そこを進んでいくと突然何処からか声がしてきて…
迷いの竹林のはずれにある峠
妹紅「ここら辺は竹が少ないから、敵襲があっても対処しやすそうだな」
???「こーこーをーとーおーるーなー!」
妹紅「!?…この声の主は何処から喋ってるんだ?」
???「こーこーだーぞー!」
妹紅「お前、今地面から出てきたのか?何者だ?」
芳香「私はキョンシーの芳香だぞー!」
妹紅「キョンシー?ちょっと外国の妖怪は詳しくないんだが、ゾンビみたいなもんか?」
芳香「まあそうだなー、あとゾンビも外国の妖怪だぞー?」
妹紅「そうだったのか…でも、それなら今回の件はお前は何の得もないんじゃないのか?」
芳香「確かにキョンシーの私からすれば今回の件は正直どうでもいいのだー。だが、これがきっかけで妖怪の勢力が高まれば、私も妖怪として成長できるぞー。そうなれば青娥は私を褒めてくれるのだー。」
妹紅「そんな理由でわざわざ加勢して来ないで欲しんだが…」
芳香「うるさいぞー!文句があるならこれで…であろう?」
妹紅「へぇ…それなら、勿論やられても文句は言わんよな?」
芳香「ああ、宮古家の者に二言の文字はない!」
妹紅「不死『火の鳥 -鳳翼天翔-』」
芳香「毒爪『ポイズンマーダー』」
妹紅の出した不死鳥は全て芳香の手から放たれた斬撃に相殺されてしまった
妹紅「(最近この技、破られてばっかだな…)」
芳香「そんなものでは私は倒せないぞー!」
妹紅「それなら、これでどうだ!惜命『不死身の捨て身』」
妹紅が高く跳躍した直後、妹紅の脚が燃え炎を纏って芳香目掛けて蹴りを繰り出してきた
芳香「危なっ!」
それを芳香は足元に穴を掘って回避した
妹紅「チッ!あいつ何処に行きやがった!」
その直後、妹紅の足元に急に穴が開いた
妹紅「下か!くっ、引きずり込まれる!」
妹紅の抵抗もむなしく、穴の中に引きずり込まれてしまった
芳香「土の中なら私のホームグラウンドだぞー!」
妹紅「くっ!離しやがれ!」
妹紅は再び自分の脚に炎を纏わせて蹴りを放ったが、紙一重で芳香は手を放し、闇の中に消えた
妹紅「今の間に外に出なくちゃな」
幸い、引きずり込まれてすぐに解放されたため、外にはすぐに出られたようだ
妹紅「って、なんだこりゃ!?」
妹紅が外に出てみると、さっきまで平らだった地面におびただしい量の穴が開いていた
妹紅「特大のもぐら叩きってわけかい!ふざけやがって!」
妹紅がそう毒づいていると
芳香「こっちだぞー!」
妹紅の後方10mから芳香の声が聞こえた
妹紅「そこか!」
だが、妹紅の弾幕が芳香のもとに届く前に芳香は顔を引込め、別の穴に移動してしまう
芳香「違うぞー、こっちだぞー!」
今度は右から声がした
妹紅「そっちか!」
今度は弾幕を撃つ前に芳香は既に姿を消していた
妹紅「チッ!完っ全におちょくってやがる!(とは言っても、どうすればいいんだ?このままじゃジリ貧だ…)」
さっきから少しずつではあるが、芳香の出てくる穴は妹紅に近付いてきているのだ
妹紅「…待てよ?あいつが違う穴から出てこれるって事は、地下の穴は繋がってるんだよな?という事は…」
妹紅が急に意地の悪い笑みを浮かべた
妹紅「不死『凱風快晴飛翔蹴』」
一見、さっきと同じ技の様に足に炎をまとっているように見えるが、妹紅が近くの穴に蹴りを放つと、地鳴りが鳴りだして、周りの穴から噴火が起こり始めた。
その直後…
芳香「ぎゃぁぁぁ!?熱い!熱いぞー!」
妹紅の斜め後ろに空いている穴からすごい断末魔を上げながら芳香が飛び出してきて、その直後ピチュった
妹紅「ふぅ…やっと終わった…」
妹紅が安堵していると
ヒュゥゥゥザクッ!
妹紅の近くにナイフが飛んできて、地面につき刺さった
妹紅「これは…ナイフ?」
妹紅はそのナイフに見覚えがあった
妹紅「あれ?このナイフって、咲夜のじゃなかったっけか?何でこんな所に…!まさか、咲夜もこの件に絡んでるのか!?」
咲夜とは紅魔館のメイド長であり、時を止める能力を持つ。さらにナイフ投げの名手で、不死身の妹紅でさえ痛みで根負けするほどの、かなり厄介な相手なのである
妹紅「嫌な予感がする…早いとこフリッカ達と合流しないと!」
To Be Continued
妹紅は1ボスのヤマメや3ボスの芳香が自分の長所や妹紅の短所を的確についてくることでEXボスの自分が苦戦させられた事に驚きを隠しきれないようです
次回は霊夢パートをやっていこうと思います
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ