ハイスクールD×D ~英雄達を宿す少女~   作:湊 9029

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お、お待たせしました。
なんだか最近ネットに触れてない私……

しかも今回かなり短いし…(´;ω;`)
そして前回予告でギル様との絡みあるって言ったのに結局……

そんな訳で今回も短いですが少しの間お待ちください。
もうちょっとすれば私の周りが落ち着くと思いますので(多分



第十一話 ユイの過去、そして……

 

 

ライザーとのゲームが終わった瞬間私は怪我や気力が限界で死んだように眠った。

その後、私は自宅のベットで目覚めた。

傍にはシロウさんが居て、どのくらい眠っていたかを確認すると二日間程眠っていたらしい。

オカ研の皆は既に怪我が治って学校に行ってるらしい。

問題のライザーも、ゲーム後大人しく身を引いたそうだ。

 

「そっか…他のみんなは悪魔だもんね。私に比べたらそりゃあ回復も早いか…」

 

「いやマスターの怪我の治りが遅かったのには理由があるんだ」

 

理由?

私が人間だからって事じゃなく?

そう思いシロウさんに問いかけると…

 

「グレモリー眷属のアーシア・アルジェントに頼んで神器による回復を頼んでみたのだが、やはり効き目が薄かった」

 

「効き目が薄いって…どゆこと??」

 

「マスターは確かに体は人間だが、君の場合普通のソレとは異なる。マスターには回復系統のモノにはあまり体に効かない体質を持ってるのだ」

 

「ちょっと待って!さっきから何言ってるの!?話の内容が見えないんだけど!!」

 

「落ち着いて聞いてくれ……マスターは………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♢イッセー視点♢

 

 

 

 

 

 

 

ライザーとのゲームが終わった一週間後ユイが久しぶりに学校に来た!!

怪我も治ったらしく、ようやく自由に動けるとの事だった。

ユイはいつも通り授業を受け、放課後にはオカ研の部室で談笑していた。

だけど…ユイはどこかうわの空だったりカラ元気に見えた。

多分それがわかるのは幼馴染みである俺にしか気づかなかったのかもしれない。

そう思って、今日の悪魔の仕事が終わってユイに「一緒に帰ろう」と声を掛け二人で学校から出た。

その帰路の途中いつもの公園へ立ち寄り少し話をしようと持ちかけた。ユイはそれに同意して公園に入りベンチに座った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで?ここでなんの話をするの?昔の話?まぁ確かに昔この公園で……「なぁ」…どうしたの?」

 

明るく話しているユイに途中からイッセーが割り込んだ。

そんなイッセーに対して怒るわけでもなくいつも接するように薄く笑って聞き返していた。

この状況を誰が見ても普通でただの幼馴染が会話しているようにしか見えない…が、イッセーには分かった。

ユイは何かを隠して一人で抱えて皆の前では何事もなかったように振舞っていく、誰にも頼る事なく……イッセーはこんな状況を1度体験していた。

それはユイの両親が亡くなった頃だ。

 

 

 

 

 

二人が『事故』にあって亡くなったのは、俺やユイがまだ小学6年生の冬休みの時だった。

その時ユイ達の家族は旅行に行っていた。その旅行中に『何かしらの事故』に巻き込まれユイを残して二人は亡くなった。

ユイはその近くを通りがかった人に助けられた様で、特に外傷もなく少し病院で検査を受けるだけで済んだらしい…

ユイが検査を受けている時、警察の捜査でユイの両親や事故の原因を調べに行ったのだが、そこは既に死体はなく家族が乗っていたであろう車が1台だけ横転しているだけだった。

警察は事故が起きたであろうその現場の周辺を詳しく調べたが何も出て来なかった。

その事を警察から聞いたユイは泣いたり取り乱したりせずただ聞いていた。

ユイが退院した時、大人達は施設に入れるかどうかを話していたが身元引受け人として俺の母が名乗り出たのだ。

兵藤家は衛宮家とは昔からの付き合いで、ユイのことに関しては問題なくことは進んだ。そして衛宮家の財産やその他諸々は両親がこうなる事を予見していたのか、全ての財産をユイに譲るよう手続きをしていたのである。

家はローンなどなく、ユイの財産に入るがまだ小学生という事もあり、中学に入り安定するまでは兵藤家で面倒をみていた。

 

 

中学二年になる頃には、ユイは以前のように笑うようになり、いつしか自分の家に帰ったりしていた。

誰にも頼る事も泣くこともせず…

その時の俺はまだ精神的にも幼く何も出来なかった、というか気づかなかった。

今なら分かるが、あの頃のユイは間違いなく心に深い傷があったはずだ…それを一人で、しかも誰にも知られること無く隠してきた。

 

 

そんな昔のユイを見ている俺はなんとかしてあげたい。幼馴染みとして…

 

 

 

「一人で抱えてないで、たまには俺に頼ってくれないか?」

 

「どうしたの急に?」

 

「確かに俺は馬鹿だし、頼りないかもしれないけど、それでも俺達幼馴染みじゃないか。だから一人で泣くなよ」

 

「何言ってるの?私が泣くわけ…な…い。あれ?なんで?」

 

初めはいつもの笑顔で話していたユイの頬に涙が零れ落ちていた。

その涙を必死に拭うが止まる気配はなくとめどなく溢れだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♢ユイ視点♢

 

 

イッセーに指摘されてようやく自分が泣いてることに気づいた。

たった一日、しかも一緒にいた時間も少ないのに私の異変にイッセーは気付いたんだ。

それは嬉しかった。だけど気付いて欲しくもなかった。

この気持ちもシロウさんに聞いた話も私やシロウさんが誰にも話さなければ知られることは無かったのだから。

もしあの話を聞いてみんなが私から距離を取ってしまったら、そんな事を考えてしまい怖かったのだ。

だけど目の前の幼馴染はそれに気付き問いかけてきた…きてしまったのだ。

私は泣きながら考えた。

『どうしよう』とこのまま全てを話してしまおうか、そんな事を考えているとブレスレットからセイバーの焦る声が響いた。

 

 

 

『マスター!!逃げてください!!』

 

「「!!??」」

 

警告されてようやく気付いた。周りの異変に。

夕方の公園とはいえ周りに人も気配を感じない、その代わりに公園の入口の方から一人の女性が歩いてくるのが見えた。

頭の中で逃げろと警鐘が鳴っているが体が動かない。イッセーの方に視線を向けると私と同じく動けない様だった。

 

何とかこの状況から逃げ出せないかと考えていると女性が顔が見える位置まで来た。

その女性は一言で言うと美しい…

綺麗な赤色の長い髪、とても整った顔立ち、艶のある肌、そして私より大きい胸………

そんな人から強いプレッシャーを感じて逃げ出したいと思っていると、その女性は何のためらいもなく私に向かって走ってきた!!

咄嗟のことで動けなかった私に彼女は……

 

「ユイちゃーん!!」

 

「うぇ!?」

 

抱きついてきたのだった。

 

 

 




如何だったでしょうか?
最後に出てきた女性はそう!!
ブーth「あらあらダメですよ?後書きでネタバレなんて」

ひぃ!?何でそんな剣を持って私の後ろに!?
「それはお仕置きするためです♪えい♪」

ぎゃー!!! ꜀(。௰。 ꜆)꜄バタリ

「それでは次回お会いしましょう♪」
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