少女と殺人鬼が幻想入り   作:フリッカ・ウィスタリア

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フリッカが現世から消えてから10年、現世では快楽殺人鬼が出没していた
その犯行はダーツ,解剖,被害者の部位を使った自殺の模倣など、蟻を笑顔で潰す子供のようなキチガイじみたものだった


2話 狂鬼メアリー

フリッカが幻想入りしてから外の世界では10年の月日が経っていた

メリー「う、うぅぅ…あれ?ここ何処かしら?」

メアリー「あらメリーさん、ようやく起きたのね。おはよう」

メリー「あれ、なんでこんなところにメアリーちゃんがいるの?」

メアリー「こんな所とは失礼だなぁ…ここは私の家よ」

メリー「あっ、ごめんなさい…あれ?でもなんで私メアリーちゃんの家で寝てたのかしら…」

メアリー「ああ、それは私がメリーさんを寝てる間にうちに連れてきたからよ」

メリー「えっ…何で寝てる間に…」

メアリー「だって、起きてたら拉致る時に暴れるじゃないの」

メリー「拉致る!?なんでそんなこと…普通に家に呼んでくれれば…」

メアリー「いや、何回も呼んだよ?でも毎回蓮子さんとの用事で来てくれないんだもの、もう拉致るしかないじゃない」

メリー「そこまでしてメアリーちゃんは何がしたいの?」

メアリー「んー、そうだなぁ…私はメリーさんと遊びたいな」

メリー「なら、カラオケとかゲームとかする?」

メアリー「そうね、じゃあダーツをしましょ?もちろん的はメリーさん、貴女だけどね」

そう言い切る前に、メアリーはどこに隠し持っていた投げナイフをメリー目掛けて投げてきた

メリー「!?や、やめて!」

咄嗟にしゃがんだことで、ナイフはメリーの頭上スレスレを通過していった

メアリー「へぇ、避けるのうまいじゃない...じゃあ、二本目いってみようか」

婦人「あら、同じ人間に酷いことをするのね」

メアリー「誰!?」

メアリーが声のした方に振り向きざまにナイフを投げた

婦人「危なっ!?」

その女性はそのナイフを目前で受け止めた

婦人「名前聞いときながらナイフ投げるなんて、ゆかりんびっくりだぞ?☆」

二人は場の空気が凍りついたような錯覚に陥った

メアリー「貴女、何時からそこに居たのかしら?」

婦人「今さっき来たばかりよ」

メアリー「何の為にここに来たの?まさか、私をポリ公に突き出すつもりかしら?」

婦人「ポリ公?ああ、警察のことね。いいえ、貴女の嗜好にちょうどいい仕事があるから貴女を幻想郷に招待しようと思ってきたのよ」

メアリー「はぁ?幻想郷?変な宗教の勧誘かなにかかしら?」

メリー「(い、今のうちに逃げなきゃ!)」

婦人「まあ、急に言われても意味わかんないわよねー。でも、これを見れば信じれるんじゃない?」

そういい、女性が手をかざすとメリーの足元に穴が開き、女性の真横にワープした

メリー「(え!?なんでメアリーちゃんの前にいるの!?)」

メアリー「!?...貴女、妖怪なのね」

婦人「あら、現世にもまだ妖怪を信じている子がいるのね」

メアリー「昔にいろいろあってね...」

婦人「で、どうするの?行く?行かない?」

メアリー「...そこだったら、私の欲求は満たせるのかしら?」

婦人「全くの自由...とは言えないけど、こっちの世界よりは断然好きにやれるとは思うわよ?」

メアリー「なるほど...のったわ、その話」

婦人「それじゃ早速、このスキマの中に入ってちょうだい」

すると、さっきより大きな穴が誰もいない床に空いた

メアリー「ああそうだ、メリーさん」

メリー「な、何?」

メアリー「こっちの方が楽しそうだから、もう帰っていいよ。そこのドアから外に出れるし」

婦人「さあ、幻想郷に行きましょう」

そう言いながら、二人はその穴の中に消えて行ってしまった

メリー「た、助かった…?...とりあえず、あのドアから外に出ればいいのよね?」

ガチャッ……バタンッ…

その後、メリーは一時的に軽い人間不信に陥ったようだが、友人の蓮子のおかげで立ち直ることが出来たそうだ

 

To Be Continued




文中でメアリーがメリーに恋しててヤンデレになってるようにも見えますが、全然そんなことは無かった(白目)
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