艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

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やや前半は、横須賀鎮守府と日本へ航行中の艦娘達の現状に入り、艦載機による空中戦、途中乗船中の艦娘達がいろいろ喋りますので、よろしくお願いします
追伸、一度作者も読んでみて誤字脱字がありましたら随時修正します


1-4 強襲、突撃、日本侵攻軍撃滅戦〜中盤〜

出雲が攻撃隊を発進させる少し前、横須賀鎮守府第2海上機動隊司令こと萩沼 薫少将は飛鷹たちマリアナ攻略部隊から航空戦艦「出雲」の出現と深海軍の動きに少し疑問があった。

「提督どうかしましたか?何か問題でも」

 

「そうだよ〜提督〜、そんな顔じゃ、男に嫌われますよ」

 

「加〜古そんなこと言っちゃダメでしょう。すみません提督」

 

「大丈夫よ。古鷹、加古そこまで気にしてないよ」

 

(とは言ってもあの出雲って人、飛鷹に基地まで連れて来てと言っては、深海軍を迎撃してくださいといきなりのお願いをしちゃったけど…本当に良かったわ〜皆危ない状態だし。基地にいるのは長門や龍驤に龍鳳に雲龍達、古鷹など遠征を外せば少数しか居なかったから、今迎撃に向かわせたら殺されに行く様なものよ)

 

各地から選抜した5個機動隊がマリアナ近海の戦闘で敗北した。

一番の原因は暗号解読されたことであり尚且つ、潜水艦隊の待ち伏せに遭い大損害発生した所を艦載機の空襲と艦隊の砲撃によるものだった。

 

これを軍令部や国防総省(旧 防衛省)上層部が認めなかった。いやむしろ艦隊の練度が低い部隊を送ってしまったのか?と自分らの責任を認めず派遣元の提督達に押し付けている始末だった。

 

この萩沼提督は艦娘達の事を一人の女性として、仲間として気にしている。また、加古の言う通りポニーテールの髪型で仕事はバリバリこなす美人なのだが多少ズボラな所がある……少し残念な人である。

「まぁ〜、細かい所は飛鷹たちと出雲に乗っている武蔵たちに聞いてみようか」

 

「そうだよ〜提督、その仕事終わったら3人で間宮に行こうよ、ね〜古鷹」

 

「すみません提督、加古。後でお説教だよ」

 

「え〜、嫌だよぅ〜古鷹。ごめんよぅ」

 

「古鷹そのくらいにしてやって頂戴、加古も朝から一緒にそれも居眠りしないでだからね」

 

「分かりました」

 

萩沼提督の部隊は親しき仲にも礼儀ありで、鎮守府の中は纏まっている。因みに萩沼提督は艦娘擁護派であるその他場所はここでは割愛しますがいずれ出雲が知る所となったらしい。

 

そして所変わって、艦娘マリアナ攻略部隊の方では出雲が先の狂言紛いを喋ったおかけで何人かまだ大泣きした駆逐艦娘は戦艦や空母、巡洋艦の妖精達に宥められていた。だが飛鷹や大和達はまだ出雲に敵艦隊の迎撃に向かわせたことに不安と負い目を感じていた。

「大和さん、出雲さん大丈夫でしょうか?」

 

「どうかしました。飛鷹さん」

 

「いえ、本当は…私たちが迎撃に向かうはずなんですが、出雲さんになんか申し訳ないと思って」

 

「それは私も同じだよ」

 

「那智さん?」

 

「あの通信でしか聞かなかったけど彼ならやり遂げられるような気がするんだ」

 

「こちら瑞鶴、私も翔鶴姉も同じ考えよ」

 

「意外ですね、五航戦がそのような事を思っていたなんて」

 

「なんですか?加賀さんは違うんですか?」

 

「いいえ、私も赤城さんも五航戦と同じ考えよ、それに……いえなんでもないわ…大和さんはどう思います?」

 

「私は…彼ならやり遂げられると思います。それを見届ける為に武蔵に日向、摩耶、隼鷹、神通さん達に行ってもらいました」

 

「まぁ〜、青葉ならわかるけど日向の船体がいないと思ったらこっそりとあのオスプレイですか?あれに乗って行っちゃったなんて、あ〜もう不幸だわ」

 

「僕だって本当は行ってみたかったけど、皆を守らないと行けないって思って残ったんだもの」

 

「それは鈴谷も同じだよ〜」

 

「摩耶に満潮ちゃん大丈夫でしょうか?トラブル起こさなければいいですけど」

 

「でも基地に戻れば出雲さんの艦を見に行く事が出来ますから、それに青葉が乗っているなら大丈夫だよ、ね、大和さん」

 

「そうですね、では皆さん対空と対潜警戒を厳重にお願いします」

 

艦隊全員「了解しました」

その後4日後の朝に横須賀へ帰還を果たした。

 

第3次マリアナ沖海戦 結果

横須賀第2海上機動隊 轟沈艦無し 大破・中破艦艇多数

舞鶴第5海上機動隊 旗艦を含む9割轟沈

呉第3海上機動隊 全滅

理由:前衛警戒艦隊として潜水艦隊に待ち伏せにあった為

佐世保第5海上機動隊 轟沈艦多数、損傷艦艇多数

室蘭第2海上機動隊 空母・戦艦全滅、損傷艦艇多数

 

そして、時間が進み現在に至る、艦橋にある艦長席からCDCから送られた情報をディスプレイ画面で見ながら対応してた。

 

「艦長、第1次攻撃隊から通信、敵艦隊殲滅せしめたし味方機損害皆無、以上です」

 

「了解した。他の知らせはあるかい?」

 

「はい、まもなく目標b艦載機群とこちらの迎撃隊がかち合います。c群は後4〜50分で主砲射程内に入ります。尚敵艦載機はレーダー画像照合結果、b側にはヘルキャット、コルセア、シーフューリー、ヘルダイバー、アベンジャーです、c群はこれにベアキャット、ファイヤブランドが加わっています」

 

「第2次大戦後期と終戦後の機体か、「おい、出雲」あっ隼鷹さんに摩耶さんそれに青葉さんに武蔵さんそれに皆さんどうかしましたか?」

「どうしたもこうしたもアンタ何考えてるのまさかあの300機相手に戦うのかよ?」

 

「はい、そうですけど何か問題でも?」

「問題あり過ぎよ、勝てる自信が有るのかよ「それについては大丈夫ですよ」副長さん」

 

「摩耶さん、満潮さん大丈夫ですよ、この艦の能力を見れば驚きますよ、青葉さんなんかもうCDCから離れられないみたいですよ。砲雷長に付きっ切りで、あっそれとそこに座席ありますので席に着いてディスプレイ見ながら座って下さい」

「俺からも頼むよ」

 

顔は笑っているが…目は笑っちゃいない。

 

「はい、分かりました」ブルブルブルブル

 

「さて、この世界に来て初の空中戦だ、お手並みを拝見だな」

 

その頃、出雲から発進した迎撃隊は空中警戒管制機の指示で目標を確認していた。

 

「こちら、オーロラ2各機準備いいか?」

「こちらセインツロウ隊準備良し」

「ブッチャーズ隊準備よし」

「ドリフターズ隊準備いいぜー、」

「間も無くアムラームの射程内に入る各機攻撃開始、奴らを蹴散らせ」

 

深海凄艦第2群から発進した艦載機は敵と視認する前に約半数以上は火だるまになり、気付いたときには完全にパニックに陥っていたのだ。

 

会敵直後、深海凄艦艦載機のパイロットは何とか敵機に追い縋ろうとしたが、逆に背後に回り込まれ機関砲で叩き落とされ、その内の1機が照準に入ろうとした時、ヘルキャトの直上から機関砲弾が降り注いだ。

 

「迎撃隊より連絡、敵艦載機撃滅せり」

「迎撃隊も成功したか、次は俺たちの番だ」

 

その頃、深海軍艦隊本隊は、第1機動群並び第2群から発進した第1次攻撃隊が全滅したと報告が入った

 

「嘘でしょ?前衛群が全滅した上に、第2群から発進した艦載機が全滅なんて」

「私にも分かりません、まだこちらから発進した艦載機の報告待てば何か分かる「大変です。攻撃隊が全滅したと」なんですって?」

 

「はい、攻撃隊の最後尾にいた艦載機から連絡ありました。いきなり100機爆散した後、艦娘らが持つ三式弾をはるかに上回る砲撃であっという間に全滅し、その後進路を伝えた後に撃墜されました。水鬼様どうしますか?一度第2群と合流しますか?」

 

「分かった合流しよう、第2群の戦艦凄姫に伝えて頂戴、あっそれと潜水凄鬼が率いている前衛遊撃潜水艦42隻合流しているよね」

 

「はい、合流完了しています。」

「よし、潜水凄鬼に伝えて本隊の前方に着いて警戒に入ってとそれと可能ならば攻撃開始せよとそれと、サイパン島飛行場姫、テニアン島飛行場姫に航空機の要請をしてちょうだい」

「了解しました。至急手配します」

 

 

 

次話に続く

 

 

 




とりあえず大急ぎで書きました。次の話も現在制作中ですよろしくお願いします。
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