IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子- 作:ark.knight
どうもセシリア・オルコットですわ
レミリアとの戦いは非常に参考に・・・なったようでなってないようなそんな感じですね
今は昼食も食べて部屋でゆっくり休んでいますわ
3人は昼食を食べ終えるとセシリアの部屋で休憩していた
「時差のせいでしょうか、いつもより疲れが酷いですね」
「大丈夫ですの?」
「死ななければ安いですよ。しなやすしなやす」
「物は言いようですがそれはちょっとずぼら過ぎですよ」
「仕方ないではありませんか。生徒会の仕事を急ピッチで終わらせてクラスの方での仕事もやり夏休みに入ったらISのデータ取りで海外を回る。正直いつ倒れてもおかしくないですよ?」
「黒さんが倒れるか心配になってきましたわ」
「心配してくれてありがとうございます」
「お疲れでしたらお休みくださいまし。膝をお貸しますわ」
セシリアはベットの上で膝をポンポンと叩く
「ありがとうございます。それでは」
黒はセシリアの膝の上に頭を乗っける。所謂膝枕である
「セシリア」
「なんですの黒さん?」
「あなたは今幸せですか?」
「そんなの決まっていますわ。わたくしは今とても幸せですわ、黒さんとこうして一緒にいられるだけでも幸せですわ」
「そういっていただけるとありがたいです」
「黒様、私もいるのを忘れていませんか?」
「忘れていませんよ。クロエはどうなんですか?」
「私は最初は黒様の事を兄だと感じていましたが一緒にいるうちにこの気持ちが変わっていき今に至ります」
「そうですか」
黒は目を閉じて微笑みながら会話を続ける
「そういえばクロエの場合は最初は変な出会い方でしたね」
「そうですね、ISの襲撃がありましたね」
「ホントですの!?」
「ええ、そこで再認識しましたが私自身が紅く染まっていて染まりすぎてどうやっても落ちません。ですがこうしてみんなと触れ合えるだけでも幸せでした」
「紅くですか?」
「そう私は所詮人殺しです。もう人間の範疇を超えて化け物になっています」
「黒さんは化け物じゃありませんわよ。れっきとした人間ですわ」
「これは自論ですよ、それでも私を人間として受け止めてくれるクロエ、セシリア、ラウラさんには感謝しているのです。それに愛しているのですよ」
「黒さん///」
「ズルいです///」
「ズルくて結構です。これからもよろしくお願いいたしますね」
「分かっていますわ」
「黒様にお慕いしていたいのですので私は一向にかまいませんよ」
「ありがとうございます。話は変わりますが明日はどうなさいますか?」
「明日は一緒に来ていただきたいところがありますわ」
「わかりました」
「黒様私も一緒に寝てもいいですか?」
「わたくしもいいでしょうか?」
「私はかまいませんよ」
クロエとセシリアは黒を挟むようにベットに寝そべる
「それではお休みなさいクロエ、セシリア」
「ええお休みなさい黒さん」
「お休みなさいませ黒様」
黒は2人に挟まれながら眠りについた
黒が蒸し暑く感じ目を覚ますとクロエとセシリアは黒に抱き着きながら寝ていた
「・・・通りで蒸し暑いわけですよ」
「くろさま~・・・zzz」
「く、くろさん///・・・zzz」
「一体どのような夢を見ているんでしょうか?」
『さてな、旦那とイチャコラしてる夢じゃねぇの?』
「夢でされても現実でないので意味はないでしょうに」
『旦那が奥手だから夢で我慢してるんじゃねぇの?』
「知らんな」
『さてそろそろ飯時だぜ』
「4時間ぐらい寝てましたか。随分と寝てしまいましたね」
「んん・・・黒様?」
「おそようございますクロエ」
「あ、はい」
「そろそろ夕飯ですよ」
「そんなに寝ていたのですか」
「そろそろセシリアも起こしましょうか」
「私に任せてください」
クロエはセシリアに顔を近づける
「起きなさいセシリア!!」
「ひぅ!?」
セシリアは飛び起きるように体を起こした
「ここは?わたくしは黒さんとのランデブーを・・・」
「一体どんな夢を見てたんですか」
「クロエさん、ビックリさせないでくださいまし」
「知りませんよ。そろそろ夕食のお時間ですよ」
「分かりましたわ」
3人はベットから起き上がり部屋を出ていき夕食を取った。その時メイドから何故か温かい目で見られていた
夕食を取った後黒は外に出て庭園にあったベンチに1人静かに満月に照らされ座っていた
「・・・今夜は月が綺麗だこと、昔を思い出しますね」
(あの研究所を破壊した時もこんな満月でしたね)
「弟たちよ見ていますか?私はこんなにも幸せです、みんなの犠牲がありましたが悲しみに暮れる事無くこうして生きています。これからも見守っていてくださいね」
「このようなところにいましたか黒様」
庭園の通路からチェルシーがやってくる
「少し思い出に耽っていました」
「そうですか。隣失礼してもよろしいですか?」
「どうぞどうぞ」
「それでは」
チェルシーが黒の隣に座るとおもむろにタバコを取り出し火をつける
「メイドがたばこですか」
「今は業務を終えていますのでただの一般人ですよ」
「そうですか、では私も」
「黒様は学生ですよね?二十歳にもなっていないのでは?」
「21ですよ」
「そうでしたか」
黒もタバコを取り出し吸い始める
「はぁ」
「そういえばどうしてここで思い出に耽っていたのですか?」
「私の兄弟が亡くなってしまったのがこんな満月の日でしたので」
「・・・すみません、聞いてはいけないことでしたね」
「いいのですよ」
「セシリアお嬢様もご両親を亡くされておりまして、その命日が明日なのですよ」
「そういうことでしたか」
「もしかして聞かされていたのですか?」
「どこかに行くとは言われましたが内容は聞かされておりませんでした」
「そうですか」
「そういえばチェルシーさんはどうしてこの屋敷で働くことになったのですか?」
「私はある日、親と呼ぶには嫌ですけど両親に捨てられました。そこで拾われたのがオルコット家でした。その後もこの屋敷で働くことを決め今に至ります」
「そうでしたか」
「その後旦那様と奥様が亡くなられた後は私がセシリアお嬢様の世話を付きっ切りでしていました。亡くなられた直後はやる気を無くされておりましたが今では黒様がいらっしゃるので安心できます」
「こういう時はこれからは私に任せてくださいとでもいえばいいですかね?」
「分かりませんよ。ですがこれで私は用済みですね」
「チェルシーさん、ふざけないでください」
「え?」
「またセシリア嬢に悲しい思いをさせる気ですか?」
「そんなことは無いですよ。それにこれからもオルコット家に仕えさせていただきますよ」
「ならなんであのような言い方をしたのですか」
「私ではなくあなたがセシリアお嬢様のお世話をしてくださいね」
「嫌ですよ。私は執事ではないので世話はあなたに任せますよ」
「そうですか。では私はしばらくセシリアお嬢様のお世話をしてますね」
「それとメイドの躾はしといてください。特にあの呼び方はやめてほしいですね」
「そうですか若様」
「チェルシーさんまでやめてください」
「どうしましょうかね?」
「もうどうにでもなれですよ」
「では若様もう一本どうですか?」
「しばらくはこうしてますか」
黒がもう1本タバコを取り出すとチェルシーが火をつけてくれる
「ありがとうございます」
「いえいえそれでは」
チェルシーがタバコを取り出すと黒のタバコに付けて火をつける
「なにしてるんですか?」
「シガレットキスですよ」
「はぁ・・・」
「信用してますからね」
「そこまで信用されるようなことしましたか?」
「セシリアお嬢様に好かれている時点で信用にたりますよ」
「そうですか」
「若様はどうしてタバコをお吸いに?」
「いつ死ぬかなんて知りませんので何しようが自由です。ですので気分で吸っているんですよ」
「セシリアお嬢様より先に死なないでくださいよ。もし先に死んだら地獄に叩き落してあげます」
「それは勘弁してください」
「どうですかね」
「怖いですねぇ」
「さて私は戻りますね」
「わかりました、それではまた明日」
「ええまた明日」
チェルシーはベンチから立ち上がり屋敷の方に向かって立ち去ってしまう
「もう少ししたら私も戻りますか」
黒は風の吹く庭園の中でゆっくりしてからセシリアの部屋に戻り睡眠に入っていった
今回もお読みいただきありがとうございます
今回は一度はやってみたかったシガーキスをしてみました
某商会のアニメを見て憧れてました