IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

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第78話

 

 

黒たち4人は職員室に到着すると黒がノックし中に入っていく

 

「織斑先生に山田先生お連れしてきました」

 

「そうか、では先に生徒指導室に向かっていてくれ」

 

「分かりました」

 

黒は職員室を出ると水野Pと光に飛鳥を生徒指導室へと案内する。4人が生徒指導室に到着すると中に入り各自適当に座る

 

「なぁ黒、ここで待っていればいいのか?」

 

「そうですね」

 

「生での世界最強か~早く会ってみたいぞ!!」

 

光は千冬に会ってみたい一心で心躍らせていた

 

「世界最強ですか?まぁ強いのは認めますがあくまでISではの話ですよ?」

 

「それはそれ、これはこれだよ!!」

 

「光さんは最強に憧れているのですか?」

 

「最強というよりは正義の味方だな、誰よりもかっこよくて強い姿が理想だ!!」

 

「正義ですか、甘い考え方ですが私は好きですよ」

 

「甘い?」

 

「私から見たら甘い考えですよ。他人はわかりませんが」

 

「ある程度はわかるんじゃないか?」

 

「他人が何をどう考えているかなんてわかるわけはない。それこそエスパーでもない限りね」

 

「そうなのか・・・」

 

「ですが光さんはまだ子供です。時間はたくさんあるので悩むといいですよ」

 

「そうするぞ」

 

「お待たせしました」

 

黒たちが会話してると千冬と真耶が生徒指導室に入ってくる

 

「これは織斑千冬さんに山田真耶さんではないですか」

 

「ふぇ?なんで私の名前を知ってるんですか?」

 

真耶が水野Pに対して疑問符を挙げると水野Pは名刺を取り出す

 

「どうぞ私の名刺です」

 

「これはありがとう・・・ん?」

 

千冬は名刺を受け取り確認をするとその名刺をまじまじと見る

 

「おい貴様」

 

「なんですか()()()()()?」

 

「「「はい!?」」」

 

飛鳥、光、真耶の3人は水野Pが千冬の呼び方に驚き声を挙げてしまう

 

「晟が双葉兄弟の上司とはな」

 

「久しぶりだな千冬に真耶ちゃん」

 

水野Pは真耶にも名刺を渡すと真耶の表情が百面相のように変化していく

 

「あ、晟先輩!?」

 

「水野さん先生方とお知り合いだったのですか?」

 

「千冬は同期で真耶ちゃんは後輩だよ」

 

「Pさんの知り合いだったのか!?」

 

「世の中は狭いと聞くがそれは本当のようだね」

 

「いささか狭すぎませんかね?」

 

「そうだね黒さん。自分もそう思うよ」

 

「中学以来か、懐かしいな」

 

「先輩が黒君と白君の上司だったんですね」

 

「もう先輩呼びはやめてな」

 

「他がしっくりこないんです」

 

「諦めろ晟」

 

「はいはい」

 

「さて本題だがそこの2人が来年の入学者か?」

 

千冬が光と飛鳥の方に視線を送ると黒が話し始める

 

「そうですよ、2人とも自己紹介をしてください」

 

「アタシは南条光です!!」

 

「僕は飛鳥、二宮飛鳥だ。僕はいわゆる中二病というやつさ、気にしないでくれ」

 

「・・・双葉兄が言っていたのはこういうことか」

 

千冬は片手で頭を抱えると溜息をついた

 

「黒は僕にどんな評価を下したんだい?」

 

「えっとですね、背伸びした可愛い少女ですね」

 

「うん大体合ってる」

 

真耶が黒の言った言葉を思い出し言うと水野Pは頷いた

 

「やれやれそれのどこが僕なんだい?」

 

「年相応に他人の恋愛談に食いつく程には少女ですよね?」

 

「そんなこともあったね」

 

「たしか二宮と言ったな」

 

「僕の名はそうだね」

 

「貴様がこの学園に入る時にはその口調を直しておけ。私が担任だったら容赦はせんぞ」

 

千冬は飛鳥に少しだけ殺気を浴びせ飛鳥を震え上がらせる

 

「は、はい」

 

「よろしい」

 

「飛鳥さんが織斑先生に理不尽な暴力を振るわれたら教えてくださいね。その時はたっぷりと『おはなし』しますので」

 

「双葉兄これは教育だ」

 

「誰がどんな話し方をしても問題は無いのでは?」

 

「・・・わかったが二宮してくれるなよ。私とて疲れたくはないのだ」

 

「善処するよ」

 

「はぁ・・・」

 

千冬は大きな溜息をつく

 

「紹介も終えたので私と光さん飛鳥さんは適当に学園祭を回っていますね」

 

「そうか」

 

「それじゃ黒さんこっちの話が終わったら連絡するね」

 

「分かりました」

 

3人は生徒指導室を出る

 

「さてどこに行きましょうか?」

 

「ここは当然黒のクラスだろう」

 

「本気ですか?」

 

「そうだぞアタシは行ってみたい」

 

「僕とてそのつもりだ」

 

「仕方ありませんね行きますか」

 

3人は1年1組の教室へと向かっていった

 

「そういえば黒さんはこの学園の副会長なんだよね?」

 

「そうですよ、それがどうしましたか?」

 

「いや1年生でも副会長になれるんだなって思って」

 

「説明してませんでしたね、この学園の会長及び副会長は生徒最強でなければいけません。挑戦して会長か副会長を倒せば入れ替わるのですよ」

 

「それじゃ黒は副会長を倒したのかい?」

 

「私の場合は元々副会長がいなかったので推薦されました」

 

「黒さんは会長に挑まないのか?」

 

「面倒なので遠慮してます」

 

「いやそこは挑もうよ!!」

 

「・・・ここだけの話ですが会長はサボり魔なんで基本的に私が会長みたいなものなんですよ」

 

「あの人サボり魔だったんだ」

 

「人は見かけによらないものだね」

 

「否定はしませんよ」

 

「あ~くろぽんだ~」

 

1組の近くまで来るとメイド服で客寄せしている本音と出会う

 

「お疲れ様です本音さん」

 

「お疲れ~後ろの2人は~?」

 

「私と弟の同業者で来年の入学生ですよ」

 

「ほえ~」

 

「この人は誰なんだい?」

 

「先ほど説明していた生徒会役員の1人です」

 

「布仏本音だよ~」

 

「・・・これで1つ年上なのか」

 

飛鳥は自分の胸部をさすった後に少し落ち込んだ

 

「本音さんこの2人はお客様ですのでご案内を、私は中で働くとします」

 

「は~い」

 

飛鳥と光は本音に任せ黒は教室の中に入ると全ての席が埋まっている状態だった

 

「これは凄いですね」

 

「黒兄貴が来たぞ!!」

 

「黒ー料理手伝ってー」

 

「かしこまりました」

 

シャルロットに呼ばれ黒はキッチンの方に行くと手を消毒液で濡らし消毒した後に料理に入った

 

「黒はデザートよろしくね」

 

「はいはい」

 

客が2人出ていくと今度は飛鳥と光が入ってきたので白が対応していた

 

「・・・いらっしゃいませお嬢様方」

 

「あ、白さんだ!!」

 

「白も接客してるんだ」

 

「一応はな、それは置いといて席へとご案内いたします」

 

白は空いた席に2人を座らせる

 

「ご注文が決まり次第及びくださいな」

 

「ああそうさせていただくよ」

 

「黒・・・あの2人って」

 

一緒にデザートを作っていた簪が黒に2人の事を聞いてくる

 

「飛鳥さんと光さんですよ。来年の入学者だそうです」

 

「・・・よし」

 

簪は小さくガッツポーズをしていた

 

「もしかしてファンでしたか?」

 

「うん・・・私も特撮・・・見るから」

 

「そうでしたか」

 

「3番テーブルにミニパフェ2つな兄貴」

 

白からオーダーが入ると黒と簪はミニパフェを作り始める

 

「5番テーブルにはチーズケーキ3つお願い」

 

「1番テーブルにもミニパフェ4つね」

 

「頑張りますよ簪さん」

 

「さっきまで・・・ここまで・・・注文なかったのに」

 

「知らんよ。3番できましたよ」

 

黒がミニパフェを作り終えると盆に乗せて一夏が手に持つと黒に小声で話しかけてくる

 

「なんで南条光と二宮飛鳥が来てるんだ?」

 

「来年の入学者だそうですよ。さあ行った行った」

 

黒は注文の品を作りながら手を払いながら一夏をテーブルに向かわせる

 

「5番・・・できたよ」

 

「黒さんに簪さん、まだまだ注文あるよ!!」

 

簪はチーズケーキを盆に乗せ台に置くと注文の品書きの紙が大量に置かれていた

 

「・・・なんでさ」

 

「簪さんどうしましたか?」

 

「地獄の・・・始まり?」

 

簪は黒に大量の注文の品書きを見せると黒は大きな溜息をついた

 

「はぁ・・・仕方ありません簪さんやりますよ」

 

「うん・・・頑張ろ」

 

この後2人午後になるまでずっとデザートを作ったり盛ったりしていた

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

次回遂にあのキャラが登場します?
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