それからの話を少ししようと思う。
黒森峰の逸見カリエの、その後の話だ。
01/
黒森峰の逸見カリエがただの逸見カリエになるには、たった一枚の書類で十分だった。
五年近く積み上げてきた経歴を終わらせるにはそれだけで事足りた。
決勝戦から少し経った後、学園艦を降りて、単身実家に帰省した彼女は両親と面会していた。
ただの逸見カリエになるための書類にサインをしてもらうためだ。
両親は当然のことながらサインを渋った。
彼らはカリエが黒森峰で積み上げてきたものの重みを知っていたからだ。
だがカリエは「これは仕方のないこと」「ここでなくても自分は大丈夫なこと」「エリカとはもう話をつけていること」を伝え、頑なにサインを求めた。
先に折れたのは両親だ。
彼らは悲しげにカリエを見やった後、震える指先で書類にペンを走らせる。
母は問うた。
本当にこれでいいの?
カリエは頷いた。
父は問うた。
今ならやり直せるぞ。
カリエは首を横に振った。
両親は我が娘の意思の堅さを感じて、それ以上何も言わなかった。
ただ、いつでもここに帰ってきなさいとだけ伝える。今の娘にはその言葉しか掛けられないと、やっと絞り出した言葉だった。
カリエは一言、「ありがとう」と頭を下げていた。
02/
書類を両親から受け取ったカリエは、実家近くの郵便局に来ていた。
彼女は出来たてのそれを封筒に入れて窓口の職員に手渡す。
これで自分はただの逸見カリエだと自嘲気味に笑ってしまい、職員に何事かと訝しがられていた。
だがそれだけ。
それ以上でもそれ以下でもなく、郵便物は淡々と処理されてカウンターの向こう側に消えていった。もう後戻りが出来ないことを悟ったカリエは何の感慨も抱くことなく、ふらふらと郵便局を後にする。
そしてそのまま空港に向かう。
小さなトランクと、エリカとお揃いのボストンバッグを抱えて熊本空港に向かった。
学園艦での移動が殆どだったカリエからしてみれば、久方ぶりに訪れる施設である。
そんな熊本空港には決して多くない一般客に紛れて既に先客がいた。
「カリエ副隊長……」
「もう私は副隊長じゃないよ。佐久間さん」
出発ゲートのすぐ側。見送りの人々の中でカリエを待っていたのは佐久間ナナだった。
彼女は小脇に1着の服を抱え込んでいる。それは地元熊本では余りにも目立ちすぎる、黒森峰のタンカースジャケット。
それを見たカリエはそっと視線を彼方に背ける。
「――副隊長、忘れ物です。パンターの中に残されていました。クリーニングはしましたが、肘先の穴は直せていません。それでも、これはあなたのです」
ぐい、と胸元に押しつけられるそれを、カリエは受け取らなかった。
ただ小さく首を横に振って「それは佐久間さんに処分して欲しい」と頼んでいた。
半ば予想していた答えに、ナナは体を一瞬硬直させる。だが嫌々をする子供のようにさらにジャケットをカリエに押しつけ、それでも受け取ってもらえないことを理解すると、今度は自身の体ごと押しつけて見せた。
殆ど抱き留めるような形になっていることに対して、カリエは苦笑を漏らす。
それとは対称的に、ナナは本当にもう手遅れなのか、と縋るような視線でカリエを見た。
カリエはその視線を真っ向から受け止めながら、横に首を振った。
「あの日、みんなを勝たせられなかったその瞬間から、こうなることは決まっていたんだよ」
それはカリエの口からは決して聞きたくない言葉だった。
そしてナナにとって、カリエに決して言わせてはならない言葉だった。
溢れんばかりの後悔と自責の念が、涙という形になって両の瞳からあふれ出る。
カリエはそんなナナの涙を持っていたハンカチで拭ってやっていた。そのハンカチはそのままナナに握らせる。
「ごめんね、佐久間さん。見送りありがとう。——じゃあ、お元気で」
保安検査場に歩みを進めようとするカリエに、ナナは我慢が出来なかった。
これが最後の別れになるのかと、泣き喚きたい衝動をぐっと堪えて彼女はこう叫んだ。
「私、待ってます! また副隊長の下で戦える日を待っています! だから――、だから副隊長も戦車道を辞めないでください!」
カリエの足が一瞬だけ止まる。
だが返答はなかった。
彼女の足がその場に留まっていたのはほんの数秒のこと。
やがて歩みを再開したカリエはただの一度も振り返ることなく、保安検査場の曇りガラスの向こう側に消えていった。
03/
渦巻く黒煙はカリエの頬を、ジャケットを汚している。破片でも当たったのか、いつの間にかタンカースジャケットの右肘からうっすらと出血していた。
「…………」
言葉はない。
ただカリエと優花里、それぞれが視線を交わしたまま数秒ばかりの沈黙を作り上げていた。
何処か遠くで、勝者を告げるアナウンスが響く。
だが結構な声量の言葉は二人の耳には届いていなかった。
「……お疲れ様でした」
先に口を開いたのはカリエだった。
彼女は自身の横ではためき続ける白い旗をそっと撫でた。
「去年の準決勝以来だ。公式戦でこの旗を見たのは。それくらい、この子は、いやこの子たちはよく頑張ってくれた」
その瞬間、カリエの足下から啜り泣きが聞こえ始めた。何とか押しとどめようとしていても、一度堰を切った感情は止めようがない。
優花里の耳にすら届くそれをしっかりと受け止めながらカリエは言葉を続けた。
「優花里さんだったんだね。私に戦車道を初めて教えてくれた人は。ごめんなさい。すっかり忘れていたよ。つい先ほど思い出した。あなたがライトフェンスをぶち抜いてくる直前だ」
カリエの瞳はいつか存在した、たった二人の逢瀬を見ていた。
「あのときあなたが教えてくれたんだ。私の進むべき道を。あなたが私の悩みを突き崩してくれたから、私はこの世界に飛び込んできた。だから、そう。あなたにこうして引導を渡されたのは当然のことだったかもしれない」
そしてそのまま空を見上げる。
その時の瞳もまた、彼女しか知らない夏を見ていた。
「あの時とは違って積極的に動いたつもりなんだけどなあ。そう物事は単純には行かないか。今日、この日は落ち着いて外角でカウントを取らなければならなかったんだ」
優花里はカリエの言葉の意味がわからない。
それでもその声音に織り込まれている後悔と無念さだけはひしひしと感じ取っている。
「いや違うか。あの時はあいつを勝たせなければならなかったんだ。言わば俺は裏方だった。強気の姿勢で支え続けなければならなかった。でも今回は主役だった。チームの要だったんだ。私は慎重にことを進める必要があった」
どうして今更になって気がつくんだろう? とカリエは優花里に笑いかけた。
「馬鹿だよね、ほんと」
二人のやり取りはそこまでだった。
カリエが突破してきたルートを伝って、一両の戦車がスタジアムに侵入してきたからだ。それが黒森峰の隊長車である西住みほのティーガーⅠであることくらい、優花里には一目瞭然だった。
優花里は自身の車両が自走可能であることを確認すると、麻子に皆のところに帰る旨を告げた。
麻子は問う。
「本当に良いのか? もっと交わすべき言葉があるんじゃないか?」
優花里はただ首を横に振った。そしてこう告げた。
「カリエ殿のあの表情を見ていたら言葉なんて見つかりません。今はこれでいいんです」
04/
ティーガーⅠには、みほの他にも何処かで拾われてきたのかエリカと小梅も乗っていた。三人はカリエのパンターに横付けすると、すぐさまそちらに飛び移った。
「カリエ!」
先陣を切ったのはやはりと言うべきかエリカだった。彼女は妹の怪我を確認し、手当の必要があると判断。すぐさまキューポラから引っ張り出そうとする。だが腕から伝わってくる妹の全体重を感じて、表情を曇らせた。
「あんた……」
エリカが何かを言いかけるよりも先に、カリエが口を開く。
「ごめんね、お姉ちゃん。ちょっと自分じゃ立てないや」
言葉を受けて、みほと小梅がそれぞれカリエの両脇を支えた。三人息を合わせて、何とかカリエをパンターから引きずり出した。すると三人の目に飛び込んできたのは小刻みに痙攣を続けるカリエの両足だった。
負傷している訳ではない。
それは精神的な負担から来る筋肉の震えだった。
敗北という現実を受けて、平常心でいられないカリエの心の動きそのものだった。
「ごめんね、お姉ちゃん」
顔を伏せたままカリエが再び謝罪を口にした。エリカは「そんなことする必要ない」とやや強めの口調で妹の肩を掴んだ。
それは彼女なりの気遣いだった。だがカリエは壊れたオルゴールのように同じ言葉を繰り返す。
「ごめんね、お姉ちゃん」
「なんで謝るのよ。勝負事だから負けることもあるでしょう」
「ごめんなさい、お姉ちゃん」
「大丈夫よ。こんなことで王者黒森峰は屈しないわ」
「ごめんなさい。お姉ちゃん、ごめんなさい、ごめんなさい!」
いつ妹のことを抱き留めていたのか、エリカが自覚することはなかった。ただ、今しっかりと捕まえておかなければ妹がどこかに行ってしまいそうで、エリカはカリエを必死に胸にかき抱いた。
カリエはエリカの腕の中で声を上げた。
それは黒森峰十一連覇のプレッシャーと常に戦い続けてきた凡人の叫びだった。
「うわあああああああああああああああああああああああああああああ」
ぼろぼろと涙が止まらない。
泣き叫ぶ声がやまない。
どれだけエリカのジャケットを汚しても、どちらも止まる気配がない。
みほと小梅がカリエの手をそれぞれ握っても、彼女の震えは酷くなるばかりだった。
「ごめん、なさい! まけ、、ちゃった! まけた! まけた、んだよ! 私が馬鹿だから、私が弱いから負け、た!」
嗚咽混じりの言葉をエリカは受け止め続けた。
妹にのし掛かっていたあらゆるものを受け止め続けた。
飄々としていた。
それは本人の不安を誤魔化すカリエなりの防衛機制だった。
自信を持ち続けてきた。
それは周りを安心させるためのカリエなりの処世術だった。
最後は一人で戦った。
それは挑戦者に対する王者の戦いをしなければならないという、カリエなりのプライドだった。
そして今、その全てが溢れ、爆発し、感情の発露となって渦巻いているのだ。
カリエが持つ感情の渦は余りにも大きく、ちょっとやそっとの言葉掛けでは解決できるものではなかった。
カリエの心は折れていた。
彼女の精神は砕けていた。
ここまで張り詰めていた糸が切れていた。
幼い子供のように、カリエはそれから暫く延々と泣き続ける。
エリカはただ、その背中を優しく撫で、ただ「大丈夫」と繰り返すだけだった。
04/
試合終了のアナウンスが流れたその時、ダージリンの足下には割れたカップの破片と紅茶の水溜まりが広がっていた。
彼女は深く、そして一つ息を吸い込むと隣に座していたオレンジペコに対して口を開く。
「まさかこんな展開になるなんてね」
ダージリンの言葉を受けて、オレンジペコは眉尻を下げながら問いを投げかけた。
「カリエさんに幻滅されましたか?」
「それこそまさかよ。あれだけ全てをさらけ出したカリエさんを今すぐ抱きしめてあげたいわ。だからエリカさんが羨ましくて仕方がないの。カリエさんがあんな無防備に泣きつける相手なんてこの世界に一人しかいないから」
相変わらずですね、とオレンジペコが呆れのため息を吐いた。薄々感づいてはいたことだが、自身の敬愛する先輩はかなりの拗らせ症らしい。
だがその欠点がオレンジペコの忠誠心を曇らせることは決してない。何故ならオレンジペコは知っているからだ。ダージリンがダージリンたる所以。彼女が有する、何人たりとも寄せ付けない頂きの才能を。
そしてその確信の根拠は、ものの数秒で成立する。
「さて、カリエさんのことはしばらくエリカさんに任せて、私は私のお仕事をしましょうか。ここからは政治の時間よ」
世紀の大番狂わせに色めく観客たちには一切目をくれず、ダージリンは立ち上がってその場を後にした。オレンジペコも特に異を挟むことなく、粛々と後ろを付いていく。途中、ダージリンは携帯電話を取りだして何処かに連絡を取り始めた。
「もしもし、お久しぶりですわ。アールグレイさま。え? もうその名で呼ぶなって? いえいえ、あなたはいつになっても私の敬愛するアールグレイさまですもの。ところで一つだけお伺いしてもよろしいかしら。――ええ、手短で簡単なことですのよ? ……島田流の跡継ぎが大学日本代表を率いていますけれど、そこにあなたが加入する予定なのは真でしょうか? え? 何処で聞いたかって? さあ? 風の便りが教えてくださったんじゃないかしら」
ああ、あくどい顔をしているな、とオレンジペコは困ったように笑った。
それは生き生きと謀略を張り巡らすダージリンに対する苦笑でもあったが、こんなダージリンが大好きだという自分自身に対する苦笑でもある。
「……成る程。来週にはそのことを公表してもよろしいのですね? ではもう一つ。お国のお役所が、日本戦車道の底上げのために大学日本代表と疑似高校日本代表をどうにか戦わせられないか、と考えているのは本当なのでしょうか?」
一秒、二秒、三秒、とダージリンが相手の返答を待つ。
最初に一つだけ聞きたいと言った癖に、さらりともう一つの質問を投げかけていくあたり、ダージリンの話術はそれなりに通用しているのだろう。
だがそんなダージリンを持ってしても、中々返答の得られない問いらしく、気がつけば十秒近く沈黙が続いていた。さすがのダージリンも「これは駄目か」と涼しい顔を崩して険しい表情を見せる。
動きがあったのは問いかけから丁度十五秒が経過してからだ。
「——そうですか。そのような方針で動いているのですね。でしたらその催しは近いうちに開催されることでしょう。ええ、はい。ありがとうございます。……また何かありましたら連絡させて頂きますわ」
どうしても得ておきたい情報は全て手に入れたのだろう。謝礼もそこそこにダージリンは携帯電話の通話を打ち切った。
そしてやらねばならないことが出来たと言わんばかりに、やや足早に歩みを進めようとする。
しかしながら、何かを思い出したかのようにほんの数歩で歩みを止めてしまった。
訝しげにこちらを見るオレンジペコすら殆ど無視するように、彼女はまだカリエが残っている野戦フィールドへと視線を向けていた。
そっと口が開かれる。
「……これから暫くはあなたにとって受難の時よ。でも必ず私はあなたを支えきってみせるわ。血が繋がっていなくとも、私はあなたの一番側にいたいと願い続けているから」
それから一拍してダージリンは歩みを再開した。
彼女は彼女のやるべきことの為に動き始めた。
また、ようやくオレンジペコの存在を思い出したのか、徐に彼女へと声を掛けた。
「……ねえ、オレンジペコ、知ってる? 私、これでいて結構尽くすタイプなのよ」
若干の茶目っ気を滲ませながら戯けてみせるダージリンに、オレンジペコは「はいはい」と答える。掴み所がなさ過ぎるのはいつものことなので、彼女のダージリンへの対応も手慣れたものだ。
「嫌というくらい存じ上げておりますよ。普段から『私はカリエさんの妻だ妻だ』と連呼していることも、グロリアーナの学園内で婚約していると吹聴して回っていることも」
オレンジペコの意外な切り返しに、ダージリンは「あらあら」と笑う。
「意地悪なペコね。でもその話、エリカさんとカリエさんには内緒よ?」
05/
熊本空港を出発してから凡そ四時間と少し。カリエは首都の東京駅にいた。前の人生でも何回か来ていたおかげか、田舎の高校生らしくないキビキビとした足取りで構内を歩いていた。
そしてバスの乗車券売り場の列に並び、水戸駅に向かうためのバスの乗車券を購入した。
彼女の目指す目的地には、特急で向かう方が早くたどり着けることを知ってはいたが、のんびりバスで向かいたいと、彼女らしいマイペースな結論を出していたのだ。
それからは二時間ほどの旅路だった。
平日のせいか、バスには殆ど人が乗っていなかった。
カリエの隣の座席も空席で、通路側だった席を勝手に窓際に移動していた。
大都会東京の景色が緩慢とした動作で背後に流れていく。やがて何もない平原と畑が広がる景色ばかりになったとき、カリエは船をこぎ始めていた。
そこからしばらく彼女の意識はない。
気疲れもあったのか、ぐっすりと眠り込んでいたカリエはバスの運転手に起こされて水戸駅に到着していることに気がついた。終点だから別に大丈夫だろうと油断していたのもいけなかったのだろう。
いつもならエリカに起こされていたな、と今日は隣にいない姉のことも考えたりしていた。
半分寝ぼけた頭のまま、カリエはそれなりに大きな水戸駅を歩く。昼食は隣接する駅ビルでファストフードを食べた。エリカがいれば不健康だ、と罵られそうな昼食だった。
たった一人での外食など久しぶりすぎて、何処かふわふわした妙な感触を覚えていた。
昼食を済ませたカリエは乗り換えの為の切符を購入しようとする。
券売機の頭上に張られた路線図を見て、ここからさらに東に向かうのか、とため息を吐いた。
路線は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線。ワンマン車両の小さな路線だった。
熊本では中々みない、本当に小規模な路線だった。
ディーゼル車特有の音を聞きながら、ただただ目的地を目指す。
でもそれは最初の数分だけ。直ぐにやって来た睡魔に大した抵抗を見せることもなく、カリエは再び居眠りを繰り返していた。
『——。——』
目的地についても起こしてくれる人間はいなかった。
いよいよ姉の不在が現実として突きつけられているようだった。
カリエが車掌のアナウンスで目覚めたのは完全に運とタイミングによるもの。
重たい体を引きずって、カリエは列車を降りる。
小さくもないが大きくもない、地方の田舎らしい駅舎だった。
赤茶色の外壁をぼんやりと眺めつつ、カリエは駅前広場に躍り出る。広場中央に座しているイルカのオブジェが日の落ちたあとの街灯に照らされて光っていた。本当に知らない土地に来たのだと、その時になって初めて実感を覚えた。
「いらっしゃい。待ってたよ。逸見カリエさん」
ふと、声を掛けられた。
出迎えなんて頼んでいなかったのに、とカリエは眉を顰める。だが声の主はにこにこと笑ってカリエに手を差し出していた。
「ようこそ、大洗へ。黒森峰の学園艦と違って、本当に何もないところだけれども、それなりに良いところだよ」
カリエは差し出された手を取らなかった。
ただ、社交辞令的に頭を下げ、社交辞令的に口を開いていた。
「……黒森峰から転校してきました逸見カリエです。よろしくお願いします。角谷杏さん」
翡翠色の瞳が杏を見た。
すっかり日が落ちた関東の果て。
逸見カリエは大洗の土地を踏んでいた。
バッドエンドでは終わりません。
次回予告「逸見カリエの戦車道 01」