博麗神社 夕方
妹紅「ほら、あそこが博麗神社だよ」
フリッカ「結構長い間階段を上るのね…」
妹紅「まあ、私含め大抵の奴は飛べるから、私も久しぶりにこの階段を上ったよ」
フリッカ「神社にたどり着く前からヘトヘトなんだけど...」
妹紅「なら、もうちょっとだけど、私が担いで神社まで飛ぼうか?」
フリッカ「んーじゃあ、おねがいしますの」
妹紅「なんだそれ、まあ承知致しましたよー」
妹紅は見た目すごく華奢だが(実際藤原の血族だからかもしれないが)、そこいらの妖怪や熊と素手で殴り合いできるくらいには腕力がある
だからひょいっと私を持ち上げてすぐに神社まで飛んで行った
神社では巫女と思しき人が境内の掃除をしていた
妹紅「おう霊夢、ちょっと早いが宴会に来たぞ」
妹紅に霊夢と呼ばれた女性はなぜかすごく不機嫌そうだった
霊夢「宴会はいいんだけどさ?あんたらちゃんと飲んだ後の片づけして帰ってよ?いっつも萃香しか手伝ってくれないんだから!」
どうやらいつも宴会に来てる面子が片づけをしないことに不服なようだ………当たり前ね、そりゃ怒るわ
フリッカ「妹紅、いつも宴会の片付けせずに帰ってるの?(ㅍ_ㅍ )」
妹紅「いや、自分の飲み食いした物はちゃんと片づけてるよ?周りが散らかしてるだけで」
霊夢「イッショニノンデル、オマエモドウザイ、ドゥーユーアンダースタン?」
妹紅「お、おう…」
二人がそんな話をしていると、空から人がやってきた。
魔理沙「おっす霊夢、ちょい早く宴会に来たぜ!」
霊夢「いらっしゃい、魔理沙」
魔理沙「あれ?妹紅も来てるのか、珍しいな」
妹紅「ああ、ここんとこ二、三回は輝夜と殺り合ってたから来れなかったんだ」
魔理沙「お前は相変わらず血気盛んだなぁ…ところで、お前の隣に居るのは誰なんだぜ?」
妹紅「ん?こいつはフリッカ、最近家に居候してる元人間だよ」
フリッカ「フリッカです…えっと、これからよろしくお願いします…」
魔理沙「ありゃ?えらく警戒されてるな、私何かしたかなぁ…」
霊夢「あんたの泥棒気質を感じたんじゃないの?」
魔理沙「失礼な!私はただ死ぬまで借りてるだけで、返さないとは言ってないんだぜ!」
妹紅「所有者の許可を得ずに持って行ってる時点で泥棒だよバカ」
霊夢「ていうか、その子、元人間って言わなかったかしら?」
妹紅「ん?ああ、言ったが?」
霊夢「どういう事よ、後天的に妖怪になるなんて憑依でもされない限りあり得ないわよ」
妹紅「じゃあ、そうなんじゃないのか?」
霊夢「いや、その子は元から妖怪だったような妖気よ。しかも、慧音と同じで半妖の体よ」
フリッカ「え?なら、私は半分は人間のままって事ですか?」
霊夢「ええ、人間の気質と妖怪の気質がごちゃ混ぜになったような存在だわ」
妹紅「(半妖…慧音と同じだから私は不思議とフリッカを放っておけなかったのか?)」
霊夢「とにかく、アンタら早く来たんなら、宴会の手伝いしなさい?ちなみに拒否権はないから♪」
三人「そ、そんなぁぁ(´;ω;`)」
そして時間は経ち、宴会が始まった
萃香「ほーら!じゃんじゃん酒持ってこーい!」
勇儀「肴もたっくさん持ってこーい!もう無くなったぞー!天狗、お前らもどんどん飲め!」
文&はたて「も、もう飲めません!勘弁してください勇儀様!」
その頃、フリッカ方面では…
フリッカ「わ、私もお酒飲みたい!」
妹紅「フリッカ、アンタいくつだい?」
フリッカ「えっと、12歳」
妹紅「じゃあ、まだ酒は早いな、諦めな」
フリッカ「あの子たちだってお酒飲んでるよ!アルコールの弱いお酒なら大丈夫だもん!」
そういってフリッカは諏訪子とレミリアを指さしていた
妹紅「ん?はっはっは!あいつらは両方とも百年以上生きてる奴だよ。二十歳なんて何往復してる事やら」
こうしてフリッカの必死の背伸びは幕を閉じた
妹紅「そういや、紫は今回きて無いんだな」
霊夢「ええ、なんかやることが忙しいから今回はパスってついさっき言いに来たわ」
妹紅「へぇ、まあこっちとしたらフリッカの情操教育に悪いから願ったり叶ったりだけどな」
霊夢「それは違いないわね」
そして夜は更け、4人を残して全員が返った。もちろん何一つ片づけずに
霊夢「あぁもう知らん!明日一番に各家まわって文句言いに行ってやる!」
萃香「まあまあ、今回は妹紅も手伝ってくれてるし、フリッカって嬢ちゃんもいるんだ。穏便に済ませようぜ、な?」
フリッカ「ちゃんとお片付けして帰らないなんて許せません!怒って当然です!(*`ε´ *)9」
この晩、霊夢とフリッカの間で妙な絆が生まれた
To Be Continued
次回は、宴会の次の日の妹紅とフリッカのやり取りを載せようと思います
ついに明かされるフリッカの能力の正体とは何なのか…
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ