な糸じゃないか。こりゃこっちも本気を出さなきゃね」
妹紅「不死『火の鳥 -鳳翼天翔-』」
妹紅の出した不死鳥は、瞬く間に蜘蛛の糸を燃やし尽くしてしまった
ヤマメ「やっぱり、蜘蛛の糸と炎じゃ相性が悪かったか...」
妹紅「さあ、もう終わりかい?」
妹紅がどっちが悪役か分からないくらい不敵な笑みを浮かべた
ヤマメ「まだよ。瘴気『原因不明の熱病』」
ヤマメが技を宣言すると、ヤマメの体から胞子の様な物が飛び出し、辺りに散らばりだした
妹紅「なんだい?私を病気にでもしようと思っているのかい?」
ヤマメ「さあね?後のお楽しみよ」
妹紅「私に病気の類は効かないよ!不死『徐福ゴホッ!…不死『徐ゴホッ!ケホッ!」
ヤマメ「やっぱり、この技は有効だったようね」
妹紅「(そうだった、私の体は病にならないんじゃなくて、病を拒む体なだけだ。大きな病原菌は必ず反応してしまう!スペカルール的に物理で殴るはできないし…)」
ヤマメ「ようやく気付いたようね。病を拒むんだったら、そんな大きな病原菌、拒まないはず、ないわよね?」
妹紅「ゴホッ!虚人『ウー』!」
ヤマメ「ぎゃぁぁぁ!熱いぃぃぃぃ!」
次の瞬間、ヤマメは火柱に包まれ、焼け散った
ヤマメがやられたことによって、病原菌も消滅し、妹紅の咳も止まった
妹紅「ハァ、ハァ…私の体質を逆手に取るなんて、味な真似をしてくるじゃない…それにしても、技名の短いスペカがあってよかった…」
そう言いながら、妹紅は竹林を進んでいった
To Be Continued
たかが土蜘蛛と侮っていた妹紅は相手の罠に嵌ってしまったようですね
スペカ名の短い技が無ければやられていたかもしれませんね
次回はフリッカパートやっていこうと思います
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ