IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子- 作:ark.knight
PC新調したのに・・・
白は休日は346の方に向かってレッスンをこなすと直ぐに帰路についた。夜には白は部屋で束と一緒に夕食を取り椅子に座ってゆっくりとしていた
「ふい~よう食ったわ」
「大きなハンバーグだったね~はー君よく作れるね」
「まぁこれでも一応料理はできる方やし」
「できる範囲こえてるけどな~」
「知らねぇよ、束はできんのか?」
「できないよ~」
「俺的には料理できた方が嬉しいんだけどな」
「なして?」
「俺もさここを卒業したらどうなるかわかんねぇしよ。その間に嫁さんの飯は食っておきてぇのさ」
「嫁さんなんてもうはー君たら大胆~」
束は身を捩らせながらトリップし始める
「実際にクロエは兄貴に食わせるために覚えたようなもんだし束も覚えてみたらどうだ?」
「それじゃあ、はー君が教えてくれるならやってみるよ」
「はいはい、んじゃ明日からな」
「へーい」
束と楽しく会話してると部屋の扉からノックする音が聞こえる
「ちと隠れてな」
「分かってるよはー君、もう2人きりの時間を潰すなんて許さん!!」
束は何やら機械を懐から取り出すと見えなくなる。それを確認した白はゆっくり扉を開くと楯無がいた
「やっほ~白君」
「なんすか会長さんや、こんな遅くにここに来てよ」
「とりあえず今暇?」
「暇といえばそうっすけど何かあったんすか?」
「今ね私のISは整備に出してて連絡できなかったんだけどようやく1つ解読し終わったのよ」
「それは本当か?」
「簪ちゃんの協力があってこそできたけどね」
「なんで簪が出てくんだよ?」
「それはね私が1年生の専用機持ちに教えたのよ。勝手にごめんね」
「いや手数は多い方が楽なのは知ってるからいいけどよ、1つぐらい相談があってもいいだろ」
「白君は今日は仕事だったでしょ?あまり邪魔しちゃ悪いかなと思って」
「そりゃ悪かったな、んで何が解けたんだ?」
「それを話したくて呼びに来たのよ。後は白君だけよ」
「そうかい、それじゃ
「誰もいないわよね?」
白は部屋を出ていき楯無は部屋の中を確認するが中には誰もいない
「どこにでもいてどこにもいない奴に言ったんだよ」
「なによそれ?」
楯無も白の後を追い扉を閉めると束は姿を現す
「・・・いってらっしゃい、はー君」
2人は談話室に入るとそこには1年の専用機持ちとクロエが揃っていた
「遅いわよ白」
「鈴が早いだけじゃね?」
「はいはい2人とも静かにね。これ以上うるさくするとお姉さん怒っちゃうぞ」
鈴は楯無を睨むが効果は無く逆に鈴の方が顔を青くした。白がそんな鈴を見て後ろを振り向くとそこにはにこやかに笑っている楯無がいるがどこか殺気立っていたのである
「おいおい、こんなとこでヤル気じゃねぇよな?」
「するわけないじゃない。そもそも私は生徒を守りもするけど反抗する子には・・・ね?」
「お姉ちゃん・・・早く話しない?」
「それもそうね。ごめんね鈴ちゃん」
「あ・・・いえ・・・ごめんなさい」
「わかってくれればいいのよ。さて白君も早く座ってちょうだい」
白は楯無に背中を押されて部屋の中に入り椅子に座ると楯無も座り話し始める
「さてみんなが知っているけどあの暗号?の解読が1つ終わったのよ」
「楯無さんその前にいいですか?」
「なにかあったの一夏君?」
「どうしてこれを隠してたんですか?」
「隠してたっていう言い方は違うわよ?ある程度情報が固まったら話すつもりだったのよ」
「でもその情報が集まらなかったらどうするつもりでしたか?」
「その場合でも話すつもりだったわ。なるべく混乱を抑えるために話す内容は少なくするつもりだったけど」
「そうですか」
「ごめんね一夏君、でもねこれは吉報なのよ」
「吉報ですか?」
「これは教えてなかったけどもしかしたら本当に黒君が生きているかもしれないという知らせなのよ」
「本当ですか!?」
元々知っていた白とクロエにセシリア、ラウラ、楯無以外のみんなが驚く表情を見せる
「驚くのも無理はないけど本題に入るわよ。まず仮定だけど今分かってるところは悪魔の部分は黒君で今は何かしようとしてることと修学旅行には姿は見せないけど黒君は来ることね。さてそれで今回分かったのはラウラちゃんの部分よ、簪ちゃん後はお願いね」
「うん」
みんなの視線が簪に集まる中簪は暗号を解説し始める
「これは・・・あるゲームのもじりで・・・要約すると・・・黒は世の中を変えるために黒が現れる・・・2文目は微妙だけど3文目は・・・みんなを助けるために現れるかな」
「私たちを助けるだと?」
「もしあのゲーム通りなら・・・黒はやられたふりをして・・・敵を欺くために隠れてる・・・それが3文目の暫しの眠りかな?」
「それじゃあ黒はあの時わざとやられたってこと?」
「そこまではわからない・・・けどそれは重要なことだった・・・と思うよ?」
「ようは黒はあたしたちを助けるために動いてるのよね?」
「たぶんそうだとは・・・思うけど」
「ならいいじゃない、黒が生きててあたしたちを助けてくれる時に姿を見せるんでしょ?」
「素直に来てくれるといいのですが分かりませんわね」
「そん時は1発ぶん殴っても連れ戻せばいいのよ」
「それはさすがの私でもどうかと思うぞ?」
箒の発言に鈴以外の全員が頷くと今度は鈴の顔に青筋が立つ
「なによあんたらの妙なその呼吸のあった頷きは!!」
「まぁまぁ鈴落ち着いて、話が進まなくなるからさ」
「うっさいわよシャルロット!!」
「んじゃ次は俺っすか」
「白君も何かわかったの?」
「俺はクロエのやな、束から聞いたんだけどよ兄貴は世の中・・・女尊男卑というくだらないものを潰すといってたそうでこれが嘘歴史の部分かね。つまり女尊男卑のこの世の中を潰して元の状態の世界に戻すってのがこの文だな」
「女尊男卑の世の中・・・いやまさかよね?」
白の解説を聞いた楯無は何か思いついたようで考え込む
「お姉ちゃん・・・急に考え込んで・・・どうしたの?」
「ねぇクロエちゃん、このメールが届いたのっていつ?」
「えっと確か一昨日の0時です」
クロエは自分の携帯を取り出し確認する
「なんかあったか?」
「ここ最近というより一昨日から女性権利団体の重役から平社員が行方不明になる事件が発生してるよの。もしかしたら黒君がこの事件に関与してるんじゃないかと思ってね」
「黒兄貴がそんな事件を起こすとは思えないが」
「いや分からないわよ、黒君と連絡が取れない以上確認しようがないけど」
「黒は何してるんだよ・・・早く戻って来いよ!!」
「一夏・・・」
目の前にある机を一夏が叩くと箒がそれを宥める
「今はこの暗号が本物だって信じるしかないのか」
「そうね、それでここから重要なんだけど今度の修学旅行は京都よね?」
「そうですわ、ぜひ黒さんと一緒に回りたかったですが」
「それで来月の頭に下見に行くのよ。その時にみんなには同行してもらうわ」
「どうしてよ?」
「本当は生徒会の方の仕事なんだけど今回は特例だとかでみんなに同行させるように命令が来たのよ」
「その話は怪しいね、でも行かなきゃいけないんですよね楯無会長?」
「そうよシャルロットちゃん、もしこの暗号通り黒君がみんなを助けるの部分を想像するとこれは襲撃があるとみていいわ」
「またっすか、なにが悲しくて襲撃してくるんだか」
「・・・本当に嫌な話よね、でもみんな気をつけるのよ?」
「あの楯無会長、その話は専用機を持っていない私もでしょうか?」
「クロエちゃんには来てないわ、今回もだけど辛い思いをさせるわね」
「いえ大丈夫です。皆様がどうかご無事であることを祈っています」
「ありがとうね、さて今日の話はこれまでにするけど何か質問はあるかしら?無いなら解散にするわね」
誰も質問は無くそれを確認した楯無は談話室から立ち去る
「んじゃ俺も帰るわ、仕事があったしそれに兎の機嫌も取らなあかんしな」
「兎?ペットか何か飼ってるの?」
「飼ってはねぇよ、ただ大好きなだけさ」
白も談話室から出ていくとそのまま部屋に戻る。部屋に戻り中に入ると束は自作のPCで何か作業をしていた
「おすおす帰ったぞ~」
「おかえりはー君」
「なんかの作業中だったか邪魔したか?」
「そんなわけないよ~ただ遊んでただけだよ~」
「さいですか、さてと俺はあと寝るだけなんだがどうする?」
「今日も一緒に寝よう!!」
「はいはい」
2人は一緒のベッドに入り電気を消すと白はすぐに寝てしまった
「おやすみはー君」
束は白が寝たのを確認すると白の唇にキスするとそのまま束も眠りについた
今回もお読みいただきありがとうございます
投稿が遅くなってしまい申し訳ございませんでした
またしても今回の話のデータが壊れたり、うぷ主が熱出して寝込んだりしてしまったので
遅くなってしまいました。
次の投稿は土曜になります