青春と音楽と召喚獣   作:いくや

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 昨日、ハーメルンに接続出来なかったので投稿出来ませんでした。

 ちょっと長めです。

 では、どうぞ!!





#43 ファンクラブ!

 

 

 「ココまで人口密度が小さい学校も初めてなんじゃないかな」

 「男子は俺たち以外全員停学だからな」

 「寂しい気もするけどね」

 「………だからこうやってAクラスに来て授業を受けている」

 先週の合宿で、男子がオレら以外全員覗きに加担したから、停学となっている。そのため、Fクラスにほとんど人がいなくなるため、雄二たちはAクラスで共に授業を受けることになるらしい。ついていけるとかいけないとかは論点じゃない。因みに、姫路と島田は特別補習授業ということで、西村先生の授業を受けているらしい。大変だね。

 

 「そういえば、小山さんと根本君は停学期間が長いみたいだね」

 「そうなんだね~」

 「他の人より罪が重いもの。それは当然でしょ」

 休み時間に仲良くなったメンバーで集まって話す。少々Aクラスの他の女子からの視線を感じるが、気にしないのが得策であろう。

 

 「席についてください」

 と、次の授業の担当の先生がやってきたので、オレらは自分の席へ戻り、勉強をすることになった。

 

    ★

 

 「久しぶり部活だね」

 「先輩方何してたんだろうね」

 「気になるよ。珍しく唯先輩が合宿中何もメールしてこなかったから」

 「澪ちゃんあたりが、合宿は大変だからと気を使ってくれたのかもしれないね」

 オレたちは約1週間ぶりとなる部室に足を踏み入れた。

 

 「あっ! 久しぶり~あずにゃん、ヒロ君!」

 「やっと帰って来たか」

 定位置の席から声が聞こえてきた。懐かしい。

 

 「ただいまです」

 「おかえりなさい。今からお茶淹れるわね」

 「ありがとうございます」

 ムギ先輩がわざわざお茶を淹れてくれることに。というか毎日そうなんだけど……

 

 「合宿どうだった?」

 『疲れました』

 「お~2人がかぶるくらいつらい合宿だったんだな」

 まさか、覗き騒動1つが2学年を揺るがす大騒動になっているとは夢にも思っていない3年生。

 

 「お茶どうぞ~」

 『ありがとうございます』

 ムギ先輩の凝ったお茶を飲みくつろぐティータイムの時間。

 

 「そういえば、今日2年生男子が少なかったけど ー 」

 「唯、それは朝HRで言われただろ。合宿中の不祥事でほとんどの2年生男子が停学だって」

 「そうだっけ? そういやわたし朝寝てたや」

 「しっかりしろ唯」

 1週間もするとこの雰囲気を忘れかかっていた。こののんびりムード。合宿中がちょっと働きすぎた。

 

 「ヒロがその騒動に巻き込まれてないみたいで良かった」

 「そうも言ってはおられない状況だったんですよ!」

 「どういうこと?」

 「説明が長くなりそうなのでいいですか……」

 肉体的負担より精神がけずられている。

 

 「出来れば教えてもらいたいものね」

 『和先輩!? いつからここに!』

 「あなたたちが入ってきたときには既に部屋にいたわよ。相当疲れているのね」

 『面目ないです……』

 生徒会長和さんに気づかなかった。申し訳ないです。

 

 「後輩の合宿中に何があったか知っておくのも会長としての役割だと思うから」

 「そこまで言うのなら」

 と、オレは合宿中にあった出来事を全て話した。

 

 「本当に申し訳ないわ。ごめんなさい」

 「って、何で和さんが謝るんですか?」

 「生徒会長として、治安を守れないようじゃ失格ね」

 「そんなことないですよ! だって会長その時場にいなかったじゃないですか!」

 責任感が強すぎると思う。そんなことまで背負われちゃこっちの立場が無い。

 

 「前から思っていたけど、2年生って何か楽しそうだよな」

 「律、不謹慎だぞ」

 「りっちゃん、そういうのは心で思っていても口に出さないのが礼儀だよ」

 「唯ちゃん、その発言でどう思っていたかバレバレよ」

 ナチュラルでボケツッコミが。相性抜群だね。

 

 「それより、何で和さんがココに?」

 「生徒会室を整理していたら、こんなものが出てきたのよ」

 和さんが出した1枚のカード。そこにはこう書いてあった。

 

  『澪ちゃんファンクラブ No.1 真鍋和』

 

 「和さんがそんなものを!?」

 「それに澪ちゃんファンクラブなんてあったんですか!?」

 「事の発端は、2年前。あなたたちが入ってくる前のことね」

 恥ずかしがり顔が真っ赤になっている澪ちゃんを横目に、和さんはその経緯を話してくれた。

 

 「唯たちの最初の学園祭ライブのときの事件を知っているかしら」

 「ええ」

 「あれがきっかけで、澪ちゃんファンクラブが結成されたのよ。その初代会長が、曽我部先輩って言うわたしの生徒会の先輩だった人なのよ」

 へ~すごいつながりだ。

 

 「あれは、曽我部先輩が卒業する間際のことだった」

 とりっちゃんが話を引き継ぐ。

 

 「ストーカーをされていると澪ちゃんが生徒会室に相談しに行ったんだよね」

 「そのときに偶然、曽我部先輩がやってきて」 

 「ボロを出しちゃったんだよな~」

 いかにも見たように3人とも言ってるけど、その現場にいたのは和さんと澪ちゃんだけじゃないのかね。

 

 「ついつい焦って、澪ちゃんファンクラブの会員No.1のカードを落としてしまったのよね~」

 「それを拾った澪ちゃんは冗談交じりで『先輩がストーカーだったんですね』というと」

 「意外な反応が返って来た。『そうよ』と言いながら泣き出したのよね」

 また隠し撮りでもしていたかのような発言だな。でも、そんなことがあるなんてね。

 

 「それで、私たちがサプライズをしたんだよ!」

 「あの時は私もびっくりしたわ。曽我部先輩と共に講堂に向かったら、軽音部がいたもの」

 「というと、その曽我部先輩のために、講堂で演奏したんですか?」

 「そうよ」

 すごい。澪ちゃんファンクラブの力恐るべし!

 

 「そんなことがあって、その後に曽我部先輩にこう言われたのよ。

  『ファンクラブの会長の方も引き継ぎよろしくね』と。断ったんだけどね」

 断りきれなくて、引き継いだんだ。

 

 「それから1年以上が経過したんだけど、私会長としての責務を何一つ果たしてないのよ」

 無理やりさせられた役職もしっかりとこなすというなんていい人なんだ。

 

 「だから今日はみんなにお願いに来たのよ。ファンクラブの子達のためにお茶会を開いてくれないかしら」

 「お茶会?」

 「そう。このままじゃ先輩にも申し訳なくて……」

 唯先輩とムギ先輩とりっちゃんは目を合わせて、そしてこう言い放った。

 

 「「「私たちも協力するよ!」」」

 すんごい勝手だな。澪ちゃんファンクラブなんだから、澪ちゃんが嫌ならそれでおしまいじゃん。

 

 「それじゃあ、お言葉に甘えて内容は任せていいかしら。わたしは会場を押さえたり告知をしたりするから」

 結局、押し切った形でお茶会をすることになった。

 

 「そういえばさ~合宿の件だけど」

 またそこに話を戻した……いらないのに。オレはお茶を飲み干すためにコップを手に取って飲む。

 

 「合宿ってことは、やっぱり~男女一緒に寝るのが筋だよな~」

 「なるほどりっちゃん! ってことは、あずにゃんとヒロ君も一緒に寝たのかな?」

 『ゲホッゲホッゲホッ……何言い出すんですか急に!!』

 ちょうど口に入っていたお茶が気管に詰まりそうになって大変だった。

 

 「そういえば、合宿の前より息が合っている気がするわね」

 『そんなの知りませんよ!』

 「ということは、一緒に寝たんだな」

 「どこが“ということは”なんですか!!」

 「おやおや~否定しないところを見ると本当に一緒に寝たんだな~一つ屋根の下で男女が共に寝る。女子高生にとって羨ましいことですな~」

 りっちゃんが調子に乗り出した。本来ストッパーとなるべき澪ちゃんまでが興味津々だからどうすることも出来ない。

 

 「律先輩いい加減にしてください!」

 「あずにゃん怖いよ~まるで一緒に寝ていることがバレてしまったような感じだよ~」

 「~っ!!///」

 「本当にそんなことがあったのか!」

 梓ちゃん否定してくれよ! 好奇心の塊であるこの人たちには多少の嘘は必要でしょ。

 

 「その話詳しく聞かせてもらいたいわね」

 「和さん!? おかしいですよみなさん!!」

 「否定しないのがいけないんだ」

 「否定します。そうします!」

 「そういうところがますます怪しい。コレは美味しいネタだから言うまで帰させない」

 もう逃げ道は閉ざされた。こうなったら仕方があるまい。本当のことを話さないとこの人たちはいつまでもしつこいからね……

 

 「ヒロ君……」

 そんな上目遣いでオレに助けを乞うてもどうすることも出来ないです。

 

 「最初にいろいろと騒動があった事を言いましたよね」

 「ヒロ君言っちゃうの!?」

 「その発言からもう結末はバレバレだからどっちにしても一緒だよ。それなら、真実を伝えてすっきりした方がいいと思うよ」

 「それもそうだね……」

 唯先輩やムギ先輩・りっちゃんまでは分かるとして、和さんや澪ちゃんまでが目を輝かせているので話がし辛かったんだが……

 

 「簡潔に言いますよ。その騒動でオレたちも身を守るために作戦を講じていたんです。その場所がオレたちの部屋で。そしたら、西村先生がそれを忘れていて『もう部屋から出るな』と言われたので仕方なく」

 誤解の無いように伝えたつもりだった。

 

 「へ~同じ布団で寝たんだね」

 「うらやましい!」

 が、まともに取ってくれるとは思ってはいない。

 

 「先輩、分かってて言ってますよね?」

 「あずにゃん、そのオーラは何!?」

 「分かってるから! 落ち着いて梓!」

 「もうっ……いちいち大げさなんですから」

 本当に怒った梓ちゃんは初めてかな? 隣にいてものすごく威圧感があったよ。

 

 「西村先生らしからぬ行為だったわね」

 「それだけ2年生に振り回されていたことなんじゃないかしら」

 「大変だったね~」

 そりゃもう。ここまで人間の欲求にそのまま従っていた学年も珍しいだろう。

 その後質問攻めにあうが、軽く流して今日の部活は終わった。

 ってあれ? 練習してないが大丈夫なんだろうか……

 

    ★

 

 「だんだん本格的になってきたわね」

 数日後、それぞれが澪ちゃんファンクラブのために用意した道具を持ち寄る。

 

 「澪ちゃんファンのために大盤振る舞い! 澪ちゃん鉛筆・澪ちゃんティッシュ・澪ちゃん消しゴムに澪ちゃんチョコ ー 」

 「作りすぎだろ!」

 「全部安物に、澪ちゃんシール貼っただけ!」

 いいのかそれ? ちょっと詐欺ってる気もするけど。

 

 「憂がクッキー焼いてくれたわ」

 おおっ! 憂ちゃんまで協力してくれてんだ。

 

 「そういえば、肝心の曽我部先輩は来れるのか?」

 「それが、ちょうどその日はサークルの旅行の日とかぶって ー 」

 「それじゃあ意味無いですね」

 「わざわざ告知したんだったら日程ずらす必要ないって。私に構わず、ファンクラブが盛り上がってくれればそれでいいって曽我部先輩から言われたわ」

 大人な発言だ。大学生にもなるとそうなるものなのかね。

 

 「はい。当日の進行表。司会は唯ちゃんとりっちゃんね」

 『了解しました!』

 ムギ先輩からプログラムの書いた紙を渡された2人。この人選で大丈夫なのかは不安だが。

 軽い下準備などをしていたら、あっという間に当日を迎えたのであった。

 

 「え~本日は、第1回秋山澪ファンクラブお茶会にお集まりいただき誠にありがとうございます」

 「本日の司会は、わたし平沢唯と」

 「田井中律でお送りさせていただきます」

 『よろしくお願いしま~す』

 拍手が巻き起こった。意外だなあ~結構まともに進んでいるよ。でもまだ分からない。どこでぶっこんでくるか分からないからな。

 

 「人一杯集まりましたね~」

 「ちらほらと知った顔も見えるし」

 ファンクラブ盛り上がってるな~リボンやネクタイの色が3色バランスよく見えるのはほどよく澪ちゃんファンが点在している証拠だろう。

 

 「本日の主役、秋山澪の登場です!!」

 唯先輩が言うと、後ろのドアが開き澪ちゃんが入ってきた。何か思いつめたような顔 ー いや、緊張しているのか。歩いてくる澪ちゃんに、拍手が鳴り止まない。センターのポジションにつき、マイクの前に立つ。それと同時に拍手が鳴り止む。

 

 「本日は、お集まりいたが」

 『噛んだ』

 『でもそこがまた』

 『かわい~い』

 ポイント急上昇中。

 

 「それでは、スピーチはこの辺にして ー 」

 って、短っ! あれはスピーチしたと言えるのか!?

 

 「ケーキ入刀に移ります」

 と、唯先輩が言うと、裏からケーキが運ばれてくる ー ってでかすぎ!!

 ケーキはムギ先輩が用意するって言ったけど……すごいな。

 5段タワーケーキ……ウェディングケーキと言われるものかね。

 

 「澪ちゃんにとって初めての共同作業!」

 「誰との!?」

 「あずにゃんがお手伝いします!」

 「ええ~!?」

 どうやら、アドリブのようだ。散々ぶち込んでくるのだろうな。

 カメラのフラッシュが部屋中にチカチカする中、澪ちゃんと梓ちゃんは(唯先輩曰く)初めての共同作業をやってのけた。

 

 「それでは、ケーキとお茶のサービスです」

 ようやくオレらの出番だ。さきほど、2人が切ったケーキをそれぞれに運んでいく。お茶を淹れるのはプロ:ムギ先輩。

 

 「及び、秋山澪本人によるキャンドルサービスです」

 澪ちゃんはチャッカマン?を手にし、テーブルごとに置いてあるキャンドルに点火していく。

 全員にケーキとお茶がいきわたり、テーブル全てのキャンドルに点火されたところで部屋の電気を消す。

 

 「それでは、特別企画に移りたいと思います! 題して秋山澪への100の質問コーナー!」

 パフパフという効果音が微妙にむなしいが、りっちゃんは続ける。

 

 「因みに、質問に1つ答えるたびにテーブルの上のキャンドルの火を消していってください」

 全てあわせてもどう見ても100には満たない。言葉のあやだろうか。

 

 「じゃ、まず1つめの質問! これまでに聞いた中で一番怖かった話は!?」

 「第2問、その次に怖かった話は!」

 「え、えええっ!?」

 おいこらアドリブ! 質問をこちらからしてどうするんだよ。ファンクラブの子達がするんじゃないの!?

 

 「それでは、みなさんも質問したい人はどうぞ!」

 『はいはいはいはい!!』

 それが最初だよな普通。

 

 『お風呂に入ったときに最初に洗うところはどこですか!』

 お~い男子もいるぞ~

 

 「シャワーヘッドかな」

 「お風呂掃除!?」

 隣から梓ちゃんのナイスツッコミが。すごい返し方だな……

 ファンクラブの子達からの質問に斜め上の答えを続けていく澪ちゃん。全部キャンドルの火が消えた辺りではもう澪ちゃんは疲れ切っていた。

 

 「それでは次のプログラムに移りま~す」

 「こうやって立派に育った澪ちゃんをスライドショーと共に振り返りたいと思います!」

 まさかこんなに早い段階で過去を振り返るなんて思ってもいないことだろう。

 BackGroundMusicが流れ出し、スライドショーが始まる。

 

 数枚過ぎた辺りから、

 『かわいい!』

 『大きく育ったのね』

 など聞こえてきた。因みに、男女比は半々である。

 

 「なんか、澪先輩が主役じゃなくて、律先輩が主役っぽいですよ」

 「仕方ないだろう。あの写真は全部ウチから持ってきたんだから」

 なるほど。だからりっちゃんが中央に写ってるのが多かったんだ。

 

 「ってりっちゃん!?」

 「どうしたヒロ?」

 「何でオレまで写っているのを持って来るんだよ!」

 「いいじゃん、かわいいんだし」

 かわいいはマジやめて。

 

 「全然小さいときと違うよね~男らしくなったっていうか~」

 「それは本当に嬉しい言葉だよ梓ちゃん」

 「当時はここまで立派な男になると思ってなかったな」

 それはどういう意味だ……

 

 「いよいよ、お茶会も終わりに近づいて参りました!」

 スライドショーが高校生編まで行き終わり、りっちゃんが司会を再開する。

 

 「それでは、フィナーレは放課後 ー 」

 「待って!」

 「?」

 「あの、みなさんに聞いて欲しいものがあります!」

 サプライズ!! 澪ちゃんがアドリブを! もしかしたらずっと考えていたのかも。

 

 「口じゃ上手くこの気持ちを伝えられそうに無いから、詩にしてきました。聞いてください」

 ポケットから紙を取り出し、書いてきた詩を朗読する。

 

 「ときめきシュガー」

 ……そうか。澪ちゃんだもんな……その後も独特の世界観をかもし出している詩を聞いていたが……

 

 「流石にファンクラブの子達も澪の境地にはたどり着けなかった!」

 このりっちゃんの言葉でも分かるが、みんなきょとんとしていた。

 

 「それではココで放課後ティータイムによる演奏です!」

 「わたしたちの新曲、ぴゅあぴゅあはーとです!」

 この新曲、オレたちが合宿行っている間に、ムギ先輩が作曲し澪ちゃんが作詞していたらしい。このお茶会があるって決まった後に、みんなで一生懸命練習してファンクラブの子達に一番最初に聞いてもらえるようにしたんだ。ミスもあまりなく曲が終わると、大歓声が巻き起こった。

 その後、写真撮影になったんだが(集合写真)澪ちゃんの引きつった笑顔が……あまり作り笑顔に得意ではないみたいだった。オレたちはファンクラブの子達にその写真をあげるために、各自で持ってきたカメラでオレたちが撮影するのであった。

 

 「大成功ね。本当にあなたたちには感謝するわ」

 「和さんにはいつもお世話になっていますからね」

 「曽我部先輩もこれで喜んでくれてると思うわ」

 「和さん! この写真、曽我部先輩に送ってあげてください。喜ぶと思います」

 「そうね……そうするわ」

 和さんもカメラを取り出し、写真を撮る。とてもいいお茶会になりました。と言葉も添えて。

 






 短編という感じですかね。
 けいおん!! のお茶会の話ですね。

 次からは数話に渡って何かの話になると思います。
 
 が、作者がテスト勉強をしなければならないということで少々のお別れを。
 1週間もしないうちに帰ってきますので。

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