魔法の森
フリッカ「なかなか森を抜けれないなぁ…この玉が進む方向にあるって霊夢は言ってたし、大丈夫なんだろうけど」
そんなことを呟きながら歩いていくと、森の中の川橋のある場所に出た
その橋の上に誰かが立っているのをフリッカは見つけた
フリッカ「(あれは…人?こんな所で何をしてるんだろう?)」
そう思い、フリッカはその人物に近付いて行った
フリッカ「貴女、そんなところでいったい、何をしているの?」
女性「それはこっちのセリフよ」
フリッカ「ひゃっ!?」
ずっと前ばかり気にしていたので、急に背後から声をかけられてびっくりしてしまった
フリッカ「え!?双子?」
女性「フフッ、双子ではないわね。これは私の術で作ったもう一人の私よ。で?貴女は何しにここに来たの?」
フリッカ「…八雲の家に向かうために此処を通るだけよ」
パルスィ「そう、それは残念ながら叶う事はないわ。なぜならこの橋姫こと水橋パルスィが貴女を倒すからね」
フリッカ「やっぱり、敵だったのね」
パルスィ「妬符『グリーンアイドモンスター』」
パルスィが技を宣言すると、パルスィの横に魚人のような生物が召喚され、フリッカに襲いかかってきた
フリッカ「は、速い!矛盾『パラドクスワールド 重&熱』
そう言った瞬間、青と赤の空間がモンスターを中心として展開され、紫色の空間に包まれた
今回はモンスターの近くに自生していたキノコを基準に空間を展開したため、空間が展開されきった瞬間、モンスターの動きがゆっくりになった
フリッカ「まだよ。これでもくらいなさい!」
そう言ってフリッカは何処からか氷を出してきて、モンスターに投げつけた
氷が空間に入った瞬間、氷が燃え上がり、一瞬にしてモンスターを火達磨にした
モンスター「gKぉrは雄xhrbフぉjdlうspg!?」
火達磨になってから数秒後、モンスターは意味の分からぬ奇声を発しながら消滅した
パルスィ「へぇ、私のスペカを乗り切るなんて、大したものね」
フリッカ「あまり私をなめないでほしいわね(あ、あっぶなぁ…)」
パルスィ「それじゃあ、これならどうかしら?花咲爺『白の灰』」
宣言後、今度は桜の様な弾幕がフリッカの周りを包囲し、行動を制限してきた
パルスィ「さあ、これで貴女はそこを動けないわ。あとは貴女を狙って弾幕を打ちこめば私の勝ちよ!」
フリッカ「…ハァ?貴女、何言ってんの?これで私が動けなくなったと?」
パルスィ「え?だって実際貴女の周りは全方向包囲しているわよ?」
フリッカ「ハァ…全く、ほんとに私は見くびられているようね」
そう言いながらフリッカは右腕に妖気を溜め、獣の腕の様なものを作り出した
その腕を一振りした瞬間、その軌道上にあった桜弾幕が消し飛んでしまった
パルスィ「!?」
フリッカ「私をそこいらの弱小妖怪と一緒にしないで!私は今結構イライラしてるの!これ以上やるって言うなら、容赦はしないわよ」
パルスィは生来他人の妬み嫉み憎悪を糧として生きてきた妖怪であるが、フリッカの誰かに対する憎悪はこのパルスィをもってしても糧に出来ぬほどの高圧で闇の深い物だった
パルスィ「わ、分かった!ここは通してあげるから、これ以上殺りあうのはやめましょう!」
パルスィは戦略的撤退と自分に言い聞かせ道を通したが、妖怪とはいえ所詮は生き物、自分の命は惜しいのである
フリッカ「そう、いい提案ね(出来るだけ力は温存しておきたかったから威圧的に言ってみたけど、上手くいって良かった…)」
かくいうフリッカも、内心安心していたのである
普段から妹紅に叱られてはシュンッとなる少女が急に非道的になれるはずもないのだ
だが、メアリーに対する憎悪はパルスィが感じ取った通りの高圧で闇の深い物だった
メアリーと対面した時、フリッカはメアリーを八つ裂きにしてしまうかもしれないが、皮肉な事に、この憎悪があったからこそフリッカは今の状態まで強くなれたのだ
フリッカ「…あの峠を越えたら、八雲の家なのかしら?それともまだまだ遠いのかしら?」
しかし、憎悪によってここまで強くなれたことにフリッカ自身は気が付いていないようだ
これからの戦いでそれがどう転んでいくのか見ものである
To Be Continued
古来より憎悪と愛情は人を強くすると言われています。フリッカもその一人という事なのでしょうか
次回は霊夢パートやっていこうと思います
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ