艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

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今回はヘルシングのあるセリフを自分なりにアレンジしました
それはある兄弟と執事のセリフです

それでは本編にどうぞ




第3章 最北の戦場と氷点下の砲撃戦
3-1 新たな戦場、それぞれの視点 ※挿絵有り


函館基地招集から2日前に遡る。

8月8日 1300 東京 国防総省 大会議室

 

「いったい、いつになったらキスカ島の兵隊が助かるのかね海軍軍令部総長」

 

この男は国防総省副長官で艦娘兵器派の1人、どうやらその島に1人息子が参謀として赴任している。

 

「全く海軍は1回で仕事がこなせないのですか?使えなくなった艦娘達を弾除けに使えばことが済むじゃないですか」

 

「副長官、確かに彼女達は兵器の姿をした人間ですよ言葉が過ぎるのではないでしょうか?」

 

「はっ?彼らは所詮兵器ですよ?我々にとってはいい駒ですよ」

「やめなさい、総長いつ頃キスカ島の救援が再開しますか?」

 

「来週に作戦を実行致します。長官」

「分かりました、頼みますよ」

 

そう言って会議は終わり総長と檜垣、東ら秘書官は軍令部に戻り総長執務室にいた。

 

「あの国防総省の穀潰しどもが」バリン→瓦割

 

どうやら総長が何処からか瓦板を10枚ほど出して割っていた。

 

「国防総省長官は事実上兵器派の傀儡ですからね〜、東さん彼奴らの何か掴めました?」

 

「いえ、まだ何も掴めませんでした総長申し訳ありません」

「気にしなくていい真弓いや大和、元艦娘として嫌な気分になって済まない」

 

「いいえ、気にしなくていいんですよ貴方、後は出雲さんに託しましょう」

 

「そうだな、檜垣おまえの親友でもある出雲に帰還後早々こんな命令出してすまない」

 

「いいえ大丈夫ですよ、あそこ迄正直に言えば奴は嫌とはいいませんよ私が保証します、どの道私も作戦幕僚としての打ち合わせで函館基地に向かいます」

 

「分かった、出雲に伝言頼めるか?」

「はい、なんでしょう」

「作戦成功と武運長久を祈る…と」

「了解しました、必ず伝えます」

 

そして、時系列は翌日になる。

 

8月9日 0630 横須賀基地 出雲自室

 

「あ〜、昨日は久しぶりに呑んだわ」ムニュ

「むにゅ?」チラリ

 

何故か出雲のキングサイズベッド両脇には飛鷹と隼鷹が寝ていたしかも薄着であらぬところが見え放題しかもこれを見たのは2回目(・・・)である。

「まじかよ〜」

 

「うーん、あっ出雲おはよう」

 

「おい飛鷹、いつからいた?」

 

「夜中に隼鷹とこっそりと」

 

「そうだよ、飛鷹と一緒に忍び込んだんだいや〜、出雲ベッドの上で激しかったな〜」お腹さすり

「そうね〜、激しかったわ〜デキちゃったかも?」

 

「まじかよ、俺自首してくるわ」

 

「フフ、冗談よ出雲ぐっすり寝ていたから添い寝しただけよ」ヒャッハー

 

「冗談かよ、本当だったら2人とも俺が責任取らんといかないよ」

「ホエ?」

どうやらその言葉で2人は顔真っ赤になりその直後に電話が鳴り響いた。

 

「誰だろう?はいもしもし」

「おはよう出雲、私だ」

 

「あっ提督どうしました?」

「0800に執務室に来てもらえないかしら?明後日の件で」

 

「分かりました、朝食とったらその足でいきます」

「お願いね」ガチャ

 

「出雲何処からの電話?」

 

「提督からさ、8時に執務室に来てくれとさ」

 

「ふーん、分かったわ朝食は一緒に行きましょうはいコーヒー」

「あ〜、ありがとう」

 

「でも昨日の歓迎会後は凄かったわよ、それぞれ姉妹や戦隊ごとで出雲のベッド一緒に添い寝してくるわって言ってたわ」

 

「出雲〜聞きたくないこと〜聞いちゃいました〜」

 

「まぁ、みんな酔い潰れていたからなそれどころじゃ無かったよ」

 

「わからんぞ〜、意外にもあのパパラッチが「青葉見ちゃいました〜」まずい」

 

どうやら窓の外から青葉は見て、聞いちゃいましたらしい。

 

「まずったな逃げられたどうしよう?」

 

0700 横須賀基地大食堂

 

その後食堂に行くとみんな一斉にこちらを向き、出雲に説いた出そうとした、案の定青葉新聞にはでかでかと出雲と飛鷹姉妹の写真が貼られてその写真を見た艦娘達はショックと悲しみに老けこんだが青葉が出雲を見た途端に逃げ出そうとしたが駆逐艦達に即座に取り押さえられ、椅子に縛られた。

 

「さて青葉、今回の件と落とし前どう付けようか?」

「いや〜、あんなの見たら写真撮りたいなーなんて思いました」

 

「まぁいっか、謝らないなら後で演習の的にすればいいな飛鷹に隼鷹それでいいかい?」

 

「え〜いいわ、出雲さんからもらった攻撃ヘリで青葉を蜂の巣にするわ〜ねぇ〜隼鷹」ハイライトオフ

 

「そうね〜私もその攻撃ヘリと艦載機で袋叩きにするわ〜」ハイライトオフ

 

「だそうだ、俺はどうなっても知らないよどの道試したい武器があるから撃つけどね」

 

三者三様殺る気マンマンだった、流石に青葉が縛られた椅子ごとガタガタ震えていたが、何事も無かったかの様に出雲は更に、止めの捨てセリフを言い放った。

 

「青葉よ遺書は書いたか?遺産相続の手続きは?姉妹や仲間にお別れを言ったか?念仏を唱えたか?死装束の準備は?海の上で命乞いをしながら嬲り殺されて、死んでいく準備出来たかOK?」

 

出雲は笑いながら話しだかどう見ても目は笑っちゃいない、さらに姉妹の衣笠や戦隊仲間の古鷹や加古からの支援は一切無かった。

 

「うわぁ〜んごめんなさいごめんなさいもうしませんから許して下さい」

 

「本当か?次やったら……丁度良かった。天龍その()を貸してくれないか?」

「あ、あぁ、分かったよ」

 

この時天龍は、ただ黙って出雲のお願い(・・・)に従うしかなかった。

 

(ヤバイな、急いで提督に報せないと‼︎)ダッシュ

 

天龍と龍田が、急いで提督に報せに向かった矢先では、出雲はみんなに、少し離れてくれと頼んだその時…。

 

「フゥ、チェストォォォォ」ヒュン→寸止め

「ヒッ!」

「次やったらこうなるから分かった?」斬首のサイン

「は、い、分かりました」放心状態+カタカタ状態

 

青葉を席に着かせると調理場から鳳翔さんに間宮さん伊良湖さんが慌てて出て来たがその後事情話し、謝罪して落ち着かせた。

 

その後朝食をもらい飛鷹たちと席に着くと大和達がやって来た。

 

「出雲さんあんな真似絶対に止めて下さい駆逐艦達がまた涙目になってましたよ。新人なんかはかなりまずいですよ」(怒)

 

前回も同じことがあり流石に今回は青葉に対し加賀曰く「頭にきました」だった。

 

「やっぱりか、後で謝りに行かないとな」

「それと刀貸した天龍さんと龍田さん相当怯えてましたよ」

 

「あの、フフフ怖いかの言う天龍が?嘘でしょ?大和さん」

「あぁー、刀貸した途端提督の所へ泣きながら知らせに行ったぞ」→武蔵

バァン「いったい何があったの?」→提督

「ほらな」→武蔵

「あぁーどうしよう」

 

提督が来て事情を話した、聞いた側によると天龍が涙目で青葉が殺されるぞと知らせたらしい。

 

「というわけです、ご迷惑をおかけしてすいませんでした」

「分かったわ次からは気をつけてください、青葉も分かったね」

「はい、もうしません出雲さん申し訳ありませんでした次からは気をつけます」

 

「分かってもらえばいいよ、俺も悪かったあれはさすがにやり過ぎたよ」

 

「よし、一件落着そうだ出雲は開発か建造何かやりたいことある?無いなら今日も休日にさせるけど」

「それでしたら開発12回程いいでしょうか?それ終わったら休暇に入ります」

「分かったわお願いね」

 

そう言って、出雲は朝食を終らせその足新人達に謝りに行き工廠に向かった。

 

0815 工廠

 

いつもの2人に新たに仲間になった三原が一緒に作業をしていた。

 

「おはようございます、三原さんどうですその体になって仕事出来ますか?」

「あっ、出雲さんおはようございますこの体も充分に慣れてきました」

「そいつはブラボーだ、明石さん早速ですけど開発やりたいですけどいいでしょうか?」

「はい、いいですよ」

 

そう言っていつものように資材を機械に入れセットするとボタンを押した(ほい、ポチッとな)

 

「おっ、これは良いものが出て来たな確か清霜が戦艦になりたいとか言ってたな」

 

1回目 船体 特殊駆逐艦

この特殊船体は艦載艇が1隻搭載出来る駆逐船体で多少ながらも使い勝手がある同様に大型巡洋艦や戦艦、空母の船体もある。

 

「あっ出雲さん、なんですか?この船体は初めて見ます」

 

「こいつは特殊駆逐艦の船体で従来より船体が大型で強力な武装が搭載出来るんだよ、取り敢えず参考で3Dだか設計して見た」

 

【挿絵表示】

 

 

「どうだろう?気に入ったかな?」

 

「うん、バッチリ気に入ったありがとう」

 

「後は提督に許可をもらってからだよ良いかい分かったかな?」

「はい、分かりました」

 

その後ろで連装砲ちゃんとやらを抱きしめながら指くわえて見ていた島風がいた、どうやら俺が工廠に入っと行くのを見たらしい。

 

「君もこの船体が欲しいと?」

「はい、欲しいです。出雲さんお願いします」

「ちょっと待ってね〜」ポチッとな

 

二回目 船体 特殊駆逐艦

「はい、出来たよこれからもみんなに迷惑をかけないこと、いいね」

「は〜い分かりました」

「それから資材の消費量、装備次第では重巡洋艦並みだから気よつけてねぇ〜」

「「はい分かりました」」

 

三回目 船体 特殊空母Ⅱ

「おっこれは飛鷹や隼鷹に使えるな、よし」

 

四回目 船体 特殊空母Ⅱ

「ラッキ〜」

 

五回目 木村昌福妖精

「ありゃ?」

「ここはいったい?確か病院のベットにいたはず?で君は」

「私は出雲と言いますよろしく、そしてここは横須賀基地です、ちょっとお待ちをあっお茶です、粗茶ですけど」

「ありがとう」ズズッ

 

出雲は直ぐさま鈴谷にスマホで連絡した。

 

「鈴谷さん、今時間大丈夫ですか?」

「あっ出雲さんはい、大丈夫だよ〜何かプレゼントあるの〜?」

「ありますよ〜ひとまず工廠に来てもらえないですか?」

「分かりました」

 

10分程して鈴谷さんが来た、最上姉妹と一緒に…

「もしかして?艦長?」「おっ君もしかして鈴谷か?えらい美人になったな〜」「艦長〜うわーん」

 

やはり、鈴谷は直ぐ気付いたみたいで大喜びしたみたいだ。

 

「出雲ありがとう〜艦長に合わせてくるなんて超うれしいよ〜助けが必要なら私達も協力するよ」

 

そう言って、開発が終わり提督に報告書を出したと同時に今回出て来た妖精を次の作戦で使うと話した。

 

開発成果報告書 開発回数12回

以下の通り

船体 特殊空母Ⅱ 2

船体 特殊駆逐艦 2

木村昌福妖精

空母ボイラーβ 20基(4基1セット)

標準タービンδ 8基 (4基1セット)




鋼鉄の咆哮2WSCEKでは航空機数を任意で設計出来ます。実際の搭載機数は計算上だと小型1基で航空機0.2機分つまり5基で1機分になり、大型なら4マス使うので1基で1基分になります

今回でてくる妖精はご存知キスカ島の奇跡とミンドロ沖夜戦を指揮した木村昌福少将です。今回は開戦当時に艦長として乗船していた鈴谷を出しました

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