天才と二重人格と世界一過保護な兄と   作:ゆん

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遅くなってすみません。
その割には駄文になってしまいましたが……。

こんな小説でも喜んでくれたら嬉しいです。


第5話 ミーティング

あの後兄さんと秀吉と土屋君が屋上に来て、昼食を食べながらミーティングをするという事になった。

 

ところで、土屋君は顔が真っ青だけど、どうしたんだろう?

 

「兄さん、秀吉、どうぞ」

 

「サンキュ!いやー、やっぱ明久のは美味いや♪」

 

「本当じゃのぅ。さすが明久じゃ」

 

「雄二は……翔子さんのだね」

 

「ああ。お前のも美味いが、翔子のもかなりの物だからな」

 

そう僕達が弁当の話をしていると、姫路さんと島田さんがこっちを見てきた。

 

「2人とも、どうしたの?」

 

「それ、本当に吉井君が作ったんですか?」

 

「そうだよ」

 

「嘘ね。吉井に作れるわけないもの」

 

「はい、嘘ですね」

 

「「「は?」」」

 

 ドゴォン!

 

「兄さん!?雄二と秀吉まで!?」

 

2人が僕のことを嘘つき呼ばわりしたら、3人が壁に足を激突させた。

 

2人は壁側に座っていたから被害は受けなくても、振動はかなり伝わってきたはずだ。

 

いきなりのことで硬直していたが、島田さんが我に返って3人のことを睨んだ。

 

「ちょっと、何すんのよ!」

 

「アァ?お前らが明久のことを嘘つき呼ばわりしたからだろうが」

 

「勝手に決めつけて…ずいぶんと偉くなったもんじゃな?」

 

「本当のことでしょ!」

 

「……(ハアッ)お前らをここに連れてきたのが間違いだったかもな」

 

3人のオーラに気圧されたのか、島田さんが震えている。

 

確かに勝手に決めつけた島田さんが悪いんだけども、図的に状況を知らない人が見たら兄さん達が悪人呼ばわりされてしまうからなぁ……。

 

「そろそろストップ。話が全然進んでないじゃないか」

 

「ん、そうだったな。仕方ない、この辺にしといてやるか」

 

「……ツギハナイカラナ?」

 

「は、はい……。すみませんでした……」

 

ふぅ、何とかなったよ。しかも兄さんの様子からして、放っておいたらどうなっていたことやら。

 

雄二はみんなが座ったのを見て、今回のことを話し始めた。

 

「そんじゃ、午後からBクラス戦が始まるわけだが……質問のある奴は?」

 

「はい」

 

「やっぱりお前か、明久」

 

だって雄二ならDクラスから始めると思ってたんだもん。疑問に思うよ。

 

しかもいきなりそんな上のクラスからだし。

 

「お前が言いたいことはわかる。だが俺達がやろうとしているAクラス戦のやり方で、わざわざDクラスとかなんかと戦う必要があるか?」

 

「必要……ないね」

 

「ああ。だが士気は上げときたいし、Aクラスとは本気で戦いたいと思っている。ここまで言えば島田とかにはわからなくても、明久とかにはわかるだろ?」

 

「うん、よくわかったよ」

 

僕達が本気を出しちゃったら今のところ互角に戦えるのは翔子さんと優子さんくらいだからね。

 

すると島田さんが少しうなった後、雄二に聞いてきた。

 

「あんた達の目的まではわからないけど、要するにAクラス以外は強敵でもなんでもないってこと?」

 

「そうだ。理解が早くて助かる」

 

「話は以上か?だったら早く弁当を食おうぜ」

 

「そうじゃの。せっかくの明久の弁当の味が不味くなってしまうのじゃ」

 

「そうだな。お前ら、弁当を食べて構わないぞ」

 

雄二から許可が下りたので、僕達は弁当を食べながら雑談を交わした。

 

 

 *

 

 

昼食が終わり僕達は教室へ帰ろうとした。しかし雄二に大事なことを話し忘れているのに気がつき、あわてて雄二に近寄った。

 

「雄二、1つ伝え忘れてたことがある」

 

「お前が伝え忘れるだなんて珍しいな。なんだ?」

 

「Bクラス、あの人(・・・)がいるよ」

 

「っ!……そうか、面白くなりそうだな」

 

そう言った後に雄二は屋上の扉を閉め、僕と教室に戻った。

 

この時、僕達がにやりと笑っていたことに気づいたのは誰もいなかった。

 

 

――――――――僕達以外に屋上にいた1人を除いて。

 

 

「どうやら転入早々面白くなりそうね」

 

 

 




姫路、出番なし!ドンマイ!
 ↑
自分で書いたんですけどね(笑)

原作でもこの小説でも明久は人思いです。
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