IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

74 / 107
いつも以上に駄文になってしまいました・・・


第74話

 

どうも篠ノ之箒だ

なぜか看板を渡されたのだがこれを掲げればいいのか?

・・・なんて書かれてるんだ?

「MORE DEBAN」

 

黒が教室に入ると黒以外のいつものメンバーが教室の隅で話し合っていた

 

「みなさんおはようございます」

 

「げぇ!!」

 

いつものメンバーのところに黒が向かうとみんなが自分の席に向かってしまうが簪だけが取り残されていた

 

「寂しいですね。年寄りを除け者にするなんて」

 

「黒はまだ・・・若いよね?」

 

「20過ぎるとそうも言ってられないのですよ」

 

「嘘」

 

「私はそうですね。それで何を話してたのですか?」

 

「・・・黒・・・今日の放課後・・・話したい」

 

「いいですよ」

 

「それじゃ」

 

簪は自分の席に戻っていく

 

「・・・露骨すぎましたかね」

 

黒も自分の席に座り千冬と真耶が入ってきて朝のSHRが開始される

 

 

 

授業も終わり放課後になると黒は簪と一緒に整備室に来ていた

 

「どうしたのですか簪さん?」

 

「ここなら・・・誰も来ない・・・少し話したい」

 

簪は整備室のドアの鍵をかけると黒に椅子に座るよう指示する

 

「それで話とは?」

 

「黒・・・どうして・・・あんなこと聞くの?」

 

「あんなことですか?」

 

「黒が・・・ここから・・・いなくなる話」

 

「その話ですか。ちなみに誰から聞きました?」

 

「みんなと・・・お姉ちゃん」

 

「そうですか、では親友であるあなたには話しましょう」

 

「親友?」

 

「ええ親友です」

 

「それで・・・その話の・・・内容は?」

 

「まずこの安全と謳われていた学園が大きな事件に巻き込まれ始めたのはいつ頃からでしたか?」

 

「今年から?」

 

「正確には男性IS操縦者が発見されてからです」

 

「それは・・・結果論」

 

「ですね。ですが無人機襲撃はIS操縦者を殺すだけなら一夏の時でなくとも簪さんの時でもよかったではありませんか」

 

「それは・・・そうだ」

 

「VTSは知りませんが銀の福音は私と一夏を撃墜し箒さんを撤退させた後どうしてましたか?」

 

「その場で・・・止まってた」

 

「そうでしたか。ではなぜ街を破壊せずに止まってたのでしょうかね?」

 

「もしかして・・・黒と白、一夏を・・・狙って?」

 

「真相は私にもわかりません。ですがどこが私たちを狙っているのかがわかりました」

 

「どこなの?」

 

「それを教えてもいいのですがその前に」

 

黒は立ち上がり整備室の鍵を静かに開けドアを開く

 

「どうしたのですかみなさん。そろいも揃って聞き耳ですか?」

 

「な!?」

 

黒がドアを開いた先には整備室にいた2人を除くいつものメンバーに加えて楯無がいた

 

「あんたどうしてわかったの?」

 

「隠す気の無い気配程わかりやすいものはありませんよ」

 

黒は再び整備室の椅子のところまで向かい座る

 

「それでどうしたのですか?」

 

「黒、貴様は何を隠しているんだ?」

 

「箒さんは面白いこと言いますね。隠し事だから隠してるだけですよ」

 

「貴様ふざけているのか!!」

 

箒は黒に近づき制服の襟首を掴んでくる

 

「私はふざけてませんよ。何1つふざけてはいません」

 

「嘘つくなよ!!ならなんで教えてくれないんだよ!!」

 

今度は一夏が黒に近寄ってくる

 

「教える理由がないからですよ一夏」

 

「お前なぁ!!」

 

一夏は黒を殴りかかろうとするが楯無に阻まれる

 

「暴力はダメよ一夏君に箒ちゃん、君の気持ちはわからないでもないけどそれだと黒君は何も喋ってくれなくなるわ」

 

「「・・・わかりました」」

 

一夏は拳を緩めると楯無は一夏の拳を放し箒は襟首から手を放すとクロエが黒のそばに来る

 

「黒様は私達にも言えないことをしようとしてるのですか?」

 

「その答えはNOです」

 

「達ってことは俺もか?」

 

「ええ」

 

「なら教えてもいいんじゃないのかしら?」

 

「嫌です」

 

白は少し考えた後に黒に問いかけた

 

「・・・兄貴は俺たちを裏切らないよな」

 

「裏切る気はないですよ」

 

「ならいいんだ。俺は帰る」

 

白は整備室から出ていこうとすると一夏に肩を掴まれる

 

「黒が何をしようとしてるのか白はわかったのか?」

 

「さてな。でも信用はしていいと思うぜ」

 

白は一夏の手を払い整備室から出ていく

 

「それ以外で何を聞きに来たのですか?」

 

「最近黒の様子がおかしいって聞いてこうして話す機会を取ったわけなんだよ」

 

「そうでしょうか?」

 

「そうですわ、最近の黒さんは不安がっていてどこかに消えてしまいそうですわ」

 

「不安になって何が悪いのですか?」

 

「その不安がなんなのか聞きに来たのよ」

 

「これは私の問題ですので関係ありません」

 

「いい加減にしろよ黒、こっちはお前が心配なんだよ」

 

「いい加減にするのは一夏あなたの方です。私にも話せないことがあるんですよ」

 

「埒が明かないわね。話を変えましょう」

 

黒と一夏が言い合いをする前に楯無が話を切り替えた

 

「さっき簪ちゃんに話そうとしてたことを話してちょうだい」

 

「わかりました。今までの事件で裏を引いてるのは3つ女性権利団体、IS委員会、亡国機業の3つです」

 

「「「「「「「IS委員会!?」」」」」」」

 

話を知ってた楯無とシャルロットは平然としてるがそれ以外は驚いていた

 

「たぶんですが上層部でしょう」

 

「あそこはこっち側じゃないのかよ!!」

 

「一夏、あなたは赤の他人を信用しすぎです。相手が誰と繋がってるかなんてわからないのですよ?」

 

「それよりも亡国機業はなんなのよ?」

 

「それは私の方から説明するわね。ここ数年でもっとも暴力的になった裏側の組織よ」

 

「なんでそんな組織が俺たちを狙うんですか?」

 

「そこまでは知らないわ」

 

「現状その3つが敵対勢力です」

 

「そうなのか」

 

「それで黒兄貴はどうするのだ?」

 

「私は今はどうもできません」

 

「なによそれ?」

 

「尻尾が掴めない状態でしてまだできませんね」

 

「これは仕方ないことだわ。こちらでもまだ情報は入ってきてないもの」

 

「それじゃ黒はこのことで悩んでたのか?」

 

「これもありますが後は個人的なことです」

 

「もう深くは聞かないけどあまり溜め込みすぎるなよ?」

 

「貴様には私たちがいるのだぞ」

 

「もっと頼りなさいよね」

 

「わたくし達は黒さんの味方ですわ」

 

「親友を助けるのは当然だよね」

 

「後輩の手助けは先輩の義務よ」

 

「黒は・・・私とお姉ちゃんを・・・助けてくれた・・・今度は私が・・・助ける番」

 

「私も何があろうと黒様を助けますよ」

 

「黒兄貴を助けるのであれば我が部隊でも出動させよう」

 

「えらく物騒な悩み相談ですね。ですがありがとうございます」

 

黒は椅子から立ち上がり深く頭を下げる

 

「いいんだ、いつも助けられてるのはこっちなんだからよ」

 

「わかりましたよ」

 

「それじゃ俺は先に帰るな。行こうぜみんな」

 

一夏は整備室を出ていくとそれにつられ楯無以外が帰っていく

 

「帰らないのですか?」

 

「まだ聞きたいことがあるわ」

 

「・・・なんでしょう」

 

「黒君はどうしてここまでしようとしてるのかしら?」

 

「簡単ですよ。気に入っているからです」

 

「はい?」

 

「場所が人が関係が好きなのでここまでしてるんです」

 

「そうなのね」

 

「その為なら鬼にでも悪魔にでもなってやりますよ」

 

「黒君も大概よね」

 

「この勝手に改造された体でも使ってヤってやりますよ」

 

「そうならないようにこちらも対応していくわ」

 

「ありがとうございます」

 

「さて私たちも帰りましょう」

 

2人は整備室から出ていくのであった

 

 

 

黒が部屋に戻るとクロエとセシリア、ラウラが出迎えてくる

 

「おかえりなさいませ黒様」

 

「黒兄貴お疲れさまだぞ」

 

「黒さんお疲れ様ですわ」

 

「おや皆さんどうなさいましたか?」

 

「黒兄貴が心配になって今日は泊まることにしたのだ」

 

「そうでしたか」

 

「黒様は少しは気楽にしてみたらどうですか?」

 

「これでも気楽にしているのですが」

 

黒は自分の机に鞄を置き部屋着を持ちシャワールームの更衣室に入って着替える

 

「黒様夕飯が出来ていますよ」

 

「分かりました」

 

黒が着替え終わると夕食を食べ始めた。しばらくして夕飯を食べ終わると食器を片付けベッドに寝っ転がる

 

「・・・どうしたものでしょうね」

 

「どうしまして?」

 

寝っ転がっている黒のそばにセシリアが座る

 

「いえ、どうしてこうなってしまったのでしょうかねと考えていました」

 

「どういうことですね?」

 

「私の体の事ですよ」

 

「体・・・何か異常でもありますの?」

 

「異常だらけですよ、何から何まで異常で異常すぎて普通になってしまいましたが」

 

「意味がわかりませんわよ?」

 

「意味もなくこんな体にされて真相もどうでもいいものだったと聞いたらお笑いものですよ」

 

「それってどういう・・・」

 

黒はセシリアが話し終わる前にベッドから立ち上がると部屋を出ていこうとする

 

「どこにいくのだ?」

 

「・・・少し風に当たってきます」

 

黒は逃げるように部屋から出ていく

 

「大丈夫でしょうか?」

 

「わからん、だが不安定なのはわかっている」

 

「それにしても先ほどの話は一体なんだったのでしょう?」

 

セシリアは黒のベッドに座りながら考えに耽っていたのである

 

 

 

黒は寮の外にある喫煙所で煙草を吸っていた

 

「最近はダメになってきましたね・・・どうも弱気になりすぎですね、それもあの話を聞いてからですね」

 

黒が煙草を吸っていると千冬が近づいてくる

 

「双葉兄少しいいか?」

 

「少し待っててください、消すので」

 

「いや構わん」

 

千冬は喫煙室の中に入り黒の横に座る

 

「私に用事でしたか?」

 

「用事といえばそうなんだろうな。昨日マドカと連絡を取ることができた」

 

「よかったではありませんか」

 

「ああ、まだ一夏には伝えてないがな」

 

「いつ伝えるのですか?」

 

「今度の学園祭の時に来訪するらしい。その時にな」

 

「そうですか」

 

黒は煙草を消しもう1本煙草を取り出し火をつけ吸い始める

 

「双葉兄、貴様いつもの覇気がないな」

 

「もともとありませんよ」

 

「嘘をつくな。話してみると案外楽になれるぞ」

 

「私からはないですよ」

 

「だから嘘をつくな。ではなぜそんな暗い表情をしてるのだ?」

 

黒は気付かないうちに暗い表情になっていたのを千冬に指摘される

 

「・・・どうりで心配されるわけですよ」

 

「だろうな」

 

しばらく2人の間に沈黙が続くが黒は重い口を開け話し始める

 

「私はどうしたらいいんでしょうかね?」

 

「貴様の好きなようにやってみろ。支援ぐらいはしてやる」

 

「好きにやっていいのですか?」

 

「程度はあるがな」

 

「ですよね」

 

黒は呆れたように首を振る

 

「話が変わるが今年になってからは双葉兄弟特に貴様には世話になった。私は借りを残したままなのは嫌でな礼をしたいのだが」

 

「今はいりません」

 

「そう言うな」

 

黒は煙草の煙を吐き間を作ると千冬に答える

 

「内容も決めますでまた今度にしてください」

 

「わかった」

 

黒は煙草の火を消し立ち上がる

 

「さて私は帰るとします」

 

「私もそうしようか」

 

黒と千冬は喫煙室から出ていく

 

「そういえば織斑先生、あなたには私がどう見えますか?」

 

「ただの人間にしか見えんよ」

 

「嬉しいこと言ってくれますね」

 

「どこぞの馬鹿は貴様の事を化け物呼ばわりしたようだが普段ではただの優等生でしかないな」

 

「煙草吸ってるのにですか?」

 

「そこは年齢だ」

 

「それもそうですね」

 

2人は寮の中に入ると千冬と別れ黒は自分の部屋に戻ると部屋にいた3人は何やら話し合っていた

 

「さっぱりだぞセシリア」

 

「そうですわね」

 

「みなさんただいま戻りましたよ」

 

「く、黒様!?」

 

3人は黒が部屋に入っていたことに気付かずに話していた3人

 

「みなさんは何を話してたのですか?」

 

「そ、それはだな・・・」

 

ラウラは黒の質問に言葉を濁す

 

「どうせ私の事ですよね」

 

黒は自分のベットに腰かけ座る

 

「そうですわ。黒さんがここを出る前に言っていたことが気になりまして」

 

「・・・なんのことでしたっけ?」

 

黒は何を言ったか忘れたらしくセシリアにそう伝えた

 

「覚えておりませんの?」

 

「私が忘れるのですからその程度のことでしょう」

 

「・・・なんてことですの」

 

セシリアはテーブルに突っ伏した

 

「セシリアさんドンマイです」

 

「ありがとうございますわ」

 

「黒兄貴は何も覚えてないのだな?」

 

「ええ」

 

「そうですのね。ではなぜ暗い顔をしていたのです?」

 

「この前私を襲ってきた方に化け物呼ばわりされましてそれで」

 

「どこのどいつだ。今から潰してくるぞ」

 

ラウラは立ち上がり黒に近づく

 

「もう潰しましたよ。足蹴にして」

 

「黒様まさかですがその方死んでないですよね?」

 

「殺してませんよ、気絶はさせましたがその後は知りません」

 

「それが黒さんが不安になった理由ですのね?」

 

「そう捉えてもらって構いませんよ」

 

「黒様は人間です。化け物じゃないです」

 

「黒兄貴が化け物なら私も化け物だぞ?」

 

「そういうことではないと思いますが黒さんが化け物というのはおかしいですわ」

 

「そう言っていただけるとありがたいです」

 

「黒様が不安になる心配はないですよ。なにせ・・・」

 

3人は黒に近づくとそのまま抱きつく

 

「「「私(わたくし)達がついています(いるぞ)」」」

 

「3人ともありがとうございます」

 

「安心していただければそれでいいんです」

 

「・・・みなさんがいてくれて心強いですよ」

 

「黒兄貴には助けてもらってばかりだからな。これくらいの事はさせてくれ」

 

「させますとも」

 

「黒さんはわたくしたちにもっと頼ってくださいまし」

 

「わかりましたよ。任せられる範囲で任せたいと思います」

 

「妥協しましたわね」

 

「さすがに全てはできませんよ」

 

「わかりましたわ」

 

「そういえばセシリアにラウラそろそろ消灯時間ですがどうするのですか?」

 

「今日は泊まるぞ」

 

「わたくしもですわ」

 

「そうですか」

 

このあと4人は一緒のベットで寝るのであった

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

いつもだと1話制作に4~5時間以内に終わるのに終盤になるにつれ
駄文になり制作時間が1日を超えました・・・

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。