Fate/Arie night   作:無限の槍製

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ギルガメッシュVSアルケイデス!
少し短めです。


終末剣VS射殺す百頭

アインツベルン城内

 

「・・・・・・・オモシロイ」

 

「ぬかせ、貴様に楽しむ余裕などなかろう」

 

ギルガメッシュの放った矢は確かにアルケイデスを貫いた。しかし彼は生きている。それは何故か。

 

「イイヤ、貴様ニモ楽シム余裕ナドナイダロウ?」

 

「甘いな、我には全てを楽しむ余裕がある。余裕がないときはそれこそ『世界』が相手でなくてはな」

 

ギルガメッシュは再び弓を構える。更に自身の回りに王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)を展開する。ギルガメッシュ自身はアルケイデスの頭を、財宝はアルケイデスの急所を狙う。

 

「消え失せよ」

 

同時に放たれる黄金の財宝。アルケイデスはそれらを全て弓で弾いていく。しかし弾けないものが一つ。ギルガメッシュ自身が放った黄金の矢だ。それだけは彼の頭を貫いた。

 

「ふん、その程度か?」

 

「ナルホド、ソノ弓ノ力ダナ」

 

「気づくのが遅かったな」

 

ギルガメッシュは不敵な笑みを浮かべる。そう既にアルケイデスの背後には無数の財がアルケイデス目掛けて発射されていたのだ。

 

「グ、グオオオッ!!」

 

「はあ、ヘラクレスなら少しは楽しめたが・・・・人の名の貴様では相手にならん」

 

「・・・・ナラバ、コレハドウダ?」

 

そういうとアルケイデスは背中に突き刺さった財を全て飲み込んだ。まるで背中が食べているように。そして手を前に翳す。掌の肉が歪みそこから剣の先端が姿を見せる。

 

「・・・・・・・・貴様、それが我の財と知っての行動か」

 

「フン、本来財宝ハ馬鹿ミタイニ撃ツモノデハナイ」

 

アルケイデスの手から財宝が連続で射出される。しかもその財は黒く変質している。それにギルガメッシュは少し驚くが気を取り直し全てを粉砕する。

 

「イイノカ?オマエノ財宝デハナイノカ?」

 

「貴様の泥がついた物など、最早我の財ではない。第一何故貴様が『湖の騎士(10年前の狂犬)』の技を使える?」

 

「教エタトコロデ意味ハナイ」

 

「ならば質問を変えよう。貴様、ヘラクレスでもアルケイデスでも、ましてやランスロットでもないな?」

 

「ソレハ正解ダ」

 

次の瞬間矢がギルガメッシュの頬をかすめる。もう少し避けるのが遅れていたら今ごろギルガメッシュの首はなかっただろう。

 

「ほう、ならば話は早い。人でも英雄でもない貴様には、我の裁きが必要なようだ。本来なら復讐者の為に残していたが・・・・まあいい。貴様がどこまで耐えられるのか見るのもまた一興か」

 

弓を分離させ元の双剣にする。そしてそのまま斬りかかる。

 

本来ギルガメッシュは遠距離から財宝を連続で射出する戦法を多用する。接近戦はそれを掻い潜った者に対応するだけであり、自ら接近戦をすることはあまりない。それこそ彼の『友』ぐらいだろう。

 

だが10年間の間で慢心をほとんど無くした彼は自ら接近戦を繰り広げる。この鎧もその為に奥から引っ張り出したのだ。

 

「はっ、その程度か獣よ!これでは槍兵よりも点数が低いな!!」

 

「点数ナドドウデモイイ!タダ貴様ヲ殺セレバヨイ!」

 

「つまらん奴よな。それも混ぜすぎた結果だ」

 

ギルガメッシュは剣を獣の胸に突き立てる。そのまま押し通し壁に縫い付ける。そしてもう一方の剣で布の上から顔に突き刺す。

 

「これで六つか。あとは一撃で事足りる」

 

「ナニ?」

 

剣を引き抜き距離を取る。もう一度双剣を連結させ弓に変形させる。

 

「さあ、終末の時だ。本来ならコイツは『水を呼ぶ剣』だが・・・・まあこういうのも悪くはない」

 

「ナラバ本気ヲダソウ」

 

ギルガメッシュも、獣の互いに構える。ギルガメッシュは黄金の矢を。獣の矢には膨大な魔力が込められていく。

 

そして互いの切り札を発動する。

 

射殺す百頭(ナインライブズ)!!」

 

弓から放たれたのは矢ではなかった。見ようによっては9本のドラゴン型ホーミングレーザー。それはギルガメッシュ目掛けて発射された。

 

しかしギルガメッシュの黄金の矢はその合間をぬってアルケイデスに突き刺さる。そして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天から裁きが落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュの放った黄金の矢が刺さって約1秒後。獣目掛けて天から光が落ちたのだ。それはずっと前にギルガメッシュが天に向けて放った矢が、数日かけて強大な『裁き』となって天から帰ってきたのだ。

 

光が晴れると城はなく、瓦礫の上にギルガメッシュが立てっている。

 

しかし彼自身ノーダメージではなかった。ホーミングレーザーはギルガメッシュの左腕を持っていったのだ。つまり今のギルガメッシュには左腕がない。

 

「チッ、最後の最後で自身の英雄としての技を使うか。だが貴様は複数の英雄の力だけを取り込んだ贋作にすぎない。我の嫌う贋作にな」

 

ギルガメッシュは城を後にする。その足取りはふらつくこともなく、しっかりと地を踏みしめていた。

 

 

「あーくそ。折角の命がもう4つも持っていかれちまった。しかも折角のサーヴァントまで。でもまあいいものが見れたぜ。おいアヴェンジャー」

 

「チッ、生きていたか」

 

「お前もな。外で何してた?」

 

「鎖で身動きが取れなかった。あいつ『天の鎖』を惜しみ無く使ってきたぞ」

 

「だろうな。俺も見てて思ったがありゃ慢心捨ててるな。10年で何があったんだ?」

 

 

そして時は少し進み・・・・

 

冬木教会

 

「ほう、お前が腕を持っていかれるとは、フフ面白い事もあるのだな」

 

「ふん、これが面白いか?我は面白くない」

 

「だろうな。誰にやられた?」

 

「復讐者のマスター・・・・が召喚した獣だ」

 

「ほう、獣に・・・・それはまた随分と凶暴だな。それで、今後はどうする?まさかお前がそのまま終わるのか?」

 

「戯け。少しここを空ける」

 

「何処へ行く?」

 

「雑誌で見た人形作りの所へな。名は・・・・・蒼崎だったか・・・・」




ギルの鎧はプロトギルの鎧です。そしてギルはスカーrゲフンゲフン!まだセーフだよね?

次回はアーチャー、ランサー陣営VSメイヴ、狐の尻尾の女!
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