転生したらサイコデュエリストになってしまった   作:エオナ

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地縛神編に入ります。


2話 狙われし支亜

私はお茶を飲みながら一息をつく。まだ、状況を把握出来ていない。

トビーは無事、元気になってクロウと話していた。

 

「どうした?俺の顔になんかついているか?」

遊星さんの顔より、黒い雲がもくもくと空に上がっている事に疑問を覚えた。

だが、遊星さんは気づいていないようだ。

 

「遊星さん、貴方の切り札を見せてください。」

私は生のスターダスト・ドラゴンを見た事がない。

「ああ、いいよ。」

そう言ってデッキを取ってくる遊星さん、私は少し、この姿を不思議に思う。

しばらくして、遊星さんが戻ってきた。だが、その顔は豹変していた。

 

「な、何故だ。スターダスト・ドラゴンが写っていない。」

私も覗き込むとカード名などを含め、全てが白紙になっていた。

他のカードは無事だったらしい。

 

急に眩暈がして、寝込んでしまった。

 

脳内には・・・何体かの龍が互いに呼び合っていた。だが・・・その中で一匹だけ呼び合っていなかった。

 

私は止めてもらいたい。支亜、君はこれから大変な戦に巻き込まれる。だけど、貴女を守るわ。

 

戦?私は・・どうすることも出来ない。私には力もない。

 

安心して、支亜。

 

 

次に目が覚めた時には誰もいなかった。そういえば、私はDホイールを持っていないのよね。

 

トクン・トクン。

 

 

 

 

 

 

地縛神(じばくしん)Ccapac Apuで遊星、お前にダイレクトアタックだ。

 

ス、スターダスト?Ccapac Apu?

 

スターダスト・ドラゴンとCcapac Apuは互い消滅した。

 

「くそ、また次にしてやる。」

 

 

 

 

頭が痛く、抑えながら外に出ると丁度、スターダスト・ドラゴンとCcapac Apuは互い消滅したところだった。

今、私の側には誰もいない。Ccapac Apuは偉大な権力者という意味らしい。

攻撃力が同じになって互い消滅したのかな?フィールドの状況をここから確認するのは無理だ。

 

 

 

「支亜様、ぜひ私達のお仲間になりください。」

近くの建物から待ち伏せしていた大人が近づいてきた。

 

「貴方は誰?そして何故、敬語なの?」

 

「素性は私に勝ったらお教えします。これで決着をつけませんか?」

大人は右腕のデュエルディスクを構えた。私はデッキからカードを一枚引いた。

 

「ごめん、今は頭が痛いの。」

ドローしたカードは魔法カードだった。

 

「では、また後で伺わせていただきます。」

影に溶けるように大人の姿は消えた。

 

 

 

 

(フィールド魔法、クロス・カントリー。)

 

今日は様々な来客がいるみたいだ。

 

「イッヒヒヒヒ、やっと見つけましたよ。支亜。今日は私にとって幸運な日だ。プレシャス・チルドレン、強制デュエルを執行します。」

 

今度は急にデュエルを仕掛けられた。このデッキを信じて戦うしかないのか。

さあ、イェーガーかかってこい。プレシャスの意味と頭の痛さで堪えられないけどね。

 

 

 

 

 

 

 




これで主人公の異名、プレシャス・チルドが発覚しました。
主人公のデッキが次回、明らかに。

次回のタイトルは(封じられた、シンクロ召喚。)です。
UA632とお気に入り3件ありがとうございます。
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