サラダ・デイズ/ありふれた世界が壊れる音   作:杉浦 渓

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婆世代

婆世代

 

・菊池柊子

(菊池家の項参照)

 

・ミネルヴァ・マクゴナガル

マグルの牧師ロバート・マクゴナガル

スコットランド魔法族筆頭ロス家の娘イゾベル・ロスの間に生まれる

生真面目、頑固、読書家として知られているが、ホグワーツ決戦時にホグワーツ城に超大規模変身術をかけた時思わず発した「死ぬ前に一度でいいからこの魔法を使いたかった」発言により、実は大魔王志向型の人間だったのではないかと疑う研究者は多い

グリフィンドールの剣で、世界最後の900歳を超えるバジリスクを討伐した勇者とも言われている

結婚が遅かったため実子はおらず、その財産や魔法的権限はゴッドチャイルドの菊池怜に相続された

 

・オーガスタ・ロングボトム

ロングボトム家の長女

弟のアルジーが頼りにならないと、自分がロングボトム家の家長になる

一人息子のフランク、その妻のアリスを、第1次魔法戦争の終盤にベラトリクス・レストレンジによって拷問の末、廃人にされてしまうが、ベラトリクスの妹アンドロメダ・トンクスを恨むことを一切しない。

極端な能力主義、潔さ、愛すべき猪突猛進。

親友たちと、アメリカのセーレム魔女裁判について語り合っているとき「セーレムにはそんなに魔女がいたの? すごいじゃないアメリカ!Σ(o'д'o)」と発言。また、マグルの名門女子校の名前はすべてクィディッチチームの名前だと思うなど、マグルの常識はほぼ持ち合わせていない。

 

・ポピー・ポンフリー

マグルの医師の娘

長年ホグワーツの校癒として勤務する

魔法スポーツ癒学や魔法薬学に長けているが、基準がズレている

魔法薬の素材としての毒性物質に詳しい

最後のバジリスクの毒を大量に保有しているという根強い噂がある

ミネルヴァ・マクゴナガルが闇祓い4人からの失神呪文をまともに喰らい、命が危ぶまれた際に迷いなくニコラス・フラメルから命の水を譲り受け、意識不明の状態で勝手に飲ませて命を救った

一般には美談と言われるが、命の水の効用を観察する最大の機会だっただけであるとマクゴナガル本人は語る

 

※ロス家

スコットランドのロード・オブ・パーラメントとして、マグルの王室からも重用された一族。

変身術により城塞に魔法的守護を付与することを専門としてきたが、スコットランドの魔法族としての純血が長く続いたことで、イゾベルの兄弟はスクイブ、イゾベルも決して魔法力は強くはなく、衰えつつある一族だった。

ミネルヴァがロス家の姓を名乗ることを拒み、かつミネルヴァが晩婚で子供を残していないため、魔法族としては完全に血族が絶えている。

このため、魔法的権限はミネルヴァのゴッドドーターである菊池怜に移譲されており、蓮あるいはハーマイオニーがロス家の魔法的権限を引き継ぐと考えられる。

 

※ロングボトム家

聖28一族のひとつ

湖水地方の魔法族の名家

代々グリフィンドールに組分けされることの多い、騎士道精神に溢れた家系

決して純血至上主義ではないのだが、オーガスタに顕著に見られるように、マグルへの理解が希薄なため、結果的に聖28一族の末裔と結婚することが多い。

オーガスタの唯一の孫ネビルも、聖28一族のアボット家と婚姻で結ばれている。


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