ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダードライブサーガ 仮面ライダーソニック   作:MasterTree

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キャラ紹介
(思い出したようにやってくスタイル)
一時 霧香(ひととき きりか)
イメージCV.日笠陽子

突如浦の星にやってきた化学担当の教師。
しかしそれは仮の姿。
本当は隼斗達仮面ライダーの協力者の科学者である謎の美女(本人談)
という彼女だがその素性については未だ謎に包まれている。

ウェーブのかかった緑っぽい黒髪を伸ばしており、暗い緑系のTシャツとベージュのズボン。どんな服装でも白衣を羽織っている。
教師の時はレディーススーツに白衣。

素性こそ多くは語らないものの、隼斗達の事を第一に考える優しい心の持ち主。

「え?私のスリーサイズとか好みのタイプとかがそういう情報がもっと知りたい?それは……今は言えないねぇ〜。余程悪い物じゃない限り、女は秘密があった方が美しいんだぜ?」

外見は青豚の双葉(眼鏡なし)っぽいイメージ。

ちなみに名前の由来はソニックのイラストを描いてくださったりしてた恩人のtwitterとかGoogle+での小説で使われてるとあるキャラのネームをお借りしてます。自分にも縁深く毎度お世話になってます本当に………

これからもちょくちょくキャラ紹介はしていきたい。このキャラ紹介してほしい!というリクエストがあれば感想と一緒にでも。
高評価付与セットだと更に嬉しい。

今年もデンライブ完結できなかった。
来年からは本当に時間無くなりそうだし………
そしてこんな時に限って新しいシリーズのアイデア思いついてしまったし……
おのれディケイド


第2期5話 大きな問題とは何か?

『ーッ!』

 

 

自分の名は鳥……いやそれはご主人様が適当に呼んでる名前だった。そろそろ別の名前が欲しい。まあ、それはともかくだ。

私の名前はRF-01。マスター・隼斗こと仮面ライダーソニックのサポートメカとして作り出された。

 

RF-01の朝は早い。ご主人が適当に脱ぎ散らかした服で作った巣から出て、ベッドで寝ている主人の元へ。

 

 

 

「zzz………んぅ……」

 

昨晩は仰向けで寝ていたのに何故かうつ伏せ状態で寝ている。一体この一晩でどんな寝返りの打ち方をしたのだろうか。

それもまあ、どうでもいい事だ。ともかく私は自慢の羽根を動かしてベッドの上に上がる。

 

「んへへ………いやぁ楽しいなぁ…久しぶりの果南姉ちゃんとの………」

 

果南…マスターが大事に思っている人の名前だったか。どんな楽しそうな夢を見ているのかが気になるところ。

 

主人の身が第1の自分としてはこのまま寝かせておきたいが、今日も学校だ。

夢から覚めてもらうとしよう。

 

自分は頭を振り上げ、その嘴の先端を………

 

 

主人の額に振り下ろす。

コン!と音が響きそれから………

 

 

 

 

 

「いってええええええええ‼︎‼︎」

 

 

 

バサバサと音を立てて同族達が屋根から飛び去っていく。そんなに響くものか今の鳴き声は…

 

 

「何すんだテメェ鳥!今もうちょっとで姉ちゃんが………」

 

『ー。』

 

飛び起きると自分を掴み勢いよく揺さぶるご主人。

そんな事言われても………しかしどんな夢を見ていらしたんだ本当に?果南が……?

 

 

「何してんのー隼斗くん?」

 

む、この声は………

 

ご主人が窓を開けると、下にはオレンジの髪の少女。タカミチカ、と言ったか。

 

「千歌!?早いなお前………」

 

「うるさいわよ隼斗君!」

 

お隣から声がした。振り向くとまた別の少女がいた。確か彼女は…サクラウチリコ、か。

 

「文句なら鳥に言え!こいつの起こし方が…」

 

「言い訳しないの!あ、01ちゃんもおはよう。」

『ー。』

 

「それにしても早えな千歌!どうしたんだよ今日は!」

「まあねー!しいたけも鳥さんもおはよう!志満姉に美渡姉も行ってきまーす!」

 

「早………」

 

「今日は雨かしら………?」

 

「降らなそうだけどな………まあいいや。

鳥!荷物準備よろしく!着替えたりとか色々済ませてくる!梨子!俺もちょっとあいつ追っかけて早くいくわ!」

 

ご主人はそういうと部屋の中へ。

 

「あ、ちょっと……!もう……困ったご主人様ね01ちゃん。」

 

『ー。』

まあ、そんなご主人をサポートする為の私なのだがな。さて、こちらも動こうか………!

 

 

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放課後の部室。

 

「フフンフン………♪」

 

「oh my god………まさかの雨とは……傘持ってねえしバイクだし……」

「そもそも傘差し運転は危険ですわよ。おやめなさい。」

 

「ぐぬぅ…………」

 

「隼斗の英語交じりの喋り方、なんか凄く久しぶりに聴いた……」

「確かに。」

 

「そうか?まあもう何ヶ月も経つからな……俺も今思ったよ。アメリカから帰ってしばらく経つからな……父さんと母さん元気かな…」

 

「そういえば気になったんだけど……」

 

 

「ん?どうした善k「ヨハネ!」あーハイハイ……」

「隼斗さんの両親ってどんな人?」

「あれ、善子ちゃん知らないの?」

 

「隼斗のお父さんとお母さんは………」

 

曜が話そうとしたところをダイヤが遮って話し始める。

 

「隼斗さんのご両親は共に天文学者。およそ19年前に父の天城戒斗博士が、新しい星座である隼座の発見などに関わった偉大な人。

そして母の美琴さんが、海外にいくつもある観測所の望遠鏡開発に関わる優秀な技術者。どちらも今日までの天文学に大きく貢献した方々、でしたよね。」

 

※隼座は本作だけのオリジナルの設定になります。作者も調べたけど無かった。

ってか天文学者の説明難しい事ばかり書かれていて………わかんね。

 

 

その話を聞いていたルビィが急に立ち上がり隼斗の方を見た。

 

「隼座………?もしかして!」

「そ。俺の隼斗の隼の字はそっからつけられたとかなんとか。にしても、流石だなダイヤさん。そこまで知る人はそうそういないぜ?」

 

「ま、まあ普段から新聞やニュースは目を通していますから。これぐらい当然ですわ!」

 

「ふーん………まあ俺の話は別にいいんだ。

父さん達にはまた後でちょっと電話してみるよ。にしても………」

 

「フンフン……♪」

 

「機嫌いいな千歌の奴………」

「もしかしたら、今日の事忘れてたり……?」

「なんか、その可能性が高い気がする。」

「really?」

 

「千歌ちゃん!」

「ん?なーに曜ちゃん?」

「今日がなんの日か、覚えてる?」

 

「んー…………ラブライブ予備予選の結果が出る日でしょ?」

 

 

『おおー!』

 

「覚えていたずら!」

「き、緊張しないの……?」

 

「ぜーんぜん!あんなに上手くいって、あんなにステキな歌を歌えたんだもの!絶対突破してる!昨日、聖良さんにも言われたんだもの!」

 

「セイントスノーの姉の方の?連絡取ってるのな………」

 

 

そうこうしているうちに、パソコンの画面に表示されたのはメール通知。

 

「あ、来た!」

 

一斉にみんながパソコンの画面に集中する。

 

「さあて……どうダ……?ルビィちゃんよろ!」

「じゃあ……行きます!」

 

「やあ諸君!みんなお揃いのようで!ってなんかあるのかい?」

 

と、見ようとした瞬間やってきた霧香。

 

「あ、一時先生。」

「これからラブライブ予備予選の結果を見るところだ。」

「ほほう。ならちょうどよかったな。私も見ていくとしようか!」

 

「では改めて…………」

 

ルビィがenterをクリック。表示されたのは

entry no.24Aqours 予選突破の文字。

 

 

「もしかしてこれ、トップって事!?」

「まあ、まずは好調な滑り出しってとこだな。」

 

「やったずら!」

「うむ!良きに計らえ!」

 

 

「あー!花丸ちゃんズリーぞ!」

 

「マリー!」

「yes!」

「やったゼ!」

 

喜びに沸くみんな。花丸が果南に抱きつき、隼斗は少し羨ましそうに。

 

鞠莉と善子、憐は3人でハイタッチ。

 

「ダイヤさんも!」

 

「え、ええ………」

 

 

「………?」

 

ダイヤさんもその光景を見ていたが、千歌に言われて遅れてハイタッチ。

 

果南姉ちゃん達をなんか羨ましげな目で見てたのは、俺の気のせいか………?

 

 

 

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____________________________

 

 

 

 

 

「とは言ったものの………」

 

「今度は何?」

 

「説明会とラブライブと、2つもイベントがあったでしょ?だからお金が………」

 

俺たちの目の前には、三津シーのマスコットキャラであるセイウチのうちっちーの貯金箱。この中には本来、衣装とかに使うお金が入ってるのだが……

千歌の言った通り、中身はその2つのせいで絶賛枯渇中。

 

「この前1000円ずつ入れたばっかなのに?」

「俺なんて3000は入れたぜ?」

「隼斗さん意外と持ってますのね……」

「まあ親が親ですからねー。小遣いも昔から存外多いのです。」

 

「私も結構投資したんだぜ?可愛い教え子のために!」

「あーはい感謝してるよー。」

 

「幾ら残ってるの……?」

 

梨子が貯金箱をひっくり返す。

出てきたのは…………5円。

 

 

「すっっっっっくね!?」

 

 

「Wao!綺麗な5エンデース!」

「ご縁がありますよーにって!」

「言ってる場合かっ!」

 

「まさかここまでひっどい事になってたとは……なあダイヤさん?ダイヤさん?」

 

「は、はい!?」

「何ぼーっとしてたんすか、らしくない……」

 

「い、いえ。鞠莉さんも果南さんも随分みんなと打ち解けたと思ってまして。」

 

「まあ、確かにな………」

 

曲作りの時は結構対立してたのにな……時の流れというやつか。

 

「果南ちゃんはどう思うずら?」

「そうだねぇ………」

 

 

「果南、ちゃん?」

 

 

で、その後俺たちがやってきたのは………

 

 

「で、早速神頼みと。」

 

銭洗いってやつだ。これ本当に増えるのかどうかは疑心暗鬼になるが………

 

「何卒5円を5倍……10倍、いや100倍に!」

 

「5円100倍にしたところで500円だからな。せめて千倍にしねぇと。ってーか神頼みするぐらいならよ………なあ鞠莉…」

「小原家の力は借りられまセーン。」

「だったな………うー……あ、そうだ博士!」

 

「私の才能は金稼ぎのための道具じゃないぞ……だが、確かに深刻な問題ではあるな。」

 

「だよなぁ…………」

 

 

「鞠莉、ちゃん…………?」

 

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「じゃーね鞠莉ちゃん!」

「果南ちゃん!明日本持ってくるずら!」

 

「お姉ちゃんも早く!」

 

 

「で?なんのtalkですか?」

 

「え?いえ、大したことでは無いのですがその……2人とも急に仲良くなりましたわよね。」

 

「仲良く?」

「私と果南が?」

 

「違います!1年生や2年生達とです!」

 

「え?」

「もしかしてダイヤ、妬いてるの?」

 

「ま、まさか!生徒会長として規律を守らな

ければ皆に示しがつきませんわ!」

 

「まーたそういう固いこと言う。」

「very heardねぇ。」

 

「ただ…………」

 

「「ただ?」」

 

 

『ー!』

 

イルカの煽るような鳴き声にそちらを睨みつけるダイヤ。イルカもとっさに逃げた。

 

「あーもううるさいです!別になんでもありませんわ!鞠莉さん達もとにかく上級生であるという自覚を失くさないように!」

 

そう言ってダイヤもみんなの元へ。

 

 

「…どう思う?」

「smellプンプン嫉妬fire〜♪まあ、しばらくすれば尻尾見せるでしょ。ダイヤは自分の事になるとへっぽこぴーだから。」

「へっぽこぴー?」

 

 

 

 

 

「鞠莉ちゃん、果南ちゃん、か…………。」

 

 

 

翌日。

 

 

「バイト?」

「しょうがないよ。」

「まあこんな状況だしな……無いなら稼ぐ、他に方法無いしな。」

「だよねぇ………」

 

練習の休憩中。俺に千歌、梨子と曜の二年生組は求人誌を見ていた。

手っ取り早くお金を稼ぐ為には、もうこれぐらいしか無いしな………

 

 

「あら、今度は何ですの?」

 

「ああ、ダイヤさんか。見ての通り、バイト探し。」

「内浦辺りで探してたんです。コンビニか、それか新聞配達かなって。」

 

「なら……沼津の方が良いかもしれませんわね。」

 

「沼津かぁ………」

「色々あるよね。例えば……カフェとか。お花屋さんとか。変わった所だと、写真スタジオのモデルさんとか!」

「そんなのあるのか!?」

「ある所はあるよ。」

「初めて聞いた………」

 

「なんか楽しそう!」

「でしょ!」

「バイトは沼津に決定!」

 

と、やっと決まった……と思いきや

 

 

「ブッブーですわ!!」

 

「うわすげえ久しぶりそれ」

 

地を踏みしめながら久しぶりに聞いたこの台詞。

 

「安直すぎですわ!バイトはそう簡単ではありません!

大抵土日含んでの週4日からのシフトもありますので全員揃っての練習というのも難しくなります。大体なんでも簡単に決めすぎてはいけません!

ちゃんとなさい!・・・あ」

 

 

なんだそのやってしまった……みたいな顔

 

 

「確かに、ダイヤさんの言う通りね。」

「流石ダイヤさん!」

「でもじゃあどうするの?」

 

「と、俺含めて4人思ってるのだがどう思いますダイヤさん?なんかアイデアありません?」

 

「え、えーっと・・・」

 

 

で、次の週の週末。

中央公園にて。

 

 

「フリマか……」

 

今開催中のフリーマーケット。

俺も昔見たことあるが、これが中々いい物あるんだよな。

 

「これならあまり時間も取られず、お金も集まりますわ!」

「すごいお姉ちゃん!」

「ダイヤさんはこんな事も思いつくずらね!」

「流石Aqoursのジョーシキ人。」

 

「そ、それほどでも……ありますわ!」

 

 

「貴女にこの堕天使の羽を授けましょう。」

「こ、光栄ですわ。」

 

「おいダイヤさん戸惑ってんぞ」

 

 

「(よし、これで打ち解けて信頼を得られれば……!)」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

放課後、3年の教室にやって来た千歌。

 

 

『一緒に帰ろ!ダイヤちゃん!』

 

 

図書室にて、沢山の本を持って来た花丸。

 

『これ読むずら!ダイヤちゃん!』

 

ツーショット写真を渡す曜。

 

『はい!この間の写真だよ、ダイヤちゃん!』

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「フフ………デュフフフ…………」

 

「ダ、ダイヤ………」

 

「え、何今日のダイヤさん怖………」

「ナニ、なんか当たったか……?」

 

 

「お待たせー!」

 

そこへ遅れて千歌がやってきた。しかしその姿は………?

 

「なにそれ……?」

 

「美渡姉の会社で使わなくなったからって。」

 

みかんの着ぐるみ。しかも半分に切れてる。

 

「使用目的が謎すぎますわ…。」

「ってか何に使ってたし。」

「着るんでしょ。」

「いやそりゃ着るためだけど姉ちゃん真顔でそんな正論ぶつけられても」

 

「みかんのお姉ちゃん。」

 

そこへやってきたのは小さな女の子。

抱えているのは大きなペンギンのぬいぐるみ。これ誰が持ってきたんだ……?

 

「これ、いくらですか?」

 

「んー………どうしようかな……」

 

「事前に決めとくもんだろ……ってか今俺も思ったわ。そうだな……大体200円〜300円ぐらいじゃないか?」

 

「だって。お兄さんの言う通りなら200円、かな。」

 

「200円………これしかない……」

 

 

女の子が取り出したのは5円玉。

しかし………

 

 

「これじゃあな…………」

「流石にナ……」

 

ダメ?という目で千歌を見る女の子。

そんな顔してもこのお姉ちゃんは………

 

 

 

「お姉ちゃんありがとー!」

 

「毎度ありー!」

 

 

 

 

落ちるんだよなぁこれが………

 

 

「やった!5円が倍に!」

 

「弁天様のお陰だね。」

「だね。」

 

「何を言ってくれてるんですの。」

 

「え?」

 

「だよな……」

 

「Aqoursの活動資金を集めるためにここに来てるのでしょう?まずは心を鬼にしてキッチリ稼がないと!」

「だってぇ………」

 

「Hay girl's.この話はその辺で。次のお客さんだぜ?」

 

「すいません、これ1000円でいいかしら?」

 

「見てなさいな。」

 

さっきのとは逆にダイヤさんかなり強気な姿勢で挑む。

 

「いらっしゃいませ!残念ながら原価的にそれ以下はブッブーですわ!」

 

「で、でも………」

 

「ハッキリと言っておきますが新品ではありませんが未使用品。出品するに当たって一つ一つ丁寧にクリーニングを施した自慢の一品!それをこのお値段、既に価格破壊となっておりますわ!!」

 

ビシッと指差しながら言うダイヤさん。うんまあ言ってることはいいけどよ………

 

「お客さん指差しちゃダメだよ………?」

 

 

で、売り上げの方はその後も伸び悩み………

 

「こりゃダメだナ………」

「ダメずらね………」

「というか花丸くん、今時算盤での計算なのかい……?」

「これが使いやすいずら。」

「オールドだねぇ………」

 

「それにしても………」

「何者にも屈しない迫力だったわね…!」

「流石ダイヤさん!」

「そ、そうですか……?ハハ………」

 

 

「ってか鞠莉よ、この像何さ?」

「見ての通り私のだけど?」

「何故売ろうと思ったし」

「それを言うなら善子だって売り上げナッシングでーす!」

 

軽トラの荷台に立つ善子。ってか降りろや

 

「ヨハネよ……」

「ってかその黒い羽売り物だったのかヨ。」

 

風に吹かれて飛んでいく黒い羽。

ダンボール一つ分あったのか………多くね?

 

 

「フフ……まるで傷ついた私の心を癒してくれるよう………美しい。」

 

 

「馬鹿なこと言ってないで急いで拾いな!」

 

「は、はい!」

 

「憐そっち行ったぞ!」

 

「ハーさんヨーさんそっちも!」

 

「千歌っち右にも沢山!」

 

「あーもー分かって………ん?」

 

ふとダイヤの方を見る千歌。

そのダイヤは、何故かとても落ち込んでいる様子だが………

 

「果南ちゃん!ダイヤさん、何かあったの?」

 

「どうしてそう思うの?」

「まあ、なんとなくだけど………」

 

 

 

「千歌はそういうとこ、本当に鼻が効くよね。」

「それ、褒めてる?」

「褒めてるよ。心配しなくても大丈夫。私と鞠莉がちゃんとやっておくから!」

 

 

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「じゃあ先に行ってるね。」

「気をつけるんですのよ。」

 

「あれ、ハーさん帰んないの?」

「あーまあな。先帰っててくれ。あと一応みんなを頼む。」

「リョーカイ。」

 

メンバー達の乗るバスを見送る隼斗とダイヤ。

そして、鞠莉と果南がまだ残っていた。

 

「隼斗さんは帰らないのですか?」

 

「俺はあんたらの護衛。向こうは憐も博士もいるし、大丈夫だからな。」

 

「そうですか。で、おふたり共話ってなんです?明日じゃダメなんですか?」

 

「やっぱりダイヤ、何か隠してるでしょ?」

「下級生と仲良くなりたいなら素直に言えば良いのに。」

 

「っ!違いますわ!わたくしは別に……」

 

そう言いながら頬を…というよりは黒子を掻くダイヤ。

 

「どう?」

「BLACKデース。」

 

「黒?嘘って事か?」

「そっか、隼斗は知らないよね。ダイヤにはある癖があってね。嘘をついてる時、誤魔化す時に必ず黒子の所を掻くんだ。」

 

「へぇ……」

 

 

改めて見てると……たしかに。

昔から一緒にいる幼馴染だからこそ見抜けるって事か。

まあ一緒にいるという点では果南姉ちゃんと俺も負けてないけど………そういや姉ちゃんにそういったものは無かった気が……って何張り合ってんだ俺。

 

 

「もう逃げられないわよ?」

「さあ、話すがよい!」

「ここにいるのは俺らだけだ、何もそこまで隠さなくてもいいんじゃねえか?」

 

 

「いえ、わたくしは…ただ………」

 

「「「ただ?」」」

 

「ただ……………………………笑いませんか?」

 

「笑う?」

「そんな事するわけアリマセーン!」

「よほど面白いアメリカンジョークでもない限りは。」

「隼斗はもう少しほかの言い方なかったの?」

「咄嗟に思いついたのがこれだった。」

 

 

「でも………「あーもう!」」

 

「何年の付き合いだと思ってんの!?」

「俺はまあ……1年ないけど!悔しい事に……アイドルとしてのメンバーじゃないがAqoursの仲間だ。なんでも言ってみてくれよ!できる限りで協力はするから!」

 

「じゃあ………」

 

ダイヤさんが俺達3人の方に来て耳元で話す。

その内容を聞いた途端、鞠莉も果南姉ちゃんも笑ってしまった。なるほどなぁ…こりゃ…笑うわ!

 

 

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翌日。

みとシーにて集まったこの前の4人。

 

「しかしあのダイヤが…」

「ダイヤ『ちゃん』って呼ばれたいなんて。」

「まあ確かに、2人とは違ってダイヤ『ちゃん』は堅物キャラが染み付いてるからな〜。」

 

「だから別にそう呼ばれたいと言った覚えは……ってなんで今日も隼斗さんはいらっしゃるんですの!?あとあなたがちゃん付けはなんか違う気が………」

「そりゃあんな話聞いたらなぁ……この続きを知りたくもなるってもんよ。あ、なんなら呼び捨てにするか、ダイヤ?」

「それはそれで………なんというか。」

「うわめんどくせ」

「すいませんね、めんどくさい女で。」

 

「まあまあ隼斗もそう言ってやんな。」

「ダイヤにとってはheavyな悩みなんだから。」

 

「おふたり…それに隼斗さんはいいでしょうけど、わたくしだけこのままのメンバーとの距離があるというのは、今後のためにもよくなくなくないというか……」

「ダイヤなくって何回言った?」

「2回。つまりよくない。」

「ハヤトear良いのね。」

 

「まあな。まあ、要はあれだろ?鞠莉と姉ちゃんが羨まイタタタタ」

 

「ち・が・い・ま・す・わ!」

 

「ひっはらふぁいでふれよふぁいやふぁん(引っ張らないでくれよダイヤさん)」

 

 

「というか………」

 

やっと引っ張ってた隼斗の頬を放すダイヤ。

 

「あ、戻った……ってて…」

「それぐらい大丈夫でしょう?で、話を戻しますけど、どうしてここに呼び出したのですか?」

 

「そっか、ダイヤにはまだ話してなかったもんね。」

 

「曜からの連絡で、今日イベントがあるから1日だけでもバイト手伝って欲しいって。」

「何処でですの?」

 

「そんなの、ここに決まってるでしょーが。」

 

「……ここ、ですか?」

 

「みんな揃っての1日アルバイトだからさ。」

「距離を縮めて、ダイヤちゃんって呼ばれるチャンスだよ!」

 

「ダイヤ……ちゃん……!!

 

い、いえ別に、そういうのを求めている訳では……」

 

「かんっぜんに」

「本音が顔に出てる。」

「だな。」

 

 

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水中から勢いをつけ、一気にジャンプするイルカ。

 

ここはみんなご存知の施設、

伊豆三津シーパラダイス。内浦にある水族館の一つである。

 

その中心にあるのが、イルカショーなどが行われるこのプールなのだ。

 

「今日はなんか子供多いナ………」

「近くの幼稚園から遠足……というか見学の団体さんが来てるからな。」

 

その子供達に混じって一年生組と千歌まで一緒になって水槽に張り付いて見てるけどな…

仕事はどうしたよ?

 

 

 

 

「イルカさん凄い……!」

 

 

「えーっと……じゃあ、仕事いい?」

 

「あれ?曜ちゃん?」

 

曜の声はするが本人がいない。いるのは千歌と一年生3人だけ……あとは風船を持ったうちっちーが。

 

「あれ、曜ちゃん?」

「何処?」

 

「ここだよー。」

 

そう言いながら手を振るうちっちー。そう、着ぐるみの中に曜が入ってるのだ。

 

え、着ぐるみじゃない?中身などいないって?ハハッ、何のことやら

 

「とりあえず、3人ずつに分かれて。」

 

『オー!』

 

 

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「向こうは順調みたいだな。」

 

「曜さん、随分詳しいんですのね。」

 

「前、バイトした事あるんだってさ。」

「ああ。その話、俺も少し聞いたことがあるような……」

 

「さ、私たちと一緒にいても、距離は縮まらないよー?」

 

そう言って鞠莉と果南は自分達の仕事へ。

 

「よーし憐、俺達も行動開始だ。」

「ラジャー。んじゃま、なんだか知らねーけど、頑張ろーゼ、ダイヤサン。」

 

「あ、はい!分かってますわ!」

 

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食堂サイド

 

「きつねうどん、お待ちどうさまです!」

 

「ありがとう。」

 

「うどんもう一丁!」

 

「マルは麺苦手ズラ……」

 

こちらを担当するのは千歌・花丸・ダイヤの3人。

 

「ほら、のんびりしている暇はありませんわよ!」

 

「「はーい(ずらー)」」

 

と、言ったところでダイヤは鞠莉から言われたある言葉を思い出した。

 

『さっきも言ったけど、ダイヤはいつも硬すぎ。まずは、話しやすい話題を振って……』

 

 

「話しやすい話題を振る………」

 

それを思い出したダイヤは千歌の方へスススと寄って行き………

 

「ち、千歌さん。き、今日はいい天気ですわね?」

「え?は、はぁ………。」

 

と、一つ話題を振ったあとは花丸の方へ。

 

「花丸さん、うどんはお嫌い?」

 

「え……?」

 

 

「何かあった?あったずら?」

「分かんない……けどあれはきっと………」

 

 

「「すっごい怒っているずら…!」」

 

どうやら当の2人はすごい誤解をしているようだが。

 

 

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場所は変わって先程いた中央エリア。

今度はブラシを手にステージの清掃をしている。

 

「あれが怒っているように見えるとは、うまくいかないものですね………」

 

 

「ダイヤさん!」

「売店の方はいいの?お姉ちゃん。」

 

そこへ梨子とルビィの本来の担当2人がやってきた。

梨子の方は魚の沢山入ったバケツを持っている。

 

「ええ、お昼過ぎて少し人が減ったのでこちらの手伝いをと来たのですわ。

ところで、それは?」

 

「ああ、これはアシカちゃんのごはんです。」

「トレーナーさんに調教用の笛も借りたんだ。」

 

「それはよかったですわね。」

 

ザバァと音がして、その本人……アシカが水から上がってきた。

 

「あら、アシカさん。」

 

上がってきてすぐにエサのバケツに気づいたらしく、独特の鳴き声を上げる。

 

「ごはんが欲しいって言ってますわよ。」

 

「で、でもアシカさんって近くで見ると結構大きい……」

「それに、なんというか………犬っぽい…」

 

『アウ?』

 

「いや犬ではなかろうよ。ヒゲ生えてたり鼻高かったりするけど。」

 

そこへ01を肩に乗せた隼斗が。

 

「あ、隼斗君。」

「何処行ってらしたんですの?」

「まあ色々なとこをね。俺は見回りも兼ねてるから。」

「それより01さんは大丈夫なんですの……?」

「ああ、こいつ生き物じゃなくてロボットだし。大丈夫でしょ。」

「そういう問題ではなく……」

 

 

『ワゥ!』

 

次の瞬間、どうしたかアシカが2人を追いかけはじめる。

ペチペチと地面を這って移動してるが……以外と早いか?

 

「やっべ!えーと……鳥!足止め!」

 

『ーッ!』

 

俺は01に指示を出しアシカの前に立たせる。

あいつは前に降り立つと両翼を広げて威嚇。

 

「ダイヤさんなんかない?あいつを鎮める方法!」

「と、言われましても………あっ!」

 

ダイヤが気づいたのはルビィが逃げる際に落とした赤い笛。先程言っていた調教用のだ。

 

「静かに!プールにお戻りなさい!」

 

そう言って笛を一回、二回吹いて手を振るとアシカは大人しく戻っていった。

よく鍛えられてるな………

 

「凄い……!」

「流石お姉ちゃん……!」

 

「やるねぇ………」

 

 

「ふぅ………って!こんなことしてたらまた堅いと思われて…………はぁ」

 

 

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場所は変わってペンギンエリア。

 

果南と鞠莉がペンギンの水浴びをしていた。ちなみに隼斗も一緒についてきた。

 

「うまくいかない?」

「まあそうなるとは思ってたけどね…。」

「予想してたのか。」

 

「どうしてですの……?」

 

「だいたいダイヤは、自分から近づこうとはしないからね〜。」

「小学校の頃、いつも私たちとべったりだったしね。」

「そ、そんな事………」

 

「自分から行かなきゃ始まらないよ?」

「こうして見ると、鞠莉がいい例だな。」

「やかましすぎるのもアレだけどね。」

 

「そう言われましても……どうすれば?」

 

 

「簡単でしょ?まずは………」

 

 

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入り口付近で風船を配っていた曜。

着ぐるみの頭はとっていた。

善子はあの売れ残りの羽を……いる?

 

憐も一緒だった。

 

 

「よ、曜…………ちゃん………」

 

「?ダイヤさん何か言いました?」

 

「い、いえ何も………」

 

「ダイヤさんも配ります?」

 

そう言って持っていたいくつかの風船を手渡されるダイヤ。

 

「ありがとう……曜ちゃん」

 

急に言い方が変わったダイヤに驚き風船を手放してしまう曜。

 

「善子ちゃんも、アルバイト一緒にがんばりましょー!」

 

「・・・ヨハネよ?」

 

「え、なに本当にどーしたんだあの人?」

 

「さあ………ともかくこの違和感は一体…」

「分かる………」

 

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場所は戻って食堂(売店)サイドの千歌と花丸コンビ。

客もほぼいなくなり食器洗いに専念していた。

何故かすごく泡立っているが………いや凄くとかいうレベルじゃない。

 

「ダイヤさん怒ってたずらね……」

「だね……っていうか泡多くない?」

「早く綺麗になるよう洗剤ぜーんぶ入れたずら!」

「賢ーい!」

 

次の瞬間、花丸が持っていたうどんのどんぶりが、手から滑って宙を舞い………

 

 

コロンコロンとたまたまそこにいたダイヤの頭に被さる形に。

割れなかったから結果良しだろうか……

 

「2人とも、お気をつけなさい。」

 

「「はーい……………」」

 

 

 

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「お姉ちゃんが変?」

 

その後、悩んだ末に千歌と花丸は、妹であるルビィに相談しに来た。

ちょうど居合わせた梨子も一緒だ。

 

「凄く怒っていたような………」

「悩んでいたような………」

 

「やっぱり何かあったんだよ。」

「何か、ネェ………」

 

「あるに決まってるわ!あれはまさに、闇に染まりし者の微笑み………」

「かどうかは分からないけどね………」

 

その会話を物陰から見ていた果南・鞠莉、そして隼斗。

 

 

 

「どうする?」

「これ以上混乱させてもダメじゃない?」

「流石に昨日の今日でこれは流石に違和感あるよな……確かに。」

 

 

というわけで、みんなを集めてネタバラシをする事になった。

 

 

「ダイヤ……ちゃん?」

 

「みんなともう少し距離を近づけたいって事なんだと思うけど………」

 

「それで………」

「なるほどナ……」

 

「じゃあ、あの笑顔は怒っているわけじゃなかったずら?」

 

「ああ、多分あの人なりに頑張ってた結果のそれだと思う。俺の推理だけどね。」

 

「でも、可愛いところあるんですね。ダイヤさん。」

「なんだぁ……言ってくれればいいのに。」

 

「言えるような人じゃねえからな。あの人の性格的に。」

 

「そう思うでしょ?」

「だから、小学校の頃から私たち以外は中々気づかなくてね。

 

真面目でちゃんとしてて、頭が良くてお嬢様。頼り甲斐があるけどどこか雲の上の存在で。

 

ダイヤ本人もそう振舞わなきゃって思っちゃって………」

 

「で、今の彼女が出来上がった。と………」

「そーゆこと。」

「本当は、すごく寂しがり屋なのにね。」

 

 

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「……………」

 

1人悩み空を見上げるダイヤ。

一体どうすればいいのかと悩んでいたときだった。

 

聞こえてきたのは子供達のはしゃぎ声。

見れば見学に来ていた幼稚園の子達がバラバラになって好き勝手に動いていた。

 

「あ!こら待ちなさい!」

 

「みんな!ちゃんとしてよ!」

 

先生達やリーダー感のある子が呼ぶも、みんなアシカや水が張った池に夢中で聞く耳を持たない。

 

 

「なにこれ!?」

 

「大変!」

 

「おいオメーら!ちゃんとセンセーの言うこと聞けー!」

 

 

「oh……ダメだこりゃ手に負えねえ。1人2人ならまだしも………この人数は流石に…!」

「収集がつかないよ……!」

 

みんながみんな違う対応に追われ追いつかず。困り果てていた時、大きな音で鳴り響く笛。

 

 

「さあみんな!スタジアムに集まれー!」

 

 

笛の主は誰であろう、ダイヤさんだった。

それを聞いて、バラバラだった子供達は一斉にプール側に。

 

「園児の皆さん、走ったり大声を出すのは、他のお客さんの迷惑になるからブッブーですわ!

みんな、ちゃんとしましょうね!」

 

『はーい!!』

 

 

 

 

「fantastic…………」

「ダイヤさん、凄い………!」

「あれぞまさに主導者の輝き……!」

「ずら……!」

 

隼斗、花丸、善子に梨子、みんながそのまとめ上げっぷりに驚いていた。

 

 

 

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その後は特に大きなトラブルも無く、俺達の一日アルバイトは終わりを告げた。

 

 

「結局、わたくしはわたくしでしか無いのですね……。」

 

 

 

 

「それでいいと思います!」

 

 

 

ダイヤが振り向くと、そこにはみんなが。

 

 

「私、ダイヤさんはダイヤさんでいてほしいって思います。

果南ちゃんや鞠莉ちゃんと違って、ふざけたり冗談言ったりできないって思うこともあるけど。

 

でも、ダイヤさんはいざとなった時すごく頼りになって、私達がだらけている時は叱ってくれる。ちゃんとしてるんです!」

 

「だから、俺達みんながあんたを信頼してる。みんながあんたを好きなんだ。」

 

「だからこれからも、ダイヤさんはダイヤさんでいてください!よろしくお願いします!」

 

それを聞いたダイヤさんは、黒子を掻きながらいつもの調子で言った。

 

「まあ……わたくしはどちらでもいいんですのよ?別に………」

 

「んじゃみんな、行くぞ?」

 

「セーノっ!」

 

『ダイヤちゃん!!(ダイヤ!)』

 

 

 

 

次回(来年)に続く。

 

 

 

 

次回(来年)のサンシャインサーガ!

 

 

「この子は………?」

 

雨風吹き荒れるある日、善子が出会った1匹の犬。

 

「大丈夫!絶対動かないから!」

 

梨子、ついに犬嫌いを克服する!?

 

 

そして…………!!

 

 

「お前か?風の仮面ライダーっていうのは。同じような呼ばれ方の人間がどんなやつかと思えば……こいつもあの仮面ライダー同様、モテそうにない奴だな。」

 

「んだとゴルァもっぺん言ってみろ!」

「ハーさんそこ怒るとこじゃねえだろ!」

 

強敵、008トルネードついに襲来!?

 

「できたぞ隼斗!これぞ新装備、君の最強武装だ!!」

 

そして霧香博士、今度は何を作ったんだ!?

 

 

次回 雨風に遭遇するモノは何か?

 

 




今年最後の本編投稿になりました。数日かけてやっと完成……前は1日ぶっ通しでやって完成だったのにその途中色々あってやる気ごと精神を殺されかけたけど……あれは許せない。

あ、平成ジェネレーションズForever面白かったです。今日観に行ってきました。

来年もこんな感じのペースになりますが、本シリーズをどうかよろしくおねがいします!

それでは次回もお楽しみに!



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