IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子- 作:ark.knight
どうもクロエ・クロニクルです
昨日は驚きの連発でした。部屋に帰ってきたら暗闇の部屋の中に黒様がいてその黒様が泣いていてと
それと・・・そのキスをしてしまいました///
それよりも黒様は抱え込み過ぎて大変な思いをしていますのでどうやって改善させましょうか
クロエからキスされた日から1週間ほど経ち翌週にはキャノンボール・ファストが開催されることになっている。黒は放課後に整備室に籠ってトイフェル・シュヴァルツの整備をしていた
「とりあえず1からバラシて確認はしましたが・・・やはり異常がないですよね」
黒は以前にも整備してトイフェル・シュヴァルツの通信障害の調査をしていた
「この場合ですとコアに問題があるのでしょうか?」
「やっほ~くー君」
黒は声のする方を見ると天井からひょっこり顔を出してる束がいた
「そんなところからどうしたのですか?」
「整備の様子を確認しに来たよ~」
「そうですか」
「どれどれ~?ふむふむへむへむ・・・どこにも異常はない・・・コアかな?」
「もうそこぐらいしかありませんよね」
「どうすんのくー君?」
「今ISコアを取って修理するしかないですよね?」
「それはオススメしないよ、ISコアを一度取るとしばらくの間弱体化するから」
「仕方ないですね、今回は辞めておきましょうか」
「黒君なんかいろいろとごめんね?」
「なにがですか?」
「福音の時からいらない心配かけちゃって」
「もういいですよ」
「いや束さんが許さないんだよ」
「それなら私のやることに目を瞑っていただけませんか?」
「何をするつもり?」
束は真剣な表情で黒に近づいてくる
「それは・・・」
「本当なの?」
「ええ本当です」
「また私のせいで黒君に迷惑をかけちゃうの?」
「私は迷惑だと思ってません、私がやりたいからこうしてるんです」
「嘘だ・・・どうしてこんなことしようとするのさ!!」
束は黒に近づき襟首を掴む
「どうしてというならあなたが言ったことです」
「私?何か言ったけ?」
「あなたですが忘れたならそこまでのことでしょうね。ですが私はそれでもしますよ」
「そう・・・」
整備室の扉が開くとそこには簪がいた
「黒・・・いる?」
「んじゃ束さんは帰るのだ」
束はここに来た通りに天井から出ていく
「ここにいますよ」
「うん・・・整備してた?」
「はい、通信障害があったのでそれを解明してました」
「もしかして・・・先週の練習で・・・無視したのって」
「恥ずかしながらそうです」
「大丈夫なの?」
「大丈夫じゃないですよ?通信ができない以上連携はアドリブでするしかないですし大変ですよ」
「それで修理は・・・できたの?」
「問題はコアにあったので無理でした。束さんに任せればすぐに解決できるんでしょうが如何せん弱体化してしまうのはまずいですし今回はこのままキャノンボール・ファストに出場します」
「不安だけど・・・黒なら大丈夫?」
「過信しすぎですよ。超人ではないですしできることは限られてます」
「なんか・・・納得できない」
「納得する必要はありませんよ」
「黒はさ・・・凄いと思う」
簪は整備室にある椅子に座る
「急に何を言い出すんですか?」
「個人的な感想・・・黒はたぶん私の・・・理想像」
「弟はどうなんですか?」
「白は・・・どこまで行っても・・・親友の延長線上」
「どうしてこんな適当な生き方をしてきた奴が理想なんですかね」
「たぶんだけど・・・仲直りさせてくれた・・・それもあるけど・・・1番はいろんなことで・・・助けてくれたから」
「助けたつもりはないんですがね」
「勝手に助かっただけ?・・・それは黒の視点・・・私達の視点は・・・違う・・・みんな黒に助けて貰った・・・それは変わらない」
「・・・」
黒は簪の言葉を黙って聞くことにしたようでハンドサインで簪に続けるように促した
「特に・・・福音の時なんてそう・・・一夏に箒の暴走にも関わらず・・・黒は2人を庇って戦った・・・その後だってみんなのピンチに駆けつけてくれた・・・黒が来なかったらと思うと・・・今でもゾッとする」
「そんなこともありましたね」
「黒は・・・いつも私たちを助けてくれる・・・ヒーローみたいな人」
「ヒーローですか・・・それなら私はダークヒーローになりましょう」
「黒がダークヒーローなら・・・白が普通のヒーローかな?」
「弟がヒーローですか、なんか締まりませんが強さだけは保証できます」
「心配するのは・・・そこなの?」
「確かに私より強いところが多々ありますが戦闘になると割と脳筋になりますし」
「そう?」
「ちゃんと見てませんね、弟はなんだかんだで短期決戦でやろうとしますので結構穴が見つかりやすいのですよ」
「そうなんだ・・・今度ちゃんと見てみる」
「そうしてください」
「ねぇ黒・・・話変わるけど・・・直すの手伝っていい?」
簪はトイフェル・シュヴァルツを指さす
「いいですよ」
「よし・・・あのシステムのお礼」
「マルチロックオン・システムですか?」
「うん・・・あの時はありがと」
黒と簪はトイフェル・シュヴァルツの復元作業に入った。復元し終わると日も暮れて下校時間に近づいていた
「『D』どうですか?」
『障害があるのは変わんねぇけど良好だ。ありがとな旦那に垂れ目の嬢ちゃん』
「私?」
『おうよ名前は・・・知らん』
「簪、更識簪」
『はいよ、垂れ目の嬢ちゃんは簪な』
「さて帰りますよ簪さん」
「うん」
黒はトイフェル・シュヴァルツを待機状態に戻すと2人は整備室を出ると寮の方に歩き出す。帰る道中テニスコート付近でテニスウェアを着たセシリアと遭遇した
「あら黒さんに簪さん、これから帰るところですの?」
「ええ、セシリア嬢もご一緒しますか?」
「はい、ああでも少々待っててくださいまし着替えてきますわ」
セシリアは部室の方に走っていく
「慌てなくてもいいですのに」
「あー・・・黒、私は先に・・・帰るね」
「そうですか、それではまた明日」
「うん」
簪は先に寮の方に向かって行ってしまう
「さて暇になってしまいましたね」
『そういや旦那1つ気になったんだがよ、あのISコアはどうすんだ?』
「あれは新規で作るためかお土産にするつもりですが」
『あれがお土産とか豪華すぎじゃねぇか?』
「余程の事がない限り渡すつもりはないのでいいでしょう」
『さいで、それであれでどんなのを造るんだ?』
「企画検討中です」
『まぁ俺には敵わないだろうけどな』
「さてどうなんでしょうね」
「黒さ~ん!!」
部室の方からセシリアが走ってくる。黒の近くに来ると止まり息を切らしたようで大きく深呼吸する
「随分と早く来ましたね」
「え、ええ」
「お疲れ様ですそれと大丈夫ですか?」
「お気遣いありがとうございますわ、もう少し待ってくださいまし」
セシリアはしばらく深呼吸すると落ち着き顔を上げる
「もう大丈夫ですわ、それよりも行きましょう」
「そうですね」
「そういえば簪さんはどちらへ?」
「先に帰ってしまいましたよ」
「そうなのですか・・・あの黒さん手を繋いでもいいでしょうか?」
「おっと、これは失礼先に言わせてしまいましたね」
黒はセシリアの手を優しく繋ぐと黒はセシリアの手を引いて寮の方に歩き始める
「ご、強引ですわね・・・あぁでもラブロマンスみたくいいですわね///」
「ラブロマンスでは無いですよ、現に付き合っているではありませんか」
「そ、そうですわね///」
「セシリアは今が楽しいですか?」
「楽しいですわ、黒さんがいてみなさんがいて事件なんかもありましたがそれもいい思い出ですわね」
「それならよかったです」
「黒さんはどうなのですか?」
「私ですか?・・・そうですね、今までの生活に比べたら楽しいですよ」
「それでしたらもっと思い出を作りましょう!!」
セシリアは黒に顔を近づけてくる
「・・・そうですね、そうしましょうか」
黒は目を瞑り少し微笑むと唇が何やら柔らかいもので塞がれる
「ん?」
「まず1つですわ///」
セシリアは黒の顔から遠ざかると顔を真っ赤にして満面の笑みを黒に向ける
「これはやられてしましたね」
「乙女は強くなくてはいけませんので勇気を出してやってみましたわ」
「これでは甲斐性無しになってしまいますね」
「それでは次は黒さんの番ですわ///」
「それはいいですが・・・周りのことも見ましょうね?」
「へ?」
セシリアは周囲を見渡すと何名かの生徒がこちらを生暖かい目で見ていた
「あ、ああ!!わたくしは!!」
セシリアは黒の手を振りほどき寮の方に走って行ってしまう
「あはは・・・やはり気にしてなかったのですか、とりあえず追いかけますか」
黒はセシリアを追いかけ寮の方に走り出す。この時のセシリアはなぜかかなり速く先に寮に戻っていき自分の部屋に篭ってしまったのである
今回もお読みいただきありがとうございます
先生・・・書き溜めが・・・したいです!!