すいません。少し遅れました!
ちょっと長くなってしまって。
遅くなった分は文量で許してくださいな。
けいおん!!5話の留守番回をモデルにしてます!
では、どうぞ!!
「今富士山の中、新幹線が見える」
いろいろと突っ込みたいだろうが、待って欲しい。どうしてこういう状況になったのか。
オレは教室で、梓ちゃんと憂ちゃんと話していた。そしたら、今日から修学旅行に行った唯先輩からメールが来たのだ。その文面がコレである。はしゃぎすぎということがメールの文面から見ても明らかだ。
「何やってんの?」
と、純ちゃんがコッチの教室にやってきた。
「あ、お姉ちゃんからメールが来たんだ」
「どれどれ?………憂のお姉ちゃんって面白いよね」
「そうかな?」
その証拠にと言わんばかりに純ちゃんはジャズ研の先輩から来たメールを見せてきた。後輩の世話をよろしくだそうだ。隣で梓ちゃんがちゃんとしていると言っている。
「もしかして軽音部って……」
と前置きをして純ちゃんが語りだす。
「楽器触らずに、缶蹴りとかしてそうだね」
『そこまでひどくないもん!!』
純ちゃんの酷い妄想に思わず声が。憂ちゃんまで反論してくれたのは嬉しい限りだ。
「あ、もうすぐHRが始まる。戻らなきゃ……お昼パンなんだけど一緒に買いに行こう」
「うん。いいよ」
「それじゃまた後で」
純ちゃんと入れ替わるようにして高橋先生が入ってきてAクラスのHRが始まった。
昼休み、純ちゃんがやってきて梓ちゃんと憂ちゃんはパンを買いに行った。
弁当を取り出し食べようとしたときに、アキがやってきた。
「ヒロ~学食行こ~」
「オレ弁当持ってきてるぞ」
「いいじゃん。食堂で食べればいいし」
「それもそうだが、お前が何故食堂に用が?」
「タダでもらえる調味料をゲットしに」
お前はどんな節約生活をしているのだ……
「それに昼休み終わる5分前で弁当とか残っていたらとても安くなるからね」
「そっちも待ってるのか」
「うん」
「食を侵すくらいゲームに熱中しすぎるなよ」
「失礼な。ゲームだけじゃないんだぞ!!」
アキの言い訳もほどほどに、共に食堂に向かった。アキの念願は叶い、調味料を調達した上に弁当を激安で手に入れていた。ホントギリギリで生きているよな。その後Aクラスの教室に帰った。
「あ、帰って来たみたいだよ」
「来て来て~」
「? どうしたの?」
憂ちゃんと梓ちゃんは先に帰ってきていたらしく、オレを呼んでいた。
「コレコレ、知ってる?」
憂ちゃんは袋に入ったパンの一部をオレに見せてきた。
「コレは!! 幻のゴールデンチョコパンじゃないか!! あの毎日限定3個販売の!!」
「よく知ってるね……それに見ただけで分かるんだ」
「これ手に入れたの!? 凄いじゃん!」
噂に聞いて数回パンを買いに行ったが、いずれも前に並んでいた先輩が購入して行ったのだった。
「純ちゃんが見つけてくれたんだ」
「コレはヒロ君にって。みんな分けてもらったんだ」
「そうなの!? 嬉しいな! ありがたくいただくよ」
「どうぞ~」
早速袋から取り出してパンを頬張る。
「今まで食べれなかった分、さらに美味しさが増すわ」
「でしょ?」
「ほどよい甘さで最高! 後で純ちゃんにお礼言っておかないと」
「あ、そうそう。今日わたし、ジャズ研のお手伝いをすることになったんだ」
ジャズ研のお手伝い? 純ちゃんが頼んだのかな。
「オレも行ったほうがいい?」
「いや、ヒロ君はいいよ。だから部活どうする?」
「どうしようかな……1人で居てもなあ。じゃあオレは帰るよ」
「そう。明日も休みでいいよね」
明日は休日。部活を休みにすると久しぶりに1日暇な日がやってくる。もちろんOKをした。明日はアキたちと遊ぶかな。ずっと誘われていたのにあんまり行けなかったし。
授業も終わり、すぐにFクラスへと向かう。
「あれ、ヒロどうしたの?」
「今日明日と部活無いから遊ぼうかと思って」
「ホント!? それじゃあウチに泊まりきなよ」
「いいなそれ!」
だが、一応外泊には親の許可が要るんだ。拒否されないかちょっと心配だけど大丈夫だよな。
「雄二はどうする?」
「別に構わんぞ」
「ムッツリーニと秀吉と竜也は?」
アキはいつものメンバーに話を振る。
「………明日は忙しい」
「すまぬの。明日は部活なのじゃ」
「オレはOKだ」
「それじゃ、雄二とヒロと竜也だね」
その約束だけして、ひとまずウチに帰った。親に聞くと快諾してくれたため準備もほどほどにしてアキの家に行った。すると、既に雄二が来ていた。
「早いな」
「特に準備するものも無いのでな」
「そういうものか」
しばらくすると、竜也も来て賑やかになる。
「あ、3人とも夜ご飯食べてきた?」
『いや』
「何で食べてこなかったんだよ~ウチそんな食料無いよ」
それならそうと先に言って欲しい。他の2人を見ても明らかにそういった表情をしていた。
「何処かに食いに行くか」
「いいなそれ」
「何処にする?」
「ま、待ってよ。そんなお金無いよ!」
そうか……昼飯に困っているようなやつだもんな……
「それならお前は水だ」
「それは酷いぞ雄二!」
「食費まで使い込むお前の自業自得だ」
「おごってくれたっていいじゃないかケチ~」
泊まりに誘ったのはそれが本音かアキ?
「さて、竜也・ヒロ行こう」
「ああ。明久、少しなら分けてやるよ」
「竜也最高!」
「早く行こうぜ」
オレらはちょっと遠めのラーメン屋に行った。アキはそれぞれから餃子を1個ずつなど、少しだけだったがとても幸せそうであった。食べることが好きなら食費くらいは取っておこうな。
「 ー 円ちょうどお預かりします。こちらはレシートと、」
何かサービス期間だったらしく、レシートのほかに何かしらのものが見えた。
「隣のバッティングセンターの3ゲーム分のコインとなります。是非お使いください。ただ本日は既に閉まっておりますので、明日以降にお寄りください」
そんな便利なサービスが!!
「ちょうど良かった。明日行こうぜ」
「オレはスポーツ不得意なんだが……」
「そうだったな竜也。まあいいじゃないか」
「いいね行こう行こう!」
芸術の方に全てを取られた竜也は運動は中の下くらいだ。他の3人は言うまでもない。しかし、アキはどうやっていくつもりなのだろう。お金も無いのに。
「もちろん、そのコインは僕に使わせてくれるよね」
「何言ってるんだ。俺たちが払った食事代の引き換えに来たんだぞ。1人1枚ずつ分けるさ」
「酷いよ! 僕にお金が無いことを知っているくせに」
「明久にはオレのをやるよ。オレは見ているだけで十分さ」
ということで、明日はバッティングセンターに行くことになった。
その翌日、大雨が降っているのだが、予定は決行だ。
「よ~っし……何kmのを打とうかな~」
「俺はココにしよう」
と雄二が入っていったゲージは130kmだった。野球経験者ではないと到底速くて打てない。高校生の野球部が投げるスピードより少し遅いくらいだ。
「雄二凄いね。僕は一回しかないから110kmのストレートと80kmのカーブのランダムで」
いやらしいんだこの機械がまた。ストレートを待っているときにカーブが来るとタイミングが大きく外れるんだよね。逆だったら速く見えるんだ。
「ヒロはどうするんだ?」
「竜也、どこで打って欲しい?」
「160km」
「お前はバカか」
プロよりか速いじゃねえか……そんなもの見えないぞ……
「オレは雄二よりちょっと速い135kmでいいか。高校生の平均だろ」
「ふ~ん」
全員が、それぞれの機械にコインを入れ、ヘルメットをかぶり右打席に入る。
「うわっ!!」
隣からアキの声が聞こえてきた。横目で見えたんだが、ブラッシュボール(頭部付近に来るボール)だったみたいだ。たまにこうやって調整がきかないところあるから、人に近い。
「久しぶり打つと気持ちいいな」
「ああ。のびのびと打てるぜ」
「雄二とヒロは凄いな。いい当たりばっかりだぜ」
カキンカキンカキンカキンずっと言わせているが、ホームランと書かれた看板にだけは当てることが出来なかった。難しいな。
「もう終わりか~早かったな~」
「ヒロ、まだするか?」
「変化球も打ちたいし」
「やろうぜ」
「嫌味!? 僕は竜也とそこらへんをうろうろしているからいいもん!」
すねた。アキはそれを有言実行し、本当に店の中をうろつき始めた。オレと雄二はコインを3枚ほど買った。
「ストレートとカーブの混合は打ってみる価値あるな」
「俺はもっと速い球にチャレンジするさ」
そうやってお互いがしのぎを削っていると、隣から女の子の声が聞こえてきた。バッティングセンターで珍しいなと思いながらもホームランと書かれた看板めがけて打つ。(当たらないけど……)
「何でバッティングセンターなの!?」
「だってさっき見たマンガが野球マンガだったから。こんなの打てるわけ無いよ!」
女子高生とかでよくあるのかな? 好きな野球マンガを見ていると野球したくなるって。
「もういいや、飽きたからクレーンゲームしてくるね」
「諦め早!」
声に聞き覚えがあったので声の主を見てみたら、梓ちゃんと純ちゃんが少し向こうにいた。
「憂はどうする?」
「う~ん、ちょっと難しいな」
隣には憂ちゃん。何でも出来る憂ちゃんでも野球は難しかったようだ。ちょっとホッとした。この1ゲームが終わるまで話しかけるのをやめよう。とにかくオレはお金を無駄にしないように打とう!
「いい当たり出るんだけどな~」
コインを使いきったんだが、あの看板に当てることは出来なかった。
隣からはさっきまで金属音が聞こえなかったが、徐々に聞こえてきた。
「こう、かな? う~んいい当たりじゃないな~」
試行錯誤しながらバッティングをしていた憂ちゃん。その奥では梓ちゃんが四苦八苦していた。今日は、お客も少ないみたいだからゲージの中で憂ちゃんたちのバッティングフォームを観察することにした。別にいやらしい意味で言っているわけでは全く無い。
「もう終わっちゃった~」
「難しいね」
「憂ちゃん、梓ちゃん」
「ヒロ君! ヒロ君も来ていたんだ」
事情を話して話が一段落ついたところで、憂ちゃんが聞いてきた。
「どうやったらいい当たり打てるようになるかな」
負けず嫌いなんだろうなあ。梓ちゃんも後ろで聞いているし。それが上達の近道だよな。
「手だけで打とうとするから当たらないんだ」
「そうなんだ」
「左足の前らへんに壁があると思って、ボールを手元までひきつけて腰を回転させてその力で打つんだ」
「やってみるよ」
まず、梓ちゃんがやってみるも空振り。
「最初はそんなもんって。徐々に慣れるよ」
「こう、かな。ちょっとわたしやってみよう」
「うん」
カキーン
ボン
♪♪♪
一瞬、何が起こったか分からなかった。
「憂ちゃん?」
「当たったよ!!」
たった数秒の解説で理解できるってどんだけだよ。しかもオレが5ゲームくらいして当たらなかったあの、ホームランって書かれた看板に一回で当てたし……
「梓ちゃん当たったよ!!っていない……」
梓ちゃんは憂ちゃんがホームランを打ったのを見ると諦めてゲージの外に出ていた。そうなる気持ちも分かる。オレと憂ちゃんはそれに習い、ゲージの外に出た。
「ホント、憂って飲み込み速いよね」
「そういうとこ唯先輩にそっくり」
ベンチに座っていた純ちゃんと梓ちゃんの一言。確かにそのとおりだ。
「ヒロ~お前がホームランに当てたのか~」
こちらもゲージから出てきた雄二。軽くお互いに会釈をして会話を続ける。
「いや……憂ちゃんだ」
「は?」
「オレがコツを教えたら一発で」
「そ、そうか……」
後ろにはアキと竜也を連れてきていた。2人とも目を輝かせていた。そりゃあオレと雄二がやってもやれなかったことだからなあ。
「すごいよ憂ちゃん!」
「あ、竜也君。ありがと」
「ホームラン賞の商品って何なの?」
「そういえば、まだ貰いに行ってないや」
憂ちゃんはそういうと、カウンターの方まで行った。ほどなくして帰って来たのだが、
「でかっ!!」
「それがホームラン賞!?」
ものすごく大きいぬいぐるみだった。
「でもそんな大きいぬいぐるみ何処に置くの?」
「え?」
「トンちゃんの10倍は……」
『あっ!! トンちゃん!!』
梓ちゃんがトンちゃんの10倍はって言って思い出した!!
『トンちゃん忘れてた……』
「すごいな2人とも息ぴったりだ」
『急いで学校行かなきゃ!』
「本当に息ぴったりだね~」
それはどうでもいい。ともかく、バッティングセンターもほどほどにして学校に向かわないと。梓ちゃんとオレが行くのは当たり前だが、他のみんなも雨の中わざわざ学校までついてきてくれることになった。
「よかった~トンちゃん」
えさをあげながらつぶやく梓ちゃん。因みに今、全員部室に入っている。
「この子がトンちゃんか~可愛い」
平沢家の感覚は独特だと思う。
「部室でカメ買ってたんだね。知らなかった」
「ちょっと前にな」
アキがソファーに座ってつぶやく。そのソファーには雄二と竜也も座っている。いつもの机椅子のところには、
憂ちゃんと純ちゃんが。
「暇だね~」
「雨ひどいし」
「セッションでもする?」
『え?』
セッションとは、よく分からんが、音あわせみたいなものか? 純ちゃんはジャズ研で鍛えられているからベースの腕は確からしい。が、憂ちゃんは未知数。
「オレたちは見ておこう」
「そうだな。この雨だし」
「2人がそう言うのなら」
竜也ら3人は見物することになった。
「純~、ジャズ研に置いてあるギターとかない?」
「あるよ! 持ってくるね」
と言って、純ちゃんは部室を後にした。
「憂は何の楽器する?」
「う~ん。わたし楽器は出来ないけど……」
純ちゃんや梓ちゃんはバリバリで楽器出来るんだが、憂ちゃんは出来ない。珍しい光景だ。
「キーボードやってみる?」
「ヒロ君はどうするの?」
「軽くドラムでもするよ。多分簡単な8ビートくらいなら刻めるし」
「そうなんだ。キーボードなら多少は出来るかも」
「じゃ、それでいこ!」
梓ちゃんがテンションが上がっている。このメンツでするってのも新鮮味があっていい。
「持ってきたよ~」
「ありがと~って隣にいるのは……」
「ムッツリーニ、何やってるの!?」
康太が純ちゃんと共に部室に現れた。珍しい組み合わせだ。
「………器材のチェックしてた」
「さっき偶然会ったからね、誘ってみたんだ」
その前に、この2人に面識があったと言うのが意外だ。康太の器材のチェックってのは気になるが、触れない方が良いのは身のためであろう。
gt.梓ちゃん ba.純ちゃん key.憂ちゃん dr.オレ
という構成で簡単な曲を演奏することになった。
「むすんでひらいて」
スピードはゆっくりめで演奏したんだが、新鮮な感じがしてとってもいい!
「楽しいね~!!」
「竜也君たちはしてみないの?」
「そうだね。やってみる?」
梓ちゃんたちが、竜也に話題を振る。が、竜也しか楽器経験者がいないだろう。断るかと思ったら意に反して、なかなか乗り気だった。
「一回楽器やってみたいと思ってたんだよな」
「僕も!」
「俺はドラムかな」
「じゃ、僕ギター」
「………ベース」
初心者と思われる3人はイメージどおりの楽器を選んだ。
「竜也どうする?」
「オレは別にいいよ。いつでも出来るし。それに初心者3人とセッションは出来ねえよ」
「? 初心者じゃないんだ」
「竜也は、ギターもベースもドラムもキーボードも出来るんだ」
というと、純ちゃんは驚いていた。そりゃそうだ。そう簡単に出会うもんじゃない。しかし、本人曰く、ギターが一番したいものであり、本職だそうだ。
雄二は思うままにたたき、明久と康太も思うままにひき、満足したようだった。
「楽器楽しいね」
「だろうが。お前も軽音部はいるか?」
「それはやめておくよ」
「そうか」
アキたちが終わる頃に、ちょうど大雨もやんで晴れてきた。そのため、片付けて帰ることにした。その前に、今日の記念にってことで純ちゃんが記念撮影をしようと言い出したので、オレたち(特にプロ並みの腕を持つ康太が)は撮ってあげる事に。
憂ちゃんと梓ちゃんと純ちゃんの3ショット。この写真を憂ちゃんは唯先輩に送ったようだった。
「じゃ、最後にみんなで」
「いいの!?」
「せっかくだからね」
アキや竜也は喜んで写真撮影に参加する。雄二は後ろから何も言わずに一番端っこに位置取る。写真撮影と言ったらこのお方。
「………撮影なら任せておけ。いい仕上がりにする」
「よろしくね」
やはり純ちゃんと康太は知り合いのようだ。康太はカメラを構えレンズ越しにこちらを覗く。
「あれ、ムッツリーニは入らないの?」
「………俺はカメラ」
「スタンド使えば全員入れるじゃん」
「………別にいい」
拒否する康太を無理やり、引き込んで8人での記念撮影となった。
『あ、あずにゃん? 今わたしたち迷子になっているんだ』
『ば、バカ……梓に電話してどうするんだ』
『そっか~』
『あ、ヒロ君? 今わたしたち迷子になっているんだ』
『だからといって、ヒロに電話してどうする』
『そっか~』
帰る間際に唯先輩から梓ちゃんとオレにかけられてきた電話。その内容が地味にすごいことだったんだが……これも唯先輩たちらしいな。
★
「あ~ずにゃん、久しぶり~」
「やめてくださいよ~」
軽音部に先輩方が帰って来た。これでこその軽音部だ。
「あ、そうそう、2人におみやげ」
『おみやげ?』
正直期待していなかった。楽しみすぎて忘れているかもと思ってたんだよな~。
「これが、あずにゃん」
「は、はあ……『ぶ』? これおみやげですか?」
「そう♪」
梓ちゃんに渡されたのは明るい緑色で『ぶ』とかたどられたキーホルダー。
「これって?」
「因みにわたしがコレ!」
唯先輩が取り出したのは、同じ字体でピンクの『ん』をかたどったキーホルダー。
他の3人も同じように出していく。りっちゃんが水色の『い』、澪ちゃんが紫の『お』、ムギ先輩が黄色の『け』。
「コレって……!」
「そして、最後はヒロ君!」
「ありがとうございます」
唯先輩から手渡されたキーホルダー。オレのは文字じゃなくて何かのマーク。これって……
「放課後ティータイムのマークですか!?」
「そうだよ♪ キーホルダーを作る機会があったからね~おそろいでみんなのを♪」
全員のを繋ぎ合わせると『けいおんぶ』と『放課後ティータイムのマーク』。まさしくオレら6人のことだ。
『ありがとうございます!』
こんな素晴らしいプレゼントを貰ったことは今までにないですよ。マジで……隣で梓ちゃんも目を潤わせていた。
けいおん!のほうを知っている方は分かると思いますが、キーホルダーのやつ。悩みましたよ。どうしようかと。『ティータイム』で6文字になりますが、それはいかがなものかと思い、マークという手に出ました。さらに仲が深まったのではないでしょうか。
憂ちゃん天才肌。うらやましすぎる……
ウチの近くのラーメン店にマジでこういったシステムがあるんですよ。
ラーメン一杯注文したら1人1枚もらえるんですよね。
今回ちょっと使わせていただきました(笑)
明久たちが初めて楽器に関わりましたね。
今後どういった展開に……?
純と康太が知り合いというまさかの展開。
こちらもどういった関係で!?
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