タイトル通りの内容でシリアス全くございません。
それではどうぞ!
──風のうわさである情報を手に入れた、もうすぐ、というか明日淡希が誕生日らしい。
俺の暗部入りが決まり正直世話になりっぱなしだ。俺達が行う暗部の仕事は非人道的ではあるが人の命に関わるものでないものが多い。なにか大きな事件が起きる前触れ、嵐の前の静けさなのか嫌な予感がしてならない。
何かフラグをたてた気が……
閑話休題
そのお礼も兼ねてある提案をした。
「─あ、あのさ淡希」
「ん、なに?」
「今度一緒に買い物行かないか?」
「えっ?!」
憤慨した時並に顔を赤面させる淡希。
「な、なななななんで、きゅ急に買い物?」
「顔近い近い!近づけすぎ!」
今日の淡きは挙動不審なところが多い気がする。あとちょっといい匂いがした。今の俺は淡希と同じように赤面しているのであろう。
俺は咳払いをして話を進める。
「いや、お前いつも晒しじゃん?服ないのかなーって……」
もうすぐ誕生日だからというのがいう直前で恥ずかしくなってしまい目に入った晒しを理由にしてしまった。決して胸を見ていた訳では無い。
「─それだけ?」
「まぁ、そうだね。余計なお世話かもしれないけど俺明日予定が何も無くて家でダラダラしててもつまらないし」
「絶対に行くわ!実は私も明日は何も無いの。真蓮とプライベートでお出かけなんて初めてね!」
それを世間ではデートと呼ぶんだよと言いたくなったが、それを言うと怒りそうだ。
何より自分が恥ずかしいので止めておこう。
こうして俺と淡希はデートをする事になった。
帰り際、そのことを考えると鼓動が早くなったのに疑問を抱く俺であった。
――――――――――――――――――――
翌日、淡希の場合予定はないものの学校はあるらしい。流石名門校。なので午後からになった。前もって買っておこうとも考えたが、淡希の服の好みを知らないため本人に、直接聞くのがいいと思ったからだ。場所は第七学区セブンスミスト、ここら辺じゃあ有名な場所だ。
「ごめん、待った?」
「いいや、全然待ってないよ……何かありきたり過ぎて笑えるな」
「そうね。初々しいカップル……」
自分が何を言っているのか気づいたらしく、顔を真っ赤にする。周りの視線が気になり始めたのでそろそろ移動するよう仕向ける。
「じゃあ行こうか、淡希」
「う、うん……」
手を繋いで揶揄おうとしたが止めておこう、怒られる。セブンスミストは結構でかいので何もしてなければどこに行けばいいか迷ったかもしれないが、一応昨日淡希に似合いそうな服のある店をあらかじめチェックしといたのだ。本当は別のプレゼントにしようと思っていたのだが、昨日の自分の発言のせいで服一択になってしまった。
「えぇ~っと、ここかな?」
「へぇ、私好みの服が多いじゃない。もしかして調べてくれた?」
「まぁ、淡希好みで調べたわけじゃないよ。淡希に似合いそうな服の店を選んだだけさ」
そう言うと、少し頬を赤くし小さな声でありがとうと言ってきたので、どういたしましてと返事したらさらに赤くなった気がする。
そして俺らは淡希の服を選んでいく。
俺が持ってきた服を見せてみると着てみると言って試着室へと向かった。ついでに俺の選んだ服は白いゆるりとしたのカーディガン、
ジーンズ生地の上着に苔色のチノパンだ。
「どお?」
(いつも派手な淡希からは感じられない奥ゆかさがあって可愛いと…………」
思ってたことが、そのまま声にでてしまった。それを言われた本人は顔を真っ赤にしてる。
いや、言うつもりはなかったんだよ?
ってかなんか最近顔真っ赤にすること多くない?
風邪なら連れてこない方が良かったのか?
「そ、そお?じゃあこれ買おうかしら。せっかく真蓮が選んでくれた服だし」
「ん?どうした?」
「な、何でもないわ!これ買おうって言っただけよ」
「そっか、気に入ってくれてよかったよ。じゃあ着替えたらそれくれ払ってくるから」
淡希が、は?何言ってるの?って顔してる。誕生日プレゼントなのに自分が払うのは可笑しいだろう。
「い、いや自分で買うわよ」
「それは本末転倒だろう、俺が払わなきゃ意味ないよ?」
「いや、思ったより高いし……」
「いや、だからこそだよ」
黙り込む淡希。深く考えてしまった。そしてやっと口を開き、
「わかったありがとう真蓮。大事に着るわ」
「おう!」
淡希に服を買った直後俺は気付いてしまった。どうやら淡希も何か不思議に思った点があったようでは俺に質問してきた。
「──本末転倒ってなんで?」
「あぁ……実はな、これお前の誕生日プレゼントなんだよ」
「え?真蓮私の誕生日知ってたの?」
「一応ね」
「…………ありがとう、大事にするね」
今までの中で一番可愛いと思った。そんな淡希に見惚れていた俺は
「ん」
としか返せなかった。
服を買った後時刻は3時、小腹が空いてきたので何食べたい?と聞いたら何でもいいと返ってきたので、とりあえずフードコートへ向かう。
「何食うか?」
「ん~クレープなんてどお?」
「いいねそうするか」
俺らはクレープを食べることにした。淡希はイチゴ、俺はバナナのクレープだ……イチゴのクレープ食べたいなぁ。いや!別に淡希が食べるクレープがじゃないよ決して!バナナと同じくらいいちごも好きだから!
「何?食べたい?」
「え?あ、うん。なんか美味しそうだなって」
「いいわよ一口」
「まじ?やった~ありがとう淡希」
淡希が俺にクレープを向けてきたので、俺はそのままパクリと一口食べた。
俺もお返しで淡希に一口食べさせた。
「あらまぁ、なんとも初々しいカップルと思ったら真蓮先輩じゃないですの」
その時俺達2人は真後ろから来た声のせいで固まってしまった。
硬直が少しとけ後ろを振り向くとそこには風紀委員の後輩、白井黒子がいた。
「お、おう白井、奇遇だな」
「そうですわね。そちらの方は?」
「俺の友達だ!」
「どうかなさいました?そんな大声を出して」
し、しまった、つい大声を出してしまった。彼女と勘違いされたら淡希に失礼だからな。
「結標淡希よ、宜しくね」
「私風紀委員で真蓮先輩の後輩白井黒子ですの。以後お見知りおきを」
テンパってるのは俺だけのようだ。
「で?お2人はデートですの?」
「「ブッフォ!!!」」
俺と淡希が同時に吹き出す。
テンパってるの俺だけじゃなかった~
「な、何をいってるの?!そ、そんなデートだなんて……」
「そうだぞ白井、俺らは買い物しに一緒に出かけただけで……」
「それをデートと言うのでは?」
やっぱりか、俺はため息をし肩を落とす。
「まぁ、おふたりが違うと言うのなら違うのでしょう。私はまだ仕事中ですので、ではまたどこかで、結標さん。あぁ先輩明日はあなたも仕事ですわよ」
すぐ引いてくれて助かるよ。淡希まだ顔赤くしてるし。そんなに嫌なのな……
「了解、じゃあまた明日」
白井がいなくなってパフェも食べ終えたのでそろそろ行こうと淡希に言おうとしたら、いきなり俺を睨みつけてきた。
「ねぇ、あの子とはどんな関係?」
「ん?ただの後輩だけど、それがどうした?」
「いいや、何でもないわ」
いや絶対不機嫌だろ。仕方ない、一かバチかだ。俺はそう決意し淡希の手を握る。
それをされた本人は最初ポカンとしてたが直後顔を真っ赤にしだした。
「ちょ、ちょっと!何してる──」
「今日はお前と思いっきり遊ぶって決めてたんだ。悪いけど付き合ってもらうぜ」
「う、うん……」
さっきの冷徹な顔は無くなりいい笑顔になる。さぁ、沢山遊ぶぞ!
感想待ってます!
あとなるべく早く更新できるように頑張ります。