妹紅の友人なのか、はたまた敵なのか…
最近フリッカは新技の開発に力を入れているようです
妹紅の家
宴会からはや数週間が経っていた。いつものように妹紅の家事の手伝いをしていると、一人の来客があった
女性「おーい妹紅、久しぶりに野菜を持ってきてやったぞー」
フリッカ「えっと、どちら様ですか?」
女性「え?それはこっちのセリフなんだが…」
妹紅「おぉ、慧音じゃないか。最近は仕事が忙しかったのか?」
この女性は慧音というらしい
慧音「ああ、寺子屋の仕事に加え、最近は人里の警備もしているからな。なかなか時間が空かなかったんだよ」
妹紅「そりゃご苦労なこった」
慧音「ところで、この子供は誰なんだ?まさかお前の子供ではあるまいし」
妹紅「ああそうだな、こいつは少し前に私の家に居候させてるフリッカだよ」
フリッカ「は、初めまして…今後ともよろしくお願いします」
慧音「うむ、よろしく頼むぞ。それにしても、まだ子供なのにちゃんと挨拶ができて偉いな!」
妹紅「まあ、ここで立ち話もなんだし、上がっていってよ。お茶くらい出すしさ」
慧音「ああ、その言葉に甘えさせてもらうとしよう」
三女移動中……
妹紅「で?今日は何の用で来たんだい?ただ時間が空いたからというだけでここまで来るわけはないだろ?」
慧音「相変わらず妹紅は鋭いな…」
妹紅「まあ、付き合い長いからな」
慧音「…最近、人気のない所での通り魔が出ているようなんだ」
妹紅「通り魔?」
慧音「ああ、最初の事件は人里内にある小さな林で落石に潰されてる男が発見された事なんだが」
フリッカ「それって、ただの事故なんじゃ」
慧音「私も最初はそう思っていたんだがな、そいつを弔ってやろうと思って岩をどかしたところ、その男の脇腹付近に鋭利なもので刺された跡があったんだ」
妹紅「通り魔に襲われて、逃げている途中に落石に会い、潰されちまったって事か?」
慧音「ああ、おそらくだがな。その後も時々人里の人間や近隣の妖怪が惨殺されているんだ」
妹紅「おぞましい事件だな…」
慧音「全くだ、犯人が妖怪であれ人間であれ、許されぬことだ」
妹紅「つまり、その事についての注意を呼びかけるために此処に来たのか?」
慧音「ああそうだ。友人に傷付いてもらいたくないからな」
妹紅「ありがとうな。そうだ、もう暗くなってきたし、寺子屋まで送るよ」
慧音「いや、大丈夫だ。私も女とはいえ、そこいらの妖怪に負けるような弱弱しい生活は送っていないからな」
妹紅「はは、確かに言えてる。じゃあ、気を付けて帰ってくれ」
慧音「ああ、また今度」
そう言って慧音は帰っていった。…途中で頭に角を生やしながら
フリッカ「そういえば妹紅、明日って暇?」
妹紅「明日?うーん、確か何にもなかったと思うけど?」
フリッカ「じゃあ、明日私の修行の成果を見てもらいたいんだけど、いいかな?」
妹紅「別にかまわないよ。何か新しい技でも出来上がったのかい?」
フリッカ「うん!ようやくちょっと技が安定してきたの!」
妹紅「そう、じゃあ見せてもらおうじゃないか。そのために今日はさっさと寝な」
フリッカ「分かったわ。お休み」
妹紅に言われて、今日はいつもより早く寝た
次の日
妹紅の家近くの荒野
妹紅「さて、どんな技なんだい?」
フリッカ「まあ、見ててよ。矛盾『パラドクスワールド』」
フリッカが技名を言うと、フリッカを中心として結界の様な物が形成された
妹紅「おー、結界スペルか、大したもんだ」
フリッカ「妹紅、この空間に何か技を飛ばしてみて」
妹紅「技を飛ばす?(なんだ?カウンター系のスペルなのか?まあいいや)」
妹紅「不死『火の鳥 -鳳翼天翔-』」
妹紅の出した不死鳥は真っ直ぐフリッカの創り出した空間に入っていき……氷結した
妹紅「!?不死鳥が凍った!?」
フリッカ「すごいでしょ?結構頑張ったんだから」
妹紅「あ、ああ、凄いな」
フリッカ「でも、すっごい消耗も激しい…」
妹紅「そりゃ、あんなに大きな結界張ったら疲れるでしょうよ」
フリッカ「一応、熱、重量、速さの三つに絞って性質を私を基準に逆転させれるようになったわ」
妹紅「じゃあ、今度はそれをもっと低コストでできるように頑張ろうな」
フリッカ「うん、頑張る!」
フリッカ:矛盾「パラドクスワールド 熱,速,重」 修得
To Be Continued
次回はフリッカと妹紅が人里に出かけるようです
すると、人里には運命的な出会いが…
それではまた次回 (*≧▽≦)ノシ