「くっ、さすがに慣れてきた……ねっ!!」
「そりゃ、一週間打ち合え……ばっ!!」
カァン!
甲高い木と木がぶつかる音を立てながら師匠と切り結ぶ。
あれから一週間、最初の一日目ははっきり言って死にかけた。
まぁ、夜も修行してたイチ兄たちよりもマシだが、俺は人間。素の身体機能が馬鹿げている悪魔と比べたら貧弱そのものだ。
だからこそ、俺は秘策を練った。
姫島先輩に付き合ってもらい、ある魔法を会得した。
「
「くっ!!」
強化の魔法、イチ兄のブーステッド・ギアにあやかってブーストと言いながら唱えるが割と恥ずかしい。だが姫島先輩曰く「魔法は想像力が命」だそうなので、自分がイメージしやすい強化といえば
最初はひどかったもんだ、強化された力を制御できずにどっかに行くわ、木に当たるわ、川に落ちるわ、盛大にずっこけるわ。
そういう経験もあってようやく赤点ギリギリのラインでこの魔法を扱えるようになった。
本来の想定だと俺の魔力を物に言わせて常時魔力強化をするっていうのが理想。だが俺の魔力操作の下手さと体への負担を考えて、今は一時間という制限時間をかけて使っている。
本来なら一日持たせるのが最低限らしいが、それは俺の将来的な努力次第と言われた。
剣のほうは順調だ。
なんせ付きっきりで師匠と打ち合えるんだから。
最初は三分持てば良いほうだったが、五分、十分、三十分と時間が長引くにつれて自分が成長していると実感できていた。
手加減されているのはわかっているが俺の修行を見ていたリアス先輩からすると凄まじい成長速度らしい。
「やっぱり黄金騎士を受け継ぐ君は剣の才能があったようだね!」
「手加減しながら言わないでくださいよ!!」
振り下ろされる剣を受け流しながら打撃も加えていく。
強化のおかげか、師匠の動きについていける。
そうそう、俺が持っている剣は師匠の神器、
何があったのかは聞かなかったが、あの表情から察するに口にはしたくないことがあったに違いな――――
「隙あり」
「あいたぁああああっ!!」
考え事をしていた俺は師匠の木刀を避けられずに頬を殴られる。
ゆ、油断してた……アカン、脳揺らされて動けない。
バタリとその場で倒れ、クラクラする視界に少し吐き気を覚える。
「戦闘には集中すること。君は人間だ、一撃でも喰らえば
「ふ、ふぁい」
師匠は結構なスパルタだ。
いや、主であるリアス先輩からしてスパルタなんだが、初日に当てられたのが相当悔しかったらしく、俺と剣を打ち合うときは半ば本気で斬りかかっていると本人から言われた。
でも本気の師匠とはまだ打ち合えないにしても、辛うじて食い下がれるようになったのは成長したということだろう。気を抜けば今のように地面に這いつくばるんだがな。
「あたたたっ、師匠が早過ぎるんですよ」
「向こうの騎士も僕並みかそれ以上だと思ったほうが良い。君は一応は剣士だ、斬り合う事ができないと話にならないよ」
「はい……」
厳しいが俺も戦力の頭数に数えられているのであれば、それなりの動きはしなくてはならない。
あとは俺が黄金騎士だからってのもあるらしい。
『そうだな、向こうはお前さんを人間だと舐めきっている。まぐれでもなんでも良いから一撃止めろ、そうすりゃ向こうが勝手に警戒してくれる』
「はったり、ってわけか」
「うん。でも、これは君だから出来るんだよ」
師匠が臆面なく言ってくれるが、裏を返せば「コレしか出来ない」とも言える。
まぁ、魔戒剣持っただけで勝手に疲弊するのが俺だからな。
威圧することさえ出来れば御の字レベルってことだろうか。
「そうじゃないよ。君は思った以上に剣の才能がある、これは本当だよ」
「そ、そうですか?」
『あぁ、俺も驚いた。小僧、本当に剣を握ったことが無いのか?』
ザルバも驚いてたのか、意外だ。こいつの事だから黄金騎士なら出来て当たり前、みたいな反応すると思ってたのに。
そう言うと師匠が苦笑する。
「君が言ってたじゃないか、一般人って。僕は子供の頃から強くなるために特訓を重ねてきた、なのに君は一週間で僕の動きにある程度着いて来れるようになっているんだ」
「でも、それは強化の力ですよ」
「いや、違う。強化であげられるのは身体機能だけ、反応速度や反射速度は君自身が鍛えたものだよ。一週間でこれだけ出来るなら才能があるさ」
べた褒めされてちょっと恥ずかしい。
というか真顔でイケメンにそんなこと言われるとちょっとなぁ……うん、この状況は学校では見せられん、見せたら腐女子の格好の的だわ。
「よし、もうワンセット行ってみようか」
「えぇ、師匠もう勘弁してくださいよー」
『どうせ、この後グレモリーの嬢ちゃんにしごかれんだ。もうワンセットくらいどうとでもなるだろう』
ザルバの野郎、人事だと思って!!
結局その後三セットくらいやってボッコボッコにされた。いや、無理、最後はちょっと本気だすよ? とか言われたけどついていけるわけ無いじゃん。
****
「あれ……?」
今日の特訓も終わり、一足早く寝ていた俺はふと目が覚めた。
寝ぼけ眼をこすりながら、隣のベッドを見ると寝ているはずのイチ兄の姿が無かった。
まだ夜の特訓かな? と思って時計を見るが既に終わっている時間だった。
水でも飲みに行ったんだろうと考え、再び目を閉じようとしたが……なんか変な時間に目が覚めると眠れない病気にかかってしまい、布団から起き上がる。
そうそう、ザルバも寝るということがこの特訓中に判明した。
リアス先輩によると金属に宿った霊魂が長い時間をかけてこの形を形成したそうだが、いびきをかきながら寝ているコイツをみると、金属ってなんだという疑問が浮かぶ。
起こさないようにしないとな、金属のくせに眠り邪魔されるのがイヤなんだとさ。
「一杯だけ水飲むか」
山の中にあるのでここの水はうまい。
初日の姫島先輩のご飯もそうだが水が綺麗であるかそうでないかで味わいが変わったりする……はず、だが細かな味などわからない。美味ければうまいと言っとくのが俺の流儀だ。
寝ているであろう皆を起こさないようそーっとリビングに向かう。
そしてリビングの扉を開けようとした時、後ろから誰かに口を手に当てられ引き寄せられる。
て、敵か!?
「――――ッ!!」
「寝ない悪い子わだーれ? なぁんちゃってうふふふ」
後ろを振り向くと姫島先輩だったので大きく息をはく。
寝るつもりだったのに完全に目醒めたよ。
「どうしたの? 今、リビングはリアス……いけない、部長とイッセーくんがいるから近づいちゃダメよ」
「イチ兄とリアス先輩が!?」
この時間に二人が一緒とか!? 貞操の危機じゃないですかやっだもー!
そんな考えが顔に浮かんでいたのか、それとも姫島先輩のいつもの悪い癖か、ニッコリと笑顔を見せながら嬉しそうに言う。
「そうですわ、今二人は愛の営みを……」
「してませんよね? というかうちの兄って土壇場でヘタレるんで」
レイナーレの時もそうだったが、いつのもスケベ根性は上辺だけで、いざって時にはヘタレっぷりを出すのがイチ兄だ。
そう言うとぷくーっとわざとらしく頬を膨らませる姫島先輩。
「バレちゃいましたか、でも真剣な話をしているので行かないでくださいね」
「……そうですね」
静かだが、イチ兄の嗚咽が聞こえる。
多分、今入って行ったら雰囲気ぶち壊すどころの話じゃなくなる。
俺は静かに部屋に戻ろうと向きを変えようとすると姫島先輩が手を握ってきた。
「ひ、姫島先輩ッ!?」
「静かに……久々に二人っきりですから少し外で話しましょうか」
有無を言わさず強引に引っ張ってくる姫島先輩に何も言えず、俺は外に出る。
真っ暗闇だったがさすが悪魔なのか、グイグイと歩く姫島先輩に先導されながら俺は夜の散歩に付き合った。
十分ほど無言で歩いただろうか、姫島先輩は突然止まると近くにあった調度良い岩場に腰掛ける。
手招きされたので俺も隣に座る。できるだけ離れて、とつくが。
「こうやって話すのも久々ですわ」
「そう、ですね。学校だともう部室でしか話しませんし」
オカルト研究部に入ってからというもの、とんと二人きりという場面が無くなった。
部活中もひよこみたいに着いて来るアーシアもいたので中々二人きりになれていない。まぁ、俺としちゃ願ったり叶ったりだ。
話しかけられて嫌なわけじゃないし、好意を持って接されるのも本当は嬉しい。
だけど、何故か姫島先輩を前にすると言い知れぬ恐怖を感じる。姫島先輩が怖いんじゃない、ふとした拍子に姫島先輩を失うんじゃないか、そんな恐怖感が俺を襲うんだ。
今だってそうだ、怖くて怖くてたまらない。
でもバレないように手で震えを抑える、バレないようにしないといけない、なぜだかそう思った。
「あの時の指切り、覚えてらっしゃる?」
「えっ? あ、あぁもちろん」
覚えてるも何も、衝撃的すぎて脳裏に焼き付いてると言っても良いかもしれない。
「イッセーくんから聞きました。小さい頃の記憶がないと」
「……えぇ、まぁ」
予想外の質問で驚くが事実だ。
隠してもどうしようもないし、小さい時の記憶がなくて不便に思ったことはない。
でも、不安そうにこちらを見ながら口ごもる姫島先輩を見ると気になる。
……もしかして、だ。間違ってたら恥ずかしいがそこはなんとかなると思いたい。
「あの、小さい頃、俺たちって会ってたりするんですか?」
「思い出したの!?」
「い、いえ、姫島先輩の雰囲気からなんとなく」
そう言うと意気消沈する姫島先輩。
やっぱり知り合いだったのか。この反応を見る限りかなり親しかったのかな……知りたい気は無かったが少し気になる。
「……昔ね、小さな男の子と友達だったの。あの頃は友だちがいなくて」
「意外ですね。姫島先輩って昔から周りに人いそうなのに」
「そんなことないですわ。昔はホント弱くて、今だって不安に押しつぶされそうで……」
腕にしなだれかかる姫島先輩にどきりとするが、いつもと違って本当不安そうな表情に驚く。
俺が知っている姫島先輩はこんな状況でも笑っているイメージがあった。
よく考えれば、焼き鳥との戦いに負ければ大事なリアス先輩をあいつに嫁がせてしまうのだ。いつもこの二人は一緒にいるし、相談事には姫島先輩が付き添わない時はない。
腕に感じる姫島先輩は小刻みに震えていた。
馬鹿だなぁ、俺は……どっかで完全無欠のお姉さまだと思っていた。彼女だって親友の事を思い、不安になるどこにでもいる少女なのに。
「弱いと笑いますか?」
「笑えるわけないじゃないですか。あなたが弱かったら俺なんてミジンコですよ」
自嘲気味に笑う姫島先輩にそう答えると首を振りながら、姫島先輩は口を開く。
「一週間で魔法を会得したあなたはもう戦力の一つですわ」
「これだけですよ。武器だってまだ満足に扱えない」
特訓しても精神はそう簡単に鍛えられるものじゃない。
魔戒剣を持ってられる時間は伸びないし、魔法だって姫島先輩と比べたらまだまだだ。仕えるのは強化だけ、それも制限がかかってるしな。
「やっぱりあなたはあの子なんですわ」
「?」
「悩んでいる顔がそっくり」
懐かしむように俺の頬を撫でる姫島先輩に、なぜだか一瞬だけ俺は苛ついた。
……なんだ? 今のは。
しなだれかかった姫島先輩は、頭を俺の肩に乗せると遠い目をしながら語る。
「昔、こうやって並んで夕暮れまで語ったこともあるんですよ?」
「覚え、てないです」
「そう……初めて、あなたに会った時のことを覚えてる?」
覚えてないわけがない。
駒王学園に入学した日、俺はイチ兄を探して何故か旧校舎近くの森に迷い込んでしまった。
割りと方向音痴な俺はどんどん奥に進み、迷ってしまったのだが……。
「ちょうど散歩してた私と偶然。あの時は驚きましたわ、草の葉びっしりで、変質者かと」
「あー、あれは」
道無き道を行く! と何故か張り切ってた俺は森を突き進んでいた。
ホント何してんのと言いたいが緊張で前日寝れなくて、寝不足+高校生活ヒャッハー! とテンションが爆アガリしてたせいだと思う。
そんな時、開けた道で姫島先輩と会って、言葉を失った。
大和撫子を彷彿とする佇まい、豊満なボディ、そして透き通った黒髪のポニーテール。
あっ、一目惚れとかじゃないから、なんか目が離せなかっただけだから!
まぁ、姫島先輩も俺をぽーっとした顔で見て、泣いたんだよなぁ。
「あの時は本当にびっくりしましたよ」
「うふふ、あの時ハンカチを貸してくれたから確信したのよ、あぁ、あの子だって」
「えっ?」
そう、だったのか……それでハンカチ渡した後にさらに号泣したと。
ホント大変だったわ、アレは。年上に泣かれるわ、道わかんねえわ、あの後一緒に学校に戻ると上級生の方々にお礼参りされるわで。
遠い目をしながら思い出す。初日から高校デビュー失敗したもんなぁ。
「……あなたがあの子だったら、私は――――」
「えっ?」
最後の言葉が聞こえずに、俺は聞き返すが姫島先輩はにこやかに笑うだけだった。
ただ、その顔が寂しそうに見えたのは気のせいでは無かったと思う。
「さぁ、散歩も終わりにして……ひゃっ!?」
「姫島先輩!?」
濡れていたのか、それとも単純に足を滑らせたのかわからないが立とうとした姫島先輩の体勢が崩れた。
とっさに手を伸ばして抱き寄せる。
なんとか手を取ることには成功したが思った以上に力んでいたらしく、抱き寄せた姫島先輩の顔がすぐ近くに――――。
「!!!!??」
「あっ……」
一瞬だけ唇と唇が重なった。
……うーわぁああああああああああああああああああああああああああああああ、柔らかいし、いい匂いしたし、うわぁ、うわぁあああああああ!!!
ファーストキスが姫島先輩なのは嬉しいけどさ!! そうじゃなくて!! 何してんの俺は!? 先輩に、それも学園の二大お姉さまと呼ばれる姫島先輩の唇を奪うとか馬鹿なの? 死ぬの? 死にたくない!!
混乱する頭で姫島先輩を見ると顔をうつむかせながら、ブツブツと何か呟いている。
後悔してるよ! かんっぺきに後悔してるよこれぇ!!
「す、すいません!!」
「い、いいの! 助けてくれたんでしょ? 私は……その、気にして、ないわ」
気にしてるよぉおおおおお!! めっちゃ気にしてるよぉおおお!
いつもの大人な雰囲気が四散して、年頃の生娘みたいな反応しちゃってるよ。
凄い可愛いけどさ! あぁああもう思考がまとまらねええ!!
「朱乃……」
「ふぇ?」
「これからは朱乃って呼んでくださいな」
「い、いや先輩を名前呼びはちょっと」
「キス」
うぐぅ!! そ、それを言われるとキツイ。
事故だったとしても年頃の女の子の唇奪うとか殴られて、軽蔑されても仕方ない。
名前を呼んで許してくれるなら……それに姫島先輩に軽蔑されたら引きこもるかもしれん。
「……あ、朱乃、先輩」
「はぁい♪」
実にいい笑顔だわ。
さっきまで真っ赤になってた顔が嘘のように輝いてるわ。
畜生、可愛いなぁ!!
「じゃ、帰りましょうか。ふふっ、リアスに自慢しちゃいましょうか」
「そ、それだけは! あと名前で呼ぶのは二人きりの時じゃ駄目ですか? その、やっぱりまだ恥ずかしいんで」
リアス先輩に言われるのはマズイし、本当に恥ずかしいんだよなぁ。
そう姫島先輩……いや、朱乃先輩に言うと小悪魔みたいな笑顔で頷いてくれた。
た、助かった。イチ兄の名前で朱乃先輩なんて言ったら何言われるかわかんねえもんなぁ。
「今はそれで許してあげます。でもいつかは朱乃って呼んでくださる?」
「……前向きに検討させていただきます」
そして俺たちは別荘に戻った。
一緒に寝る? なんて言われたが、丁重にお断りして部屋に戻った。
イチ兄が寝床に戻っていたが、俺は……その、一部分がハッスルして眠れなかった。
**朱乃視点**
「ふぅ……」
隣に寝ているリアスに感謝した。
今、私の顔を見られたらきっとからかわれる。
熱を持った自分の顔を抑えながらなんとかベッドに入ったけど眠れそうにない。
もしもリアスが隣にいなければ、一人でこの衝動を慰めていたかもしれない。
一瞬だけ唇が重なったのにこれよ。
もしも彼が、衝動に身を任せてこちらに迫ってきたら……なんて妄想は彼と会ってから何度もしたし、慰める時のお気に入りのシチュエーションね。
指で唇を触りながら、彼の匂いで軽く発情していることに気づく。
「……眠れるかしら」
答えは否、だと思う。
だって好きな人と事故であったとしてもキスをしてしまったのだから、叫び出さなかった自分の自制心と常に心がけている頼れるお姉さんキャラに感謝する。
きっと彼だと思う。
小さい頃、帰ってこない父さまのことが寂しくて、母さまに内緒で泣いていた時、手を差し伸べてくれたあの彼。
そして、私のせいで全てを失ったあの彼に違いない。
胸に深い痛みを感じる。
彼の生活を一変させてしまったのは私のせいだ。
記憶が無いと知って私は人知れずに泣いた。
そして躊躇してしまう。いつも彼のことが気になって話しかけるのに、あのことを思い出されたらきっと彼は私を軽蔑する。
それが怖くてたまらない。
いつも恥ずかしそうにこちらを見る目が、冷たく侮蔑を含んだ目になる。
何度も夢を見たし、夜中に飛び起きたことは一度は二度ではない。
「ごめんなさい、ごめんなさい――」
彼の本当の名前を口にする。
今の彼は兵藤双葉と分かっているのに、時々慣れ親しんだあの名前で呼びそうになってしまう。
いつか、彼は本当のことを思い出すでしょう。
否応なしに彼はこちら側に来てしまった。
もしかしたら父さまと会う時が来るかもしれない。
その時、彼はどんな反応をするのかわからない。
でも願うなら、このまま何を思い出さずに兵藤双葉として生きて欲しい。
「卑怯者ね、私って」
頬を伝う涙を拭って、布団をかぶって目を閉じる。
そして願う、楽しかったあの頃の夢を見れると信じて……。
◯****
双葉の本当の名前? と思われるものだが現状は不明。
まぁ、牙狼ファンなら主人公の名前にはアレがつくとわかるので別段隠す必要もないが伏線()として隠す。