IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

19 / 107
今回は恋愛描写の初挑戦です
あと白が酷い目にあいます


第19話

 

もすもす~みんなのアイドル篠ノ之束だよ~

今日ははー君こと白君とのデートなのだ~

もうドキがムネムネしているのだよ~///

 

白と束は黒と一夏と別れて移動していた

 

「束、行きたい所あるか?」

 

「そうだね~あまり外の世界に興味なかったからなー」

 

「それじゃとりあえず適当に遊ぶか」

 

「さんせーい」

 

白は束に手を差し出す

 

「ん?なに」

 

「俺なりのエスコートだ」

 

(え!?手を繋げるの!?てか手を繋いじゃっていいの!!)

 

束は顔を赤くする

 

「いいの?」

 

「よくなかったら手なんか出さんよ」

 

「///」

 

束は白と手を繋ぐ

 

「それじゃいきますか~」

 

「は~い」

 

束は白の顔を横から眺めていた

 

(白君はかっこいいな~・・・ってあれどうしてこんな気持ちを抱いてるんだろ?)

 

「ん?どうした束」

 

「んひゃ!!」

 

「どうした束!?」

 

「な、な、な、なんでもないにょ!!」

 

「にょ?」

 

「だぁー!!///」

 

「あはは、緊張してたのか?」

 

「そうだよ!!」

 

「そうか、俺も緊張してるからな」

 

「そうなの?」

 

「だってなー、こんなに綺麗で美しい人と手を繋いでるんだぞ?そりゃ緊張しますわ」

 

束は顔を更に赤くし頭から煙を出した

 

「うにゃー!!はー君の意地悪!!」

 

「にっしっし。とりま、あそこの公園まで移動しますか」

 

(やっぱし緊張してたか、まぁ今のである程度ほぐれただろう)

 

公園に移動した白と束はベンチに座った

 

「ふぅ、さて束なんか飲み物買ってくるが何がいい?」

 

「あったらでいいけどドクペ」

 

「了解」

 

白は自販機へと向かっていた

 

「やっぱりかっこいいな~」

 

(なんでかな?ここ最近は白君と会えずじまいで胸が苦しくなったし、今日のデートに誘ってくれた時は本当に嬉しかった。それよりも最初はあの時だ。私を抱きしめてくれて私が思いっきり泣いたあの日からかな?こういう感情を持つようになったのは)

 

束は今ここにあらずみたいな感じになっていた白はドクペを束の頬にくっ付けた

 

「ひゃぁ!!」

 

「なに思い込んでんだよ束。ほれドクペだ」

 

「ありがと・・・じゃなくて!!」

 

「ん?」

 

「どうしてそんなに平然としてるの?」

 

「だから平然としてないっての」

 

「嘘だ」

 

「嘘はつかんよ、今も緊張して心臓もバクバクいってる。心なしか普段より手汗が多くなってる気がする」

 

「そうなの?」

 

「ああ」

 

「そっか。でも束さんは弄るのは好きだけど弄られるのは興味ないからね」

 

「それは同感だ」

 

「そうだ、この後どうする~?」

 

「せやなもう少しぶらついてから飯にするか」

 

「そうだね~」

 

ガラの悪そうな巨体の男が2人束に近づく

 

「上玉ががいるじゃん」

 

「ねーちゃん俺たちと遊ばない?」

 

「興味ないから消えろゴミ屑が」

 

束の目からハイライトが消える

 

「んだとごらぁ!!」

 

束に殴りかかる男に蹴りをかます白

 

「おいたがすぎるぜ」

 

「邪魔すんなや!!」

 

再び殴りかかるも白は平然として殴られる

 

「はー君!?」

 

「束」

 

「大丈夫!?」

 

「落ちつけ」

 

「う、うん」

 

「命令をくれ」

 

「え?」

 

「この拳は俺が構える、狙いも俺が定めよう、威力やスピードのなにからなにまで俺が決めてやろう。だがやるのは束。あんたの意思だ」

 

束は即決で答えた

 

「私を助けて!!」

 

「了解だ我が(マスター)よ!!」

 

「何かっこつけてんだよ!!」

 

白は殴りかかってくる男の拳に自らの拳をぶつけた

 

「ぎゃあぁぁ!!」

 

「たかが片方の拳が砕けただけだろうに」

 

「てめぇ!!」

 

もう一人の男も殴りかかってくるが白は避ける

 

「後ろががら空きだ」

 

「ぐはぁぁ!!」

 

「さあ立ち上がりな雑魚ども」

 

「もうやめてくれぇ!!」

 

「こ、降参するから!!」

 

「はぁ、下らんな。飯行こうぜ束」

 

「う、うん」

 

白は束に近づき公園を出ようとした

 

「「死ねよやぁぁぁ!!」」

 

降参したはずの2人が背中に隠していたであろう木刀でなぜか束に殴りかかる

 

「あぶねぇ!!」

 

「え?」

 

白が束に庇うように覆いかぶさった時、ズゴッという鈍い音が聞こえ白が束に寄りかかるように倒れる

 

「束・・・だい・・・じょうぶか?」

 

「はーくん?」

 

「あのバカ後頭部にもろ直撃したぞ」

 

「高々、1人の女が大事かねぇ」

 

「はーくん!!しっかりして!!」

 

「いてぇから・・・揺らすな束」

 

「だって頭から血が!!」

 

「しら・・・んよ」

 

「さていただきますか」

 

「ぐへへ」

 

「まてや・・・」

 

「なんだバカが」

 

「貴様らを・・・殲滅する」

 

白が言い終えると尋常ではないスピード2人に近づき首を掴み上げた

 

「は、はなせ・・・」

 

「・・・」

 

「し、しぬぅ・・・」

 

「知らんな」

 

白は首を掴んだまま2人を地面に叩きつける

 

「「がぁぁ!!」」

 

「墜ちろ」

 

喉元に一発づついれて気絶させた。片方はコキャという音がしたが息はある

 

「・・・はぁ」

 

「は、はー君?」

 

「なんだ束」

 

「血の量が凄いよ!!」

 

白は自分が流している血をみて眩暈を起こしその場に座り込み束が近づいてくる

 

「そう・・か・・・」

 

「そうだよ!!なんで無茶するのさ!!」

 

「恥かしいけどよ・・・気に入った人が・・・取られるのが・・嫌でな・・・」

 

「なに、聞こえないよ!!」

 

徐々に声が小さくなる束は慌て始めた

 

「わりぃな・・・今日が・・・こんなんになっちまってて・・・厄日かっての」

 

束は携帯を取り出し電話を掛けた

 

「ちーちゃん!!助けて!!」

 

「煩い、どうした」

 

「白君が!!」

 

「あいつがどうした」

 

「血が・・・うっぐ・・・」

 

束が白の身に異常が起きたことを察した千冬

 

「場所を教えろ、迎えに行く!!」

 

「○○公園・・・ひっぐ・・・」

 

「わかった今行く!!」

 

電話が切れた

 

「はー君!!今助けを呼んだからね!!」

 

「・・・・・・」

 

「どうしたの、はー君?返事してよ!!」

 

「・・・・・・」

 

束は白の血塗れになった頭を抱きかかえる

 

「どうして起きてくれないの!!ねぇ!!」

 

「・・・・・・」

 

「起きてよぅ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

 

 

真耶と一緒に束のいる公園を目指している千冬

 

「山田君どっちだ」

 

「次の交差点を右で着きますよ」

 

「先に行かせてもらう」

 

「え、ちょっと!?」

 

千冬が一足先に公園に着くと頭から血を流してる白と流れた血が服に付着したまま泣きじゃくる束、気絶している男が2人いた

 

「束!!」

 

「ちーちゃん!!白君を早く助けて!!」

 

「織斑先生早いです・・・ってなんですかこれ!?」

 

「事情は後で聞く、山田君ここから学園と病院どっちが近い」

 

「学園ですね」

 

「なら搬送してくれ」

 

「分かりました!!」

 

「束、辛いかもしれんが一緒に来てくれ」

 

「うん・・・」

 

 

 

時間が経ち、意識を無くしている白は医務室へと運びこまれた

 

「これは危険ですね、出血しすぎでこのままでは命が危ないですね」

 

「そうですか」

 

「とりあえず輸血と点滴はしておきます」

 

「ありがとうございます」

 

真耶は医務室から出て千冬、束のところに向かった

 

「織斑先生」

 

「どうだった山田先生」

 

「出血多量で命の危機だそうです」

 

「そうか」

 

「・・・・・・」

 

「束、何があった」

 

「ええっとね・・・」

 

白と束に起きた出来事を話した

 

「そうですか・・・」

 

「少し離れてくる」

 

「どこ行くんですか?」

 

「黒とクロエに電話する」

 

「なんでですか?」

 

「双葉弟を良く知る人だからだ」

 

「・・・そうですね、ではこちらは任せてください」

 

「ああ任せた」

 

 

 

時間は過ぎて昼の2時頃だった

 

「はぁ、今日は災難だったな、義妹に会うわで」

 

ぷるるるるぷるるるる

 

「電話か、はいこちら双葉黒です」

 

「千冬だ、今どこにいる」

 

「街ですね」

 

「緊急事態だISを展開してもいいから今すぐ戻ってこい」

 

「何がありました」

 

「白が意識不明の重体だ」

 

「帰ります」

 

通話を切りISを展開して全速力でIS学園へと戻った

 

「くそがぁ!!今日は厄日か!!」

 

 

 

 

「嘘ですよね、白様が・・・」

 

「本当だ。今、双葉兄も戻ってきている」

 

「今からいきます!!」

 

「なら医務室まで来い」

 

「はい」

 

クロエは慌てて医務室に向かうのであった

 

 

 

黒が医務室の前に着くとお通夜ムードだった

 

「只今戻りました」

 

「おかえりなさいませ黒様」

 

「すまない土産を買ってこれなかった」

 

「大丈夫です」

 

「束さん、なにがありました?」

 

「ええっと・・・」

 

もう一度説明した

 

「そうですか」

 

「ごめんなさい黒君!!」

 

「謝るなら黒が復活してからにしてください」

 

「うん・・・」

 

「さていきますか」

 

「どこに行くつもりだ、双葉兄」

 

「あいつを起こしにですよ」

 

「できるのか」

 

「ええできますよ、束さん行きますよ」

 

「・・・うん」

 

黒と束は医務室の中に入っていく

 

 

 

「束さん」

 

「何かな」

 

「ここで貴方は見ているだけでいいですよ」

 

「どうして」

 

「ショッキングなシーンが含まれるので」

 

黒は懐から異様な形の苦無を取り出す

 

「なにそれ」

 

「これは鐚と言って使用者を回復及び強制的に生かすことができます」

 

「なら!!」

 

「だから見ていてくださいね。あくまでも邪魔はしないように」

 

「わかった」

 

「それでは」

 

黒は白の鳩尾の少し上に鐚を刺した

 

「ちょっと黒君、なにしてんのさ!!」

 

「煩い」

 

「怒るよ!!」

 

「ご自由に」

 

「がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

意識不明だった白が声をあげる

 

「白君!?」

 

「あぁぁ・・・・・・痛ってぇな」

 

「大丈夫白君!?」

 

「大丈夫じゃない、すげー頭痛がする」

 

「起きましたか弟よ」

 

「あん?兄貴どうしたよ」

 

「貴方が意識不明の重体と聞かされて帰ってきました」

 

「そうか。また鐚を刺されたか」

 

医務室の扉が開かれる

 

「なんだ今の叫び声は!!」

 

「おっす先生」

 

「白君大丈夫ですか!?」

 

「まぁ、これが刺さってるのと頭痛以外は大丈夫でっせ」

 

「さて抜きますよ」

 

「おうよ」

 

黒は白に刺さってる鐚を抜いて綺麗に血を拭き取った

 

「もう完了ですね」

 

「ああ、サンキュー兄貴」

 

「後は束さんとうまくやってください」

 

「へいよ」

 

「皆さん退出しますよ」

 

束と白をを残して全員が医務室から退出する

 

「はぁ、今日は厄日か」

 

「そうだね白君」

 

「悪いな束、みっともない姿見せて」

 

「いや、かっこよかったよ///」

 

「さいで」

 

「ねえ白君」

 

「なんだ束」

 

「私ね、白君のことが好きだよ。『like』じゃなくて『love』の方ね」

 

「そうか」

 

「あれ、そこは返事をくれる所じゃないの?」

 

「すまん驚いた」

 

「酷いな~」

 

「こんな俺でよければいいよ」

 

「ほんと!!」

 

「ああ酷い姿になるかもしれんし今日みたいなことになるかもしれんがな」

 

「うんその時は私が助けるよ!!」

 

「ありがとうな束、これからもよろしく」

 

「こちらこそよろしくね///」

 

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

これで束が白のヒロインとなりました

それと今回の話は中々に難産でした
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。