結構疲れますがね、皆さんよいお年をお迎えください。
ASEAN派遣軍第5海上機動隊カムラン泊地ことカムラン国際空港に対しての襲撃作戦の打ち合わせを行おうとした矢先に、艦内電話が鳴り響いたが、その電話をかけて来た本人は、なんと驚いたことか!東京軍令部5課の
そこで、多目的室に壁に立て掛けてある大型スクリーンに音声映像を流しながら話をすることにした。
「おー‼︎
出雲が
「いや〜、こちらに送られても総長が受け取り
檜垣は東達の通信を割り込むようにして、こう伝えた。
「東よ、少しばかり待ってくれないか?」
出雲達は一瞬にして冷や汗をかきながら、深海凄艦化した艦娘達を総長達に見られないように大急ぎで匿うようにしたが、東も何かを悟ったかのように顔をニヤつかせていた。
「わかりました。総長もすでに気付いていますので
そう言って、音声通信から映像通信に切り替えてもらい軍令部総長が画面に写り出しては、出雲に向けてこう言い放った。
「出雲、前回の急な依頼を引き受けてくれてありがとうございます。お陰で兵站輸送が迅速に捗れます。」
「いやいや、やるべきことをやっただけですよ。それより総長自身、直接連絡することがあるとなると…
「お察しの通りです。すでに黒木君達から話は聞いて貰っているはずだから、前置きは無しの本題から話そうかね」
どうやら、総長達はすでに黒木の所に
「2カ月ほど前に前任の提督は何者かに殺害され、後任としてカムラン泊地に配属した提督は兵器派の将校だ。だが真相を探るととんでもないことに兵器派が事前に艦娘を暗殺者に仕立て前任者を…つまり擁護派の提督を事故と見せかけて殺したようだ。そして、今でも彼女達は兵器実験台にされ兵器派共の性奴隷化されているし、薬物密売や売春もある。もちろんその艦娘たちは提督の…ここまで言えば、わかるな?そこでだ。真実究明のために君達4人に表向きにはその基地の視察調査に行ってもらいたい、もちろん軍令部総長の命令といえば基本的に黒木君の持つ権限を行使できるから安心してくれ、施設自体は旧カムラン国際空港を基地として再利用されたものだ。また幾つかの施設が増強と改築がされているのが、こちらの
この事に出雲や艦娘達が驚いた。派閥が違えど最も確実な手段で躊躇わず基地を乗っ取る為なら、平気で
そして、総長は最後にこう伝えた。
「もし、それが本当なら艦娘達を救出し、提督とその子飼いの部下共々を捕縛又は殺害してくれ、だが問題は
この総長の
4人は画面越しだが、総長に対して敬礼しこう伝えた。
「「「「了解いたしました!吉報をお待ちあれ」」」」
「頼んだよ、それと私の妻からも君達に話したいことがあるようだ。通信代わろう」
総長から通信を代わったのは、
「私のように人間として第2の人生を歩めるのは、ほんのごく僅かなのです。退役どころか厚生施設に送られるのがほとんどでした。黒木さん、檜垣さん、滝谷さんそして出雲さん、どうか私と同じ艦娘達を助けて下さい」
そう言うと通信が終わり。黒木は出雲の耳元で何かを話した後、出雲が艦娘達や出雲幹部達に向けてこう言い放った。
「矢崎元帥からカムラン基地の制圧許可が正式に降りた!やるべきことは2つ、艦娘達の救出並び身柄を確保!そして、その提督とそれに関わる愚か者共の首だ‼︎明日の夜に艦娘達が殺される前に基地を抑える、いいな!」
それに艦娘達と出雲幹部が口を揃えて「ハイ!」と答えた。同時に艦を夜中にカムラン沖20キロの地点までに移動させることにした。南沙諸島からカムランまで直線距離にして約600キロあるが出雲の速力と光学迷彩、アクティブ・ステルスシステムを使えば、ベトナム軍やカムラン泊地の監視レーダーに
意外にもかかわらず萩沼提督から出雲に連絡が入ってきた。どうやら加賀達が
そして、出雲海兵隊主力を基地の東側にある海岸線から上陸させようという案で夕方頃には纏まり更に作戦の概要としてはまず。払暁時に無人偵察機を出撃させて、基地上空1万5千mから周辺の監視と出雲達を支援を行い、基地南側には市街地へ続く橋がある為、1300時に査察官に偽装した出雲達が南側から基地に進入後、付近に潜伏していた海兵隊先遣隊が南側のゲートを制圧、この時に警備兵から衣服と装備をすり替える。
海兵隊は揚陸艦艇に分乗し待機させて、
24日1800 カムラン沖 25キロ地点
「まず。潜伏先の隠れ家に向かうのは出雲達4人と艦娘10名に、海兵隊200名で車両はスーブル級2隻にそれぞれ戦車並び装甲車を含めて9両ずつ搭載、更に基地強襲上陸部隊としてスーブル級14隻、LCAT12隻、海兵戦闘航空旅団を総動員する。一番の問題は警報システムがベトナム軍に直結している為、行動開始前に3箇所の警備室を制圧又は爆破しないと、とてつもなく面倒くさいことになる。そこで
最後に出雲が全員に向けてこう話した。
「まぁ、この際パスポートなんかいらないよ〜。それを使わずに
打ち合わせを終えて副長に艦の指揮権を預けてから。艦長私室で装具を準備しそれらを即使えるよう白い粒子となって異次元空間に消えていった。これで
彼女たちの他に前回の作戦で参加した艦娘達は全員、出雲艦内に残ってもらい出雲幹部妖精達の支援に充ててもらった。
「阿賀野は、出雲さんが帰って来るまで艦を見張っているよ〜」
「出雲、私たちと同じ仲間を助けてください。お願いです」
「ぴゃあっ、出雲さんお願いだよぅ〜」
「出雲さん、貴方が帰ってくるまで私たちがこの艦をお守りします」
「出雲…気をつけてね」
「出雲…死ぬんじゃねーぞ!」
「分かってるよ、俺はそう易々と死なないよ!艦の留守を頼んだぞ」
そんな中で別れ際に雲龍が「出雲さん…前払いだけど」と言って、出雲の唇にキスをしてきたのだ、突然のことに出雲は驚いたが…出雲は早足でウェルドックに向かっていった。
1915 出雲艦内第2ウェルドック
ウェルドックに到着するとすでに3人と海兵隊は、装具点検と準備を終え揚陸艇に乗船しようとしていたらしい。
出雲艦内の武器庫や海兵隊の保有する銃器類や対戦車火器系統は
更に
そんな中、檜垣は出雲に声をかけてきた。
「出雲…今回の作戦、成功するかは半々…だが!お前と海兵隊の加勢なら十分勝機はある。」
「全くだな。だが…戦略に長ける黒木に、戦術に長ける滝谷とお前に、そして戦闘に長ける俺の4人が手を組めば、この世でできないことなんざないんだろうからな」
2035 カムラン湾入口付近
出雲達を乗せた
檜垣達はヘルメットに暗視ゴーグルを装着して、上陸地点として指定した場所にストロボが点灯されているのを確認し艇長に「上陸をお願いします」と話し、目標の地点に乗り揚げるとスーブル級のハッチから、4人が先に上陸をしその後安全が確認され次第、車両を揚陸する手筈だった。
そんな中、茂みの中から1人の現地人らしき男性がこちらに近づいてきた「黒木さん、檜垣さんお待ちしておりました。」と敬礼をしながら檜垣達に話しかけてきた。
「あんたか?基地内偵していたのは?」
「はい、そうです。カムランにようこそ。どうぞこちらへ「ちょい待て‼︎」…何かありました?」
「和、迎えが
「いや、無いが…まさか!「チッばれたか!ならば」」
なんといきなり男性は
「和…これはもう、俺達…ベトナムに侵入してるのバレてるからさこりゃ冗談抜きで、すぐ作戦決行したほうがいいかもな」
出雲の言葉に、黒木は檜垣にこう話し始めた。
「英二、まさかと思うがすでに
「おうよ‼︎」
出雲は艇長に「艦に連絡、直ちに強襲部隊を総員出動させろ!」と命令を出し4人は再度乗船をして更に北へ5キロ程北上し、そこから上陸を果たそうとしていたいたが…
「オイオイ、英二?あんた何処を通ってるの?ここは
「こまけぇ事は気にすんなよ!正行。チョットだけ
「イヤイヤイヤイヤ、普っ通に気にするぞ!それ⁈てかこいつの帰りはどうするんだよ!あんた。あれをこれをプランBと言ったが!おまえが言ったBはな!
「だから、いざとなったら
文句言い合いながら橋の下では無く、海岸線から道路上を走って更に畑を横切って別の海岸線に出たが。だがこれに気付いたカムラン泊地の
同時時刻に基地南側ゲートの警備兵40人は北側の戦闘に意表を突かれたのか。攻撃許可が下りた出雲海兵隊20名の奇襲攻撃により敢え無く制圧され。同時に南北にある警備室と泊地司令塔中央警備室が無人偵察機から発射した空対地ミサイルで爆破されていった。
更に同じ頃、出雲CDCで報せを受けた副長達は即時海兵隊に出動要請を下した。その分艦内のウェルドック周辺では、強襲部隊が慌ただしく出撃準備に入っていた。裏切り者共に対し、殺意を露わに剥き出して…
「オイオイオイ!ずいぶん出撃時刻が早いぞ‼︎」「しかも艦長達はすでに一戦‼︎始めてるぞ!」「密入国がバレたらしい」「そう言っている間にも艦長達があぶねーぞ‼︎」「こうなったら艦娘達だけを助けて、黒提督だろが
出撃予定の海兵隊は血気盛んに
当然、この話をCDCで聞いていた艦娘達
更に同じ頃、カムラン泊地側では提督が
ここ、カムラン泊地の提督を務める
出雲達が南沙諸島のミサイル破壊に向かう前に、この基地から艦娘達を送り込んでは対艦ミサイル基地に向かわせたのだ。成功するれば地位と栄誉が与えられると勝手判断し派遣しては、対艦ミサイルの前に惨敗した…自分の無能さを認めずに、だが艦娘達の地獄はここからだった。基地帰還と同時に、提督達からの暴力と強姦の被害にあい、いつか擁護派の人達が助けに来てくれると信じて…因みにカムラン泊地に在官する艦娘達は86名、内40名は本土側の基地にいた
そして今、自分達を捕縛する為に査察官に偽装した。
「クソッ!あの兵器共めが死んでいなかったか!」
「提督。どうしますか?」
「グエン将軍に連絡して、すぐ来るように言えっ!」
「ハッ、それではどちらにもなり損ねた兵器共はどうしますか?」
「決まってるだろうが侵入者を撃滅し、後で我々の鬱憤を晴らしてから処分するだけよ」
提督を相手に泣きながら痣だらけになっていた「衣笠」と「加古」は、心の中でようやく青葉達が横須賀に到着して助けを連れて来てくれたと…
2035 カムラン基地 正面ゲート入口
出雲は無事に目的地の場所に上陸し車両を陸揚げさせた。車両の内訳は改10式が2両、
「正面入口にT-72戦車を確認!ファイヤ‼︎」
改10式戦車2両による敵車両を攻撃を開始し、その直後に随伴していたAMVと機動車に備えつけていた。30ミリ機関砲や
考えても見れば、まず30ミリ機関砲で建物の中にいる敵を壁ごと撃ち抜いたり装甲車を撃って破壊し、更に50口径ガトリング砲は毎分1500発に設定してある為どう足掻いても弾は貫通し兵士の手足が吹き飛び、顔は抉られ、体はバラバラになる。例え生き残ったとしても…
「タス…助けて…」と臓物を晒しながらも「嫌だね」と出雲は、銃口を敵兵士の頭に向けて「パァーン」と1発、頭を撃ち抜いた。その後、出雲は1人こう呟いた。
「今まで艦娘達に酷い事して、自分だけ助かろうとは…
「艦長。正面ゲート、入口周辺は制圧しました。強襲部隊は間も無く海岸線に上陸するとのことです」
「概ね良好だな、強襲部隊は外周部一帯を制圧してくれと海兵隊隊長に伝えて」
「はっ!」
「さてと、いきなりだが…
2125時、司令塔の執務室にいた祖谷川達は混乱に陥った。自分達が上手く敵を引きつけ背後から来る援軍と共に挟撃を仕掛ける。まさに理想的な作戦だったのが…肝心な部隊まだ20キロ先のカムラン市とニャチャン市の境目におり大分モタついていた。
「グエン将軍の援軍はまだか!」
「はっ!まだのようです。」
「こうなったら見せしめに何人の兵器共を殺して、奴らの士気を挫かせねば…」
一方、ドアの反対側には出雲達と艦娘10人が配置についていた。
「
「うん、さっさと突入しますかな、よっこいしょと」
出雲は背面腰左側の
「出雲さん、それはなんですか?」
「よくぞ聞いてくれました。これは
出雲は80m先の両開きのドアに狙いを定めて発射した。
「妙に静かだな?おい、お前警備室に確認して来い」
「わかりました」
そう言って副官がドアノブに触れようした瞬間、ドアがいきなり爆発しその勢いに乗り出雲達は執務室に突入し、祖谷川達と対面した。
「こんばんは〜
「貴様ら、なんの目的だ?」
「一様、査察ってヤツですかね〜」チラッ
出雲達はベッドの上にいた2人を見て、同行した艦娘達に指示して救護にあたらせてから黒木は祖谷川に本題をぶつけた。
「オイ?残りの艦娘達は何処にいるんだい?」
「彼奴らは反対側の施設にいる」
「本当かい?嘘だったら」
黒木は祖谷川の左手を抑えつけて、出雲になるべく重たい物を持って来いと伝えると…何処からか金槌を持って来て、祖谷川の左手
出雲は躊躇い無く金槌を
グシャ
「イ、ギャァァァァァ〜、アッ、アッ、指が〜」
「あら不思議、小指が
このやり取りに艦娘達はあまりの恐怖に震え出した。祖谷川達の暴力や強姦よりももっともっと恐ろしい物を見てしまったと…
「本当だ!本当にその施設だ。」
「よしよし、分かったよ。正行、頼む。俺と滝谷達3人はこの野郎から書類と証拠を押さえる」
「OK任せろ40人程、俺と一緒に来い‼︎」
「待って出雲さん、私達も一緒に行くよ」
「分かった。頼む」
そう言われ建物内部を30分程、散策しているとあちこちから
丁度に大広間前のドアに辿り着き先程と同じような手段でドアを破壊後、突入したが…そこで見た物は艦娘達は首に鎖を繋がれたまま男共に犯され続けていたと、それを見た出雲は…主犯以外は捕縛する予定だったが…
「俺が間違っていたわ、ここの
出雲が大広間でブチ切れしていた同じ頃、執務室と反対側にある自室の隠し金庫の中から大量の書類と証拠が出てきた為、それをファイルにまとめていた。黒木は同行していた海兵隊に指示を出しながら書類を拝見していた。
「洗いざらい押収しろよ〜、一切合切何も残すな」
「それにしても、膨大な量の証拠だなぁコレなんか見てみ、和」
そう言われ、滝谷から書類を受け取り内容を拝見していた。その内容は、日本に展開する反政府勢力と兵器派、
「これじゃ擁護派も兵器派も
これに滝谷も相槌を打ちながら「全くよ」と話した。
バァーン「黒木さん、滝谷さん大変ですよ!」
慌てて来た兵士に事情を聞くと…
「艦長が生き残った兵士を広場に集めています。皆殺しだとかなんとかで…」
その話しを聞いた3人は、檜垣を先に広場に向かわせて後から向かうと話した。檜垣の内心では出雲は最初から皆殺しにする構えだったと…
「
2300時、満月が照らす広場では、出雲が生き残った兵士600名余りを倉庫前に引き出していた。一方、大広間に艦娘達58名は後から来た26人の艦娘達に保護されて治療を受けていた。
そして、出雲も基地武器庫からM134を持ち出していた。
「艦長‼︎撃たせてくれ‼︎早く‼︎」「殺らせてくれ‼︎」「奴らを生かしとく義理は無いですよ‼︎」
「殺…」ゴッ…ドサァ
「ふー」どうにか檜垣は間に合い、出雲を殴り気を失わせた。回りは何が起きたのかさっぱり分からなかったが。檜垣は躊躇わずに海兵隊に指示した。
「殺せい…」
檜垣は禍々しい眼光で兵士を睨みつけては、更にこう言い放った。
「皆殺しだ!今まで彼女達を散々弄んで今更、武器を捨て投降し命乞いをして助かる筈と思ったら、大間違いなんだよ‼︎あんたらはこいつらを生きた兵器と見做して様々な命令や実験をして、更に犯したんだろう⁈ならば殺されても文句は言えないよ〜、死ねい死んでベトナムの土となって御国の為に奉公せぃや、構えぃ‼︎」
そして様々な命乞いが続くなか…
「撃て」
海兵隊400人の銃殺隊の前に逢えなく射殺された。
「って〜」ムクッ
「ありゃ起きたのか?艦息は頑丈だなぁ」
「お前?まさか!」
「兵どもは始末しといたわ、お前が
バッコーン…ドサァ
出雲は一時的に
「英二よ!…そんなこと俺は知るかぁ‼︎そんなこと俺に関係は無いわ‼︎」
檜垣は座ったまま出雲を見ていたが、その後に出雲が右手を差し出して起き上がった。
「(まさか逆に
2人のやり取りが終わった頃に黒木達がやって来ては、こんな質問をした。
「喧嘩、終わったか?」
「いや喧嘩じゃない」
「そうだ。喧嘩じゃないさ」
「そっか、よしよし夜が明ける前にここを離れようか?」
「そうだなぁ、さっさと離れようか。ここの艦娘達は一旦収容して、シンガポールに提督達に事情を話そうかその方がいいだろう?」
そう黒木に話しをして、すぐさまここを離れる前に艦娘達は自分達の荷物を持って来いと話し。海兵隊は撤収準備と
乗船前に出雲は、例の能力で深海凄艦や
試しにすでに、深海凄艦から艦娘「古鷹」に戦艦水鬼の姿になってもらえるかとお願いしたところ、見事に
翌日の25日 0130時にカムラン沖を出発し同日1400時にシンガポール、チャンギ基地に帰還した。
シンガポールに着くまでのその間、赤城や加賀達4人をベッドの上でサキュバス化した彼女達を相手にしなければいけなかった。飛鷹達が起こしに行った時は既にミイラ化していたという。