Fate/Arie night   作:無限の槍製

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今回は繋ぎになります。


それぞれの壁

ベアー号を走らしホテルを目指すアーチャーと真琴。しかしここで問題発生。

 

「あれ?ガス欠!?」

 

「はあ?マジかよ!?」

 

ベアー号がガス欠をおこしたのだ。運転はできるがバイクそのものには無知なアーチャーと真琴。こんなときにバゼットがいればなんとかなっただろう。

 

「仕方ない走っていくか」

 

「そうするしか・・・・いいえ、走らなくていいみたいよ」

 

アーチャーの見つめる先には狐尻尾の女、サーヴァント『ビースト』が立っている。手には大きな槍と白銀の剣。真琴は菊一文字を抜刀、アーチャーは弓と矢を構える。

 

「さて・・・・始めますかお二人方」

 

「対抗策は?」

 

「今のところは・・・・殺られるまえに殺る。これしかないわ」

 

「まあ、何もないよりはマシだな!」

 

 

真琴とは別ルートでホテルを目指すバゼットとランサー。しかし彼らの前にも敵は立ちふさがった。

 

「あれえ?また来たんだ。今度は死んじゃうよ?」

 

「はっ、サーヴァントってのは既に死んでるだろ?今さら二回目の死が怖いなんて言わねえよ」

 

「今回は切り札を用意しました。絶対に負けません」

 

「そう、確かに今は私一人。でもねクーちゃん」

 

メイヴの体が黒い霧に包まれる。そしてその黒い霧はメイヴから離れると形を形成し始める。

 

「私がクーちゃんの槍を使えるわけないじゃない。それこそ使えるのはクーちゃんとスカサハぐらい」

 

「じゃあなんで使えんだよ」

 

「答えは簡単。私の中に」

 

霧は次第に形を整える。その形にランサーとバゼット、二人ともが驚きの表情を隠せていない。

 

「クー・フーリンがいるからよ」

 

霧はランサーと同じ顔をしている。違うのはその格好。ランサーのような青い服装ではなく、黒い禍々しい鎧に身を包んでいる。

 

「これで二対二。どちらか一方が潰れれば、その時点で敗北は確定するわ。それでもやる?」

 

「まあ負けるわけねぇからな。なあバゼット!」

 

「当然です!ここで足を止めておけません!」

 

 

これまた違うルート。アーチャーの運転のもとホテルを目指す士郎と凛。このまま何事もなくたどり着けばよかったが、

 

「・・・・どうやら黙って通してはくれないようだ」

 

セイバーオルタが立ち塞がる。その金色の瞳には士郎たち三人を見据えている。

 

「シロウ・・・・貴方は足手まといだとリンに伝えたのですが」

 

「セイバー・・・・」

 

「悪いわねセイバー。今の衛宮君は私なんかよりずっと強いわ。もしかしたらアーチャーより強いかも」

 

「それはないぞ凛」

 

「いいのよ。こういうのはビビらしたもの勝ちなの」

 

あのセイバーは普段よりも攻撃に容赦がない。下手をすれば三人でも潰される。現に前回敗北した。それでもこの男は、

 

「遠坂、アーチャー。ここは俺に任せてくれ」

 

「・・・・言うと思った」

 

「悪いな。先に行っててくれ」

 

「こうなると頑固なんだから。行くわよアーチャー」

 

「了解だ凛。それと衛宮士郎、私の言ったことはキチンと守れよ」

 

「分かってる」

 

凛とアーチャーはそのままホテルを目指す。それをセイバーは止めなかった。否、止める必要がないからだ。

 

「どうやら死にたがりはシロウのようですね」

 

「言ってろセイバー。俺は前より強いぜ」

 

「その慢心が命取りです」

 

「少しは自分に余裕を持っておきたいんだよ」

 

 

「あのぉスミマセン。間桐桜の兄の間桐慎二ですが」

 

「ああ桜さんのお兄さんですか。桜さんなら五階の五○四号室ですよ」

 

「ありがとうございます。じゃあ死んでね」

 

え?という表情をしながら血を吹き出す看護師。当然その場は大パニックになる。それでも間桐慎二はケラケラ笑いながらその部屋を目指していた。

 

「どーこーかーなー?ここだっ!」

 

わざと別の部屋を空けて中にいる人を殺していく。これほどまでに残忍な人間はいないだろう。

 

そうアサシンとイリヤは感じ取っていた。

 

「とんだ外道ね貴方」

 

「僕の生きていた時代にも奴みたいのが少なからず存在した。奴ほどじゃないが・・・・見ていて吐き気がする。ここで殺しておくべきだ」

 

「はあ?何言ってんのおたくら?僕を殺す?ファーハハハハハお笑いだね!!無理無理、お前ら凡人が僕を殺すなんて無理だね!」

 

「・・・・夢幻召喚(インストール)

 

時のある間に薔薇を摘め(クロノス・ローズ)

 

イリヤはインストールで『魔法少女プリズマ☆イリヤ ツヴァイフォーム』に。アサシンは常時宝具を発動し速度を早める。これに対して慎二は、

 

「どうせ無理なんだよ。この僕にはっ!!」

 

二枚のカードを取り出す。一枚にはアサシンの絵柄。もう一枚にはライダーの絵柄。そしてそれを自分の腹に押し込んだ。カードは吸い込まれていき、慎二は光に包まれる。

 

暗殺者(ハサン)(ペイルライダー)!これが僕の!マトウシンジの力だ!!」

 

「もう君は人間じゃない。それは自身でも分かってるんだろうけどね」

 

「もう・・・・ぶち殺す!!」

 

「やってみなヨ。僕を殺してみなヨ!!」

 

 

そして戦いは始まる。

 

真琴とアーチャーはビーストとの最強の耐久戦へ

 

バゼットとランサーは女王と凶王とのタッグマッチへ

 

士郎は最強の聖剣(セイバー)との戦いに

 

イリヤとアサシンは最悪の屑を倒すために

 

『人払い』で人がいなくなった新都で繰り広げられるマスターとサーヴァントの戦い。脱落するのは・・・・




次回から少し長め?になる予定。まずは真琴アーチャーVSビースト!!
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