IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

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第71話

 

 

どもども双葉白っすよ

2学期も始まって行事も盛り沢山だけど行事のたびに事件があるんだよな~

今期も用心しとくかね

 

授業が開始するが今日は9月中旬に控えた学園祭に向けての出し物を決めることになった。そこで出た案は

「男子による執事喫茶」

「男子によるポッキーゲーム」

「男子による・・・」

と様々な案が飛び交う

 

「「「却下」」」

 

「「「「「え~!!」」」」」

 

クラスの大半の女子が黒、白、一夏の反対意見に大ブーイングが起きる

 

「いやいや、おかしいだろ!!」

 

「我がクラスの絶対特権です!!」

 

「その理屈はおかしい」

 

「これでは私たち男性陣がメインで働くようになりますが皆さんはどうするのですか?」

 

「「「「「・・・遊ぶ?」」」」」

 

「ザッケンナァ!!スッゾゴラァ!!」

 

白は女生徒の反応が許せなかったらしく怒ってしまった

 

「もし学年別で優勝したら商品は男子が独占すっからな!!」

 

「ちなみに今回の優勝賞品は1か月食堂のデザートフリーパスだ」

 

教室の後方にいた千冬が賞品のことを話すと先ほどまで騒いでいた女生徒が考えを改めたようで新しい案を出してくる

 

「こうなったらメイド&執事喫茶でいいんじゃない?」

 

「さっきよりかはマシやな」

 

「一夏はどう思いますか?」

 

「いいんじゃないか?」

 

「では代表の許可が下りたため採用とします」

 

「「「「「いえ~い!!」」」」」

 

「それでは次ですが衣装と食材の確保はどうしますか?」

 

「衣装なら縫えるわよ!!」

 

「私もできるよ!!」

 

「それじゃ衣装が縫える人は手を挙げて」

 

一夏が質問すると6人が挙手する

 

「人手は多いにこしたことはありませんがお願いしてもよろしいですか?」

 

「「「「「「任せて!!」」」」」」

 

「では任せました」

 

「次に食材か」

 

「そこですが私たち兄弟に任せてください」

 

「いいのか黒?」

 

「あそこ使うのか。ちと癪だが仕方ねぇ」

 

黒の提案に渋々乗っかる白

 

「これで決まりだな!!」

 

「織斑先生に山田先生、この行事は団結力を深めるためのものですよね」

 

「そうですよ」

 

「そうだな」

 

教室の後方にいた千冬と真耶はそう答えると黒はにこやかに笑う

 

「気味悪いぞ双葉兄」

 

「失礼ですね。それでは先生方にも団結を深めるために動いてもらいますね」

 

「まさかだとは思うが私たち教師にもメイド服を着て奉仕しろと言うのか?」

 

「えぇ!?」

 

真耶は千冬の出した推測に驚きを隠せず大声を上げる

 

「察しが良くて助かります。皆さんも見てみたいですよね?」

 

「千冬様のメイド姿!!」

 

「黒様ナイス提案!!」

 

「黒お前なんてこと言うんだ!?」

 

一夏は黒に迫り問い詰めようとする

 

「おや一夏は見たくないのですか?」

 

「・・・すまん」

 

「織斑ぁ!!」

 

千冬はその手に持っていた出席簿を投げ一夏に当てようとするが白によって阻まれる

 

「さぁせんせー、おとなしく堪忍しな」

 

「山田先生逃げるぞ!!」

 

「そ、そんな・・・奉仕だなんて///」

 

真耶は独り言を呟きながらトリップしていた

 

「どうしてもダメですか?」

 

「ダメに決まっているだろう」

 

「それではこんなところで使いたくなかったのですが仕方ありません。私からの願いとして聞いていただけないでしょうか?」

 

「聞けるわけないだろう!!」

 

黒は騒がしいクラスの中を歩み千冬に近づき目の前で止まる

 

「臨海学校・・・1度だけ・・・了解」

 

「な!?」

 

「私の()()聞いてくれますよね?」

 

「・・・はぁ」

 

以前黒が千冬にお願いを1度だけ聞くというのを思い出し大きな溜息をつく

 

「いいだろう」

 

「ありがとうございます」

 

「皆のもの!!勝鬨じゃ!!」

 

「「「「「いえ~い!!」」」」」

 

「静かにしろ!!」

 

クラスのテンションが最高潮になり叫ぶが千冬の喝で静かになる

 

「双葉兄覚えてろよ?」

 

「覚えていたら覚えておきますよ」

 

「いいだろう。それでは授業を開始する」

 

千冬は壇上に立つと授業が開始される

 

 

 

授業も終わりいつものメンバーは第2アリーナに揃って集まっていた

 

「ここに集まった理由はわかりますね?」

 

「また訓練なのか?」

 

「そうです。ですが今日からは実戦形式に移りたいと思います」

 

「どういう形になるのかな?」

 

「1対1、1対多、多対多、多対1。様々な状況における戦闘方法を取ります」

 

「それにどんな意味があるんだ?」

 

一夏は訓練の意味が汲み取れず挙手する

 

「そうですね実戦では多人数で戦うほかに防衛戦に向けての訓練及び連携訓練です」

 

「実際に1対1なんて場面は早々にないのだがな」

 

「そうなのですか?」

 

「ありませんよセシリア嬢、ですがたまに発生するので気を付けてください」

 

「わかりましたわ」

 

「んじゃ抽選すっか」

 

白は2つに別れた箱を出す

 

「この中に誰が訓練対象となるかの紙と訓練内容が書かれた紙が入ってるからまず対象の紙を引くな」

 

白は抽選箱の紙を引く

 

「・・・兄貴」

 

「私ですか」

 

「んじゃここからが重要なんだが内容の紙は訓練対象の人には教えないぜ」

 

「それって不公平じゃないかしら?」

 

「これは実戦だ。戦いに公平不公平なんて無いぜ?」

 

「わかったわよ」

 

「それじゃ兄貴はまず1人選んでくれ。1人は確定するからな」

 

「それでは簪さんで」

 

「私?」

 

「ええ」

 

「それじゃ兄貴はピットで待機してくれ」

 

「はいはい」

 

黒はアリーナを出ていく

 

「んじゃ簪これで最後だ。戦い方の紙を引いてくれ」

 

簪が紙を引くとそこには1対多と書かれた紙があった

 

「それじゃ簪は誰とやるか決めてくれ」

 

「それじゃ・・・セシリアと鈴、シャルロットの3人と」

 

「1対4だね」

 

「黒をボコボコにするわよ」

 

「黒さんには申し訳ありませんが勝たせていただきますわ」

 

「んじゃ全員で向こうのピットに行くぞ。その間に作戦を考えてくれや」

 

黒以外のメンバーは黒が向かったピットとは反対の方向に向かう

 

 

 

ピットに到着した黒は武装について考えていた

 

「何がいいでしょうかね?DSであれば面白いことができそうですが」

 

『ここは多人数戦を考えてDGかTSじゃないか旦那?』

 

「・・・あえてSMで行きます」

 

『その心は?』

 

「簪さんは弟を除けば1番厄介ですが近接に持ち込めば楽です」

 

『垂れ目の嬢ちゃんはな、それ以外はどうなんだ?』

 

「逆説になるのですが近接で無理なのはラウラさんとワンチャンスでシャルロットさんだけです」

 

『それ以外は大丈夫と』

 

「むしろ大多数が当てはまるので今回はラウラさんが来たら詰みです」

 

『運ゲーか』

 

「たまには運を信じるのもいいでしょう」

 

『それじゃ武装は決まってんのか?』

 

「今回はリベリオンにアグニ&ルドラ、カリーナ=アンにショットガンですかね」

 

『はいよ』

 

「それでは行きますよ」

 

黒はトイフェル・シュヴァルツを展開すると出撃しリベリオンを展開する

 

「いつでもかかってきなさい簪さん」

 

しばらくすると簪が打鉄弐型を纏いピットから出てくる

 

「今日は・・・容赦しない」

 

「私こそ容赦しませんがね」

 

「それじゃ・・・行くよ!!」

 

簪は夢現を展開し突撃してくるので黒はリベリオンで迎え撃つ

 

「薙刀にはこんな使い方もあるんだよ!!」

 

簪は夢現の持ち手の端を黒目掛けて突き出すがリベリオンで受け流され蹴り飛ばされる

 

「きゃぁぁ!!」

 

「ソードピアス!!」

 

黒は蹴り飛ばした簪に向けてリベリオンを投擲するが簪に被弾する直前でレーザーのようなもので弾かれた

 

『旦那後方からロックオンされたぜ』

 

「了解です」

 

弾かれたリベリオンを量子化しアグニ&ルドラを展開するとセシリアがブルー・ティアーズを纏いピットから出てくる

 

「簪さん大丈夫でして?」

 

「うん・・・ありがとう」

 

「1対2・・・いいでしょうまとめてかかってきなさい」

 

「行きますわよブルー・ティアーズ!!」

 

セシリアはビット4基にスターライトmkⅢを展開し黒に弾幕を張り逃げ道をなくす

 

「簪さん今ですわ!!」

 

「行って山嵐!!」

 

簪はマルチロックオン・システムを使い全門のミサイル48発ビットとレーザーの隙間を縫うように黒に向かって射出してくる

 

「面倒ですねテムペスト!!」

 

黒はアグニ&ルドラに炎と風を纏わせ竜巻を発生させミサイルを破壊していく

 

「これは予想してた・・・お願い!!」

 

簪とセシリアは竜巻の中にいる黒に対して荷電粒子砲とビット、スターライトmkⅢ再びロックオンをするとそのまま撃ち出す

 

『旦那熱烈なキス(攻撃)が来てるぜ』

 

「随分と物騒なキスですね!!」

 

黒は竜巻の中を瞬時加速するとピットの方から見えない何かが射出されるのが見えたが回避できず被弾する

 

「ぐっ!!」

 

「ナイス・・・鈴」

 

「ようやくやってやったわ!!」

 

「鈴さんですか」

 

『旦那大丈夫か?』

 

「一応はまだ詰みではないですよ」

 

「私たち3人に勝てるかしら?」

 

「黒さん勝たせていただきますよ」

 

「それでは作戦を変えますか」

 

黒はショットガンを展開しセシリアに接近する

 

「先に落ちていただきますよ」

 

「いやですわ!!」

 

セシリアは黒に追いかけられ逃げていくところに鈴と簪は龍砲と荷電粒子砲を撃つが黒は回避しながら徐々にセシリアに接近していく

 

「これでも食らいなさいまし!!」

 

「断りますガンスティンガー!!」

 

セシリアはミサイルビットを射出しようとするが黒は瞬時加速で接近しショットガンを2発同時に発射しミサイルごとセシリアを撃ち被弾させるがその時黒は失速したため簪の荷電粒子砲に被弾してしまい吹き飛ばされる

 

「うおぅ!!」

 

「きゃぁ!!」

 

「まだいくわよ!!」

 

鈴は龍砲を撃ち続けるがSEが半分を切ってしまった

 

「まずいわねSEが半分まで減ったわ」

 

「なら・・・近接で」

 

「OK」

 

鈴は双天牙月を展開する

 

「セシリア嬢終いです。ソードピアス!!」

 

黒は動きが止まったセシリアにリベリオンを投擲し被弾させSEを0にする

 

「負けてしまいましたわ」

 

「あとは2人ですか」

 

『まだ出てきてない線があるがな』

 

「さて行きますか!!」

 

黒はSEが少なくなった鈴を狙いを定めアグニ&ルドラを展開し突進していく

 

「来たわね!!」

 

「ミリオン!!」

 

黒はブーストをかけながら鈴の周りを高速で回りながら斬撃を繰り出すが鈴は少しづつ被弾しながら黒の攻撃を捌いていく

 

「あんた無茶苦茶よ!?」

 

「知らんな!!」

 

「これでも食らって!!」

 

簪は荷電粒子砲を撃つのをやめ夢現を展開し鈴に加勢する

 

「助かったわ簪」

 

「いい」

 

「そろそろ終いにしますよ」

 

「させない」

 

「まだあんたには付き合ってもらうわ!!」

 

黒は思いっきり力を籠め片方ずつに剣を振りガードさせる

 

「黒の剣・・・重すぎ」

 

「だぁぁ!!あんたやっぱり無茶苦茶よ!!」

 

「知らんな、終いにさせていただきます」

 

「それはどうかな!!」

 

黒の後方からシャルロットが新しく制作されたブレード「ドレッド・スライサー」を振りかぶって黒に切りかかる

 

「はぁぁぁ!!」

 

「甘いですよシャルロットさん!!」

 

黒はアグニ&ルドラを量子化しバランスを崩した鈴と簪の後方に回り2人を楯にするとシャルロットの斬撃は止まらず2人にダメージを与え鈴のSEを0にした

 

「シャルロットあんたね!!」

 

「僕なの!?」

 

「プレゼントですよシャルロットさん!!」

 

黒は鈴を放し簪をシャルロットにぶつけるとそのままリベリオンを投擲し磔にし簪のSEも0にする

 

「あとは僕だけか」

 

「後は任せた・・・シャルロット」

 

「終いですよシャルロットさん」

 

黒は接近した後にリベリオンを量子化しアグニ&ルドラを展開して高速でシャルロットに斬撃を与える

 

「これじゃみんなに悪いから一緒に爆破しよ」

 

シャルロットは黒の放つ斬撃の中ドレッド・スライサーを振り黒に当たる寸前で爆風を起こす

 

「がぁぁ!!」

 

「きゃぁぁ!!」

 

2人は吹き飛び地面に落ちると黒とシャルロットのSEが同時に0になる

 

「引き分けですか?」

 

「うん、こっちは4人だから引き分けだね」

 

「大丈夫か2人とも!!」

 

一夏は雪羅を展開しながら2人を抱き上げピットに戻っていく

 

「今回は引き分けですね」

 

「こっちは実質負けみたいなものよ」

 

「さすがだな黒」

 

「1対4は大変でしたよ」

 

「黒・・・それは嫌味?」

 

「とんでもないそんなことはしませんよ」

 

「どうだった黒、自分が開発に携わった武器にやられる気分は?」

 

シャルロットは黒に近づき嫌味ったらしく問いかける

 

「感想ですが面白かったですよ。理想通りの武器になりましたね」

 

「シャルロットのあの剣は黒が開発したのか!?」

 

箒は黒がシャルロットのドレッド・スライサーに興味を持ったのかわからないが食いついて聞いてくる

 

「原案は私が出しましたが改良案はクロエが出しましたよ」

 

「クロエは凄いんだよ。たぶん誰も思わなかった物を考えるんだから」

 

「私は適当に言っただけですが」

 

「いいのいいの、こういう時は持ち上げられときなさい」

 

「は、はぁ」

 

「それにしても黒兄貴は強いな。見事な戦いっぷりだったぞ」

 

「私とて負けるわけにはいきませんよ」

 

「それにしても専用機4機相手によく戦えましたね?」

 

「今回の反省点ですが簪さんはミサイルを一気に撃ちすぎて牽制が荷電粒子砲しかなかったことセシリアさんはせっかくミサイルがあるのですから直接当てるのではなく爆風を使うのをお勧めします」

 

「撃った後で・・・それは思った」

 

「爆風ですか?」

 

「直接当てるよりは楽でダメージも稼げる。当てる自信があるならいいですが今回みたくなりますよ」

 

「わかりましたわ」

 

「あたしはないのかしら?」

 

「鈴さんは龍砲を撃ちすぎでSE管理を怠ったことですね」

 

「そうだったわ」

 

「シャルロットさんは出るのが遅すぎです」

 

「あそこがベストだと思ったんだけど?」

 

「ベストは私が鈴さんに切りかかってるところで射撃しながら出てくることでした」

 

「あっちだったんだ」

 

「その時ですと確実に3人で包囲して攻撃ができましたよ」

 

「難しいね」

 

「その為の訓練です。まぁ最もなことですが」

 

黒は4人に視線を向けると黒は溜息を吐いた後に言う

 

「こんなにバランスがいい構成でしたらなぜペアで出てこなかったのですか?」

 

「「「「・・・あ!!」」」」

 

4人は視線を合わせると今思いついたような顔になる

 

「これは連携訓練でもあるんですよ?」

 

「俺は別にペア行動がどうかなんて言ってねぇしな」

 

「忘れてたわね」

 

「それにしても今回はラウラさんが来なくてよかったですよ」

 

「私か?」

 

「今回はSMでしたので天敵はラウラさんのAICでした」

 

「そうでしたのね」

 

「さて今日は時間が来たんで終了だ。週に2回火曜と木曜にやるからな」

 

メンバー全員が頷きそのままアリーナを出ていくのであった

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

シャルロットの新武器ドレッド・スライサーですがFF8のライオンハートを想像していただければいいと思います
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