父と子の故郷   作:邪水落

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―――一人の旅人が、小さな本を手に取った。

『これはとある村での物語』

『一人の少年が、村で暮らしていた頃を書き残した本…』


村に残った白い本

…ここは崖に囲まれた村“フロゥザッド”。

 

外とのつながりが無い以外は、いたって普通の村……に見えた。

 

この村は、少しだけ変わっていた。

 

村人のほぼ全てが魔物を憎んでいて、村人のほぼ全てが戦う力を持っていた。

 

………魔法を使える者は一人もいなかったが。

 

 

あの本にはこう書かれています。

 

『――ある時、外から来た男と村の娘が結婚し、子供を産みました。

 

男とその子供は、魔法が使えました。』

 

と…。

 

 

何故使えるのか?

 

何故外からこれたのか?

 

そこは、わかりません……。

 

 

だって、物語が始まるのは…………次からなんですから。

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