ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダードライブサーガ 仮面ライダーソニック 作:Master Tree
こっから加速していきますよ!
さてさて2期1話もこれがラスト。
今回もよろしくお願いします‼︎
「実は!学校説明会は………
中止になるの………。」
突然鞠莉からみんなに伝えられた事。
それは、学校説明会の中止だった。
「中止……?」
「どういう事だよ鞠莉!」
「言葉通りの意味。説明会は中止、浦の星は正式に来年度の募集を止める。」
「それ……いきなり過ぎない⁉︎」
「そうずら!まだ二学期も始まったばかりなのに……」
「そうだぜ!まだこっから希望者数も伸びるかもしれねーってのニ!」
「生徒からすればそうかもしれませんが、学校側は既に2年前から統合を模索していたのですわ。」
「鞠莉が頑張ってお父さんを説得して今まで先延ばしにしてくれていたの。」
「そうか……そういえば、浦の星の理事長は確かに鞠莉だが……大元を辿れば小原家のお陰で浦の星があったのか……寄付も相当だったみたいだし…でもよ、入学希望者は少しずつ増えてるんだろ?」
「隼斗の言う通りだよ!最初0だったのが10になってさ……」
「これからもっともっと増えるって………」
そう、遡る事数ヶ月前の事。
まだ高校生の身でありながら浦の星の理事長になった鞠莉。
それも彼女の家である、小原家が大きく関わっていたのだ。
アニメ 及び本作のファーストライブ回参照。
「それはもちろん言ったわ。けれど、それだけで決定を覆す理由には……」
すると千歌は鞠莉の両肩を掴み聞いた。
「鞠莉ちゃん……何処⁉︎」
「千歌っち……?」
そして千歌は、突然部屋を飛び出していってしまう。
「私が話す!」
「千歌ちゃん!」
「待って!アメリカよ⁉︎鞠莉さんのお父さんはアメリカにいるのよ?そうですよね⁉︎」
「yes………」
「そんなすぐに行ける距離じゃねえ。それに行けたとしてもだ……今のままじゃ、とても話は……」
「美渡姉や志満姉やお母さん、あと、お小遣い前借りして、前借りしまくって、アメリカ行って、もう少しだけ待ってほしいって頼みに行く。」
「千歌ちゃん………」
「できると思う……?」
「できる‼︎」
千歌は、そう自信ありげに言った。
彼女の場合、本気でやってしまいそうなのが怖いが。
「……鞠莉はさ。この学校が大好きで、この場所が大好きで、留学より、自分の将来よりこの学校を優先させてきた。」
「今までどれほど頑張って学校を存続させようとしてきたか、わたくし達が知らないところで理事長として頑張ってきたか。」
「その鞠莉がもうどうしようもないって言うんだよ?」
「でも……!でも………」
「千歌っち………ごめんね?」
と、いつもの調子で笑ってみせる鞠莉。
「鞠莉………」
「違う……そんなんじゃない……そんなんじゃ………」
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もしあの時ラブライブの予選に勝ち、本大会に出場できていたら?
未来は変わってたのだろうか………?
未来は違ってたのだろうか………?
「おまえも……そろそろ冬毛か……⁉︎」
しいたけのブラッシングをしていた美渡。
毛がごっそり抜け、ブラシにはかなりの量が付いていた。
「ただいまー。」
そこへ、バイクの隼斗が帰ってくる。
そしてあとから遅れて千歌が。
「お、お二人さんおかえり!って、どうかしたの?」
「……いや、なんでもねえ。」
「あー、そうそう。さっきむっちゃん達来てたよ?」
「え?あいつらが?」
そして、2人揃って千歌の部屋へ。そこには沢山の折り鶴が纏めて飾ってあった。
「これは………」
「みんなで折ったんだって。応援してるって持ってきてくれたの。」
「……そうか。」
「隼斗くん?千歌ちゃん?」
「………なんでもない。ありがとう。」
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その夜、隼斗の部屋。
「なぁ、鳥。」
『ー?』
「俺に何か出来る事は無いのかな?戦うだけじゃない。別の方法で、あいつらの力になる事は………できねえかな?」
『…………』
分からない、というように01は首を横に振る。
「分からない、か………だよなぁ………。」
そう言って上のジャケットを脱ぎ、布団に飛び込む隼斗。
01はそれを嘴に加えて丁寧に部屋の端に置いた。
「いっそのことさ、なんかこう、ほら…………すっげー奇跡でも………起きればいいのに………」
そう言って眠りにつく隼斗。
彼は気づかなかった。
その時ほんの一瞬だが、01の眼がキラリと光った事に……………
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翌日。
「諸般の事情により、説明会は中止。浦の星女学院は正式に、統廃合となる事が決まりました。」
集会でも伝えられた統廃合決定の知らせ。
生徒達も突然の事に混乱していた。
「やはりか………私もこうなるんじゃないかと、薄々感じてはいたんだがね。」
「博士………どうにかならねえのか?あんたは天才なんだろ⁉︎」
「隼斗………こればかりはな………君の気持ちも分かる。君がこの学校で過ごしてきた時間は1年も無い。けど、それなりに思い入れは…あるだろうからね。」
その日のうちに説明会の案内、ポスター等は撤去された。
夕方になる頃には、学校内には1枚も残っていなかった。
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「夕陽が綺麗だな…………」
「そうだね…。」
陽の沈みゆく海岸。
千歌と梨子、そして隼斗の3人がいた。
「私ね、こうなったのはもちろん残念だけど、ここまで頑張ってこれてよかったなって思ってる。
東京とは違って、こんな小さな海辺の町の私達がここまでよくやってこれたなって。」
「それ、本気で言ってる?……本気で言ってるなら私……梨子ちゃんのこと、軽蔑する。」
「千歌が軽蔑とか難しい言葉使ってる…….」
「今そんな雰囲気じゃなかったでしょう隼斗くん………」
「あ、ワリ。ついいつもの調子で……」
すると梨子は、千歌と隼斗の目の前で驚きの行動に出た。
「がおー!フフッ。ぴーっ!どかーん!普通怪獣りこっぴーだぞー!喰らえ!梨子ちゃんビーム!こんなのだっけ………って隼斗君。そんな冷たい眼で私を見ないで………」
「あ、ああ、ごめんつい……意外かつ突然すぎる行動につい………」
「………フフッ。」
そのやりとりに思わず笑みがこぼれる千歌。
「やっと笑った。」
「あ、確かに…………」
「私だって、Aqoursのメンバーよ。みんなと一緒に頑張っていこうって。
曲もいっぱい作ろうって思ってた。いいなんて思うわけない。これでいいだなんて……。でも、どうすればいいか分からないの。
どうすればいいか…………」
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翌朝。
「おはよう!行ってくる!」
朝早くに走って家を出る千歌。
飼い犬であるしいたけもその後を追う。
「千歌⁉︎」
「ワン!」
「ったくあいつは今度は何を……あ、good morning.美渡姉さん。あれ追いかけるから俺も行くわ!おーい鳥!」
あとから飛び出してきた隼斗の声に応えて01もその左肩にとまる。
『ーッ!』
「え!隼斗何それ⁉︎」
「あー飼い鳥!ロボットだけど!んじゃ行ってくる!」
「隼斗、バイクは⁉︎」
「たまには走るのも悪くないかなって!」
ポロシャツの上から来たジャケットを直しながら隼斗も千歌の後を追う。
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「案外追い抜かせたな………」
いつの間にやら学校の近くまで来ていた。
隼斗が木にもたれて休憩していると、そこに遅れて千歌がやってきた。
彼女はそのままグラウンドへ。
持っていたバッグを投げ出すと、空に届くぐらいに大きな声で力強く吼えた。
「がおおおおおお‼︎‼︎」
「うわうっさ………」
その様子に、隼斗に01も思わず手で(羽で)耳辺りを塞いでしまう。
「起こしてみせる!奇跡を絶対に‼︎
それまで……泣かない!」
「やっぱり来た。」
そこへ、曜がやってきた。
隼斗と01も近くへ来て、千歌のバッグを拾い上げる。
「曜ちゃん……隼斗君に鳥さんも……どうして?」
「んなもん分かんねえなぁ…。けど、こんな早くに学校来るやつはおまえ1人じゃないのは……分かる。」
そう言って向く方向には、Aqoursのみんなや憐達が。
「みんな………」
「気づいたら来てた。」
「鞠莉ちゃんまで………」
「なんかよく分かんないけどね。」
「みーんな、思いはおんなじ、ダゼ。」
「以心伝心ずら。」
「みんな、諦めたくないんだ……。諦めたくないんだよ。鞠莉ちゃんが頑張ってたのはわかる。でも、私もみんなも、まだ何もしてない。こんなの無駄かもしれない。でも、諦めたくない!ほんの少し見えた輝きを探したい。見つけたい!」
「千歌は昔から諦めが悪いからね。」
「果南さんもですわよ?」
「姉ちゃんだって同じくせに。」
「お姉ちゃんも!」
「千歌っち………」
「いいんじゃない?足掻くだけ足掻きまくろうよ。」
「ですが、やるからには………奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「キセキを!」
どんな結末かなど分からない。けど今やれる事は確かにあるはず。
みんな、思いは同じだった。
昇る陽に照らされるグラウンド。
そして、何処からかゆっくりとした拍手が聴こえた。
「excellent!素晴らしい志だ。諸君。」
そして、突然現れた謎の男が1人。まだ夏場だというのに黒いコートのような服装の男。
外国人のようだが、それにしては流暢な日本語。
一斉にみんながそちらを向く。
「おじさん……誰?」
「誰、か………そうだな……自己紹介をするよりも、こうした方が手っ取り早いだろう?」
その男は異形の姿へとその身を変えた。
胸の部分には004の数字が。
「うわぁ⁉︎」
「ロイミュード………004だと⁉︎」
「ハヤト、知ってるの⁉︎」
「俺たちの追ってる野郎の直属の部下……何故ここに!」
「なに、ほんの挨拶という奴だ。仮面ライダーボーイ。蛮野様と戦えるほどの力を持つものかどうか、確かめてやろう!」
「お前ら下がってろ!」
Aqoursのみんながその場から走って離れる。
隼斗と憐が同時にドライバーを装着。
シグナルバイクをセットする。
《Rider!Sonic‼︎》
《Rider!Slayer‼︎》
「Ready!」
「「変身‼︎」」
「セリフ以下略、ぶっ潰す!」
「狩らせてもらうぜ、お前を!」
ソニックとスレイヤーに同時変身。
ソニックは今は武器持ちでは無いので拳で、スレイヤーはクローを構え向かっていく。
「喰らえッ!」
「おらよっ!」
スレイヤーが右のクローで切りつけ、右に避けるとそこへすかさずソニックが蹴り込む。
「004は進化体持ちじゃない……けど残しとくと厄介だ!速攻で……倒す‼︎」
《ズーット!ソニック‼︎》
「振り切るぜ!」
シフトアップで加速。
速く強いラッシュを叩き込む。
「オラオラオラオラ‼︎」
「ほう……流石は最新型。実に速く強力だ……だが………」
004はソニックの右手を掴んでラッシュを止めた。
「なにっ⁉︎」
「そこまでだ!」
さらに動きを止めた状態からソニックに蹴りを入れ吹っ飛ばす。
「ぐああっ⁉︎」
「ハーさん!んなロォ………」
《ヒッサツ!Full throttle!Slayer‼︎》
スレイヤーがフルスロットルを発動。両手のクローを構える。
エネルギーを纏った両手の爪を構え走り出しその攻撃を叩き込んだ。
「ハンティング・エンドッ‼︎」
その一撃は004にモロに入った。
しかし、吹っ飛ばしたはずがそのボディには傷一つ付いていない。
「good……いい攻撃だ。」
「ハンティングエンドが効いてねェ……⁉︎」
「だったら………!」
《SignalBike/Shift Car!》
「変身ッ!」
《Rider!Dead Heat‼︎》
ソニックが赤い装甲を纏い、デッドヒートにパワーアップ。
「ほう………」
《バースト!キュウニ・デーッドヒート‼︎》
「より強力なパワーで……ぶっ飛ばすまでだぁぁぁぁ‼︎」
こぶしを握り締め再び004に攻撃を仕掛ける。
「ハァァァ!」
連続パンチのラッシュを叩き込む。
蒸気の噴き出すそのボディから繰り出される
凄まじい攻撃は004に少しずつダメージを与えている。
「なるほど、確かにいい攻撃だが………」
「吹っ飛びやがれ‼︎」
《ヒッサツ!バースト!Full throttle‼︎》
「ヒート・ストリームソニック‼︎」
フルスロットルからのライダーキック。それを喰らった004は爆発する。
ソニックも着地しそれを見ていた。
「手応えあり………これなら………」
「No.それは違う。」
だが、004は立ち上がった。
それなりにダメージは入っているが、それでもなお耐えている。
「な………」
「全然効いてないよ!」
「どうなってんのよあれー‼︎」
「Non.そんな事は無い。先程よりは、効いたな………。」
「こんの……野郎…………‼︎」
相手への怒り、自分の力不足への怒り。
肩のメーターも限界を示していた。
「ヤベッ!」
「ハヤト、あのままじゃまた………!」
「あの時みたいに………‼︎」
キリカの組み込んだ暴走のリスクのある強化プログラム、フルバーストシステム。
起動したら最後、目に映る相手を叩き潰すまで止まらなくなる。
「そうか、デッドヒートには暴走の能力が…ならば………」
『ーッ‼︎』
とその時、空から高速で01が飛んで来る。
「あ、鳥さん!」
「あの子は………」
01は004の周りを飛び交いながら攻撃を仕掛ける。
「な、なんだこいつは⁉︎このっ!離れろ!」
必死に振り払おうとするが、中々離れない。
ついに004は体勢を崩し倒れる。
すると01はソニックの元に向かい、ドライバーを勝手に動かしてデッドヒートを弾くようにして外す。
そして、01のボディの一部が開くと、見たことのないシグナルバイクが自動で動いてセットされる。
《Evolution!》
01のボディが分解、変形する。デッドヒートから通常ソニックに姿が戻るとその01のボディとソニックが合体。
翼を持ち、より青が輝いている、別の姿へと変化した。
「oh………⁉︎あの姿は一体⁉︎」
「………フッ!」
004がそういった刹那。
そのソニックは急加速し膝蹴りを入れた。
「グフォア⁉︎」
先程までとは違い、明らかに見事に入ったダメージ。
「データにない……なんだ、あの姿⁉︎」
「お前を………倒す‼︎」
ソニックが飛び上がり、その身体に竜巻のような強い風を纏う。
そしてそのまま右足を突き出しライダーキックを放った。
「ハァァァ‼︎」
「ッ!これはマズイ!」
004は咄嗟に横に避ける。が、とてつもなく速いその攻撃は004の左腕を吹き飛ばした。
吹き飛んだ跡からはバチバチと火花が飛び散っている。
「ろ、ロイミュードの……ひ、左腕が……」
「吹き飛んだ………⁉︎」
「いえ、あれはむしろ切り裂いた、というのでは……?」
梨子と曜、ダイヤが驚きのあまり声を上げる。
「これは想定外………だがデータはよく取れた。ではまた会おう。諸君。good bye.」
そう言うと、004はその場から消え去った。
「逃げた………?」
「…………」
そして、01がソニックから分離し元に戻る。
その際に青い羽根が飛び散り、ソニックの変身も自動で解かれた。
「………あれ、004は………?」
「何いってんだよハーさん!ハーさんがぶちのめして撤退させたんだぜ?」
「………俺が?うっそだー!」
「隼斗、覚えてない……?」
「ってか、なんだったのよあの姿?翼生えてたしめちゃくちゃ速かったし………」
「すごい………すごいよ隼斗君!」
千歌が隼斗に急接近して言った。
「だからなんだって⁉︎」
「奇跡だよ奇跡!歯が立たなかった相手を、あの姿に変身してからビューって!バーンって‼︎」
「なんだよビューでバーンって………」
「みんなも見たよね⁉︎隼斗君もできたんだ!奇跡は起こせる!私達にだってできるはず‼︎
だから精一杯、輝こう‼︎」
「んー………まあいつもの千歌が戻ったしいいか!」
突如起こったソニックの突然変異。
004の行動の意味。
謎が残る中、Aqoursは再び再出発するのだった。
次回に続く!
覚えてろラビットラビット………スカイロードを這いネビュラガス吸ってでもお前を超えてやる…………
(某クソアニメより流用)
なんか変身シークエンス見たけど、若干自分がソニック用に考えてたとあるアイデアと被って少しやばいと思ってるMaster Treeです。
次回以降のどっかで、ソニック、進化します。
そして毎度の事だが戦闘描写がどうもほかの作者さんのように上手く書けない………どうにかしたい。アドバイスください。
長くなりましたが2期1話はこれにて完結!
次回から本格的に始まります‼︎
それでは次回もお楽しみに。感想とか待ってます。