ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダードライブサーガ 仮面ライダーソニック 作:Master Tree
どうも皆さん!ますたーつりーです。
さて、今回で梨子加入編を終わらせる!
それでは本編、Start your engine‼︎
これまでの!サンシャインサーガ‼︎
ナレーション 桜内梨子
夕方の海岸で同じクラスの高海千歌さんと、テスト生?の天城隼斗さんに会った私。
「海の音を聞きに行こう」彼女にそう言われて、
私達は今度の日曜日に海の音を聞く約束をした。
しかしその時、突如どんよりが私達を襲う。
ロイミュードはいなくなったはず。そう思っていたけど、これは紛れもなく現実だった。
ピンチに陥った私達を助けたのは、天城隼斗さんだった。
しかも、彼はなんと青色の仮面ライダーに変身!
その手に握られた青色の銃で多彩な戦術を繰り出し、敵をあっさりと撃破してしまった。
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そして、その次の日の学校にて。
「天城さん!」
「隼斗でいいよ。そんな他人行儀じゃなくても……同い年だろ?」
「じゃあ隼斗……さん?」
「さんもいらねえよ……それで?」
教室の席で梨子に問い詰められている隼斗。
それもそのはず、昨日あれ程本人の前で暴れたのだ。
「隼斗君、桜内さんに問い詰められてるね……」
「千歌に聞いた限りだけど、またあの怪物が現れたんだって?大変だったでしょ?」
「ううん、そうでもなかった。隼斗君がほとんど圧倒してたもん!」
「昨日の夕方のあれは一体なんだったの?あなたのあの力も、あれは………」
「あんまりいいたかねぇんだがなぁ………ダメ?」
「ダメです」
「………分かった」
隼斗はこれまでの経緯を話した。
とりあえずは、アメリカにいた頃の話や何故仮面ライダーになったのかなど。
「仮面ライダーソニック……研究……希望……?なんだかごちゃごちゃしててよく分からないわよ……」
「まあ正義のヒーローって事だけ覚えててくれりゃいい。あまり知りすぎると、君が危険だ。」
机に着いていた梨子の手を隼斗が取る。
「まぁ怖がる事は無いさ。この俺がいる限り、悪が栄える事は決して無い」
「っ……!カッコつけないの‼︎」
「さーせんした‼︎」
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そして週末。俺たちがいたのは海の上……に浮かぶ小さな船の上。
俺たち4人(あの後曜も千歌が誘った為)は果南姉ちゃんの元を訪ねた。
海の音を聞く。すなわちダイビングだ。
「音ノ木坂からの転校生?」
「そうなんだよ!あのμ'sの!」
「そんなに有名なの?」
「あの時も言った通り、有名なんてもんじゃねえ!いわばμ'sは伝説クラス‼︎It’s Legend‼︎」
海中で梨子は、果南に言われた事を思い出していた。
これはその時の会話である。
「イメージ?」
「そう、水中では人間の耳に音が届きにくいの。ただ、
景色はこことは大違い!見えてるものからイメージする事は出来ると思う。」
「想像力を働かせるって事ですか?」
「ま、そういう事。できる?」
「やってみます」
そして、今に至る。
「それじゃ、行ってくる!」
「行ってきます」
「あれ?隼斗は来ないの?」
「俺はちっとやる事あるから先に行ってて!」
「分かった!早く来なよ‼︎」
そう言うと、3人は先に海の中へ。
「さーて……やりたかった実験始めてみますか……」
隼斗がバックからマッハドライバーMk-IIとシグナルソニックを取り出そうとすると………
「隼斗、何それ?」
「おわとととと!あぶっ!ちょっ!」
海にドライバーを落としそうになってしまうが、すぐさまそれを隠す。
「いや、なんでも無い!ただの発明品だよ!」
「発明品⁉︎隼斗が作ったの?見せてよ!」
隼斗は少し考えるが……
真剣な表情になると向き直った。
「………いや、これはたとえ姉ちゃんでもダメ。姉ちゃんを危険に巻き込みたく無いんだ」
「危険?なんの話?」
「姉ちゃんは知らなくていいんだ。じ、じゃあ俺も行ってくる‼︎」
隼斗にとっては、果南は本当の姉のような大事な存在。
戦いに巻き込んで果南を失いたくないと思う隼斗の気持ちである。
ドライバーとシグナルソニックをバックにしまい、隼斗もシュノーケルを付け、ダイビングスーツを直して飛び込む。
「変な隼斗。私を危険に巻き込みたくないって、なんの事だろう?あんな表情の隼斗は初めて見た……」
ちなみにやりたかった実験と言うのは、よくテレビとかでやってる水上を走る実験だ。ソニックのスピードなら可能だと思うが……どうだろう?
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その後4人はしばらく海を泳ぎまわり、
しばらくした後4人とも休憩のため1度上がった。
「どう?」
「残念だけど……」
「まぁまだほんの数分だしな。」
「イメージか……確かに難しいよね。」
「簡単じゃないわ。景色も真っ暗だし……」
「真っ暗?そっか……じゃあ、もう一回いい?」
「確かにこの天気ってのもあるよな……おまけに、なんか寒い……」
「隼斗はちょっと休んでな。私達は続けるよ。」
そう言うと千歌と曜は再び海へ。
その後を追うように梨子も再び潜る。
「うう……サミィ………!」
「隼斗、無理は禁物だよ?」
「分かってる。俺も行ってくるよ!」
隼斗も3人を追って再び海へ。
足をバタバタと動かし、ようやく3人に追いついた。
しばらく泳いでいた4人だが、いきなり水面から光が差し込んだ。
その光に両手を伸ばす梨子。
彼女はようやく答えを見つけたらしい。
水面に顔を出す4人。
いつの間にか、曇っていたはずの空は晴れ渡っていた。
「聞こえた⁉︎」
「うん!」
「私も聞こえた気がする‼︎」
「俺もなんとなくだがな」
4人で顔を揃えて笑いあった。その様子を見ていた果南も、微笑ましそうであった。
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そして、その次の日の放課後。
「ええっ、嘘⁉︎」
「本当に⁉︎」
「ようやくか……!」
「ええ!」
梨子がなんと曲作りを手伝うと言い出したのだ。
しかしスクールアイドルにはならないと言うと、喜んでいた千歌もショックぎみ。
「無理は言えないよ。」
「そうだよねぇ……」
「じゃあ、詞を頂戴?」
「し?」
そう言われると、千歌は何かを探し始めた。
「し………し?………し?」
というか何故にバックの中にみかんが……?と思う隼斗であった。
「詞って何〜♪」
「多分〜歌の歌詞の事だと思う〜♪」
「「歌詞?」」
「考えてなかったんか〜い♪」
そんな訳で!
「ここって……旅館でしょ?」
やってきたのは千歌の家(隼斗も住んでる)
「ここなら時間も気にしなくていいでしょ?バス停近いし帰りも楽だしね〜」
「あらいらっしゃい。」
出てきたのは高海家の長女、志満さん。
「こんにちは!」
「ただいま〜。」
「そちらが、千歌ちゃんの言ってた子?」
「うん!」
「高海志満さん、千歌のお姉さんだよ。そんでさっきまで見てたその犬が飼い犬のしいたけ。」
「桜内梨子です!よろしくお願いします。」
丁寧にお辞儀をする梨子さん。うむ、流石やな……
てかそんなにしいたけの方見て………いや、苦手そうな眼だなあれは。
「志満姉〜?」
「美渡姉……って、まさかそのプリン……!」
そんなこんなで追っかけっこが始まり……ま、こんなのは日常茶飯事だ。この家に来てからはな………
そして、千歌の部屋にて。
ベッドの上にはシグナルバイク達が綺麗に整列している。
ドライバーもその隣に。
「酷すぎるよ?志満姉が東京で買ってきてくれた限定プリンなのに……!」
「とっとと食わないのが悪い」
「それより作詞を……」
その時、梨子の真後ろの襖が開いた。
そこには美渡がいた。
「いつまでも取っとく方が悪いんです〜!」
「うるさい!」
そう言ってエビクッションを投げつけるが、それが当たったのは美渡ではなく梨子だった。
「甘いわ!とりゃっ‼︎」
その後美渡が投げた浮き輪も……これ水族館でアシカとかがやるあれだよな?
「あっ……」
「ヤバ…!」
「失礼します。」
2人からの理不尽な攻撃を受けた梨子はそのまま立ち上がり襖を勢いよく閉めた。
「さぁ、始めるわy」
「曜ちゃんもしかしてスマホ変えた?」
「うん!進級祝い!」
「いいな〜!」
「しかもこいつは確か結構最新のじゃねえか!」
だが、そんな事を知らず違う話で盛り上がる3人。
突然なんかヤバそうなオーラを纏った梨子によって止まったのだが。
「は・じ・め・る・わ・よ?」
「「「は、はい………(お、おう……)」」」
全く同じオーラを纏った人物を知ってるような
……いや、気のせいか
「あ〜………う〜ん……」
紙に思いつく限り言葉を書いていく。
だがどうも纏まらない。
「やっぱいきなりラブソングは無理があるだろう?」
「いやだ!μ'sのスノハレみたいなのを作るの!」
「あの人達は次元が違う。目標が高すぎると思うが?」
「恋愛経験とかないんでしょ?」
「なんで決めつけるの?」
「じゃああるの?」
「………無いけど………」
「やっぱり。それじゃあ無理よ」
「梨子さんの言う通りだ。おめぇには無理だっつーの」
「じゃあ隼斗君も考えてよ〜!」
「俺にはそんな技術アリマセーン」
「でも、μ'sがこの曲を作ったって事は、誰かが恋愛してたってわけでしょ?」
「まさか。アイドルっつーのは恋愛ご法度。いや、でもどうなんだろう………」
「ちょっと調べてみる!」
そう言ってパソコンを立ち上げる千歌。
「ちょっと、今は作詞でしょ?」
「でも気になるし!」
「こうなったら止められないな……」
「千歌ちゃん、スクールアイドルに恋してるからね。」
「そう言っていいくらいだもんな」
そう3人で話してるのを他所に、千歌は調べるのに集中している。
「なに?」
「話聞いてたか?スクールアイドルってのに対して、好きだと思う気持ちだとか、そういう奴……それなら書けるんじゃねえの?」
「それならいくらでも書けるよ‼︎」
ようやく纏まり始めたらしいアイデア。
あの人の言葉を借りるなら、「ギアが入った」だろうか。
千歌が参考にした曲が、
μ'sが第2回ラブライブの予選で歌った曲「ユメノトビラ」
どうやらこの曲が千歌をスクールアイドルに興味を持ち、なりたいと思ったきっかけの曲らしい。
「確かにこれは名曲だな!」
「頑張って努力して、奇跡を起こしていく。私ならできるんじゃないかって、変われるんじゃないかなって!そう思ったんだ!」
「本当に好きなんだね。」
「うん!大好きだよ‼︎」
そして、とりあえず作詞の方はようやく完成。
あとは曲を付けるのみとなった。
まぁそれは後日となった為、今日は解散。
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梨子は1人自分の部屋のベッドの上で座っていた。
彼女がスマホで見ていたのは、μ'sのユメノトビラのPV。
彼女はそれを見終えると、部屋にあったピアノを開いた。
過去の事を思い出しながらも弾いた曲。それは………
「ユメノトビラ〜♪ずっと探し続けた
君と僕との……繋がりを探〜し〜て〜た………♪」
先ほど見て、聞いた曲、ユメノトビラ。
そして、ワンフレーズを歌い終え、窓の外を見るとそこにいたのはなんと千歌だった。
実はこの2件、お隣さんだったのだ!
「高海さん⁉︎」
「そこ梨子ちゃんの部屋だったんだ!」
「んだよこんな時間に……って梨子さん⁉︎」
「え⁉︎どうして隼斗さんまで……」
「実は俺もここに住んでてさ……それにしてもすぐ隣だったとは、驚きだなぁ……」
さっきのピアノの音を聞きつけたのか、隣の部屋の隼斗もやってきた。
「さっきの曲、ユメノトビラだよな⁉︎しかも歌も中々のものだった!」
そう言いながら拍手を送る隼斗。
「ユメノトビラ、ずっと探し続けていた」
「そうね……」
「その歌、私も隼斗君も大好きなんだ!第2回ラブライブで……」
「高海さん、隼斗さん。」
「ん?」
「どした?」
「私、どうしたらいいんだろう?何やっても楽しくなくて……変われなくて……」
「梨子ちゃん………やってみない?スクールアイドル」
そう言って手を伸ばす千歌。
「ダメよ、このままピアノを諦めるわけには……」
「やってみて、笑顔になれたら……変われたらまた弾けばいい。諦めることはないよ」
「失礼だよ…高海さんに……本気でやろうとしてるのに、こんな気持ちで……」
「梨子さん!失礼だなんてとんでもねぇ。なんも遠慮することないんだぜ‼︎」
「そうだよ!梨子ちゃんの力になれるなら、私は嬉しい。……みんなを笑顔にするのが、スクールアイドルだもん!」
「そしてそのみんなの笑顔を、希望を守るのは俺の……仮面ライダーの使命なんだ‼︎」
2人がそう言って揃って手を伸ばす。
「千歌ちゃん!」
「え、今梨子さん千歌の事おっとっと!」
いきなり吹いた風で千歌が頭に巻いていたタオルが落ちてしまう。
身を乗り出してそれでもなお手を伸ばし続ける千歌。
それを支えながら、自身も手を伸ばす隼斗。
「みんなを笑顔にする事」
「その笑顔を守ること!」
「それって、すごく素敵な事じゃない⁉︎」
2人がそう言うと、梨子もその手を伸ばした。
距離のせいか、あと少しが届かない、
「さすがに、届かないね………」
「待って!諦めちゃダメ‼︎」
「届く!そう思えば絶対に‼︎俺たちを信じろ‼︎」
梨子も隼斗に言われ、諦めずに手を伸ばす。
あと数センチ……もう少し……もう少し………!
そして、ついに………
「ああっ!」
「よっ……しゃ……‼︎」
ついに2人の手が、梨子の手が、お互いに届いた。
指先が触れるだけだが、これは大きな奇跡だった。
輝く満月の夜。
1人の少女が、友によって、1人のライダーによって救われたのだ。
ある人が言っていた。
「自分が望みさえすれば、運命は絶えず自分に味方する」と。
千歌も梨子も諦めず、お互いの手が、思いが繋がれたのだ。
次回に続く‼︎
そして次回予告
次回ラブライブ!サンシャイン‼︎サーガ
ついにスクールアイドルグループ、正式結成⁉︎
4人の前に突如現れたのは……
「チャオ〜!」
「嘘だろ!お前!」
隼斗がよく知る人物だった⁉︎その正体とは!
「グループ名は、なんですか⁉︎」
そしてついに始まるファーストライブ!
だが、グループ名が決まってなかったり、問題発生⁉︎
「このライブをめちゃめちゃにしてやる!」
「今は記念すべきファーストライブだ。
チラシもチケットも持たねぇロイミュードはお引き取り願おうか‼︎」
みんなは、隼斗は己のやる事をやり遂げられるのか?
次回 「彼女達は最初の一歩を踏み出せるのか?
〜FirstSteppe〜」
第2話の回終了!続いては第3話!頑張れみんな‼︎
隼斗「いや書くのおめぇだからな。」
そうでした。それでは次もお楽しみに‼︎