ティガライブ!サンシャイン‼︎   作:にわかラブライバーレベル10億

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みなさんお久しぶりです>_<
今回のお話でついにティガ覚醒、そしてファーストバトルとなります。というわけであの2体が相手です(^ ^)

それでは本編スタート!!!


第2話 光を継ぐもの

前回のティガライブ!サンシャイン‼

僕は円大吾。ある日家で寝ていた僕は不思議な夢を見た。それは…、

 

「僕はマドカ・ダイゴ。別の世界の君さ」

 

まさかの別の世界にいる自分と邂逅する夢。しかもその人は、ウルトラマンティガという光の巨人に変身できる能力を持っていた。そんな人が俺の前に現れた理由はなんといずれ来るという大きな災いに僕自身がウルトラマンティガに変身して戦うことを頼むため。

 

「いずれ来る大きな災い。そしてティガになることができるのは僕だけ…、か」

 

彼が夢の最後に言っていた予言。その時がもうすでに近づいていたことはこのとき僕は想像すらしていなかった。

 

「おはよう、大吾くん。今日はいつもより遅かったわね?」

 

「まあ、昨日変な夢を見てしまって。でも大したことないので気にしないでください」

 

「そう?ならいいけど。それよりも私たちは家族なんだから、そんな敬語じゃなくていいのよ?」

 

「すいません。長年これで通してたので、今すぐにはちょっと…」

 

リビングに入ってきた大吾に話しかけてきたのは、高海千早。千歌たち3姉妹の母親で、大吾にとっては義理の母親に当たる。この辺の事情は別のお話で説明しよう。大吾の返事にちょっと残念そうな顔をしたかと思ったが、急に悪い笑顔に変わり、大吾とは反対に座っている3人の娘である、志満、美渡、千歌を見ながら大吾に話しかけた。

 

「じゃあ、ここにいる3人のうちだれかと結婚しなさいよ?そうすれば晴れて、うちの息子よ?」

 

「「「ちょっと母さん!?いきなり何言ってんのよ!?」」」

 

とんでもない発言に3人娘は赤面になりながら、母に問い詰めた。そのうち千歌は大吾の方をチラッと目線を向けるが、彼は特に動じていなかった。いや、彼女がそう見えていただけで、彼は実際にはちょっとだけ動揺していた。

 

「あら?あなたたちだって昔は大吾くんと結婚するって言ってたじゃない」

 

「昔の話でしょ?それにダイ君だって急に言われたって困るだけじゃない‼」

 

「そうよ。ねえ、ダイ君?」

 

「え!?あ、ああ…。そ、そうですね…」

 

「ものすごい動揺してるわね…」

 

千早は3人の娘に悪い笑顔をしながら、3人に問いに答える。しかしその時の大吾の反応にちょっとだけ不満を持つ者がいた。言わずもがな、千歌である。

 

(ちょっとは本気で考えてくれてもいいじゃない!!)

 

「とにかく大吾くん?この三人の中の誰かと結婚してもらうからね?」

 

「え!?決定事項なんですか!?」

 

「もちろん」

 

「はあ…、不幸だ」

 

「まあ、冗談なんだけどね」

 

「え!?なんだ、そうだったんですか~。もう朝から心臓に悪いですよ」

 

そしてその言葉に完全に不機嫌になった千歌。千歌の機嫌を戻すのに時間かかるわ、友達との約束の時間になるわで朝から散々な目に遭う大吾なのであった。

 

(これはしばらく面白いことになりそうね~。あなたの息子は本当にあなたそっくりだわ、涼ちゃん)

 

かつての親友との思い出の写真に思いをはせる千早の姿があったことは、4人は知らない。

 

OP:TAKE ME HIGHER

 

第2話 光を継ぐもの

超古代怪獣ゴルザ、超古代竜メルバ登場

 

そしてとある廃墟に場面が変わる。そこにもうすぐ夏だというのに黒い長そでのコートと帽子をまとう一人の中年がいた。

 

「ほう。様々な宇宙が存在するが、本当にあの憎き戦士どもがいない宇宙の地球なのか」

 

「まさかこのような場所があったとは。やつらが来る前にこの星を手に入れるとしよう」

 

「ふっ…。たとえ奴らが来たとしても、もう遅いくらいには侵略してやる。さてと、まずは手始めにこの2体を召喚するか。出でよ、ゴルザ、そしてメルバよ!!」

 

そのうちの一人は2個の人形を、不思議な力で具現化させた。二体の怪獣は雄叫びをあげ、一人の男にこう命令される。

 

「さあ、暴れろ!!そしてこの地球をわれらの手に!!行け、ゴルザ、そしてメルバよ!!」

 

そしてこの様子を地球の外、大気圏外で見ていた3人の戦士たちがいた。

 

「まずいぜ。こんな早く奴らが行動開始するとは」

 

「ダイゴさんの話だと、まだこの世界のティガは覚醒できていないそうです」

 

「だとすると、僕らが戦うしかないですね」

 

「ああ。即あの怪獣たちを…」

 

(待ってくれ、みんな!!)

 

3人の戦士たちは、ゴルザとメルバを迎撃するため、地球に向かおうとした瞬間、それを止める者がいた。それはすでにこの世界の地球に降り立っていたマドカ・ダイゴであった。なぜ彼が自分たちを止めたのか分からない一人の戦士がマドカ・ダイゴに問いかける。

 

「なぜ僕らを止めたのです?」

 

(まずはこの世界の僕、円大吾がティガになるのが先だ。それに君たちも知るように、あの怪獣たちは、奴の先兵に過ぎない。やつを倒すには、11人全員が集結する必要がある)

 

「でも一度説得には失敗してるんでしょう?」

 

「大丈夫だ。どうやら彼も覚悟を決めたみたいだからね」

 

ダイゴの話を聞き、そちらのほうに目を向けてみるとどうやら戦う覚悟ができたらしい円大吾の姿があった。それを見た3人の戦士たちは納得し、もう一度ダイゴのほうを見やる。

 

「わかった。とりあえず俺たちも一度この地球に降り立つ。あの怪獣は別の世界のあなたに託します」

 

3人の戦士たちは、それぞれの宇宙の地球でそれぞれ戦った伝説の戦士である。そして共通の名前を持ち、時にはこうして集結しともに戦うのである。彼らは人々からこう呼ばれている。――― ウルトラマン、と。

 

 

時間を少しさかのぼる。高海家の家の前に一人の少女がやってきた。彼女の名は渡辺曜。千歌と大吾の共通の友達で、その関係は少額時代からで休日の日などは、よくこの三人で行動していたのだ。高校は千歌と曜の二人が女子高である浦の星女学院に進学したので、大吾は隣町の高校に通うことになったのである。

 

「朝から不機嫌だね、千歌ちゃん?」

 

「別に何でもないよ‼」

 

「なんでもなくないじゃん。大吾くんがめちゃめちゃ疲れてるじゃない」

 

「ま、まあいろいろあってね」

 

「ふーん。まあ、後で詳しく聞かせてもらおうかな?」

 

駅に向かう途中で、めちゃめちゃ問い詰めてくる曜。朝の出来事を詳しく説明する大吾なのだが、なぜか曜まで機嫌を損ねてしまい、疑問に思いながらも、機嫌を戻すことに尽力を尽くす大吾。そんな彼にはどうしても気がかりなことがあった。それは朝見た夢のこと。そして、今自分のジャケットの内ポケットの中に入っている石像のことである。その石像は、夢に出てきたマドカ・ダイゴが持っていたスパークレンスと同じ形をしており、何度か変身できないのか試してみた。しかし何の変化もなく、やはりただの夢だと思ったのだが、なぜかいつの間にやら、家に置いてきたはずなのに、内ポケットに入っていたのだ。

 

「ねえダイ君?聞いてる?」

 

「え!?ああ、ごめん。ちょっと、考え事しててね」

 

「大丈夫?朝からこんな感じだけど…」

 

「具合悪いの?」

 

明らかにいつもの大吾ではないので千歌と曜の二人は、大吾の顔を覗き込むように心配した。

 

「いや、大丈夫だよ。それに久々に3人そろって遊びに出かけるんだから、目いっぱい楽しもうよ」

 

二人に心配された大吾は笑顔で応対すると、その笑顔に二人だけでなく、たまたま近くを歩いていた女性の方々全員が赤面した。

そんなときだった。内ポケットの石像が震えだしたのである。彼がいきなり震えだした石像に対して、訝しげにしたと同時に、ある声が聞こえてきた。大吾は聞こえた方向に目を向けると、そこにはまっすぐいま自分たちがいる沼津市に向かっている巨大生物がいた。そうそれは、先ほど謎の男が謎の力で呼び出したゴルザとメルバである。

 

「なにあれ!?」

 

「わかんないけど、すごくやばい奴じゃないの!?」

 

大吾の両隣にいた千歌と曜の二人は、突然のことで動揺しているが、大吾だけは落ち着いていた。

 

「まさかこれが大きな災いの正体なのか?」

 

「ダイ君?」

 

「千歌ちゃん、曜ちゃん。二人は早く逃げて」

 

大吾は二人を逃がそうとしたが、二人は信じられないような顔をして、彼の顔を見ていた。

 

「何言ってるの!?ダイ君も逃げるんだよ!!」

 

「あの辺は、果南ちゃんの家がある。確か彼女のお祖父さんは今けがで療養中だっただろう?俺が手伝わないといけない。それに今日来ていたお客様の避難の手伝いもしなきゃいけない。こういう時の男手なのに、役立たずはもう嫌なんだ!!」

 

なんとか彼もいっしょに逃がそうと彼の腕をとる千歌。しかし、大吾は決心を固めたかのようにすでに怪獣たちのほうを見ていた。さらに、すでに出ていたのか自衛隊による攻撃が始まったのだが、まったくと言っていいほど、通用せず、逆に二大怪獣の光線で撃墜されているのである。

 

「自衛隊の攻撃も効かないなんて!!」

 

「千歌ちゃん。俺のトラウマわかってるだろ?だから今俺は少しでも助けたい。ましてや、千歌ちゃんの家族は俺にとっても家族みたいな人たちだ。俺のような過去を君には持ってほしくないんだ」

 

「でも大吾くんが死んじゃったら、私たち…」

 

「大丈夫。僕は死なないよ。昔千歌ちゃんと曜ちゃんの二人がくれたこのお守りがあるからさ」

 

自衛隊がことごとく撃墜するのを、見て驚きを隠せない3人。それでも大吾は千歌を説得する。しかしやはり心配してしまう二人に対して、大吾はカバンからあるものを出す。それはかつて何もかもを失った自分に二人がくれた大事なお守りだった。

 

「これがあったから、僕は頑張れたんだ。だからこれを持ってる限り、僕は帰ってくる。それだけは約束する」

 

「ダイ君…。分かった。でも絶対に無理だけはしないで!!少しでもやばいと感じたらすぐに引き返してね」

 

「分かった。じゃあ行ってくるよ」

 

彼の強い決意を感じ取った二人は、大吾から腕を離した。それと同時に大吾はゴルザとメルバがいるほうへ駆け出した。その後姿を見た二人は彼がどこか遠いところに行ってしまうような気がしたが、大吾に言われたように避難所へ向かった。

 

 

前半part 終了

 

 

場面が変わり、避難所である浦の星女学院にたどり着いた千歌と曜。そのとき彼女たちは驚愕した。なんとすでに避難所にそれぞれの家族と、果南とその祖父がいたのである。

 

「お母さん、ダイ君は!?」

 

「大吾くん?あなたたちと一緒にいたはずでしょう?」

 

「じゃあ、入れ違いになったんだ…」

 

「そんな…」

 

しかしそこには大吾がいなかったので、母に問い詰める千歌。しかし、どうやら彼が向かったと同時に彼女たちも避難をしていたらしく、その事実に愕然とする千歌と曜。

 

「私、探してくる!!」

 

「私も!!」

 

「何言ってるの!!今外はすごく危険な状態なのよ!?」

 

外に出ようとした二人の腕をつかんだのは果南だった。

 

「離して、果南ちゃん。このままじゃダイ君が…」

 

「落ち着きなさい!!」

 

何としても彼を助けに行きたい千歌と曜だったが、それを抑えさせる果南。彼女の鬼気とした迫力に二人は少しだけ驚く。

 

「心配なのは分かる。私だって、今の話を聞いて助けに行きたいわ。でも今はかなり危険な状態よ。だから彼が無事なのを信じるしかないわ」

 

「ダイ君…」

 

何とか落ち着いた二人。今は果南の言う通り、彼の無事を祈ることしかできないのもまた事実なので、3人は大吾に対して想いを馳せていた。

 

 

 

そしてここは千歌の家の旅館の裏の山である。そこに大吾はいた。大吾は今もなお、街を破壊しながら街を突き進むゴルザとメルバを睨んでいた。そして内ポケットから石像を取り出し、話しかけた。

 

「なあ、この状況を見てるんだろ?」

 

(もちろん。まさかこんな早く奴が動き出すとは思っていなかったけどね)

 

「教えてくれ。あれがあんたが言っていた大きな災いなのか?」

 

(いやあれは先兵に過ぎない。奴はまだ完全に復活しているわけじゃないようだ)

 

「その奴ってのは誰なんだ?」

 

大吾は石像を介して、夢で出会った別世界の自分と話していた。その中にいま自分が聞きたいいくつかのことがあった。

 

(異次元人ヤプール。ぼくらウルトラマンの宿敵さ。と言っても僕は戦ったことはないけどね)

 

「どういうことだよ?」

 

(僕らのいた地球には現れたことがないんだよ。でも今この地球に向かっている他のウルトラマンたちのうち何人かは戦ったことがあるらしい)

 

しかしダイゴからは満足のいく答えが得られなかったが、今自分がすべきことだけはわかったのでもう一つ彼にあることを問いかける。

 

「そうか。じゃあ、もう一つ答えてくれ。この世界でウルトラマンになることができる可能性があるのは僕だけなんだよな?」

 

(ああ。その通りだ)

 

「その力があれば、千歌ちゃんや曜ちゃん、いやこの世界の人々を守れるのか?」

 

(僕たちウルトラマンは神じゃない。すべてを守ろうとするのは少しだけ不可能だが、大切な人を守ることはできる)

 

ダイゴからの回答を聞いた大吾は、目を閉じ、一呼吸を置き、再び開いた。そして、その眼にはある決意が込められていた。

 

「なら、僕にあんたの力を、ウルトラマンティガの力を貸してくれ!!」

 

(その言葉を待っていた!!)

 

ダイゴからの最後の言葉が聞こえてきたと同時に、石像にひびが入り、砕け散った。代わりに本来の姿となったスパークレンスが右手に握られていた。さらに、夢で見た様々なティガの記憶が彼の中に入っていった。彼はすべての記憶が入ったのを感じると、再び暴れているゴルザとメルバを睨んでいた。

 

「この世界を、僕が守る!!」

 

大吾は両腕を時計周りに回しスパークレンスを空に掲げた。そして、先端部分のパーツが左右に展開し、レンズ部分から放たれた光が大吾を包み込んだ。

 

「ティガー!!!」

 

登場BGM:TIGA!

 

そしてその光は、ゴルザとメルバの二体の怪獣の前に姿を現した。光の中から現れたのは、かつてある世界で3000万年の眠りから目覚め、闇の存在たちと戦った光の巨人、ウルトラマンティガである。今、この地球に時空を超え、よみがえったのである。

そして突如現れた光の巨人に言葉を失う人々。しかし、彼らは知っている。約半世紀もの時間、数々の敵から地球を守り抜いてくれたヒーローたちの名を。

 

「ウルトラマンだ。ウルトラマンが来てくれたんだ‼」

 

「がんばれ、ウルトラマン‼」

 

『頑張れー‼‼‼』

 

戦闘BGM:光を継ぐもの

 

「チャッ‼」

 

人々の応援を背に、ティガはファイティングポーズをとり、ゴルザとメルバに向かって駆け出した。それに対し、ゴルザもティガに向けて、駆け出した。お互いが近くまで来ると、ティガはチョップを繰り出し、そこから膝蹴り、裏拳を繰り出した。

 

「チャッ‼」

 

「ピァァァァァァ‼」

 

ゴルザを援護しようとメルバが近づいてきたが、ティガはメルバの首の部分に手をかけて、あごの部分を膝蹴りで攻撃し、怯んだところを蹴り飛ばした。

 

「グァァァァ」

 

「!?グワッ‼」

 

ゴルザはお返しと後ろから超音波光線を放ち、突然の不意打ちにティガは吹き飛ばされてしまう。さらに、ティガが立ち上がろうとした瞬間、ゴルザが再び超音波光線を放ち、ティガはこれをまともに受けてしまい、その場に膝をついてしまった。

 

「(どうしたらいいんだ?)」

 

(大吾。タイプチェンジだ!!)

 

山の頂上で戦いを見ていたダイゴは、テレパシーで状況打破の方法を伝えた。ティガは、ある記憶を一瞬だけ垣間見た。その瞬間、両腕をクロスさせると、額のクリスタル部分が赤く光り、両腕を振り下ろした。

 

「ンンンン、チャッ‼‼」

 

瞬間、彼の体は、赤を基調とした姿に変わった。ティガは今までとは違うファイティングポーズをとり、駆け出した。ゴルザとメルバの二体は自分たちに近づこうとしてきたティガにそれぞれ光線技を放った。ティガはこれをバリアで防ぐと、駆け出し、ゴルザにつかみかかった。ティガはそのまま、ゴルザの背中でつかみ、力を入れ、ゴルザの骨を砕き、そのまま投げ飛ばした。

 

「ピァァァァァ‼」

 

メルバは空からティガの背中に攻撃し、ティガは再び膝をついてしまった。同時に、彼の胸の部分についてるカラータイマーがピコン、ピコンと青から赤へと変わり、点滅を初めてしまった。ウルトラマンティガをはじめとしたウルトラマンは地球上で3分間しか戦えない。つまり、時間切れが近づいているのである。さらにティガが攻撃してこない隙に、ゴルザは地面に穴を掘り、逃げてしまった。

 

「負けるな、ウルトラマン‼」

 

「私たちがついてるわ‼」

 

「そうだ!頑張れ‼」

 

すると、再び戦いの様子をみていた人々がティガに声援を送る。その声を聞いたティガは再び立ち上がり、両腕をクロスさせた。額のクリスタル部分は青紫色に輝き、両腕を振り下ろすと、紫を基調とした姿と変わった。

 

「ハッ‼」

 

ティガは飛び上がり、空にいるメルバに向かって飛び蹴りを浴びせ、まともに喰らってしまったメルバは墜落した。ティガはメルバから少し離れたところに降り立つと、メルバのほうを向いた。メルバが立ち上がろうとした瞬間、両腕を左右に開き、光のエネルギーを収束し、メルバに向けて発射した。

 

「(ランバルト光弾!!!)チャッ‼」

 

ティガの必殺技を受けたメルバは動かなくなり、その場で爆散した。その様子を見届けた人々はティガの勝利だと確信し、歓声を上げた。ティガは破壊されてしまった沼津の街に向けて、温かい光を浴びせ、街を元に戻した。街がすべて戻ったのを確認すると、ティガは空へと飛び去って行った。

 

「よくやった、大吾」

 

ティガが飛び去るのを見ていたダイゴはティガ=大吾に賞賛すると、その後ろに3人の男の存在に気付き、そちらのほうを見た。

 

「すまなかったね。僕のわがままを聞いてもらって。アスカ、ムサシ、大地」

 

ダイゴに名前を呼ばれた3人は笑顔でうなずいた。

 

 

 

 

 

「ダイくーん‼」

 

「大吾くん!いたら返事してー‼」

 

ティガが飛び去ってから千歌と曜、果南の3人は街へと駆け出し、安否がわかってない大吾を探していた。すると、果南はあるものを見つけ、二人を呼ぶ。

 

「千歌、曜!これ…」

 

それは大吾が持っていたお守りだった。それを見た3人は絶望した顔をしており、特に千歌はその場に倒れこんでしまった。そんな彼女に手を差し伸べた者がいた。そう、大吾である。

 

「千歌ちゃん、大丈夫!?」

 

「「「ダイ君(大吾くん)!?」」」

 

いきなり現れた大吾に驚きつつも、彼に抱き着く3人。今は彼が無事だっただけでも、彼女たちとしてはうれしいのである。

 

「もう、心配したんだからね」

 

「ごめんごめん。さっきのウルトラマンと怪獣の戦いに巻き込まれたんだけど、お守りのおかげで助かったんだよ」

 

大吾は彼女たちを落ち着かせると、しれっと嘘をつき、今まで何してたのかを教えた。まさか戦いに巻き込まれておいて、生きていたのだからある意味奇跡である。

 

「ウルトラマンか。そういえばあのウルトラマンなんていうんだろう?」

 

「ほんとだよね。昔やってたダイナに少し似てたけど、あんなウルトラマン見たことないよ」

 

「ウルトラマンティガじゃないかな?」

 

4人はそれぞれの家に戻る道中、怪獣たちと戦うあのウルトラマンについて話し合っていた。実を言うと、この世界ではウルトラマンはテレビで放送されているが、ティガは放送されておらず、一番最初の平成ウルトラマンはダイナということになっているのだ。

 

「ティガ?」

 

「そう、ウルトラマンティガ。ほら、3つの姿に変わって、怪獣と戦ってからさ」

 

大吾が口にした名前に頭に?マークを浮かべながら尋ねる千歌。それにこたえる大吾の説明に3人はうなずいた。

 

「いいね、ウルトラマンティガ。私たちのウルトラマンだ!!!」

 

千歌は笑顔で叫び、それに3人が笑った。そしてその大吾は内ポケットに隠しているスパークレンスを外から感触を感じながら、こう思った。

 

(守り抜いて見せる、みんなを。そしてこの世界を)

 

ED:Brave Love, TIGA~Aqoursバージョン~

 




次回予告

「まさかウルトラマンがこの世界で現れるとはな。忌々しい限りだ」

「ヤプールのやつ。この世界で何をするつもりなんだ?」

ティガ登場に苦虫を噛むヤプール。そんなヤプールの狙いを探るダイゴ達。

「またティガ来てくれないかな?」

「バカな。この地球には怪獣の生体反応はなかったはずなのに」

ティガに想いを馳せる千歌。そこに新たな二大怪獣出現⁉︎

「チャッ!!!」

「来てくれた、私達のウルトラマンが‼︎」

二大怪獣に立ち向かうため、ウルトラマンティガ、セカンドバトル‼︎

次回 第3話 光の巨人
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