艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

36 / 60
はい、また早速超兵器戦に移りたいと思います。

ちなみに文章は全てスマホで打っている為誤字脱字があるかと思いますのでなるべく作者も一度読んでから修正していきたいと思います。


3-9 蒼穹の暴風、太平洋の一騎討ち

キスカ島救援作戦が終了してからあれから二週間が過ぎた。

 

その間にも、艦娘達の改装工事を順次行い船体転換訓練(アップグレード)をしていった。

 

同様に各地で深海軍との小競り合いがある中で出雲が予想通り(・・・・)していたことが起きてしまった。

 

2016年 9月5日 和歌山県潮岬沖 南東 50海里地点

 

「順調にいけば後2日程で仙台基地に到着しますね、霧島さん」

「そうね、でもいくらタンカーと貨物船の護衛だからと言って気を抜いてはいけませんよ、みなさんわかりましたか?」

 

艦娘達も元気よく返事を返す。

「はい」

 

彼女達は大湊鎮守府第2海上機動隊仙台基地に所属する艦娘達である。

彼女達の提督は、艦娘擁護派の人で作戦開始前の打ち合わせでこの護衛が終われば、1週間の休みがもらえるからである。だからこそ艦娘達はみんな提督に褒めてもらいたいので仕事を頑張っている。

だが……

 

「金剛姉様、深海凄艦の艦隊を発見…えっ……?」

「Hei、霧島どうかしましたカ?」

「巨大な戦艦が、深海凄艦と行動しているようです?」

「Wart?」

「近くの基地に……応…を」ブチ

「Hei霧島どうかしました?」

「艦長、無線が妨害されています」

「Shet、僚艦に発光信号、これより深海凄艦の艦隊を迎撃する輸送艦隊は至急伊勢湾方面に退避せよ、護衛艦隊は旗艦に続け」

 

この護衛艦隊は旗艦金剛を筆頭に編成は

戦艦 金剛、霧島

重巡洋艦 高雄、愛宕

軽巡洋艦 神通、能代

駆逐艦 16駆、17駆、18駆、8駆

が護衛で参加している。

 

中でも第2水雷戦隊の旗艦を務めた神通と能代が付いているので安心していた……はずだった。

 

「敵艦速力、90ノット(・・・・・)を超えています計測不能です。」

「前に提督達の会議にいた艦息(出雲)が言っていた。超兵器なのですか?」

 

既に艦隊の8割が大破、漂流していたあの時深海凄艦(・・・・)が攻撃せず巨大な戦艦だけが攻撃してきた事に気付くべきだった。

 

「やむを得ません、浜風さんは大至急この海域を離脱して、至急横須賀基地に向かい、大急ぎ知らせて下さい、私はあの戦艦を引きつけますその間に……」

「神通さん……わかりました。すみません」

 

そう言って、浜風は脇目も振らずただ全速力で横須賀基地へ進路をとった。

そして、殿(しんがり)で残った神通達は全滅した。

 

シュトゥルムウィンド(暴 風)様一隻駆逐艦が逃亡していきます。どうしますか?」

「追いかける必要はありませんよ、重巡凄姫さん」

「わかりました。ご命令通り生き残った艦娘達を救助(・・)致します。」

「うんうん、そうか、ありがとうねこんなお願いして」

「いいえ、私達はまだ貴方様に助けて頂いた恩をまだ返していません」

 

彼女ら重巡凄姫達は派閥争い巻き込まれはぐれ艦隊として途方に暮れていたことろを、暴 風(改シュトルムウィンド)に助けられ以後行動を共にしていた。

 

「凄姫、何人生き残りがいましたか?」

「艦娘艦隊21隻21名全員救助(・・・・)しました。」

「さてと、艦娘達に挨拶しないといけませんね。全員こちらに集めてくださいね」

「わかりました。」

 

そう言って疾風の元に艦娘達全員が集められた。

その中で比較的軽症な高雄が質問した。

 

「私達をどうしますの?」

 

シュトゥルムウィンド(暴 風)がその質問に答えた。

 

「申し訳ございませんが暫しの間私達の人質となって貰います。その間艦娘達の治療、衣食住そして丁重な待遇を約束します。あなた方の仲間で駆逐艦「雷」がやりのけて来たことをしたまでです。」

「わかりました。丁重なる扱いに感謝します。」

 

こうして、舞鶴鎮守府堺基地所属の潜水艦がこれを目撃しすぐさま基地司令に知らせ、その入れ替わりに提督が軍令部に緊急連絡した。

何しろ仙台基地所属の艦娘達僅かたったの、15分(・・・)で全滅した事に軍令部は混乱した。

 

そして極め付けにして決定付をしねのが、超兵器と深海凄艦隊(・・・・・)と行動を共にしてると……

 

当然、横須賀基地に緊急入港した仙台基地所属(・・・・・・)の浜風の口から出雲に知らされた。彼の予想どうり現実になってしまったと……

「浜風だったね、急いで知らせてありがとうな、仇はとってあげるよ。」

出雲も右手で浜風の頭をさすりながら伝え。

そう言われてボロボロな姿になった浜風は涙を流してこう伝えた。

「出雲さん……お願いします……みんなの…仇をお願いします」グスッ

「出雲今さっき黒木中将から電話あった今こちらに元帥達と向かっていると」

「わかりました。提督、浜風さんの手当てをお願いします。」

「分かったわ、明石、三原お願いね」

「わかりました。」

 

その後すぐ元帥達が到着し、会議室に到着後すぐさま出雲達に質問をした。

 

「出雲、堺基地所属の潜水艦からの情報だと巨大な戦艦に90ノット(・・・・)を超える超兵器はいるかい?」

元帥の質問に出雲はその該当艦(・・・)の画像と性能を教えた。

「その情報に該当する艦は一隻います、そいつは正式名称は超巨大高速巡洋戦艦 シュトゥルムウィンドです、ですが90ノットを超えが確認したとなればおそらくこちらで言う改二型(・・・)に相当します。既にこちらの無人偵察機からの画像が入ると思われます、暫しお待ちを……」

 

そう言って5分後に無人偵察機からの最新の画像が入るとみんなが固唾を呑んで驚いた、出雲もこれには驚いた。

何しろ播磨と同様に武装等が増強強化されているのであるから……

 

「それでは改めて説明します、全長は591M、幅が62M、速力が推定ですが148ノットはあります、武装は46センチ80口径3連装砲が6基、魚雷発射管系統が2種類あります。まず一つ目は、68センチ酸素魚雷7連装が4基、61センチ誘導魚雷5連装が2基、127ミリガトリング砲が8基、30ミリ機銃が多数と対潜ロケット砲が4基、極め付けが対艦ミサイル発射機が2基あります。此奴の戦闘スタイルは一撃離脱が信条という奴で。装甲共に46センチ防御、以上です……」

 

「問題は、奴が何処に……「艦長お話し中すいません、奴から映像通信が来ています。」なんだと…それは本当か?」

 

「はい、間違いありません。三角測量した結果。通信の発信源もそこから来ています。どうしますか?」

 

どうやってかこちらの通信周波数を探り当て直接連絡してきた。

 

「通信長、画面に出してくれ」

「了解、切り替えます。」

 

そして、本人が登場し前触れもなく早速本題(・・)のカードを切った。

 

「現在、こちらには仙台基地所属の艦娘21名の身柄を保護している、私の目的は航空戦艦 出雲との一騎打ちを所望する。戦闘前にこちらで保護している艦娘達を解放してから戦闘に望みたい、出雲回答をお願いしたい」

 

「分かった、その一騎打ち受けて立とう、但しこちらの要望は現在そちらで保護している艦娘達を収容保護する為、船体を展開した艦娘1名と護衛艦隊の生き残り(浜 風)1名合計2名を連れて行きたい、更に貴官に同行している深海凄艦が戦闘に介入しないと約束してもらいたい、俺が持つカードは切ったぞ、コールするか?」

 

「ふふふふ、よろしいコールを受けましょう。一騎打ちの場所は野島崎の東150海里の洋上で行う、日時は明日の13時だ。遅れない様にな」

「分かった」

 

そう伝えて通信を終えると、出雲は即座に提督と元帥にお願いした。

 

「元帥、明日の超兵器との戦闘に他の基地司令達に間違っても戦果を求め勲功を上げる為に戦闘に介入することを厳禁にしてください、おそらくブラック提督達が功を焦って来る可能性が極めて大です。提督浜風さんにこの事を話してもらえないでしょうか?護衛艦隊のメンバーを知っているのは彼女だけです。」

 

「分かった本日付けの緊急命令て発令するよ、海域への進入並び戦闘介入を厳禁とするとな、任せておけ」

 

「明石に今、修復バケツを使わせて治ったから今、こっちに向かっているわ」

「よろしくお願いします。」

 

こうして、明日超兵器との一騎打ちをする為の対策と準備してから就寝に付いた。

 

 

 

そして翌日6日の早朝、出雲が横須賀基地から出港し予定海域に向かった。

 

既に、元帥が各鎮守府に指定海域への進入並び戦闘介入を厳禁とすると通達を出している。

 

野島崎を通過すると出雲は針路を真東に向けた。いつ何処で他の深海軍艦隊と遭遇してもまったく不思議ではなかった。押し寄せる波濤(はとう)を出雲はどんどん乗り切ってゆく。

 

そんな中出雲の航海艦橋では……

「艦長、飛鷹さん達に黙って出港(・・)してよかったんですか?」

「副長〜ふっつうによくないよ。横須賀に帰って来たら絶対ボロくそに怒られるよ」

「でも、あの暴風を撮影してもらいたい為と言って、青葉達四人に事前に(・・・)知らせたんですよね」

「本当は飛鷹や隼鷹も一緒に行きたかったみたいだがな」

 

前日 2000 出雲宅

 

仙台基地所属の浜風を出雲の家に泊まらせ、明日の早朝には出発すると2人に伝えたが…

 

「なんで私達は留守番なのよ」(怒MAX)

「飛鷹、隼鷹お前達はまだ改装中(・・・)なんだ頼む」

「分かったわ、その代わりに約束して」

「なんだ?」

「次の休みまた、一緒に買い物に行きましょう」

「分かった。約束するよ」

「ありがとう」

 

そして、現在に至る

 

1030 出雲 ブリーフィングルーム

 

出雲を筆頭に主な長共に、青葉達四人そして浜風が集まっていた。

「では私は超兵器との戦闘を写真に収めればいいのでしょうか?」

 

「うん、出来ればあちこちの角度から撮った写真もお願いします。」

「わかりました。青葉にお任せください」

 

「砲術長に砲雷長、そして水雷長、奴はおそらく機動力を活かして砲雷撃戦に持ち込む筈だ。水雷長、誘導魚雷並び各種対魚雷防御並び迎撃装備を準備してもらいたい、主砲及び速射砲群も同じく、以上だ」

 

「了解いたしました、」

そして、あれやこれと準備していくうちに、約束の時間になった。

ちなみにこの通信は横須賀基地にも受信できるよう。出雲に搭載していたデジタル無線機を陸揚げ設置していた。

 

「遅いぞ武蔵(出雲)何してた?」

「いや〜すまん関内駅前のパチ屋が新装開店だというから遊んでてすっかり忘れていたわ……というのは、嘘だ」

「貴様やる気あるのか?」

「あるとも、それと1人来る予定の重巡洋艦(パパラッチ)が来れなくなったから俺1人で来たよ」

「仕方がない、約束通り彼女達(・・・)を引き渡そう」

「ではこちらも、俺と浜風が迎えに行こう」

 

当然、この通信を横須賀は聞いていたのだが、むろん艦内でも同じく、だがある人物は激怒(・・)だった。

 

「古鷹〜後で出雲さんを殴っていいですか〜?」パキポキ

「青葉〜落ち着いて、ねっ、出雲さんも悪気があって言った訳じゃないからさ〜」アセアセ

「そうだよ〜落ち着いてよ〜」あたふた

青葉には、これが冗談には聞こえなかったらしい、どうにか衣笠や古鷹達が止めているが……

 

そうこうするうちに2人と保護されていた。艦娘21名が無事だと浜風本人から知らされ、無事出雲に戻ってきた。

 

そして……約束通りの一騎打ち(・・・・)が始まろうとしていた。

「では出雲、始めようか」

「そうだな、始めるか……」

 

出雲とシュトゥルムウィンドの距離は120キロ十分な距離でもある。ちなみに既に対艦戦闘の準備は終わらせていた。

 

「「戦闘開始」」

 

現在のシュトゥルムウィンド(暴 風)の搭載する主砲は、46センチ80口径で最大射程が約76キロ、出雲に搭載する61センチ80口径よりは下回るが、その分装填速度が速く最初の先手は出雲から始まった。

 

「砲術長、主砲、左舷砲撃戦用意‼︎弾種は通常弾に装填」

「了解、左舷砲撃並び通常弾装填」「主砲、射撃準備良し‼︎」

「砲撃始め」

 

出雲の命令を待っていたかのように砲撃が始まった。

 

「CIC、奴の現在(・・)の速力は?」

「現在102ノット更に加速中です。」

「分かった。副長いつものように(・・・・・・・)派手にやるぞ」

「了解いたしました。航海指揮任せてください」

 

出雲と副長が話し終わる頃には、着弾報告が入ってきた。

 

「CIC敵艦に命中あったか?」

「ダメです。全弾外しました。」

「分かった、CICは敵艦発砲と同時に副長に知らせろ、副長、航海長操船任せた」

「了解」

艦長時代(・・・・)を思い出します、お任せを」

「敵艦発砲、距離65キロ、弾数18」

「取り舵25、艦首スラスター機動」

「宜候」

 

艦は左へ舵を取りながら大きく回頭し…その間に艦首スラスターも一緒に左へ回すと…まるで左前方へスライドするかのように高機動しながら回避した。

 

「副長が取り舵を取った。ならば……主砲弾種8式C型弾装填し右舷砲撃用意、同時に203ミリ速射砲射撃開始、奴のシールドダメージを蓄積させろ」

「主砲並び速射砲射撃準備完了」

「射撃始め」

 

この8式C型弾の中身はRPGー29用105ミリ。タンデムHEAT弾84発が装填してある。ちなみに余談だが現在でも中東のとある内戦では、対戦車攻撃に使用されているシロモノである。B型弾にはこの同タイプのサーモバリック弾頭を使用している。

話しがずれたが……向こうも負けじと主砲と127ミリガトリング砲で攻撃をしているが……

 

「艦長、魚雷推進音多数、数は19本うち誘導魚雷5本確認」

「水雷長」

「了解、対魚雷ロケット並びコントラルト発射始め」

 

本艦に搭載するRBUは元は対潜ロケットだが対魚雷用にも兼用できるよう施してある。後者は現在仏海軍(フランス海軍)が使用している。

でも流石に向こうよりは、超巨大なので当たりやすい……

 

「ありゃ、当たったか?各部損害報告」

「船体兵装機関以上なし現在のシールドダメージ蓄積率89%」

「敵さんは?」

「96%です。他にも主砲4基、ガトリング砲2基を破壊しました。」

「分かった。速射砲群は引き続き喫水線上と排煙部に集中砲火始め」

 

一方、重巡凄姫達も()に命令された通りただ黙って見ているしかなかった。

(シュトルムさん、お願いします。勝てなくてもいいですから生きて帰って来てください。でないと私達(・・)はもう……彼らとの密約(・・・・・・)を知ってしまった以上、かつての仲間達に殺されてしまいます。)

 

同じ頃横須賀基地では衛星画像と出雲(・・)から直接の音声が流れながら戦況を見ていた……心配と不安の2つだけ。

 

「……出雲……」

「飛鷹…大丈夫だよ。出雲さん必ず帰って来るってばよ〜な?」

「隼鷹…そうだね」

その中で向かいに座っていた提督と元帥達は……

「川嶋、無理すんじゃねーぞ、」

「あー、彼奴はあらゆる任務をこなしてでも、生きて帰って来たんだ。そう簡単に死にはせんよ〜、希望を持とう」

「そうだな。」

「出雲、死んだら私達みんな一生恨むからね、だから生きて帰って来てね。」

「出雲君、この困難な任務を遂行できるのは君しかいない、ならば我々ができる限り惜しみなく援助をしよう……頼んだぞ、出雲。」

 

その頃、決闘海域では、お互いに引けを取らない状況になって来た。

 

「やっと、シールドダメージの許容範囲が超えて崩壊したか……後ちょっとだ……」

「魚雷接近」

「はっ?」

 

シュトルムウィンドの持つ魚雷発射管から発射された3本が命中し、同時に、出雲のシールドダメージが許容範囲を超えシールドが崩壊した。

 

「艦長、シールドが崩壊しましだが…敵艦の速力が急激に落ちていき停船したようです。」

「やっと、排煙部に当たったか?」

「はい、命令しました」

「よし、最後の仕上げだ、全砲門一斉射撃用意、目標シュトルムウィンド狙え」

 

そんな中、いきなり重巡凄姫が間に割り込んできた。

「深海凄艦につぐ速やかにそこから離れろ…」

 

「こちらは重巡凄姫です!出雲さんもう勝負は決まりました。これ以上の戦闘は無用かと思います。」

「なぜそこまで超兵器を助ける理由があるのか?」

「……はい、あります…私達はシュトルムさんのお陰でここにいるみんなが救われたんです。」

 

その確認を取る為に同乗している高雄に話を聞いた。

 

「出雲さん、彼女の言う事に間違いはありません、私達が言うのもアレなんですがお願いします。」

 

出雲は目を瞑り考え……決断した。

 

「シュトゥルムウィンド聞こえるか?」

「あぁ、聞こえる」

「これ以上の戦闘は無用、一騎打ちは終わった。このまま基地に帰還するか又は投降するか貴官に一任する」

そう、出雲が話を終える間際に……予想外が起きた。

 

「艦長、超高速推進音(超音速魚雷)多数、目標は……深海軍(・・・)です。」

「なんだど?深海軍艦艇へ直ちにそこから大至急離れろ‼︎狙われてるぞ」

 

深海軍の艦艇達が気付いたのは回避不可(・・・・)の状態だった。

結局、シュトゥルムウィンドと重巡凄姫を残して(・・・)全滅した……。

 

「うっ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁー」

 

「ちくしょう、また助け(・・)られなかったのか」

重巡凄姫が泣き叫び、シュトゥルムウィンドが後悔していた……。

 

「ちくしょう、一体誰が?」

「艦長、通信が入っています……アームドウイング(・・・・・・・・)からです」

 

深海凄艦を沈めた張本人は超巨大高速潜水艦アームドウィングが放った多連装超音速魚雷120本だった。

 

「一体何の真似だアームドウイング、殺るなら俺じゃないのか?」

「……出雲か?久しぶりだな、いつかのお返し……と言いたいが俺はその2人に用事(・・)があるのでね。」

「なんだど、どういうことだ?」

「片割れの女性、つまり重巡凄姫は我々の知ってはいけないことを見てしまったのでな……まぁいいさ、どうせ彼らには戻る場所(・・・・)は無いからな……」

「まさか貴様…」

「直接下したのは俺じゃ〜ない、彼女達の仲間(・・)が下したからさまぁ君達2人をこの場で撃沈するのは赤子をひねるに容易いこと、まっ出雲がいるから仕方ない、かつて(・・・)の仲間の誼みで重巡凄姫は止むを得ず撃沈(・・)した……と言うことにしておくよ。」

 

そして通信終了間際にアームドイングは最後にこう言い残した。

 

「出雲、それからこの通信を聞いている基地(・・)の諸君!気を付けたまえよ、我々、超兵器が彼女達(・・・)と組んだならば……また強欲な人間共(・・・・・・)が組んでいるかもしれないからね、では出雲、また何処かの戦場という名の舞踏会(・・・)で会おう」

「通信、切られました。」

 

出雲は途方に暮れている2人に声をかけた。

 

「シュトゥルムそれに重巡凄姫、もし行く当てが無いなら……うちに来ないか?」

当然、この通信を聞いた横須賀基地の萩沼提督が反論した。

 

「出雲、本気なの?さっきまで殺し合って(・・・・・)いた奴と深海凄艦を保護するの?正気?」

 

「はい、そうです。萩沼提督彼らの身元保証人は俺がやります。お願いします。提督…」

「萩沼提督…私は許可するよ。責任は私達が取る、3人(・・)共それでいいな……」

「私は元帥に従います。」

「俺も同じです。それに彼奴(出雲)は人を見る目はあります。俺達3人(・・)が保証します」

「今は軍属ですがあいつはこんな俺や真衣達を助けてくれたんだ。」

「和…英二…栄作…すまん、また(・・)お前達に迷惑掛けちまうな……ありがとう」

 

3人は共に不敵に笑った、何故なら……

「「「オレ達4人(・・)は共に生き、共に笑い、共に戦い、共に死ぬそれがバットボーイズ(悪 友 達)だろう」」」

 

その言葉に元帥は心の中でこう思った。

 

(こいつらは本当に誰が辛い事(・・・)があった時共に手を差し伸べてくれる、出雲こういう真友(・・)はいない大事しろよ)

 

そして、横須賀基地へ連れて行くためシュトゥルムウィンドの船体修復と補給を終わらせていた丁度、重巡凄姫の身体が白く光り始めて……すぐに消えた艦娘(・・)の姿になって……

 

「この身体は、私は一体?」

「あなたは艦娘(・・)になったんですよ名前教えてもらえませんか?」

そして彼女の名前を聞いた時横須賀基地にいるゴーヤが背筋を震わせる(・・・・・・・)ほど驚いき、その橋本妖精(・・・・)も同じように……その艦娘の名は……

 

 

 

 

 

 

 

「私はアメリカ海軍ポートランド級重巡洋艦2番艦……」

 

 

 

 

 

……そして、出雲や艦娘達が驚く……

 

 

 

 

 

 

「…………インディアナポリス(・・・・・・・・・)……」

 

 

 

 

 




後日談
出雲艦内 艦長室
「あー、青葉さん今更ですけど、写真撮れましたか?」
「はい、バッチリ撮れましたよ〜」
「あれ?さっきの怒ってます?……怒こっているよね」
「はいバッチリ激おこですけど、許す条件があります」
「なんでしょうか?」
「私達第 6 戦 隊(青葉・衣笠・古鷹・加古)4人と夜戦(意味深)をお願いします。今から……」ハイライトオフ
「マジ?本気?」
「青葉達はマジですよでないと写真全部消しますよ〜」
「分かったよ」
その日、横須賀基地に着くまで彼女達4人からみっちり干からびるまでしっぽり絞られた。
4人「」ツヤツヤ
出雲「死ぬ、助けて」それぞれ8回ずつ絞られた




はい、やっと超兵器との決闘が終わり意外な展開になりました。

改めて登場した艦娘はゴーヤこと伊58、そして橋本艦長とくれば理解してもらえると思います。

オリキャラ艦娘
ポートランド級重巡洋艦2番艦インディアナポリス
モデル ヤン・シャオロン(rwby)
両目は緑色、戦闘時には紅色に変わる(元深海凄艦の為)
性格はrwbyのオリジナルに近い
服装は米海軍将校制服を着用
緊急艤装は加古に近い艤装を持ち合わせている

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。