とある異能の投影能力   作:神裂の魔射殺

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どうも神裂の魔射殺です。
前回言った通り遅くなってしまいました、すみません。
しかも今回短いです。
なるべく早く多く書けるようにしたいです。
ではどうぞ


多大な暴力

今俺は何をしているのかというと……ベッドでゴロゴロしてます。ついでに当麻の勉強見てやっているんだけど。

まぁ、昨日のMVPは当麻だし、そのくらいはしてやらなきゃ割に合わないと思ったからだ。

 

「─なぁ、真蓮ここの問題って……」

 

「あぁそこは5だよ」

 

「問題見ろよ!適当に言ってんじゃねぇ!」

 

「大問3の問2だろ?そこは5だよ」

 

「なんでわかんだよ……」

 

「お前の書くスピードと学力を考えれば今お前がどの問題やってるか導き出すのなんて簡単だよ」

 

「それをお前は今俺がやってる問題より簡単にこなしてしまうんだな」

 

トホホ~と当麻は言っているがぶっちゃけてしまえば、

 

「今当麻がやってる問題なんて基礎の基礎だ」

 

擬音がトホホ~からドヨーンになっている。

まぁ事実なので仕方が無い。

 

と、そんなこんなでもう夕飯時なのだ。ってか当麻寝てるし。

 

「おい当麻、起きろもう7時だぞ」

 

「ん、……あぁ真蓮か」

 

「いやここ俺んちだし、それより飯食べに行くぞ、昨日買い物しようとしたのに事件舞い込んできたからな」

 

「あ、あぁそうだなわりぃ勉強見てもらってたのに寝ちゃって」

 

 

「これから俺も忙しくなるなぁ」

 

「風紀委員か?大変だな。でも犯人は捕まったんだろ?」

 

「まあね」

 

そちらも大変かもしれないが俺はまた別のことで忙しくなりそうだ。

 

「正直飯作りたくない」

 

「きゅ、急にどうしたんでせうか?」

 

「ファミレス行こうぜ」

 

「ほんとに急だな!まぁいいけど」

 

ということでファミレスに行くことになった。なに?ご都合主義?そんなの知らんな。

 

ガン!!

 

「なぁ、真蓮」

 

ガン!!ガン!!

 

「なに?あそこで絡まれてる女子を助けたい?いいよ行ってきな。どうせ止めても無駄だし」

 

ガン!!ガン!!ガン!!

 

「なんでわかったのっ!!?まぁ聞いても無駄か行ってくるよ」

 

まぁ当麻でもチンピラ3人くらいなら行けるだろ。もしもの時は俺が行けばいいし

 

ガン!!ガン!!ガン!!ガ…

 

「となりうっせんだよっ!」

 

「だって、だってお姉様が!お姉様がー!」

 

隣でガン!!ガン!!ガン!!ガンryをやっていたのは白井だった。

 

「なにしてんの黒子っち」

 

「え?ま、真蓮先輩?何故ここにいるんですの?」

 

「まぁ色々あったんだよ」

 

「そ、そうですの……」

 

無呼吸ではなくなっただけ冷静になったようだ。

 

「なんでテーブルに頭突きしてるの?って言うのも野暮な話だな。なんで美琴はあんな演技してるの?」

 

「幻想御手について調べていたら。書き込みがあって……」

 

「なるほどそれはご苦労さん。でもあいつらもういないよ?」

 

「え?」

 

恐らく当麻が首突っ込んで迷惑かけたのだろう。

 

「わりぃたぶんうちの連れのせいだわ」

 

「……まあ、お姉さまのあの演技は見るに耐えないものでしたので、というかお姉さま方は今」

 

「うちの連れと美琴知り合いらしいからたぶんバトってんじゃないかなー」

 

「それはまた嫌な予感しかしないのですが……」

 

そう白井が言った途端ファミレスが停電し御坂が起こした雷だと悟る。

白井の説得もあり、咎める事はしなかったが、家の電子機器の殆どが死んでおり、今度会ったらどうしてくれようかと壊れた電子機器と共に悶絶していた。

 

 

 

 

 

次の朝あまりの暑さに目が覚めた。

当麻は何で御坂を怒らせたのだろう。考えていくうちにこの騒動のギルティが御坂から当麻に移る。だが、もっと深く考えればそれを止めなかった自分が悪いのでは?とどんどん考え込んでしまい結果的には自分が悪いで終わった。

 

まだ時間的には朝早い、もしかしたら部屋より外の方が風もあり涼しいのではと思いベランダへ出る。

 

「案外ベランダの方が涼しいけど、ムシムシするな」

 

そこが日本の夏の嫌なところだ。日陰にいるからとて暑さを凌げる訳では無い。

 

「日向にいるよりかはましか」

 

そういえば昨日当麻はどうしたのだろう。勝手にいなくなったせいで結局奢っていない。当麻の家は隣、ベランダから覗き込んだのだが。

白い服を着た女の子が干されていたのだ。

 

「…………」

 

声が出せなかった。だが声とは逆に体は動いた。急いでベランダから部屋に入り、廊下を突っ切り家から出て隣の当麻の家の前へ。そして……

 

「──おい!上条当麻ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!起きろやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

俺は当麻家のドアを思いっきり叩く。

 

「早く起きろ当麻!!俺を中に入れろ!」

 

声の大きさも叩く威力も増し、喉が潰れドアがぶっ壊れるのではというくらいにだ。

 

「ちょっと当麻恥ずかしくなってきたから早く入れて!」

 

それでもガンガンとドアを叩く、引っ込みがつかなくなってしまったのだ。

 

「マジで早……」

 

「─うるっせんだよ!何なんだよ朝っぱらからガンガンガンガン!!!ってか真蓮?」

 

当麻が出てきて動作をやめた瞬間、異様に疲れが出てきた。

ノックにこんなにエネルギーを使ったのは初めてだ。

 

「はぁ……はぁ……よ、よう……当麻。とりあえず、中に入れてくんね?」

 

風紀委員でもこんなに疲れたことは無い。白井にもし言ったら怒るだろう。風紀委員の仕事をよくサボるからだ。

 

 

閑話休題

 

 

「まあ、いいけどどうしたんだよ」

 

「それはお前のベランダを見れば一目瞭然だ」

 

そうかと言い俺を家に上げる。当麻の家は俺の家より暑かった。熱中症になりそうな空間だ。それに加え腐った食べ物の匂いがする。

当麻の冷蔵庫には食べ物があったのだろう。幸い俺の冷蔵庫に食べ物はなかったためそのような事は起こらなかったが。

 

そんなことを考えていると当麻の足元からグチョという音が聞こえた。

 

「お先真っ暗だな」

 

「全く不幸だ……」

 

そんな潰れた焼きそばパンに手を合わせてベランダに向かった。

 

「うわ、本物のシスターさんだ……」

 

「妹?」

 

「いや妹ではなく」

 

俺の発言にツッコミを入れ女の子をまじまじと見る。

そんな俺らの会話に反応したのかピクンと反応しこちらを見るため顔を上げる。

第一声何を言い放つのかと思うと。

 

「ォ、おなかへった」

 

「「…………は?」」

 

この会話を何回か繰り返す3人。当麻はそんな女の子にさっきの焼きそばパンを手渡そうとする。正直うわーと思ったがここにある一番まともそうな食べ物だったので何も言わないことにした。

 

「ありがとう、そしていただきます」

 

ラップごとどころではなく当麻の腕ごと食ったのだ。

 

「やっぱり当麻って不幸だな」

 

と、俺は沁々つぶやいていた。

 

 




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