嫁艦に転生した二人の男の物語   作:戦闘狂の道化師

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航行練習と艦装と....

「ヒトフタマルマル。お昼です、食事にしませんか?」

提督を慰めながら昼まで執務をこなした俺は提督に大鳳の時報ボイスを、アレンジしてそう話しかけた。

 

「えっ?もうそんな時間?ごめんね....執務をこなすのが遅くて....ご飯にしよっか」

 

「あっ....あの、気にしないでください。提督も色々なお仕事があるので大変なのは重々承知してますので....」

 

「ありがとうね。神通」

神通は二次創作でよくあるずっとキリッとした神通ではなくゲームでの鎮守府内ではおどおどして戦闘になるとキリッとする神通になりきっている。

 

 

そんな話をしていると提督の机の上に置いてある電話がなった。

 

「はい、モシモシ横須賀鎮守府提督の 海原 綾子です。あっ?古鷹?加古もどうしたの?今日は他の鎮守府で戦闘演習に第一艦隊の旗艦として行っているのに?」

どうやら電話の相手は古鷹と加古の様だ。11時頃に鎮守府を出発した第一艦隊がどうしたのだろうか....?。

 

 

「えっ?延期になった?。相手の艦隊が急に近海まで出てきた深海棲艦を迎撃しに出てその損傷の修復のため入渠しているから明日にしてほしいと要請されたのか....。わかった帰投して。気をつけて帰ってきてね。はーい」

提督はそう言って電話を切った。どうやら演習しに第一艦隊が行った鎮守府が敵艦と戦闘し傷を負い演習が流れたらしい。ということは....

 

「提督。演習が無くなったのなら秘書艦は最初の予定通り古鷹さん達に変わりますか?」

元々今日の秘書艦は古鷹と加古の予定だった。だがここの提督、海原提督が気が弱い事を知っている近くの鎮守府の提督が無理矢理今日に演習がねじ込んだのだ。そのせいで秘書艦が、俺達に回ってきたと言うわけである。

 

「そうだね~。古鷹達が帰ってくるなら明日予定していたのを今日にずらそうか....大鳳と神通は午後からは訓練をしようか。集合は一時に埠頭で」

 

「「了解しました」」

 

「それじゃあご飯にしよっか?」

提督がそう言って俺達は食事をとるために食堂に向かった。

 

~一時間後、埠頭~

 

「第二艦隊旗艦 大鳳」

 

「神通」

 

「「参りました」」

俺達は艦装を纏った状態で埠頭に集合していた。因みに俺が装備している艦載機はこんな感じだ。(戦闘機の名前を書くとややこしくなるので種類だけ書きます)

 

艦攻

艦攻

艦爆

戦闘機

 

対して神通はゲームでよく見るいつも通りの武装なのだがひとつだけ違うものがあった。腰に下がっている日本刀だ。これは神通が提督に依頼して作ってもらったものでちゃんと敵には効くらしい。

 

「それでは、今回の内容を説明します」

左右を古鷹と加古に挟まれた提督が説明を始めた。今回は俺と神通の目的は航行練習であり目的地は鎮守府正面海域と隣の海域の狭間だそうだ。敵に遭遇した場合は相手の艦種に関係無く撤退し提督に報告。因みに提督は俺達が練習している間に俺達第二艦隊に、配備するために建造をするそうだ。この説明を俺と神通、古鷹は真面目に聞き、加古は途中から寝ており古鷹に叩き起こされていた。

 

「説明は以上です。質問はありますか?」

 

「「ありません」」

 

「それでは出港してください」

提督からの指示を受けた俺達は海へと向かい海上にたった。初めて海に出るためちゃんと立てるか心配だったが艦娘になったからか問題無く立つことが出来た。神通も問題無く海に立った。

 

「それでは第二艦隊出港致します」

俺達は提督達に敬礼をすると鎮守府を出港した....。

 

 

 

 

~数十分後~

 

ゆっくりと航行していた俺達は鎮守府正面海域と隣の海域の接続水域に到達した。海の上はとても穏やかで風が俺の頬を優しく撫でた

 

「いい風ね」

 

「何事もなくここまで来れて良かったです」

 

「神通、その台詞は何か起こりそうだから止めてくれませんか....帰るまでが演習なのだから気をつけて帰りましょう。あれは?」

神通と他愛ない話をして帰ろうとした時俺は遠くに黒い影を見つけた。その影は海上に俺達と同じように立っている。嫌な予感がする....。

 

目を凝らしてよく見ようか、それとも艦載機を出して偵察してもらおうかと考えているとその影は俺達に向かって手を伸ばした。こんな感じだとアニメでは大体ろくなことにならないんだよな....そんなことを思っていると砲撃音が海上に響いた。発生源は黒い影だ‼。

 

「神通‼すぐに回避行動をとって‼」

とりあえず俺はそう叫び下がる。神通も同じく下がると俺達のいた場所に大きな水飛沫が舞った。

 

「すごい迫力ですね~」

 

「そんなことを言っている場合ですか!?今すぐ提督に報告を‼」

 

「分かってます。こちら大鳳。提督きこえますか?」

 

『こちら提督、どーぞ』

提督に無線を飛ばすと提督が出た。俺は鎮守府に神通と回避行動を続けながら提督と話す。こうしている間にも顔のそばを砲弾が掠めて行った。

 

「こちらは今、正面海域と隣の海域の接続水域にいるのですが問題が発生しました」

 

『えっ!?どうしたの?もしかしてタービンの不調!?それとも燃料不足!?』

 

「そのどちらよりも最悪な状況です....深海棲艦と遭遇しました。敵を振り切ることが出来ません。敵は重巡一隻です。生き残るためにも交戦許可を‼」

まだ慣れてない海上で出せる限りの速度を出しているのに振り切れない敵を睨み付けながら俺はそういった....。

 

 




次回、大鳳と神通初めての海戦。

読者様と機動部隊に祝福を‼
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