ハイスクールD×D ~英雄達を宿す少女~   作:湊 9029

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連続投!!
ただ勢いで書いたから誤字脱字多いかも……
もしあれば御報告お待ちしております!!
それではどうぞ……


第十五話 可能性、そして……

第15話 可能性、そして……

 

 

 

 

 

「…聖杯って何ですか?」

 

ユイが聖杯だと告げられた中でイッセーは疑問を言った。

イッセー達は先程ライダー達との会話の内容でどのような物かは理解しているが、この時の質問は皆は分かっていた。それはつまり

『何故聖杯になっているのだ』と……

『何故そんな物に巻き込まれているのか』と…

それを察したシロウは説明を続けた。

 

「先程も言ったが、そもそも聖杯戦争とはサーヴァント7騎がそれぞれ戦い、敗れた6騎のサーヴァントの魔力が集まり、その集まった所にできる孔から出てくる魔力が聖杯の願いを叶える力だ」

 

「だったら、なんでユイが巻き込まれてるんだよ!!」

 

シロウの説明にイッセーは言葉使いを忘れ食いかかった。

 

「普通に考えればマスターは巻き込まれることは無い。しかしマスターの体の中には聖杯の魔力を集める器が臓器に溶け込んでいる。だからマスターはこの大聖杯戦争に巻き込まれているのだ」

 

「だったら別にユイの中の器じゃなくて別の物を使えば!!」

 

「そう、確かにその通りだ。しかし聖杯戦争が続くにつれある魔術師が聖杯の器を壊すという前代未聞の事態を起こした。その為魔術師達は考えた。『器を人に入れソイツ自身に守らせよう』と。その結果がマスターだ」

 

「そんな……。それじゃあユイはどうなるんだよ…」

 

「最終的には『死ぬ』だろうな」

 

『死ぬ』そのセリフを聞いたイッセーは立ち上がった状態からその場に座り込んだ。

その他のメンバーもそれぞれ反応は違うがイッセーと同じようにユイの死に対し受け入れないでいた。

そんな中リアスは顔を上げシロウに疑問をぶつけた。

 

「ひとついいかしら?」

 

「なんだ?」

 

「貴方はユイが死ぬって言ったわよね?それなのに自身のマスターが死ぬのを分かっていて何故そんなにも冷静でいるのかしら。もしかしてユイを助ける方法があるのかしら?」

 

リアスが問いかけると皆はシロウへと視線を向けた。

 

「……その質問は結果をいえば助かる可能性はある」

 

その言葉を聞きホッとしたが、シロウは話を続けた。

 

「確かに可能性はあるがそれもゼロに近い確率だ」

 

その答えにリアスは問い返した。

 

「そんな…!?……いえ、可能性があるのなら私は…私達はユイを救ってみせるわ!!」

 

リアスの言葉を聞いた皆はそれぞれ前向きでいた。

ここまで静かにしていた朱乃がシロウに疑問を問いかけた。

 

「質問があるのですが、シロウさんはユイちゃんを助ける方法ご存知なのですか?先程の内容だとそう聞こえるのですが」

 

「そうだ。リアス・グレモリーよ。そこの小僧以外の神滅具(ロンギヌス)は知っているか?」

 

「名前だけなら。だけどそれがどうしたの?」

 

「その神滅具(ロンギヌス)の中に幽世の聖杯(セフィロト・グラール)という物がある。その神滅具は再生を司る力があると聞いている。ただこの情報は不確かでその力を使えば助かるかどうかは分からない。それにその神滅具を誰が所持しているのかも分からない。だから可能性はゼロに近いのだ」

 

「その話が事実であれば掛けてみる価値はあるわ」

 

「部長の言う通りですわ。ユイちゃんは私達の大事な後輩ですもの」

 

「……ユイ先輩が居なくなるのは悲しいです」

 

「僕も衛宮さんを助けたい。それに居なくなったら皆悲しむからね。部長の騎士(ナイト)として守ってみせるよ」

 

「ユイさんはこの街に来て初めてお友達と言って下さいました。私が捕まった時も必死になって助けてくれようとしました!!ですから今度は私も皆さんと一緒にお助けします!!」

 

リアス、朱乃、小猫、木場、アーシア、それぞれユイを思い助けたい気持ちを口に出した。

それを聞いたイッセーも

 

「ユイは俺の幼なじみで、いっつも殴ったり、怒ったり……だけど俺の大切な幼なじみなんだ!!だから俺はどんな事をしてもあいつを助けてみせる!!」

 

「……そうか。マスターも良い友達を持った。…感謝する」

 

最初は重い空気だったが今は皆やる気に満ちていた

 

「マスターの置かれている状況を少しは理解して貰えたと思うが問題はまだある」

 

「さっき話してた敵側のサーヴァントの事ね」

 

「そうだ。詳しくは後で話すが、マスターが『赤』そして相手が『黒』の陣営に別れる、だか私はマスターの両親に召喚された。本来であれば私は黒陣営なのだがあの二人と約束したのだ『ユイを守ってくれ』と。(………全く『あの人』は俺という存在を知らないはずなのに守ってくれだなんて『守護者』としての自分がブレそうになってしまうよ)」

 

改めて説明を始めるが当時のことを思い出し最後に皆には聞こえないように愚痴を吐いた。

 

「そしてもうもう一組ライダーと遠間 仁この二人の真意は分からないがこちらの協力を申し出ている。残る敵のクラスサーヴァントは、セイバー、ランサー、キャスター、アサシン、バーサーカーそして別の勢力としてルーラーがマスターの敵になる。……5年前にマスターの家族はルーラーに出会い襲われている時に黒陣営が襲ってきたのだ」

 

「ちょっと待ってくれ…。ルーラーっていうのは中立なんだろ?なんでユイ達を襲ったんだ!?」

 

「それについては俺も分からない。…その時は敵の足止めをしていて帰ってきた時にはもう遅かった…」

 

「そんな…」

 

「その時に俺は瀕死の二人に頼まれユイを護り何とか逃げ延びたのだ。しかしマスターはその時の記憶が無くなっている。恐らく両親が殺された事によりその時の記憶を切り離したのだろう。だが、ライダーが無闇に接近してきたため思い出したのだ。それに加えて新しい力を使った反動が残っていたのだろう」

 

話を聞いたイッセーは公園でのことを思い出していた。

 

「だからユイはあんなに苦しそうだったのか……」

 

「そういう事だ。……済まない、少し待ってもらえるだろうか?」

 

シロウは何かに気付いたのか話を止めた。

疑問を抱いたリアスが「どうしたの?」と聞くと…

 

「マスターが目覚めたようだ」

 

シロウは立ち上がり皆に待つように言ってユイの所へと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか?
少しずつ謎を解明していってるのですが今回のお話はどうでしょうか?
かなり勢いできましたのでもし設定など疑問がありましたらメッセージお待ちしております。

次回は流石に時間が掛かります(--;)
気長にお待ちいただければ幸いです。
では……
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