IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

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第91話

 

 

どうも山田真耶です

 

この前は白君が襲われ大変なことになってしまいました。どうしてこんなことをしてくるのかが分かりませんがみんな仲良くってできないのでしょうか・・・

 

黒がいなくなってから早くも1週間以上経つが白はジャージ姿でいつまでもお通夜ムードの教室の中に入ると一夏に近づく

 

「おすおす一夏」

 

「あ、ああ白か。お前は今日も元気だな」

 

「まーねー、オッサンはいつまでも落ち込んではいられねぇのさ」

 

「そうか・・・」

 

「お前こそ元気ねぇな。もっとシャキッとせい!!」

 

「出来ねぇよ、黒がいなくなっちまったしよ」

 

「そうやな」

 

「なんで白はそこまで平然としてんだよ」

 

「あ?んなもん決まってんじゃんかよ。それは「お前ら席に・・・って双葉弟以外は座ってるか」この話は放課後でな」

 

白は一夏のそばから離れ自分の席に座ると朝のSHRが開始されていくのであった

 

 

 

時間は進み放課後になると白は教室に残り一夏と話し始めようとするがどうやら他の専用機持ちも集まってしまった

 

「おんや~みんな集まってどうしたんさ?」

 

「僕と簪は少し気になったことがあって白と話すならここかなって思ったんだよ」

 

「さいですか、んで他は?」

 

「わたくしとラウラさんは・・・決心をつけたくてここに残りましたわ」

 

「あたしも似たようなもんよ」

 

「私はあいつに借りをまだ返していないからそれを返す意味でもここに来た」

 

「なるほどな、んで話に入るがお前らはいつまで兄貴のこと引きずってんだよ」

 

「お前は自分が何言ってんのか分かってんのか!?」

 

一夏は座っていた椅子から立ち上がる

 

「知った上だ、それよりもお前らが何をしてんのか分かってんのか?」

 

「うん・・・分かってるつもり・・・でも今はどうしようもない」

 

「そうかよ、でもよ俺が1番泣きてぇのによ誰かさんたちがいつまでもメソメソしてっから俺がこうしてお前らを励まそうとしてんだけどよ」

 

「白兄貴・・・」

 

「それによあの兄貴が死んだと思ってんのか?超人な兄貴がこんなに簡単に死ぬわけねぇよな、福音の時だってそうだったろあんなに傷だらけになって死にかけたけどよそれでも兄貴は帰ってきたじゃねぇかよ!!」

 

「そ、そうだが」

 

「それにもし死んだとしたらなんで遺体が見つかってないんだよ。見つからないほどに分解されたんだったらそりゃ分かんねぇけどよそうじゃねぇみたいだし遺品の1つも見つかんねぇんだよ。まだ兄貴が死んだって決まったじゃないってのによ何落ち込んでんだよてめぇら!!」

 

白は壁を叩くと罅割れると沈黙が訪れるがそれを一夏が破った

 

「・・・そうだ、そうだな白の言う通りで完全に黒が死んだって決まったわけじゃないんだ!!」

 

「そうだぜ一夏、それでお前らはどう思うんだ?」

 

「わたくしもまだ黒さんが死んだって決めつけたくありませんわ!!」

 

「私そうだぞ!!まだ希望を捨てたくない!!」

 

セシリアとラウラが椅子から立ち上がる

 

「私だって・・・こんなの・・・認めたくない!!」

 

「僕だって認めたくないよ!!」

 

「私とて認めたくない!!」

 

「あたしだってあいつに仕返ししてやりたかったわよ!!」

 

「・・・そこなん?」

 

「別にいいじゃない、どう気持ちを持とうがあたしの勝手よ」

 

「お、おう、とりあえずこれでいいか」

 

「悪かったな白、いらない心配かけちまって」

 

「んなこと子供が気にすんなよ。これでも一応大人なんだからよ」

 

「こんな時に子供扱いするなよ!?」

 

「まぁ1番悪いのは兄貴なんだからよ」

 

「スルーかよ・・・なんで黒が悪いんだよ?」

 

「なんで俺らと一緒にゴールを目指さなかったかと整備不足ってとこかね」

 

「それなんだけど・・・ISコアに問題が・・・あったみたい」

 

「そうなのですか簪さん?」

 

「うん・・・黒がいなくなる・・・少し前に・・・整備した時・・・そういわれた」

 

「コアは篠ノ之博士しかわからないから仕方ないんじゃないかな?」

 

「そうかね?とりまこの話は後にすっけど後はクロエか」

 

「そうですわね、黒さんがいなくなってからというもののまだ一度も登校していませんわね」

 

「だいぶ経つけど明日も来なかったらセシリアとラウラ頼むぞ」

 

「ああ分かっている」

 

「んじゃ俺は別に用があっから今日は解散な」

 

白は席を立ち教室から出ていく

 

「黒はどこまで分かってたんだろ?」

 

「急にどうしたシャルロット?」

 

「箒は知らないかもしれないけど夏休みに僕の働く会社に泊まってたんだけどそこで黒がみんなを任せましたよって言ってたんだよ」

 

「どういうことですの?」

 

「深くは知らないけどたぶん黒は少なからずこういう風になることが分かってたのかな?」

 

「そういえば黒兄貴は私達3人にもそういう風な事を言ってたな。これはつい最近だけどな」

 

「謎が・・・謎を呼ぶ?」

 

「そうね、でも今はあたしたちにできることをしましょ」

 

「できること・・・なんかあるか?」

 

「あるわよ!!少しでもISでの戦闘で強くなることでしょ!!」

 

「そうだぞ一夏、もし黒が帰ってきたときに今の私たちを見たら弱く思うかもしれんぞ?」

 

「それだけはダメだな、それだけは避けないとな」

 

「しばらく訓練をサボっちゃったけどね」

 

「忘れてた・・・ま、まぁ仕方ないよな?」

 

「そのまま・・・堕落しなければ・・・大丈夫?」

 

「しねぇよ、また今度から頑張ろうぜ!!」

 

一夏の掛け声でいつもの元気を取り戻した専用機持ちは意気込むのであった

 

 

 

この頃白は生徒会室に向かっていた。白は生徒会室の前まで来るとノックすると虚が出てくる

 

「白さんじゃないですか、生徒会に何かご用ですか?」

 

「まぁ兄貴の分の手伝いっすよ」

 

「それは嬉しいのですが・・・とりあえず入ってください」

 

白が中に入ると山積みになっている書類があるがそんなことをお構いなしに楯無は窓から外を見ていた

 

「どうも会長があの調子で仕事が山積みなんですよ」

 

「こっちもか」

 

「こっちもというと1組でもそうでしたか?」

 

「そうっすよ、まぁそっちはさっき解決してきたんで問題は無いっすよ」

 

白は楯無に近づくがそれでも外を見続ける楯無

 

「おーい会長さんや、話あんだけどいいか?」

 

「無駄ですよ、私の話ですら一切聞いてくれなかったのですから」

 

「どれだけ兄貴が中心人物だったかが分かんな、でも俺は俺なりのやり方しか知らねぇからな」

 

「何をする気ですか?」

 

「何ってこいつの目を覚まさせる簡単なやり方だぜ?」

 

白は楯無の顔に近づくと耳に息を吹きかける

 

「ひやぁ!?」

 

「おすおす会長さんや」

 

「ああ、白君ね」

 

ようやくこちらを見た楯無だが今までの楯無ではなくどこか物悲し気な雰囲気を醸し出していた

 

「元気ないねぇ」

 

「そりゃそうよ、あんなことがあった後ですもの」

 

「兄貴が死んだってか?」

 

「・・・そうだけど白君はなんとも思ってないの?」

 

「思うところはあっけどそんなにうだうだ言ってらんねぇよ」

 

「そう・・・」

 

「それにまだ兄貴が死んだって確定したわけじゃないってのにな」

 

「それは分かってるわ分かっているけど悔しかったのよ。私は何もできずただ見てるだけでその後も何もできなかったんですもの」

 

「だかろその落ち込みようか、いい加減にしろや!!」

 

白は楯無にビンタをすると開店する椅子に座っていたため器用にその場で回転する

 

「なにしてるんですか白さん!?」

 

「黙ってろ!!あのな本当はな俺が1番辛いんだよ!!兄貴が死んだら本当の家族は誰一人としていなくなっちまうんだから怖いんだよ!!でもないつまで経ってもその場で止まってる方が怖いんだよ!!」

 

「っ!!」

 

楯無は息を飲むとそのまま白は話し続ける

 

「確かに兄貴がいなくなったのは最悪かも知れねぇけどもう起きたことはしょうがないだろうがよ!!それとも何か?お前は兄貴がいなきゃなんもできないのか!?」

 

「そんなことないわよ!!ただ私は生徒会長で生徒を守れなかったダメな会長よ?」

 

「なら今回の事を踏まえて考えろよ、どうしたら生徒を守れるかってな」

 

「・・・そうね、ありがと白君」

 

「はぁ疲れたぜ、兄貴はこんなガキのお守してたんか」

 

「だれがガキよ!?」

 

「さてな、ほれさっさと書類仕事しろよ。かなり溜まってるみてぇじゃねぇかよ」

 

「・・・あー今日はもう帰ろうかしら」

 

「ダメですよ、黒さんがいなくなってから作業効率がガタ落ちしたのですからその分しっかりと働いてもらいます」

 

「明日、明日頑張るからダメ?」

 

「・・・仕方ありませんね、明日ですよ?」

 

「ありがとうね虚ちゃん」

 

「もちろん白さんにも手伝ってもらいますよ」

 

「分かってる分かってる、それよりも今日で2回も声を張るとは思わなかったぜ。超辛いっすわ」

 

「紅茶でも出しますか?」

 

「んじゃ甘えとくわ」

 

虚が紅茶を淹れに行くと白はソファに座りくつろぎ始める

 

「んで会長さんや、今日で気持ちの整理位しとけよ?」

 

「そうするわ、でもありがとうね白君」

 

「それはこの書類が片付いてからにしておいてくれや」

 

「そうさせてもらうわ」

 

この後虚が淹れた紅茶を飲みくつろぐ3人だが楯無は元気が戻ったようだが白に弄られるのであった

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

明日は投稿できるかわかりませんので明日から3日間である程度制作するつもりです
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