Fate/Arie night   作:無限の槍製

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ライダーVSゴルドドライブ!(ちょこっと)
そしてアーチャーVSセイバー!(ちょこっと)


説明と衛宮邸決戦と金髪+赤い瞳

正直、ライダーに勝ち目はない。力の差は歴然としていた。

 

「ハハハ!!どうしたどうした!!」

 

「ぐっ、おのれっ!!」

 

それでもライダーは立ち向かう。何度蹴られても。何度殴られても。何度地面に膝をついても。

 

「それではあの女が死んでしまうぞ?」

 

「がはっ!」

 

「ライダー!!」

 

「ハハハ!貴様は何度挑んでも私には勝てない!勝ちたいなら泊進ノ介と剛を連れてくるんだな!!」

 

ライダーは蹴飛ばされ、動かなくなった。でもライダーはまだ生きている。でもこれ以上は、

 

「もう一度死ね、チェイス」

 

「やめてぇ!!」

 

とっさにパラディオンで殴る。不意打ち+単純なパラディオンの攻撃力が重なって、思った以上にダメージを与えれた。でもそれは私に倍返しで返ってくるってことだった。

 

「痛いじゃないかお嬢さん?」

 

「ぐっ、がはっ!」

 

首を捕まれて中に持ち上げられる。酸素が入ってこなくて苦しい。これが死に近づくってことなのかな。

 

ああ、ここまでなのか。ごめんねライダー。貴方の願いが叶えられなくて。ごめんなさい・・・・先輩。

 

こんなことなら、ちゃんと思いを伝えるべきだった。

 

「華奢な首だ。まあ死んでおけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「させると思うかい?」

 

途端に私は死から解放される。そして敵の腕が飛んでいた。

 

「え?いったい・・・・なにが」

 

「悪いが君に関わっている暇はないんだ。大人しく死んでくれ」

 

「貴様・・・・アサシン!!」

 

時のある間に薔薇を摘め(クロノス・ローズ)

 

アサシンは宝具で敵を連続で切りつけていく。その一撃一撃は大したことはないだろう。普通の部位なら(・・・・・・・)。アサシンは暗殺のプロ。急所だけを狙うことなど造作もないことだった。

 

「ガッ、き、貴様!」

 

「後は君の仕事だライダー。決めるとこは決めておけ」

 

「いいだろう」

 

ライダーは斧に魔力を貯めている。そして加速。目に見えないスピードで敵の目の前まで移動する。

 

『イッテイーヨ!』

 

「どうやら、行っていい、らしい」

 

「おのれ!私はまた、このふざけた武器にぃぃぃ!!」

 

「終わりだぁ!!」

 

斧を降り下ろして敵を両断するのも早かった。

 

 

「ここだ」

 

「こんなところに隠れ家があったなんて。良かったねライダー。少しは休めるよ」

 

「しかし良かったのかアサシン。俺たちは敵だぞ?」

 

「でも今は協力しなくてはいけない。マスターがそう言うからね」

 

アサシンに連れられてやって来たのは古い隠れ家。かれこれ築50年ぐらいかな?その隠れ家のベッドにアサシンのマスター、イリヤさんがいた。

 

「連れてきたのねアサシン」

 

「ああ、途中でサーヴァントも倒した」

 

「アサシンが助けてくれて助かりました。ありがとうございます」

 

「勘違いしないでよ。私はこの事態を止めるためにあなたたちを助けたんだから。別に気に入ったとかないから!」

 

「うちのマスターは恥ずかしがりなんだ」

 

「余計なこと言わないの!」

 

なんだかとてもいい関係だな。まるで家族みたい。

 

「それで、『この事態』とはどういうことだ?」

 

「そうね話しておくわ。簡潔に言うとあれは『ありえないサーヴァント』よ」

 

「ありえないサーヴァント?」

 

「そう。あれはアインツベルンに代々伝わる秘宝の『ムーンセル』の願いの代償よ」

 

ムーンセル?日本語だと『月の細胞』?

 

「ムーンセルとは、簡単に言うと聖杯よ」

 

「「聖杯!?」」

 

「ムーンセルが作られたのは今から約60年前。第三次聖杯戦争の最中にアインツベルンの魔術師によって作られたの」

 

アインツベルンの魔術師って凄いんだ。あれ?でもそれだと、

 

「ちょっと待て。ムーンセルは聖杯。そして作ったのがアインツベルンなら、アインツベルンは聖杯戦争に参加する必要はないのではないか?既にムーンセル(聖杯)を手にいれているのだから」

 

「あ、言われた」

 

「確かにそうなのよ。でもきっと先祖もそれはやったはず。でも願いが叶わなかったから今もこうして聖杯戦争に参加しているのよ」

 

「つまり叶えられる願いと、できない願いがあるってことですか?」

 

「大体は叶えられるけどね。そしてムーンセルで願いを叶えると『ありえないこと』が起きるの。第三次聖杯戦争の時に使用したときは、新都と深山町の位置が入れ替わったらしいわ」

 

「ええ?つまり本当なら新都と深山町の位置は逆なんですか!?」

 

「確かに、普通なら『ありえない』な」

 

「第三次聖杯戦争以後は私が使うまで封印されていたわ。でも第五次聖杯戦争の始まる前の日、アヴェンジャーたちが襲撃してきてね。その時に使ったわ」

 

「じゃあその時の代償は?」

 

「それが分からないのよ。強いて言うなら『アーチャーが二人』いることかしら?でもそれは片方が嘘をついていたら出来ることだから」

 

「ならば今回はいったい何を?」

 

「今回のはアヴェンジャーのマスター、クリーザが叶えたもの。願いは恐らく『命を増やす』ってとこかしら。そしてその代償が『もう七騎のサーヴァントの召喚』よ」

 

なんということだ。つまりあと追加サーヴァントは六騎いることになる。もしさっきの敵と同等の強さだったらかなり大変だ。

 

「それに対抗するために、今は貴女と手を組むのよ桜」

 

「勝てるんですか。あと六騎に」

 

「多分ギルガメッシュが一騎倒した。あと五騎だ」

 

「勝たなきゃ、本物の聖杯はとれない」

 

確かにそうだ。これは聖杯戦争。新しく出てきたサーヴァントに聖杯を取られるなんてライダーは嫌だろうし。勿論他のサーヴァントも嫌のはず。

 

「分かりました。私でよければ力になります!」

 

「ありがと桜。いいえ、BBちゃん?」

 

「や、やめてくださいよ!」

 

こうしてイリヤさんと同盟を組むことになった。あと五騎を倒すためにはもっと戦力が必要だと思うけど、どうするんだろう。そう考えていたとき、

 

「あっれ~?ここ何処だろ?」

 

外から女性の声が聞こえた。しかもかなり近い。とっさに身構える。もしかしたらサーヴァントかもしれない。

 

「あ、彼処に人の気配!たのも~!」

 

隠れ家のドアを思いっきり開けたのは、金髪に赤い瞳が特徴的な女性。背中には大きな籠を背負っている。

 

「だ、誰ですか!」

 

「え?私?私はアルクェイド!なんか道に迷っちゃって」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

衛宮邸

 

「はぁ・・・・はぁ・・・・まさかこれほどとは」

 

「どうしたアーチャー。早く本気を出せ」

 

「これが本気とは考えないか、君は」

 

既にアーチャーは満身創痍だった。左腕は使い物にならず、投影も苦しくなっている。

 

対するセイバーはその場から一歩も動かずにアーチャーを追い込んでいる。全てが強すぎる一撃のためアーチャーも回避するのが精一杯だ。

 

「王も一歩間違えば悪になる。分かっていたはずだが、いざ君が暴龍となると、ゾッとするな」

 

「私を暴龍と言うか・・・・確かに今の私はそう言えるかもな」

 

尚もセイバーに挑むアーチャー。しかしセイバーの背後から現れた『黒い影』がアーチャーの行く手を阻む。

 

「せいやっ!!」

 

連続で投影を続け影を払っていく。更に四本の干将・莫耶をセイバーに投げつける。そしてそれらがセイバーに当たるよりも早く背後に回り込むアーチャー。

 

「鶴翼三連!!」

 

そして繰り出されるアーチャーの絶技。もっとも得意とするアーチャーの十八番だ。だがしかしセイバーには全てを見切られ、

 

「くだらん」

 

「があっ!!」

 

逆に深傷をおってしまう。しかしアーチャーにとってはそれも計算のうちだった。こうして時間を稼ぐことさえできればこちらのものだ。

 

「いけ!凛!!」

 

「おっしゃあ!ど真ん中ストレート!!」

 

凛の細腕から放たれる豪速球。それは宝石類を集めてガムテープでぐるぐる巻きに補強したものだった。形はふざけているが威力は絶大だ。

 

「小賢しい!」

 

セイバーはそれを剣で両断するが、同時に爆発に巻き込まれてしまう。これで少しはダメージを与えれた。だれもがそう確信した。

 

「どんなもんよセイバー。ちょっとは驚いた?」

 

「ええ、驚きましたリン。まさか貴女の宝石がここまでのものとは」

 

セイバーの顔からバイザーが外れる。セイバーの金色の瞳が三人を見る。満身創痍のアーチャー、戦闘体制の凛。そして真っ先にやられた士郎。

 

 

 

数分前、士郎はセイバーに挑んでいった。無謀にも一人で。そしてセイバーの一振りでやられてしまった。投影も通用せず、たった一振りに負けたのだ。そしてセイバーはこう言いはなった。

 

『そう、貴方は弱い。弱い故に何も守れない。そして後悔する。でもそれは仕方ないこと。貴方が弱いのだから』

 

その言葉を聞きながら、士郎は気を失ってしまった。

 

 

 

「さて、今回はこれまでにしましょう。アーチャー」

 

「なんだ」

 

「次は貴方とリンで挑みなさい」

 

「どういう意味なのセイバー」

 

「彼は足手まといですから。では」

 

セイバーは黒い影に包まれながら姿を消した。誰が見ても完敗だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

時刻は日付が変わる寸前。俺は縁側で一人たたずんでいた。

 

『貴方は弱い』

 

「・・・・・・・・くそ」

 

セイバーに言われた言葉が頭の中を埋め尽くす。自分でも分かっていたはずだった。自分はまだ未熟で弱い。だから特訓は怠らないし、努力も続けてきた。

 

それでも面と向かってハッキリと『弱い』と言われた。しかもつい最近まで共に戦った仲間に。正直泣きそうになった。俺はまだ強くないんだって。

 

「どうすればいい・・・・どうすれば強くなれるんだ」

 

「ふん、どうせ貴様はもうセイバーに相手にされていない。ならば無理に強くなろうとしなくていいだろう。なんなら聖杯戦争を下りればいい」

 

「アーチャー・・・・」

 

「それがお前のためでもあり、凛のためでもある。第一セイバーを持っていないお前と共にいたところでこちらには何の利益もない」

 

「な・・・・」

 

「事実だろう?違うと言うなら『貴様と共に行動してメリットになること』を言ってみろ」

 

そんなお前にメリットになることなんかない。俺はそう思った。でも声には出さなかった。声に出さなくてもこの男が一番理解している。

 

「・・・・確かに、メリットなんてものはない」

 

「・・・・・・・・」

 

「でも、俺は強くならなくちゃいけない」

 

そう、それはセイバーに認めてもらうためでも、アーチャー達の利益のためでもない。

 

「俺は・・・・正義の味方だからな」

 

そう、俺は正義の味方になるんだ。そのためには強くならなくちゃいけない。それにあの時約束したんだ。爺さん夢は俺が叶えるって。そしてそれはいつしか俺の本当の夢になっていたじゃないか。

 

『授けられた人の夢』から『自分が叶えたい本当の夢』に。

 

「・・・・まったく、それでは答えになっていない。何が正義の味方だ。下らない。そんな理由で強くなりたいと?」

 

「でもそんな下らない理由で、オレはそこまでたどり着いた。より多くの人の命を救うために。オレは力を求めたんだろ」

 

「・・・・・・・・はあ。これほどまでお前を殺したいと思ったのは久しぶりだ。最近はその衝動もなかったのだが」

 

「なあアーチャー」

 

「なんだ」

 

「俺に・・・・投影を、教えてくれ」

 

「・・・・・・・・ついてこられるか」

 

「・・・・・・・・当たり前だ」

 

俺は強くなる。より多くの人を救うために。そしてまずはセイバーと・・・・。そのためにもオレを越えないとな。




ゴルドドライブ瞬殺!いや弱くしすぎたな。

そしてライダーの真名がサラッとバレました。
ライダーの真名は『チェイス』。仮面ライダードライブのチェイスです。え?知ってた?

そしてアルクェイド登場!因みに式とアルクェイドは友情出演です。

あと士郎はこんなのでいいのか?なんか一番士郎っていう人間が難しい。

次回は真琴VS式!?
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