ハイスクールD×D ~英雄達を宿す少女~   作:湊 9029

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どーも初めまして 業 湊 です。

処女作なので問題がありましたら教えてください。


第一話 日常の終わり、非日常の始まり

第1話 日常の終わり、非日常の始まり

 

 

 

 

嗚呼、あの時私が彼<兵藤一誠(ひょうどういっせい)>と一緒に帰っていればあんな事にはならなかったのに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピピピピピッ、ピピピピピッ

 

 

「うーん…。まだ眠い…。」

と、言いながら頭上にある目覚ましを止める。

 

「…いまなんじ~?」

 

少女は目を擦りながら時計を見つめる。

 

「…ってもうこんな時間⁉︎遅刻する‼︎」

 

少女は急いでベットから降りすぐに学校の支度をする。

そして準備を終えると棚の上に置かれた写真立てを見る。

そこには1人の少女と若い夫婦の仲の良さそうな写真が置いてあった。

 

「お父さん、お母さん、行ってきます。」

 

微笑みながら少女『衛宮 ユイ(えみや ゆい)』は扉を開け自分が通う駒王学園へと向かったのである。

 

 

 

時は進み、学校の校門近くでユイは歩いていると前方の方で何やらじゃれ合ってる三人組が見えた。

その三人の真ん中にいた茶髪のツンツン頭はユイの幼馴染であるイッセーこと兵藤一誠であった。

後の2人はハゲが松田、眼鏡が元浜、イッセーの親友もとい悪友である。

三人はいつもつるんでおり所構わず卑猥な話ばかりしている。そんな三人の事を周りはあまりいい印象を受けていない。

しかしユイだけは特に気にせず彼らとよく遊んでいた。

ただ朝早くにそんな卑猥な話をしながら登校するのはイケないと思い、三人の後ろに忍び寄りイッセーに向かって手刀を振り落とした。

 

「ていっ!」

 

ゴッ!

 

「あだっ!…って誰だよ!」

「朝からそんな卑猥な話やめなさい。」

「ユ、ユイ‼︎」

 

頭をさすりながらイッセーはこちら振り返りを見てビックリしていた。

 

「全くあなた達三人はいつもそんな話をして恥ずかしくないの?」

「いいじゃんか!男のロマンを語り合って何がイケないんだよ。」

「ふ~ん。男のロマンね~。ちなみにそのロマンって何かな?」

 

にっこりと笑ってイッセーに聞いてみた。

「それはやっぱりおっp…はっ⁉︎」

 

イッセーは言いかけて思い出した。

ユイは、胸の事に触れたらキレることを…。

別にユイの胸は無い訳ではない。サイズ的に言うとBなのだ。

しかし周りと比べると小さく、本人も気にしていたのだ。

 

「へ~。そんなに胸が大事なのか~。ふ~ん…。」

 

プルプルと怒りで震えているユイが問いかける。

 

「ま、待ってくれユイ‼︎今言ったことはじ、冗談だって‼︎2人に乗せられて…っていねーし‼︎」

 

周りを見ると2人は居なくなっていた。

 

「イッセー?何か言うことは?」

「え、え~と…。お、俺は丁度いい大きさだとオモウヨ…?」

「そっか…。イッセーは正直者(嘘つき)だね…」

「だ、だろ⁈」

 

目から光が消えたユイが囁くと鞄を振りかぶる。

それを見たイッセーは、

 

「え?」

 

とつぶやくと、

 

「ばかーっ‼︎‼︎‼︎‼︎」

 

ユイは叫びながら鞄をイッセーの頭に向かって振りかぶった。

 

「ぐはっ‼︎」

 

ユイの鞄が見事にこめかみにクリーンヒットしイッセーが倒れた。

 

「ふんっ!」

 

ユイはそんなイッセーを無視して学園の方に歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな何にも変わらない日常が続くと、明日が来るとそう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

~翌日~

 

ユイは教室の手前で中が騒がしいことに気づき注意しようと扉を開けるとなぜか号泣している松田と元浜が床に崩れ落ちていた。

後で聞いた話によるとどうやらイッセーに彼女が出来てしかも綺麗で可愛いらしい。

 

 

お昼休みになりいつもメンツ(私、3エロ、桐生)で昼を食べているとき、

 

 

「そういえば幼馴染の私を差し置いて彼女出来たんだって?どんな脅迫をしたの?」

「って、脅迫してねーよ!夕麻ちゃんから告白してきたんだって!」

「フーン…」

 

一生懸命説得するイッセーだがどうも信じてもらえていない様子でユイは聞き流していたら、

 

「ゆいっち、もしかして嫉妬してるの?(ニヤニヤ」

 

と桐生がとんでもない事をユイの耳元で囁く

 

「そ、そんな事はないけど…なんだかモヤモヤするというか…。そう!弟が離れていく感じだよ‼︎」

「ふ~ん(ニヤニヤ。ソウナンダー」

「な、なによう…?」

「べっつに〜(笑)」

「…ふんっ。」

 

女子は女子で話を弾ませていると、男子達の話が所々聞こえてきた。

 

「明日…何処……なんだ?」

「……吐け……じゃないと……」

「分かったよ………駅前の……10時………」

 

と、何やら怪しい会話が聞こえてきた。

要約すると明日イッセーが彼女とデートするという話であった。

 

「どうすんの?イッセーが明日デートだって」

「なんで私に言うの⁉︎べ、別にイッセーが誰とデートしようが関係ないし‼︎」

「そ、ならいいんだけど」

「ま、まぁ明日は丁度駅前の方で用事があるのを思い出したし、万が一イッセー達と出会っても問題ないよね⁉︎」

「なんだかんだで気になるんじゃん(ニヤニヤ」

「そ、そんな事ないもん‼︎」

「ハイハイ」

 

キーンコーンカーンコーン

とチャイムが鳴り皆弁当箱を持って教室へと帰って行った。

 

 

 

 

次の日の朝〜ユイ視点〜

 

 

 

 

 

 

う〜なんか昨日はモヤモヤしてあんまし眠れなかったけど、今日はイッセーが彼女さんを襲わないようにちゃんと見張らないと‼︎

確か駅前の所に10時だっけ…………。

 

あっ!いた!なんかきちんと身だしなみ揃えてるし‼︎私の時なんかテキトーな格好でお出かけしてたのに‼︎

帰ったらお仕置きしないと……。

とか考えてたら彼女さんが来た‼︎ぬぅ〜…か、可愛い……。胸も大きいし、スタイルいいし……。

なんか負けた気分………。

 

あっ!動き出した。よーしイッセーが妙な事起こさないようにちゃんと監視しなければ‼︎

 

 

 

 

 

 

数時間後……………。

 

 

 

…なんか凄くいい感じじゃん……。

見てるとなんだか胸が痛い……。

もう帰ろう…。

 

 

と考えて帰ろうとした時にいきなり声をかけられた。

 

「あれ?ユイ何してんのこんな所で」

 

ゆっくり振り返って見ると彼女と一緒にいたはずのイッセーが後ろに立っていた。

 

「え⁉︎え〜と…そう‼︎買い物に来たんだ‼︎偶然だね‼︎」

「へ〜そうなんだ。俺も実はデートでさ。今も……」

 

ズキンッ

 

何故だろう。イッセーが彼女の事を楽しそうに話しているだけなのに胸が痛いんだろう……。

 

「ってな感じなんだけどさ。……どうかしたか?なんか様子おかしいけど?」

「ッ…!…何でもないよ!そういえば今日はどうするの?イッセーのお母さんに晩御飯のお呼ばれされてるんだけど、そろそろ遅い時間だし一緒に帰らない?」

 

何とかバレないように誤魔化し帰るように話してみた。

 

「げっ!もうそんな時間か」

「うん…どうする?」

「ワリ、先帰っといてくれ夕麻ちゃん送ってくるからさ」

「………うん。分かった!遅くならないよーに!」

「分かってるよ!……また後でなー‼︎」

 

そう言ってイッセーは彼女の元へと戻って行った。

 

 

 

 

 

 

はぁ。何か変な感じがするなぁ……。

何かイッセーが遠くにいく感じ…。

別にイッセーがどうなろうと関係ないけど……でもなんか嫌だなぁ。

 

そんな事を考えながらフラフラと公園を歩いていると何処かから声が聞こえてきた。

 

「………………‼︎‼︎‼︎」

 

 

「?」

 

なんだろう…嫌な予感がするっ!

 

そう思った時には声のする方へ走っていた。

 

だんだん近ずくにつれて見えてきたその光景は………。

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーが光の槍のようなもので腹部を貫かれているところだった……。

その側には夕麻ちゃんと思わしき翼の生えたナニカがいた…。

 

 

「………………え?」

 

ナンデイッセーガササレテルノ?

ナンデカノジョサンガヤリヲモッテワラッテルノ?

ナンデ?

ナンデ?ナンデ?ナンデ?

 

 

 

そんなユイの疑問を答えるように夕麻ちゃんが此方に話しかけた。

 

「あれ?人間がこんな所で何してるのかな〜?」

「イッセー…?」

 

崩れ落ちそうな体を必死に支えながらイッセーの元へと歩いていく。

 

「ねぇ…?イッセー…?そんな所で寝てたら風邪ひいちゃうよ?」

 

信じれないという足取りでイッセーに近づいていく。

 

「…人間の癖にこの私を無視するとはいい度胸ね」

 

夕麻はユイに声を掛けるが、本人はそんな声は耳に入ってくる訳がなかった。

それもそのはずで、目の前で幼馴染が地面に倒れて血を流しているのだ、現実を受け入れきれないユイにはただイッセーの元へと歩くことしか出来ないのである。

そしてユイはイッセーの元に辿り着き膝をつき揺さぶる。

 

「…イッセー?…起きなよ?…叔母さんが晩御飯作って待ってるよ?」

 

ユイは恐る恐る揺らして声を掛ける。

 

「まぁいいわ。そんなにソイツ(イッセー)の事が大切なら一緒にあの世に行きなさい‼︎」

 

そう言って夕麻ちゃんは、手に光の槍を構えた。

 

 

「なんでこんな事を…?」

「そうねぇ。どうせ最後だから教えてあげる。ソイツ(イッセー)は私達にとってとても都合が悪い存在なの。」

「…存在って?」

「『神器(セイクリッド・ギア)』」

「…神器?」

 

聞き慣れない言葉にユイは理解が追いつけないのか表情には困惑しかなかった。

 

「そう。それ(イッセー)はどうも危険な力をってるらしいから今の内に死んで貰おうかと思って♪」

 

 

ソンナリユウデイッセーハコロサレタ…?

コンナヤツニ…?

 

「分かってもらえたかしら?そういう事で私達の存在を知られたからには死んでもらうわ」

 

そうして槍を構える夕麻…。

その光景を見ていたユイは心の中で思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロシテヤル…‼︎

 

 

 

そう思った瞬間にユイの体から威圧感と共に声が響いてきた。

 

「な、何⁉︎この威圧感は⁉︎」

 

『汝、力を欲するか?』

 

謎の声は男性の声や女性の声が同時に響いてくる。

 

「こんな不条理を壊す力が欲しい…‼︎」

 

『良かろう。ならば我らと契約を結ぶが良い』

『契約を結ぶのならば、叫べ‼︎その『力』の名を‼︎』

 

『7英雄の宝具』(エローエセッテテゾーロ)‼︎‼︎」

 

叫んだ瞬間ユイから光が溢れた。

それを見た夕麻は、あり得ないものを見るように『ソレ』を見た。

光が止むとユイが立っていたのだがそこには先程まで無かった筈の金色に輝く剣が握られていたのである。

その剣はとても神々しく輝いており発されるオーラは尋常ではない量が放たれていたからなのだ。

夕麻は『ソレ』(ユイ)と対峙した瞬間に死の恐怖が襲ってきたのである。

 

 

「な、なんなのよソレ‼︎」

 

夕麻は問いかけるがユイはなんの反応もせずそこに立っていたのである。

するとユイは一歩ずつ一歩ずつ夕麻の方へと近づいていく。

夕麻は此方へと向かってくるユイに対し少しずつ後ずさりをしていく。

 

 

「……イッセーを返してよ…」

「な、何を言ってるのよアンタは‼︎」

 

叫びながら夕麻は光の槍をユイへと放つが金色の剣を振るうと光の槍は弾き返されてしまう。

夕麻は一心不乱に光の槍をユイへと放ち続けるが結果は全て同じであった。

次第にユイは夕麻との距離を縮め遂には剣が届く範囲まで近づいた。

 

「や、やめなさい‼︎人間ごときがこの私を手にかけようなんて千年早いのよ‼︎」

 

そんな夕麻を無視し剣を振りかぶろうとした瞬間紅の光が二人の間をすり抜けていった。

ユイはその光が飛んできた方を見ると紅髪の見覚えのある人がそこに立っていた。

 

 

「私の管轄で何をしてるのかしら?」

 

謎の女性は、二人に手を向け問いかけてきた。

 

 

「お、お前はまさか⁉︎紅髪の……」

 

夕麻が言いかけた時にユイは急に糸が切れたみたいにその場に崩れ落ちた。

そこからユイは意識を手放した。

 

 

 

 

ユイが意識を失った頃………。

 

 

 

「それで?貴女はどうするの?堕ちた天使さん?」

 

紅の髪をなびかせた女性『リアス・グレモリー』は夕麻に対し問いかける。

 

「まさかこんなところで『紅髪の滅殺姫(ルイン・プリンセス)』に遭遇するとは、ついてないわね…」

「あら。私のことを知ってるなんて光栄だわ。其方の名前は?」

「私の名前はレイナーレ。そこに寝ている少年を消しに来ただけよ。…貴女に出会うのは想定外だったけれども…」

「そう。ならば消えて貰えるかしら。私としてはあまり争いたくは無いのだけれども」

 

リアスは紅い(あかい)オーラを放ちながらそう言い放った。

 

「こんなところで計画を狂わせられたら最悪ね…。いいわここはおとなしく引いてあげるわ。ご機嫌よう」

 

ボソッと何かを言い翼を広げ何処かに飛んで行った。

 

「さて、此方の少女は外傷はなさそうだけど…あっちの子はダメそうね。どうやらあの子が私を呼んだみたいだけど…。」

 

リアスはイッセーに近づきながら状況を確認するが、イッセーの元に着くとその姿を見るなりリアスはナニカに気づいた。

 

「……そう。そういう事。堕天使が彼を狙った理由がわかったわ。」

 

それに気づいたリアスは何処からかチェスで使われている駒を手に持ちイッセーに問いかけた。

 

 

「私に仕えなさい…。」

 

チェスの駒を8つをイッセーの胸の上に置くと次第に体に吸い込まれイッセーの体は命を吹き返した。

 

「さて。あの子はどうしましょうか。………小猫」

 

リアスが呼びかけると木の陰から銀髪ショートの小柄な女の子が出てきた。

 

「…何ですか?」

 

「この子の看病をお願いしてもいいかしら?」

「…分かりました」

 

小猫は無表情でユイの元に行きおんぶをして歩いて行った。

 

「さて、この子の家で治療をしましょうか」

 

そう言って地面に魔法陣を展開しイッセーの家へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?

次回は出来るだけ早く投稿出来るように頑張ります。
オリ主設定もなるべく早く投稿するので待ってて下さい。

もし、サーヴァントの意見があればどんどん言ってください。
検討して決めていきたいと思います。
とりあえず次回はあの金髪騎士様が登場します。
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