【東方project】変化   作:彩@小説練習中

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第2話。博麗霊夢のお話。

※注意
この話は、前半と後半で視点が変わります。


霊夢

“救世主”…霊夢視点

 

霊「うーむ」

 

地面に見た水が日光を浴びて美しく輝いている隣で、

その水を撒いた本人___博麗霊夢は頭を悩ませていた。

綺麗な顔立ちをした彼女、霊夢が住まう、

ここ博麗神社は、信教というものを好む人間が住む人里から

離れた山奥にあり、無駄に危険で見通しの悪い獣道と、

それと同じくらい無駄に多い階段を備えている。

 

だが、万全の対策をして来れば、

妖怪に襲われたとしても何とか生きては帰れるだろうし、

何だったら呼んでくれれば私が直々に案内してあげるつもりだ。

それに、このむだ~に長い段も、上り終えてから見る

幻想郷全体の景色と、恐らく幻想郷一である美しい桜を見れば、

疲れなんて吹っ飛んでしまうに違いないのに。

 

霊「あ~あっ、なーんでこんなに参拝客が来ないのよ!」

 

5分ごとにお賽銭箱を見ているのに、

その中身は変わらず、15円程度である。

霊夢は右手で頭を押さえ、左手でお腹を押さえていた。

霊夢のお腹もまた、5分ごとに空腹の合図を鳴らしている。

 

グゥ~…。

 

霊夢は声を上げる体力もなくなり、

ふらふらと右へ左へ行きながら、畳に倒れこんだ。

 

目を瞑り、考えてみる。

博麗神社は、確かに場所は悪いが、

あの緑の巫女___東風谷早苗達の守矢神社よりは

歴史は古いし、妖怪退治をしてやってるのは自分なのに、

何で貢物の1つや2つ持って来ないのだろう…?

あぁ…考えれば考えるほど分からないっ!

 

霊「もっー…むしゃくしゃするわね…!何とかならないのかしら…。」

?『お~いっ、れーむー!』

霊「ん?」

 

突然聞こえた声。とても聞き慣れたその声は上の方から聞こえた。

霊夢が上を見ると、その魔法使い___霧雨魔理沙は

いつもの笑顔で地上へと降り立った。

外国人を連想させる金髪と、霊夢と同じく整った顔立ち。

だが、そこにはいかにも少女、と言った感じがあり、

親しみやすさを彼女と言う存在が作っているように思える。

 

魔『よお。…ん?相変わらず腹ペコですって感じだな。』

霊「…余計なお世話。…っていうか、そんな風に言うならお賽銭頂戴。」

魔『霊夢さんよお…賽銭って誰の物か知ってんのか?』

霊「え?霊夢さんの物じゃないの?」

魔『冗談キツイですわ』

霊「私を怒らせらたら痛い目に遭うわよ。」

魔『そか、なら止めとくぜ。これから、色々あるからな。』

霊「色々?…さては、また何かやらかしたわね?」

魔『げっ…要らない所で勘鋭いなぁ…。』

霊「一言余計よ。ふんっ!」

魔『うわー、鬼巫女っ!』

 

大幣で魔理沙を軽く叩くと、魔理沙はそんな事を言った。

…全く、相変わらず元気で生意気ですこと。

ま、退屈凌ぎには良いかも知れないわね。

 

霊「魔理沙。」

魔『ん?なんだ?』

霊「…この前からさ、お賽銭と事ずっと相談してるじゃん。」

魔『あー。そうだな、それが?』

霊「んー…私さ、間違ってるのかな?」

魔『間違ってるって、大幣で人を叩くトコとかか?』

霊「また叩くわよ。」

魔『はいはい、悪かったって。で、なにが?』

霊「そりゃあ、考え方とか…あるじゃない、色々。」

魔『んー…。』

 

魔理沙には最近、そろそろ本気で大事になりそうなので、

(私のお腹とかお腹とかが)相談を聞いてもらっていた。

無論、先程述べていた事は彼女も知っている。

だが言うところは私と同じ様で、結局変わらない。

 

魔理沙は「んー」と相変わらず唸っている。

…どうやら、伝わっていないようだ。

 

霊「…分かる?意味。」

魔『わっ、分かってるぜ。…つまり、そーゆー事だろ?』

霊「…っ…はぁ、分かってないのね。」

魔『…うっ、うるさいなぁ…。』

 

魔理沙は「ぶー、霊夢の馬鹿」とか、

そんな感じの事をぶつぶつ言い始めた。

…こうなったら面倒臭いのよねぇ…。

 

霊夢は「はあ」と溜息をつき、

「悪かったわよ」と手をぶらぶらと振った。

魔理沙は少し不満そうだったが、

「ま、仕方ないし協力してあげますわ。」と自慢げに笑った。

どうやら、こうやって一緒に考える事を、

魔理沙自身も楽しんでいるようである。

霊夢は安心した…が、同時にまた不安が募る。

 

一体、どうすれば参拝客が来るのだろうか…?

やっぱり、今どき風に飾り付けたら良いのかしら…。

 

?『あら、楽しそう…ではないわね?』

魔『げっ』

 

魔理沙とは違う、凜とした声が聞こえ、ふっと顔を上げる。

そこには、魔理沙もそうだが、日本では見かけない、

メイド服を身に纏った銀髪の少女___十六夜咲夜がいた。

彼女は今ここにいる3人の中でも特に

「美しい」と言う言葉が似合う様な、容姿である。

だが、魔理沙や霊夢と同年代であるものの、

その年齢からは感じられない、大人びたオーラを感じる。

 

咲夜は笑顔なものの、その笑顔には恐怖しか感じられない。

そして、どうやらそれは魔理沙に向けられているようである。

…あぁ、そういうことか。と、霊夢は察した。

 

咲『魔理沙ぁ…?』

魔『うっ、な、なんあ、なんだぜ?』

咲『なんだぜ?…じゃあないでしょっ!!』

魔『い、いたぁっ!いっつ…ってぇなぁっ!』

咲『わー、ふりょーまりさー。』

魔『どっちが不良だよどっちがっ!』

咲『貴女でしょ、私はパチュリー様から命令を承っただけだから。』

魔『ふんっ、よくそんなこと』

霊「魔理沙。」

 

霊夢は起き上がって、今に咲夜を殴りそうな魔理沙にそう言った。

魔理沙は少し悔しそうに腕を下ろした。

一方、咲夜は表情を崩すことなく佇んでいる。

 

霊「…はあ、咲夜、魔理沙の性格分かってるでしょ。」

咲『うふ、ごめんなさいね。つい、ね…。』

霊「つい、じゃないでしょ。殴られるところだったのよ。」

咲『悪かったって。…でも、貴女の性格も分かってるのよ?』

霊「…」

 

咲夜は、私がこうやって止めるという事を

分かったって言うのだろうか?

チラリと目をやると、咲夜は余裕の笑みを浮かべている。

 

霊「…あーっ、何か気持ち悪いわよ、咲夜。」

咲『まぁ、気持ち悪いなんて酷い。』

霊「そう言わせてんのはアンタでしょ。」

咲『あら、そんな気持ち悪い事なんて言ったかしら?』

霊「は?何言ってんの…っ…」

 

危ない、また咲夜のペースだ。

咲夜は私達の中では特に口が上手い。誘導が得意だ。

それ故、こうやって人をからかう事が多い。

 

霊「…またアンタのペースに取られるところだったわ。」

咲『あら、ばれちゃった?』

霊「まあ、こんなに引っ掛かってたらね。」

咲『ま、魔理沙は引っ掛かりかけた…引っ掛かったけどね。』

魔『おい。』

咲『ほらっ、危ないわよ、魔理ちゃん。』

魔『魔理ちゃん言うな。』

霊「ところで、用件さっさと済ませて帰ってほしいんだけど。」

咲『そこまで嫌わなくたって。分かったから。』

 

咲夜は半笑いで縁側に座った。

霊夢は今日はこれでからかうのを止めるだろうと安堵した。

魔理沙は不満げだったものの、仕方なさそうに霊夢の隣に座った。

自然と生まれた静寂に3人は何かの違和感を感じた。

 

魔『と、とにかくまた後日帰すって言っといてくれ。』

咲『何時の分を返してくれるの?』

魔『少なくとも今日のは返せないぜ。』

咲『ん?貴女、今どういう立場か分かってる?』

魔『分からないぜ。知る気もないし。』

咲『あら、良いの?』

魔『…何か私にとって悪い事か?』

咲『そうね、でも、気にしなくて良いわよ。知る気ないんでしょ?』

魔『うっ、だぁっ!もう!…分かったから。』

咲『ん?何が分かったの、魔理ちゃん?』

魔『お、お前なぁっ…!』

霊「こーら、またやってる。」

魔『あっ…』

咲『うふふっ。』

霊「咲夜…友達辞めちゃうわよ?」

咲『えっー、嫌、嫌ぁ、霊夢ぅ、悪かったから!』

魔『私はっ?!』

咲『魔理沙は良いわ、パチュリー様もそうお望みだと思うし。』

霊「あざとい女か、アンタは。」

咲『違うわよ?…う~ん、でも、2人には友達でいてほしいわね。』

魔『なんだよ、名誉挽回ってトコか?』

咲『違うって。…ん、そうね、じゃぁ、何か悩みを解決してあげるわ。』

霊「…悩み…?」

咲『えぇっ!どんな事でも良いわよ?』

 

悩みを解決…。咲夜なら、例えば私がお金が欲しい、と望めば、

レミリアか誰かに頼んで幾らか用意してくれるだろう。

それに、先程も述べたように咲夜はこの3人の中では頭が良いから、

相談を聞いてくれるというなら、良い事も多いだろう。

 

にしても、悩みね…ん?悩み…?お金…お賽銭…!

 

霊夢は先程の冷静な態度が嘘のように、

年相応の無邪気な笑顔を見せ、咲夜の手を取った。

あまりに突然な事に、咲夜も驚きが隠せない、と言った感じだ。

 

霊「悩み…解決してもらおうじゃないの、咲夜っ!!」

 

“客観的”…咲夜視点

 

吃驚した。まさか、魔理沙ではなく霊夢がここまで食いついて来るなんて。

爛々とした目から目を背けたくて、魔理沙を見ると、

何故かよく分からないがニヤニヤとしていた。

私はとりあえず「落ち着いて」と霊夢の手を優しく離した。

 

霊『なに?聞いてくれるんじゃないの?』

咲「聞くけど…っていうか、魔理沙。アンタ助けなさいよ。」

魔『過ぎた事だぜ。それに、ちょっとしたお返しだぜ。』

咲「?なにかしたかしらね。」

魔『お前…何て言うかホント、良い性格してるよな。』

咲「それはどうも。」

 

本当は、こんな風に2人を怒らせたくないけど。

何て言うのかしら…こうじゃないと、私が―――

…いやいや、何を考えているんだろう…霊夢のせいね。

 

魔『ま、良いわ。…で、霊夢は何を解決してほしいんだ?』

霊『あぁ…私、お賽銭がなくて困ってるの。』

咲「そう、じゃあ、後で入れとくわね。」

霊『…いや、そうじゃないのよっ!』

咲「?…そう言われても今の貴女の発言をこれ以外にどうやってとれば?」

魔『えっとだな、霊夢が言いたいのは―――』

 

魔理沙はまるで日本語が不得意な外国人の様に、

身体を大きく使って表現したり、言葉を色々選んで話した。

まあ、まとめれば、場所が悪いだけなのに、

参拝客がこれだけ来ないのはおかしい、と言ったところか。

 

咲「2人共さ、もっと別の視点で考えましょう?」

霊『何度も考えたわよ。』

魔『まあ、結果は同じだが。』

咲「…じゃあ、私が結論に誘導するわ。」

霊『そう言うの良いから、結論だけ頂戴。』

魔『正直言ったらめんどくさいな、霊夢と同感だぜ。』

咲「…貴女達でも分かるように説明してやるって言ってるの。」

魔『んっ、随分と上から見下ろしたような言い方だな。』

霊『本当ね。喧嘩売ってるの?』

咲「あのさぁ…じゃあ聞くけど、このままで良いの?」

霊『嫌よ。』

咲「即答ね…。」

魔『ま、私はどうでも良いが。』

咲「ふん、本当は嫌なくせにね。」

魔『はっ?』

咲「言ったでしょ、貴女の性格、よく分かってるって。」

魔『!…ばっ…か、お前…!!』

咲「また殴る気?…貴女も騙されやすいわね。」

霊『え、ちょ、待って。分かんないんだけど。』

咲「特に気にしなくて良いわよ。この子の可愛いトコだから。」

魔『咲夜、お前もういい加減にしろよな…。』

霊『はぁっー…さーくーやぁー?』

咲「悪かった、うん!もうしない、今日はぜぇーったいしないから。」

霊『何か怪しく感じるけど…まぁ、良いわ。貴女の言う事聞いてあげる。』

魔『霊夢がそう言うなら私もそれで良いぜ。早く解決したいし。』

 

どうやら、この2人は何か結構前からこんな感じなのに、

今更になって考え始めたらしい。

知りたくなった事は何が何でも知りたいってわけね…子供かっ!

…と、突っ込みたくなるような話だけど、

まぁ、今日ここに来て収入がないよりは良いかもしれないわね。

 

咲「ま、良いや…じゃあ、質問。」

霊/魔『『どーぞ。』』

咲「…貴女達は人里に住んでいます。名前は玲と莉。」

霊『そこまでいる?』

咲「こういうのはノリでやっていった方が頭に入るの。」

霊『ふーん。』

咲「…2人はある日、両親から神社にお参りに行けと言われました。」

 

* * *

 

2人は困りました。そんな事を急に言われても、2人は何処に、

どんな神社があるか分からなかったからです。

 

2人は、色んな人に聞いて情報を集める事にしました。

 

お隣に住んでいる男は言います。

「守矢神社が良いよ、近いしね。」

すると、さらにその妻が言います。

「そうよ、皆行ってるし。」

 

次に、2人は行きつけのお団子屋さんのおかみさんに聞きました。

おかみさんは言います。

「守矢神社が良いけど…でも、博麗神社の方が、歴史はあるわねぇ。」

しかし、そこでアルバイトをしている女の子が言います。

「えー、いやでも、博麗神社は危険だよ、獣道で、妖怪に襲われちゃうよ。」

 

霊『ちょ~っと待って。』

 

* * *

 

咲「なに?」

霊『これじゃあ、博麗の良い所が1つしかないわ。』

魔『んー、まあそうだな。咲夜、何とかできないか?』

咲「はあ、分かった。」

 

* * *

 

…2人が守矢神社にしようか、と思い、守矢神社へ行くと、

そこには長蛇の列が。…2人は迷いました。

2人は待つのがとても嫌いです。

でも、両親と約束した事は守らなくてはなりません。

うーん、と2人が頭を悩ませていると、大柄な男が2人、

こちらにやって来て、尋ねます。

「お嬢さん、2人。何で並ばないんだい?」

2人がわけを話すと、大柄な2人は笑って言いました。

「それなら、博麗神社の方が並ばないから、そっちにしたらどうだ?」

 

2人は並ばないのは良いとは思いましたが、

獣道で、さらに妖怪も出ると言うのですから…。

でも、この2人は博麗神社に行って来たようですし、

今無事にここにいるという事は、もしかしたら大丈夫なのかもしれません。

 

* * *

 

咲「さあ、長くなったけど、ここで質問。」

霊『…。』

魔『…。』

 

咲「…2人は、どちらの神社に行きたいと思う?」

 

魔『…私は、守矢神社。』

霊『!…っ、悔しいけど、右に同じ。』

咲「やっぱり、ね…。」

 

2人の性格は何でも手っ取り早く行いたい…つまり、待つのが苦手。

でも、それと同じくらい、知らないものに慎重になる性格。

今回…知り合いから聞いた情報は、守矢神社の方が良いというのが多い。

さらに、会ったこともない男は博麗神社が良いと言う。

会ったこともない男…つまり、知らないものを、

2人は様々な疑問をもって拒絶するのは計算済み。

まぁ、結論に誘導するにはこれぐらいしないと…

完全に予測するのは不可能だしね。

 

咲「…結論を言うと、今、博麗神社については知らない人が多すぎる。」

霊『広める必要があるってこと?』

咲「ま、そーいうことね。」

魔『確かに納得いくな。』

咲「でしょ?貴女達は、“貴女達”なのよ。」

霊『でも、必死な感じがしない?そうやって広めたりしたら。』

咲「それは逃れられないんじゃない?早苗達もそうしてるわよ。」

魔『ははっ、霊夢が人里で必死で叫んでる姿想像したら笑えるな。』

霊『魔理沙、おい。』

咲「でもどっちにしろ相当努力しなきゃ。守矢の方が信頼は厚いから。」

霊『守矢…信頼…努力…はっ!』

魔『守矢を潰す、とか止めろよ、お前が異変起こしたら余計失うぞ、信頼。』

霊『むぅ。』

 

…まあ、これぐらいで十分かしらね。

 

咲「ま、頑張って。」

魔『は?おいおい投げっぱなしか?』

咲「私は機会を与えてあげたでしょ。あとは、霊夢次第。」

霊『私?』

咲「そう。貴女。」

霊『…。』

魔『ちょ、おい…本当に帰るのか?』

咲「ええ、お嬢様のティータイムの時間だしね。」

魔『え、いや、良いじゃないか、もう少し』

霊『良いじゃない、魔理沙。』

魔『…霊夢?』

咲「…。」

 

霊夢は咲夜に頷いた。魔理沙はよく分かっていないようである。

と言っても、霊夢にも疑問が多々あるはずだが。

 

咲「…霊夢。」

霊『ん、なによ。』

咲「…大事なもの、もう一度考えてみてね。」

霊『!…言われなくても。』

咲「…そう。じゃ。」

 

…どうやら、誘導は成功した様だ。

 

* * *

 

??『ねえ、咲夜。』

咲夜「はい、お嬢様。」

??『今日…頼まれてたやつ、収穫はあった?』

咲夜「そうですね…」

 

咲夜「―――博麗神社はいつも通り平和、と言う事ですかね。」

 

次の日。妖怪の山に住む射命丸文の発行している文々。新聞が、

過去最高記録を達成したそうだ。

その内容は___

 

『博麗、守矢に対抗か?』

博麗神社は幻想郷を一望でき、幻想郷一桜が美しい!

だが、そこまで来る獣道が大変危険だとの噂である。

しかし、博麗神社に住まう、博麗霊夢はそれの対応として、

自らが援護する、と宣言したとのこと。

私達取材班は、今回その博麗霊夢に直撃取材を試みたが、

「博麗神社は良い所よ、ここに来る道なりは大変だけど。

 …でも、これを読んだんなら来ないで。

 たくさんの相手をする程、私、暇じゃないから。」

と、謎の発言をされた後、帰るよう言われてしまっため、

今回の取材はこれ以上困難だと感じた私達取材班は、

やむを得ず撤退する形となった。

ちなみに、帰り際に見た賽銭箱には、大量に札束が入っていたため、

彼女もしばらくは生活に困る事はないと思われる。

 

というものだ。




今回は霊夢と咲夜の視点で書いてみました。
変わっている変化に、気付けない3人。
そのなかで、本当は気付いている人間がいた事に、気付いて頂けたでしょうか。
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