IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

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今回から夏休み編です


第47話

 

もすもすひねもす~白君だけのアイドル、篠ノ之束だよ~

どうやら白君達は今日から夏休みに入るみたいだよ

 

全校生徒は終業式の為に体育館に集合させられていた

 

『・・・であるからして・・・』

 

「な、なげぇよ」

 

「なんのこれしきっ!!」

 

『・・・これで話を終わります』

 

学園長が壇上を降りると進行役の千冬がマイク前に立つ

 

『えー、これで終業式の一切を終了するがこれより生徒会からの発表があるのでそのまま待機していろ』

 

「黒様でしょうか?」

 

「黒兄貴だろうな」

 

「もうだめだぁ・・・おしまいだぁ」

 

「白、もう少しだよ」

 

「うるへー」

 

壇上には楯無と虚、本音に黒が登場すると楯無がマイクの前に来る

 

『これから生徒会の発表に入ります。本日から生徒会の副会長となります双葉黒君です』

 

それに驚いた黒が楯無に何か話していると黒が諦めたような顔をして壇上の前に立つ

 

『どうも私は双葉黒と申します。更識会長のご要望なので副会長を務めさせていただきます。もし私の生徒会入りに異議のある方は生徒会のやり方で私に挑戦してきてください。1対1でも1対多でもかまいませんのでお好きにしてください。ただし文字通り死ぬ気で来てください』

 

黒が頭を下げると生徒の半数が拍手をくれる

 

『ありがとうございます。自分が男性IS操縦者でもあり皆さんよりも年上というイレギュラーな存在ですがどうぞよろしくお願いいたします』

 

楯無が黒の横に来るとマイクを自分に向ける

 

『紹介ありがとうね、私達生徒会の会長・副会長の基本として「誰にも負けるべからず」です。もし私が負けるようであればその人に生徒会長を任せるようになりますので私にも挑戦してきなさいね』

 

楯無が口を隠すように扇を開くと「常勝」という文字が書かれてあった

 

『これで生徒会の発表を終了します。それと夏休みは羽目外しすぎないようにね』

 

黒を含めた生徒会のメンバーが壇上を降りると集会が終了しみんなが教室に戻っていく中その場に残った生徒会メンバー

 

「楯無さん、私は書記・会計のはずでしたよね」

 

「別にいいじゃない。黒君は強いんだから」

 

「ふざけないでくださいダメ無さん」

 

「私は楯無よ、ダメ無じゃないわ!!」

 

「なら事前連絡ぐらいしてくださいよ、そうすればもう少し考えて壇上に立てましたのに」

 

「今日のでも十分だったわよ?そうでしょ虚ちゃん」

 

「そうですねダメ無さん」

 

「虚ちゃんまで!?」

 

「楯無かいちょ~どんまいだね~」

 

「本音ちゃんは味方だと思ったのに」

 

「会長、今までの行動を思い返してください。あなたは黒さんに頼りっきりではないですか」

 

「頼るのは悪くないじゃない」

 

「その量がおかしいんですよ。昨日までどれだけ書類を頼みましたか?」

 

「・・・そろそろ戻るわよ」

 

楯無は走って体育館を出ていく

 

「待ってくださいお嬢様!!」

 

虚も体育館を出ていき本音と2人っきりになった

 

「ねぇーくろぽん」

 

「本音さんなんでしょうか?」

 

「くろぽんがーもし挑まれたらどうするのー?」

 

「本気で戦いますよ、ですので死ぬ気でかかってきたくださいと言ったのですよ」

 

「どひゃ~」

 

「驚くことは無いでしょうに、本音さんは私がどういう存在かは知っていますよね?」

 

「うん、楯無お嬢様から聞いたからね~」

 

「でしょうね、私は戦うための存在でしたので負けるわけにはいきませんよ」

 

「凄いけどなんだか寂しいね~」

 

「でしょう?ですがそれでいいんですよ」

 

「ほえ?」

 

「さて話はここまでで教室に戻りますよ、本音さん」

 

「そこまで言ったなら全部話してよ~気になる~」

 

2人は教室に戻っていく

 

 

 

2人が教室に戻り席に座ると1学期最後のSHRが開始される

 

「貴様ら問題は起こしてくれるなよ。私が面倒になるだけだからな」

 

「織斑先生、本音が出てますって」

 

「別にかまわんだろう。それと双葉兄この後いつでもいいから生徒指導室に来い」

 

「わかりました」

 

「それでは後は山田先生よろしく頼む」

 

「はい」

 

千冬は教壇を降りると教室の後ろに居座る

 

「さて明日から夏休みですよ!!夏休み!!」

 

「「「「「いえ~い!!」」」」」

 

「先ほども織斑先生が話したように問題は起こさないでくださいね」

 

「「「「「はーい」」」」」

 

「それと皆さんと元気に2学期でも会えることを楽しみにしていますね。これでSHRを終了しますね」

 

山田先生が一礼すると千冬と一緒に教室を出ていくと周辺に1組のいつものメンバーが来る

 

「ようやく長期休暇ですね黒様、白様」

 

「せやな」

 

白が立ち上がると教室を出ていこうとする

 

「どこにいくのだ白兄貴?」

 

「ちょっと束に呼ばれててな」

 

「姉さんにか?」

 

「まぁな」

 

白は教室からでていく

 

「黒さんは夏休みはどうなさるのですか?」

 

「レッスン漬けの日々でしょうね。ですが海外にも行こうかと思いますよ」

 

「ならわたくしのお屋敷に来ていただけませんか」

 

「そうですね、1度行っておきましょう」

 

「黒兄貴、私のところにも来てくれ!!」

 

「ラウラさんのところですと軍施設でしょうか?」

 

「そうだぞ、しかし送迎は任せてくれ」

 

「・・・そういえばドイツにも行く理由がありました。そのついでで良ければ」

 

「いいぞ」

 

「クロエはどうしますか?」

 

「私ですか?そうですね一緒に行っていいのであれば行きます」

 

「ではそうしましょう」

 

「ねぇ黒、僕のところにも1度来てくれないかな?」

 

「シャルロットさんのところですか・・・時間があれば行きましょう」

 

「そう、一応そう伝えとくよ」

 

「黒、時間があれば遊ぼうぜ」

 

「考えておきます。さてそろそろ生徒指導室に行きますか、これ以上織斑先生を待てせてはいけませんからね」

 

黒は教室を出ていく

 

「そういやなんで生徒指導室に呼ばれたんだ?」

 

「たぶんISの事じゃないかな?」

 

「なら一夏も呼ばれるだろう」

 

「黒兄貴は何かしたのか?」

 

「さぁ?もしかしたら生徒会関連とかかな?」

 

「それでは黒様が呼ばれる理由が分かりませんね」

 

「なんだろうな?」

 

1組のいつものメンバーが頭を抱えて考えていた

 

 

 

黒が生徒指導室に入るとそこにはナターシャがと千冬がいた

 

「久しぶりね、あの事件以来ね」

 

「これはファイルスさんお久しぶりです。1週間ぶりですね」

 

「ナターシャに双葉兄が揃ったな、それでは話を始めよう」

 

「私がここの呼ばれて理由ですか?」

 

「ああそうだ。双葉兄、貴様は夏休み中に各国に行ってもらう」

 

「なんででしょうか?」

 

「貴様のIS<トイフェル・シュヴァルツ>の実戦データが欲しいそうだ」

 

「それでどこに行けばいいのですか?」

 

「それは決めていいそうだ」

 

「随分と適当ですね。では自由気ままにやらせていただきます」

 

「行先はどうするのだ?」

 

「適当です、本来ならこっちに来てやってもらいたいのですがそうもいかないのでそういった形になったのでしょう?」

 

「そうだな」

 

「ならこっちがやりたいようにやらせていただいていいですよね」

 

「知らん、だがこちらからそういうことにしといてやろう」

 

「そうしてください」

 

「随分と適当なのね魔人さんは」

 

「これくらいいいでしょう、悪いのは向こうなのですから」

 

「それもそうね」

 

「それでどこでデータ取りをするんですか?」

 

「各国のIS委員会だそうだ」

 

「そうですか。では後はこちらでやらせていただきます」

 

「分かった。それとそこにいるナターシャなんだが来期から教員となる」

 

「はぁ」

 

「その仕様でクラスが変更になる。平たく言えば専用機持ちが1組になる」

 

「・・・それは私ではなく一夏に伝えてくださいよ」

 

「織斑ではダメだ、実際にクラスを取り仕切っている貴様に頼んでいる」

 

「・・・私はあなたを信用してないのにそんな言葉を聞けるとでも?」

 

「分かった上だ」

 

「それでどう伝えるのですか?」

 

「ナターシャについては朝会でやる、専用機持ちについては頼みたい」

 

「・・・こんなことで生徒を使わないでください。自分で何とかしてください」

 

「ダメか」

 

「そうねこれは教師の仕事だわ。千冬、あなたで何とかしなさい」

 

「面倒だが仕方ないな」

 

「話はもういいですか?」

 

「ああいいぞ」

 

「それではまた来学期で」

 

黒が生徒指導室を出ていく

 

「・・・どうだ双葉兄について何かつかめたか?」

 

「難しいわね」

 

「だろうな、私でも苦労させられているからな」

 

「貴方とは同じ立ち位置にしないでくれるかしら」

 

「ほぅ・・・それはどういう意味だナターシャ?」

 

「さてどうかしらね」

 

「貴様がアメリカ代表のIS操縦者だからって容赦はせんぞ」

 

「怖いわね世界最強さん。そんなんだから黒君に足元をすくわれるのよ」

 

「うるさい!!」

 

この後も口喧嘩をしてエスカレートしていき殴り合いになる寸前駆け付けた教師陣に止められた2人である

 

 

 

黒は部屋に戻るとクロエが出迎えてくれた

 

「おかえりなさいませ黒様」

 

「ただいまクロエ」

 

「織斑先生との話はどうでしたか?」

 

「面倒を面倒で累乗したみたいな面倒加減でしたよ」

 

「・・・とにかく面倒でしたのですね」

 

「そうですね、さてと」

 

黒は自分のベットに座るとクロエを手招きする

 

「クロエこっちに来なさい」

 

「なんでしょうか?」

 

クロエが黒の隣に座ると黒がクロエの脇を掬うように持ち自分の膝の上に座らせる

 

「く、黒様///」

 

「さて夏休みの話をしましょう」

 

「海外に行かれるのですよね?」

 

「その際にISのデータ取りを行うそうです」

 

「それはどうしてですか?」

 

「私のISが二次移行したためです」

 

「そうなんですか!?」

 

「今の私のISは<トイフェル・シュヴァルツ>といいます」

 

「凄いですね、それでどうするのですか?」

 

「適当にやりますよ」

 

「・・・はい?」

 

「織斑先生から自由にやっていいとの話がありましたので適当にやります」

 

「とりあえず頑張ってください」

 

「頑張りたくないですがやらせてもらいます」

 

「それでどこにいくんですか?」

 

「フランス、イギリス、ドイツ、中国ですかね」

 

「多いですね」

 

「これでも厳選した方なのですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「専用機持ちが友人としている場所に限定させていただきました」

 

「それでいいんですか?」

 

「いいんですよ」

 

「はぁ」

 

「さて水野さんにも電話しますが今はこうしてますか」

 

黒はクロエの後ろから抱き着いた

 

「ふぇ!?」

 

「しばらくこうしてていいですか?」

 

「・・・はい」

 

黒は消灯時間までクロエに抱き着いていたそうだ

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

今回からは長めに自由にします
それと一度ご報告したいことがありますので別の話数をつくります
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