ハイスクールD×D ~英雄達を宿す少女~   作:湊 9029

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お待たせしました。

今回は大分急いで書いてしまったのでちょっとばかりおかしいかもしれませんが、温かい目で見てやってください。
そういえば、第1話を投稿してから三日でお気に入りが18件、UAが950件超えてました‼︎
とても嬉しいです‼︎これからも頑張っていきますので応援していってやって下さい。



それではどうぞ。








第二話 目覚める力

第2話 目覚める力

 

 

 

 

 

 

翌朝

 

 

 

ピピピピピッ、ピピピピピッ

 

 

「うーん…。まだ眠い…。」

といつも通りに時計を止めようとしたユイだがいつもの場所に時計がなく疑問になりのそのそと起き上がったのだが、そこには、見覚えの無い部屋が広がっていたのである。

 

「え、えーと…ここは何処でしょう……。」

 

そうつぶやくのも無理は無い何故なら昨日の記憶が思い出せないのだから。

そんな事を考えていると他にも不自然な事に気がついた。

それは………。

 

 

「……ニャァ♪」

そんな寝言を呟いている小さな少女が隣で眠っていたのである…。

 

か、カワイイ……!

ってそんな事よりここは何処だろう?

うーん。本当に昨日何してたっけ?

 

「うーん…」

 

昨日の事を懸命に思い出そうとしていると寝ていた女の子が目を覚ました。

 

「…んにゃぁ〜?…起きたんですか?」

「う、うん……って⁉︎その格好⁉︎」

 

叫ぶ私の目には、銀髪の女の子格好は何というかスケスケのネグリジェを着ていて胸と猫柄のパンツが丸見えという凄くえっちぃ姿だからである。

ノーマルの私でも何だかドキドキしてイケない気分になってくる…。

そうして目線を下げると…

 

「って!何で何にも着てないの⁉︎私⁉︎」

 

そうユイは何にも着ていなかったのである。

唯一の救いは、無地のパンツを履いている点だけである。

もしかして私昨日イケない階段を登っちゃった⁉︎

なんで私おぼえてないんだろう⁉︎

 

 

「…おはようございます」

「お、おはようございます…え、えっとこの状況は?」

 

恐る恐る聞いてみた。

 

「…覚えていないのですか?私は駒王学園の1年『塔城 小猫(とうじょう こねこ)』です。」

「え!後輩なんだ!」

「…はい。昨日のユイ先輩は、とてもスゴかったです。あんなに(オーラが)激しかったのはのは初めてでした」

「え⁉︎私昨日そんなに激しかったの⁉︎」

「…とても(オーラが)激しくて、私も流石に意識が飛ぶかと思いました」

 

 

本当に昨日の私何したの⁉︎全然覚えてないんだけど⁉︎

 

「えっと…。ゴメンね?全然覚えてなくて…」

「…いえ、覚えていないのならしょうがないです。それだけ昨日は物凄かったですから…」

 

そんなにスゴかったの?昨日の私…。

 

 

 

 

 

そんな勘違いをしているうちに時間が過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

「…先輩朝ごはんは如何しますか?今日は祝日で学校休みですから一緒に如何ですか?」

 

 

小猫がそんな提案をしてきてユイは学校が休みの事を思い出した。

 

「嬉しいけど迷惑じゃないかな?」

「そんなことないですよ。一人より誰かと食べるほうが美味しいですから…」

 

小猫は少し暗い表情を一瞬見せるが直ぐにさっきまでの無表情に戻った。

ユイはその表情に気づかなかったがタイミングが悪くユイのお腹が『くきゅ〜』と可愛らしい音が鳴り顔を赤らめた。

 

「え、えっと…た、食べようかな?」

「はい…!」

 

はみかみながら小猫に告げると嬉しいそうな表情をしながら答えた。

 

 

 

 

 

 

食事も終わりテーブルにてくつろぐ二人。

 

 

「ふ〜。お腹いっぱいだよ〜。ご馳走様美味しかったよ!」

「そう言ってもらってよかったです」

 

 

料理は小猫が作ってくれたのだが和食が中心でどれも美味しくユイは体重のことを忘れいっぱい食べたのである。

 

「普段から料理するの?」

「はい。食べるのが大好きですから」

「そうなんだ!私も料理はするけどここまで美味しくできないよ!」

「いえ、そんなことないですよ」

 

 

二人はたわいない話をしていく。

すると小猫が、

 

「…そういえば先輩は昨日のことを本当に覚えてないんですか?」

 

と聞いてきた。

 

「え、えーと。申し訳ないんだけど…なんか記憶にもやがかかったみたいに朧げで…」

 

そう思い出そうとするが、何故か昨日のことがよく思い出せないのだ。

 

「…そうですか。ちなみに公園のことは?」

「公園?…そういえばなんか公園でナニかあったような………ッ‼︎」

 

公園というキーワードを聞いた瞬間に昨日のことが鮮明に流れ込んできた。

イッセーの後をつけデートに付いて行ったこと。

その公園でイッセーがお腹から血を流し倒れている所。

自分の中で何かが壊れ怒りが湧いたこと。

 

 

そして誰かが問いかけてきてそれに答えると自分の手に黄金の剣が現れその剣で夕麻ちゃんに斬りかかろうとした事。

 

 

その全てを思い出し、ユイは震えだした。

 

「…そうだ。昨日はイッセーが殺されて…私は……」

 

そう言って思い出した。

 

「イッセーは⁉︎イッセーはどうなったの⁉︎無事なの⁉︎」

「はい。イッセー先輩は無事です」

「…そっかぁ。よかった…。そういえば何で私はここにいるの?」

「その事は私からは説明する事は出来ません…。ただ近いうちに必ず説明するので待ってて下さい」

 

ユイは小猫の表情を見て嘘ではないと判断しこれ以上は聞かない事にした。

 

「分かった。私はこれからどうなるの?」

「とりあえずは明日は念のため学校を休んでもらい明後日に学校に来てください。

放課後に私が迎えに行きます。ある場所にて全てを教えます」

 

「…分かった。じゃあ帰るね…」

「…はい。それでは学校で」

 

 

 

ユイは話を聞きこれ以上は…と判断し帰る事を決めたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この時知る由もなかった…。

イッセーが悪魔になり明日また殺されかける事を……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は進み2日後

 

ユイはこの日学校に向かうが体調が良くなく保健室に向かった。

幸いユイは頭は良く1日、2日勉強が遅れても問題がないため昼まで体を休める事にした。

今日は、5時間目で授業が終了するという事で先生が頑張って出るように勧められ5時間目だけは出るようにした。

 

 

 

授業も終わり放課後

 

 

イッセーがこちらをチラチラと見てきたので話しかけようとするが他のクラスの木場佑斗がクラスを訪れイッセーを連れて行った。

あの二人に接点など思いつかないがもうそろそろ小猫がくる頃なので大人しく待っている事にした。

 

程なくして小猫がクラスにやってきた。

 

「先輩こんにちは。迎えに来ました」

「うん。行こうか」

 

そう言って立ち上がり小猫の後についていく。

ついて行った先は恐らく誰も近づかないであろう旧校舎の中へと入って行った。

 

目的地であろう扉には『オカルト研究部』と書かれた部屋の前で止まった。

 

「…まさか。ここ?」

 

恐る恐る聞いてみると、

 

「はい。ここで説明しますのでどうぞ」

 

そう言って小猫は扉を開け中へと入って行った。

ユイは入って行った小猫の後を追い、中に入ると魔法陣のようなものが部屋一面に書いてあり、内心ビビりながらも周りを見渡すと先ほどまで一緒だったイッセーと木場くんがそこにいた。

 

 

「ユイ!こんな所で何してんだよ!」

「そっちこそ何でここに⁉︎」

「俺はリアス先輩に言われて…」

「リアス先輩って…。あの3年の?」

 

ユイは一応話は聞いた事はあった。

駒王学園の3年のリアス・グレモリー先輩、同じく姫島 朱乃先輩、二人は駒王学園の二大お姉様としてみんなの憧れの的であるという事だけは聞いた事があったがまさかイッセーと会って話ていたとは…。

 

 

すると奥のカーテンの向こうから声が聞こえ姿が見えた。

その姿はどうやらお風呂上がりのようで髪が濡れておりとても妖艶にうつった。

その声の主は、

 

 

「待たせたわね」

 

リアス・グレモリー先輩だった。

その後ろからは、姫島先輩が立っていた。

 

「あらあら。お客様がいらしたのですね。少々お待ちください。直ぐにお茶の準備をしてきますわ」

 

とても上品でまるで大和撫子を体現したような先輩がどこかへと消えていく。

 

「とりあえずそこに座りなさい」

 

とリアス先輩が勧めてきた。

 

「「はい。失礼します」」

 

私とイッセーはリアス先輩の向かいにあるソファーに腰掛けた。

 

 

 

しばらくすると、姫島先輩が紅茶とお菓子を運んできてくれた。

 

「お待たせしましたわ。どうぞ」

 

そう言ってかがみながら紅茶を置いていくがイッセーの前で同じ事をするといやらしい顔をしていたのでしら〜と太ももをつねった。

そんな事をして紅茶を飲んでるとリアス先輩が話を切り込んできた。

 

「さて、あなた達二人を呼んだのは大事な話があったからよ」

「話って何ですか?俺はともかくユイも一緒って」

「彼女も無関係じゃないって事よ」

「そうなんですか⁉︎」

 

イッセーはすごく驚いているが記憶があるから私はそこまで驚かない。

 

「それで先輩私達に話って何でしょうか?」

 

「そうね。まずイッセー。『夕麻という女の子は存在しているわ』」

 

「な、何でそれを⁉︎」

 

イッセーは驚いた様子でリアス先輩に聞き返す。

どうやら夕麻ちゃんはみんなの記憶から消えたようだった。

 

「その話をするなら俺は帰ります」

 

そう言ってイッセーは立ち上がろうとするとリアス先輩は1枚の写真を取り出した。

その写真には夕麻ちゃんが写っていた。

 

「この子よね」

「‼︎」

「イッセー。確かに夕麻という女の子は『存在してたわ』」

「な、何でその事を?」

 

イッセーは凄く驚いていたがユイは冷静に話を聞いていた。

 

「その話をする前にあなた達は悪魔や天使、堕天使の存在を信じるかしら?」

「い、いきなり何の話をしてるんすか?」

「私は…。信じます」

「ユイ⁉︎何を言ってるんだ?」

 

前までの自分なら信じなかったであろうがユイ自身には体験した事があるのでいるとしか思えなかったのだ。

 

 

「そう、なら話が早いわ。私達は『悪魔』よ」

 

リアス先輩は言いながら背中からコウモリの翼を広げた。

周りにいた木場くん、小猫ちゃん、姫島先輩も同じく翼を広げ立っていた。

 

「は?」

 

イッセーは何が起こっているのかわからないようだった。

 

「私達は、あなた達が言う悪魔なのよ」

「…そうなんですか」

 

ユイはビックリしたもののすぐに落ち着きを取り戻していた。

 

 

「話を進めるけどこの夕麻という子はこの世には存在していないのよ。この子は堕天使なのよ」

「そ、そんな話を急にされても…」

「イッセー。信じられないかもしれないけど事実なのよ。貴方はそれを一番知っているはずよ」

「ま、まじですか…」

 

 

話は進んでいき先輩やオカルト研究部の皆も悪魔という事。そしてイッセーも悪魔になった事。

悪魔、天使、堕天使の3大勢力の事など色々と説明を受けた。

 

 

「大まか事はこんな所ね。何か聞きたい事は?」

「えっと、俺が狙われた理由っていうのは?」

「イッセー、狙われた理由は、貴方の中に宿る『神器』(セイクリッド・ギア)のせいよ」

「『神器』?それってなんですか?」

 

そうして『神器』の事を説明していった。

 

「…………という事よ。理解したかしら?」

「えっと…一応」

「私も…」

「では、イッセーから神器を出してみましょうか」

「出すのはいいスけど、どうすればいいんですか?」

「貴方が思う一番強いイメージをしなさい」

「わ、分かりました」

 

 

そして、イッセーは何処かで見たような構えをとり、

 

「ドラゴン波‼︎」

 

と、叫ぶと左手が光りだし周りを照らした。

 

「のわ〜⁉︎手が光った‼︎」

 

イッセーがテンパっていると次第に光は収まっていき左手にはいつの間にか赤い籠手のようなものがあった。

 

「ま、まさかこれが俺の神器なんですか?」

「おそらくね。これは『龍の手』(トゥワイス・クリティカ)でしょうね」

「それってスゴイんですか⁉︎」

「いえ、これは持ち主の力を一時的に二倍にするという能力しかないわ」

「え?そ、それだけですか?」

「ええ。それだけよ」

 

 

イッセーはその場に崩れ落ち泣いていた。

 

 

「それじゃあ次は、貴女の番ね」

「はい」

 

ついに私の番が来た‼︎

どうしよう?一番強いイメージか…。

う〜ん。思いつかない…。

 

 

頭を捻り考えているとリアス先輩がアドバイスをくれた。

 

「貴女の場合はこの前の夜を思い出してみなさい。貴女は一度神器を発動しているのだから」

 

そう言うので目を閉じ三日前の事を思い出してみた。

 

すると何処からか声が聞こえてきた。

 

「やっと会えました…」

 

 

聞き覚えのない声が聞こえたのでゆっくりと目を開けてみると。

そこにはさっきまでのオカルト研究部ではなくどこか広い草原の真ん中に立っていた。

目の前にはどこか懐かしい金髪の女性が立っていた。

 

「えっと…。あ、あなたは?ここはどこ?」

 

「私はアルトリア。しかし、セイバーと呼んでください」

 

「分かった…セイバー。ここはどこ?」

 

「ここは神器の中です。私が呼びました」

「って神器の中⁉︎」

「そうです。そして私は過去の英雄……。アーサー王という名を聞いた事はありませんか?」

「えっと…。確かエクスカリバーの持ち主で……ってまさか⁉︎』

「ええ。私はそのアーサーなのです。正確にはアルトリア・ペンドラゴンですが」

「アーサー王って女の子だったんだ‼︎」

「はい。…それで話の続きですが。よろしいですか?」

 

それからセイバーは説明していった。

 

「マスターの力は…」

「ち、ちょっと待って⁉︎マスターって何?」

 

「マスターはマスターですが?」

「まさかとは思うけど…私の事?」

「はい。貴女がが力を発現させた事によって『私達』のマスターになったのです」

「へ〜。って『私達』?』

「ええ。今はまだマスターの力は目覚めたばかりなのでまだ私しか出てこれませんがマスターが力をつけていけばおのずと私以外も使えるようになりますよ」

「そっか。それで?力の使い方って?」

 

「まず。マスターはエクスカリバーという名前を聞いた事はありますか?」

「それはもう。あれでしょ?金色に輝き勝利を導く剣だってやつだよね?」

「大まかに言えばそんな感じです。マスターはそのエクスカリバーを使う事ができます」

「え⁉︎本当に⁉︎」

「はい。ただしやはりマスターは力が目覚めたばかりでまだ安定していないせいか使える時間が限られています」

「ふーん。どのくらい?」

「そうですね…。だいたい10分って所ですね」

「たった10分⁉︎物凄く短い⁉︎」

「少しずつ力を慣らしていけば制限時間も伸びますよ」

「そっか…地道な努力なんだね」

「はい。マスター次第ですので頑張ってください」

 

 

そんなこんなで時間は経ちふとユイは気づいた。

 

「そういえば現実の私って今どんな状態なの?」

「大丈夫ですよ。ここは神器の中ですので、現実の時間は止まっていますよ」

「そうなんだ」

「ですが、そろそろ戻りましょうか」

「え?もういいの?」

「はい。ある程度の説明はしたので今日の所はここまでで良いでしょう」

「そっか…。今日は帰るね。…そういえばどうやったら次はどうやったら会えるの?」

「神器を発現したのでマスターの腕にブレスレットが装着されているはずですのでそのブレスレットに意識を向ければ此方に来れます」

「了解。じゃ、またね♪」

「はい。マスターお気をつけて」

 

 

そうしてユイは神器から意識が戻り、目を開けるとそこはさっきまでのオカルト研究部の風景だった。

 

「あれ…?」

 

意識は戻ったものの思考が定まらず考えていると次第に記憶が戻ってくる。

 

 

「ユイ?大丈夫?」

「は、はい…。大丈夫です」

「そう、ぼーっとしてるからどうしたのかと思ったわ」

「ご心配かけて申し訳ありません。でも神器を使えるようになりました」

 

右手の手首にあるブレスレットを見て言った。

 

「本当に?でもどこも変わった所はないけれど…」

「いえコレです」

 

そう言ってブレスレットを見せた。

 

「コレ?ただのブレスレットにしか見えないけど?」

「見ますか?」

「ええ。良ければ見せてちょうだい」

 

そしてユイはブレスレットに集中した。

 

(えっと…。セイバー?威力控えめのエクスカリバーって出せる?)

(はい。可能ですよ)

(じゃあお願い)

(分かりました)

 

 

そうしてセイバーと会話して構えをとると次第に手に光が集まっていき段々剣の形に変わっていった。

 

 

「これが私の神器の一つです」

「これは、祐斗と同じ神器かしら?」

「確かに僕と似ていますがこれは違いますね」

「そうなんですか?よくわかりませんが。いまはこれしか出せないんですよ」

「へ〜。これって名前とかあるのかな?」

「うん。えっとね…エ…」

 

と木場くんに聞かれたことを答えようとした瞬間セイバーが…

 

(マスター。その名前はまだ言わないでください)

(なんで?言っちゃダメなの?)

(はい。少し思う所がありまして)

(ふーん。分かった。また後で理由を聞かせてね)

(了解しました)

 

とセイバーと話とりあえず誤魔化すことにした。

 

「…エーとよくわかんないかな」

「そっか。ありがとう見せてくれて」

「いいよ。木場くんも剣を出せるんだね」

「あはは。僕のはちょっと違うんだ」

「へ〜。いつか機会があれば見せてね」

 

 

そう言って木場くんは離れていった。

 

「そういえば神器の一つって言ってたけどほかにもあるのかしら?」

「はい。あるにはあるんですが…。どうやらまだ力が馴染んでないみたいで無理だそうです」

「『無理だそうです』って誰かに言われたみたいな言い方ね」

「え、えっと…」

 

 

(セイバー?言っちゃっていいの?)

(別に構わないでしょう)

(ほんとに?)

(というか私が話しましょうか?)

(え?そんなこと出来るの?)

(ええ。ちょって待ってくださいね)

 

 

『いきなりで失礼ます』

 

といきなりユイの腕輪からセイバーの声が響いた。

 

「どこから声が⁉︎」

 

とリアス先輩は驚き周りを見渡す。

 

「えっと…ここです」

 

そう言って右腕を掲げる。

 

「まさか神器に意識が宿ってるの?」

「どうやらそのようです。この中にセイバーっていう女性が居るんです」

 

『セイバーです。よろしくお願いします』

 

「ええ。私は…」

 

『いえ、会話の内容はマスターを通して聴いてますので結構です』

 

「ま、マスター?」

「はい…。なんかそういうことになっちゃいまして」

「そう」

 

『さっきの話の続だが、今はマスターの力は完全ではない』

 

「その完全になるとどうなるの?」

 

リアス先輩は疑問を問いかける。

 

『今は一つしか使えないが、後六つ力を使える。だが力を得るにはマスターはもう少し力をつけなければならない』

 

「そう。それなら私の元に来ない?悪魔として」

「どうなのセイバー?私悪魔になったほうがいいのかな?」

 

『いえ、マスター。それはやめておいたほうがいいでしょう』

 

「‼︎。それはどうしてかしら?」

 

『単純にマスターの力と悪魔の力は相性が悪すぎるという事です』

 

「ならせめてオカルト研究部に入部しない?」

「それなら…いいよね?セイバー?」

 

『はい。それなら問題はないかと思いますよ。ただリアス・グレモリー。これだけは言っておく、マスターを危険にさらした場合はこちらにも考えがありますから』

 

セイバーは警告をしながらプレッシャーを部室全体にかけた。

 

「……ッ!…ええ。分かってるわ。彼女には『こちらからは』危険に巻き込まないわ。それなら良いかしら?」

 

『ええ。問題はありません』

 

「セイバーが言うなら私は良いですよ?」

「ならよろしくね。衛宮さん」

「ユイで良いですよ。リアス先輩」

「ならユイ、私の事は部長と呼んで頂戴。一応部室だから」

「分かりました。リアス部長」

 

と握手していると全然喋ってなかった周りの人達がようやく話し始めた。

 

「ええと、ユイも神器を持ってるんだよな?」

「うん。イッセーと同じだよ」

「へぇ。俺より強そうだよなぁ。いいなぁ。俺のと交換しようぜ?」

「いやだよう。セイバーもイッセーだけは嫌だって言ってるし」

「な、なんだとぅ‼︎』

 

そんな事を言いながらその日は終わって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃とある飛行機内

 

 

 

「もうすぐ日本ですか…。楽しみです♪」

 

 

 

 

 

窓の外を眺め楽しそうな声を出しながら金髪のシスターは呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

続く…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

次回はついにあのシスターが登場します。


誤字・脱字があればどんどん言ってください。

そして只今、オリ主であるユイの神器に出てくるサーヴァントを募集中です。
活動報告欄にアンケートを設置してるのでガンガン意見お願いします‼︎

それではまた次回に………。
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